公 安 委 員 会 議 事 録 福島県公安委員会の開催状況 第1 開催日時・場所及び出席者 1 日 時 平成27年1月29日(木) 2 場 所 公安委員会室 3 出 席 者 第2 午前10時10分~午前11時50分 天 候 晴れ 公安委員長以下3名 定例会議 警察本部側出席 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、 警備部長、情報通信部長、首席監察官、警備監、警察学校長 1 提案事項 (1) 福島県道路交通法関係手数料条例の一部を改正する条例案について 交通企画課長から、改正の趣旨、改正の内容等について説明があり、委員による審 査の結果、原案どおり可決した。 (2) 各種交通規制の実施について 交通規制課長から、規制の種別、件数(12種119件)、規制の実施理由について説明 があり、委員による審査の結果、原案どおり可決した。 2 報告事項 (1) 第30回「福島県民の警察官」表彰受章者の決定について(主催者:産経新聞社、福 島テレビ) 首席監察官から、受章者、表彰式等について報告があり、3委員から次のとおり意 見があった。 委 員: 受章者には、警察官の模範としての姿勢を示し、今後、後輩を指導をし ていただきたい。 委 員: 様々な活動に尽力され、県民の安全、安心を守ってこられた方々の受章 に心からお祝いを申し上げる。 委 員: 受章者には、これまでの経験を若い人に伝承していただきたい。 (2) 平成26年度第3四半期における警察庁及び東北管区警察局監察の受監結果について 首席監察官から、受監内容、受監結果等について報告があり、委員から次のとおり 意見があった。 委 員: 指摘事項及び指導事項なしという受監結果は大変良かった。今後一層の 奮励に期待する。 (3) 南会津町における殺人事件の発生・検挙について 刑事部長から、1月26日に検挙した同事件の概要等について報告があり、委員から 次のとおり意見があった。 委 員: 大変悲しい事件である。事件の動機等をしっかり捜査するとともに、再 発防止にも配意していただきたい。 (4) 須賀川市における現住建造物等放火事件の発生・検挙について 刑事部長から、1月28日に検挙した同事件の概要等について報告があった。 (5) 松葉会系暴力団組長による福島県暴力団排除条例違反事件の検挙について 刑事部長から、1月19日に検挙した同事件の概要等について報告があり、委員から 次のとおり意見があった。 委 員: 暴力団壊滅に向けた努力が大きな成果を上げたと思う。今後の更なる暴 力団対策の推進に期待する。 (6) 平成26年中の暴力団検挙状況等について 刑事部長から、検挙状況、暴力団等に対する今後の対策等について報告があり、2 委員から次のとおり意見があった。 委 員: 原子力発電所構内作業において暴力団幹部による労働者派遣法違反事件 を検挙できたことは良かったと思う。今後ともこうした事件の検挙を重ね、 福島の復興が進むように尽力いただきたい。 刑事部長: 一昨年9月、福島原発内に暴力団等排除対策協議会現地連絡会を設立し、 組織犯罪対策課、双葉署、元請け企業幹部の方と月1回程度、作業部内の パトロールを継続して実施しております。 委 員: 今後もこうした連絡会や原発内のパトロール等を犯罪の未然防止に役立 てていただきたい。 3 一般的事項 委 員: これから寒さが更に厳しくなるので、職員の体調管理には十分配意して活 動していただきたい。 委 員: 先ほど警備監から、吾妻山の火山性微動の発生について説明があったが、 今年はふくしまデスティネーションキャンペーン開催の年であり、復興に向 けて多くの観光客に来てもらう年なので、防災に関する各種情報の伝達につ いて関係部門としっかり連携してほしい。 第3 決裁等 1 報告事項等 (1) 県民サービス課長から、福島県公安委員会・福島県警察外部通報処理要綱及び福島 県警察内部通報処理要綱の一部改正について説明を受けた。 (2) 生活安全企画課長から、なりすまし詐欺被害防止広報ポスターについて説明を受けた。 (3) 警備監から、吾妻山の火山性微動の発生について説明を受けた。 2 決裁関係 (1) 公安委員会補佐室長から、議事録等について説明を受け、決裁した。 (2) 生活安全企画課長から、ストーカー規制法に基づく警告の実施について説明を受け、 決裁した。 (3) 総合運用指令課長から、警察職員の援助要求について説明を受け、決裁した。 (4) 運転免許課長から、1月29日に実施した運転免許意見の聴取等(27件)について説 明があり、委員による協議の結果、原案どおり処分を決定した。
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