平成27年7月1日 神戸大学法科大学院への入学希望者のみなさんへ ~平成28年度入試からの変更点~ 神戸大学法科大学院では、平成27年度入試(平成26年秋に実施)より、入試制度を変更 しましたが、平成28年度入試を実施するに当たり、さらに制度を改めました。今回の変更 の要点は、以下のとおりです。 1.併願に関する変更点 本法科大学院入学希望者は、平成 27 年度入試から、法学未修者コースと法学既修者コー スの両方を併願受験することができるようになりました。 そして、平成 27 年度入試においては、両方のコースに合格した場合に入学を希望するコ ースを選択することができるとしていました。この点を、平成 28 年度入試から改め、法学 既修者コースへの出願者が、第2希望として法学未修者コースに出願することを認めるこ ととします。つまり、併願者は、第 1 希望が法学既修者コース、第 2 希望が法学未修者コ ースとして出願することになり、両方のコースの試験ともに合格点以上の点数を獲得した 場合、法学既修者コースのみについて合格となります。 2.3 年次飛び入学の出願要件に関する変更点 従来、3 年次飛び入学の出願要件のうち在籍期間の要件は、次のようなものでした(平成 27 年度学生募集要項より)。 ①在籍期間 以下のいずれかに該当する者であって,休学期間がないもの 1.日本の大学に,平成 24 年度に入学し,平成 27 年3月末時点で3年在籍することとな る者。 2.日本の大学に,平成 26 年度に3年次編入学した者。 この「①在籍期間」の要件を変更し、平成 28 年度入試から、次のとおりとします。 ①在籍期間 以下のいずれかに該当する者 1.日本の大学に,平成 28 年3月末時点で3年(休学期間がある場合は、休学期間を除い て3年以上であって4年に満たない期間)在籍することとなる者。 2.日本の大学に,3年次編入学した者であって,平成 28 年3月末時点で,出願時に在学 している大学において1年(休学期間がある場合は、休学期間を除いて1年以上であ って2年に満たない期間)在籍することとなる者。 1 この変更の結果、たとえば、国内の大学に在学3年目であるが、途中6か月間、アメリ カの大学に留学していたため、国内の大学に 6 か月の休学期間がある者も、3年次飛び入 学の制度を使って受験することができるようになります。 3.「他学部卒業者」「社会人」の定義に関する変更点 従来、「他学部卒業者」「社会人」の要件は、次のようなものでした(平成 27 年度学生 募集要項より)。 「他学部卒業者」とは,以下の①又は②のいずれかのものを指します。 ① 主として法律学以外の専門分野を学ぶことが明らかな学部・学科(理学部,工学部,薬 学部,医学部,文学部,経済学部経済学科,経営学部経営学科,商学部など)の卒業 者。 ② 主として法律学を学ぶ学部・学科(法学部法律学科・政治学科,法文学部法律学科,経 済学部法律学科,経営学部経営法学科,法政策学部,総合政策学部,経済システム法 学科など)の卒業者のうち,(イ)又は(ロ)のいずれかに該当するもの。 (イ)実定法以外の科目を 80 単位以上修得している出願者 (ロ)修得した単位のうち,10 分の6以上が実定法以外の科目である出願者 「社会人」とは, 大学の学部を最初に卒業した後,大学・大学院等主として昼間に授業が行われる教育課 程で学んだ期間を除き,本法科大学院への入学時において満3年以上を経ている出願者を 指します。 これらの定義を、平成 28 年度入試から次のように改めます。 「他学部卒業者」とは,法学系の課程以外の課程の出身者を指します。「法学系の課程」 とは,「学士(法学)を授与している学部学科専攻等」をいいます。 「社会人」とは, 「大学卒業後 1 年以上の社会経験を有する者」を指します。 以上 2
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