織田竜也 (オダタツヤ) 准教授 学 位 社会学修士(慶應義塾大学、1999 年) 慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学(2002 年) 所 属 多文化コミュニケーション学科(日本語日本文化専攻) 研究室 民俗学研究室 担当科目 民俗学概論、文化人類学概論、民俗学基礎演習、信濃の民俗、 記録文化論、記録資料史、卒業研究(民俗学)など 所属学会 日本民俗学会、日本文化人類学会、地理情報システム学会、 日本デジタルゲーム学会 【1】研究活動 民俗学と文化人類学の観点から、地域独自の交換現象について研究を行なっている。市場 経済化やグローバル化といった広域的な社会変動に際して、民俗や文化がどのように変容 するのかに関心がある。観光と結びついた民俗や文化の資源化にも注意を向けている。最 近ではマンガ、アニメ、ゲームと民俗文化の融合について研究している。 1. 民俗学的交換論の構築へ向けて:諏訪大社御柱祭における「ふるまい」を事例として 『日本民俗学』第 228 号、日本民俗学会、2001 年。 2. 政治経済への民族誌学的接近『哲学』第 107 集、三田哲学会、2002 年。 3. ポランニー経済人類学の再考:統合形態概念のポジション『慶應義塾大学大学院社会学 研究科紀要』第 53 号、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2002 年。 4. 対抗資本主義が生まれるとき:スペイン・カタルーニャにおける地域通貨活動『民族学 研究』第 68 巻 4 号、日本民族学会、2004 年。 5. 交換と経済:他者とは何か?『文化人類学のレッスン』学陽書房、2005 年。 6. オントロジー駆動型 GIS(ODGIS: Ontology-Driven GIS)の現状と展望 地理情報シ ステム学会、第 15 回研究発表大会、2006 年。 7. 観光資源としての歴史空間:長崎市出島和蘭商館跡の復元整備事業『人間と社会の 探究』第 63 号、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2007 年。 8. 交易港と異文化空間:長崎港の機能と解釈『哲学』第 119 集、三田哲学会、2008 年。 9.『経済からの脱出』 (共編著)春風社、2009 年。 10. 諏訪の御柱祭『季刊民族学』132 号、国立民族学博物館、2010 年。 11. 変容する景観:長崎市の「まちなか再生計画」と大河ドラマ「龍馬伝」 『道の宗教性 と文化的景観』科研費研究成果報告書、2011 年。 12. 民俗文化とデジタルコンテンツ:信州渋温泉「モンハン渋の里」日本デジタルゲーム学 会大会予稿集、2015 年。 13. 世界観に表出する野生『森羅万象のささやき:民俗宗教研究の諸相』 、風響社、2015 年。 【2】地域との連携 1. 市民カレッジ講師「港に出現した異文化:開国期の横浜・長崎」2011 年。 2. 市民カレッジ講師「文化としての遊び:マジック・サークルを考える」2015 年。
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