公 安 委 員 会 議 事 録

公 安 委 員 会 議 事 録
福島県公安委員会の開催状況
第1
開催日時・場所及び出席者
1
日
時
平成28年8月2日(火)
2
場
所
公安委員会室
3
出 席 者
第2
天
候
晴れ
公安委員長以下3名
定例会議
警察本部側出席
1
午前10時10分~午後0時00分
本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、
警備部長、情報通信部長、首席監察官、総務監、警備監、警察学校長
提案事項
なし
2 報告事項
(1) 「なりすまし詐欺」被害の認知状況等について(7月末)
生活安全部長から、認知状況、特徴、被害防止対策等について報告があり、3委員
から次の旨の意見があった。
委 員: 7月中は被害の認知件数が増加すると共に地域による認知状況の変化も
でてきているので、現状分析に加え、被害防止ネットワークの更なる強化
など、今後も関係機関と連携した対策を講じていただきたい。
(2) 平成28年度福島県警察通信指令競技会の開催結果について
地域部長から、同競技会第一部、第二部の団体及び個人の表彰者等について報告が
あり、2委員から次の旨の意見があった。
委 員: 今回の競技会は、各署の副指令長を競技者に指定したことにより、副指
令長の技能向上が図られたと思う。今後も様々な取組を実施して更なる通
信指令の技能向上に努めていただきたい。今後開催される全国の競技会お
いて好成績が得られるよう訓練を重ねていただきたい。
(3) 新たな刑事司法制度等への対応について
刑事部長から、取調べの録音・録画制度(義務化)の導入、通信傍受の合理化・効
率化等について報告があり、3委員から次のとおり意見があった。
委 員: 非常に画期的な制度が法制化されたので、職員に対して法に則った捜査
方法や心構えを十分に教養し、新たな制度に対応できる人材を育成してい
ただきたい。
委 員: 特殊詐欺の中枢部の検挙に向けて、新たな制度を効果的に活用していた
だきたい。
委 員: 新たな制度の構築に伴い、必要な機器の計画的な整備を着実に進めてい
ただきたい。
(4) 平成28年夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動の実施結果について
交通部長から、同期間中の交通事故発生状況、主な取組について報告があり、2委
員から次のとおり意見があった。
委 員: 高齢化社会における死亡事故防止の取組の中でも、適切な運転免許証の
返納は重要なことから、様々なデータを分析して、返納の奨励に役立てる
よう配意していただきたい。
委 員: 運動期間中の取組として、イベントに著名人を招いたり多数の学生や児
童の参加を企画したりすることにより、交通安全意識の高揚が図れたので
はないかと思う。また、高齢者の自転車による事故については一層の注意
喚起が必要と思う。
(5) 警衛及び警護の結果について(7月中)
警備監から、警衛及び警護の実施状況等について報告があり、3委員から次の旨の
意見があった。
委 員: 大変多くの警備が実施された中、何事もなく終えられたことに感謝する。
これからも選挙等に伴い警備の増加が予想されることから、警備に関する
専門的技術の確実な伝承により、今後も適切な警備を実施していただきた
い。
(6) 緊急事態等に関する関係規程の制定について
警備監から、同規程の制定の趣旨、制定日等について報告があり、委員から次のと
おり意見があった。
委 員: 旧規程の制定から期間が経過しており、情勢の変化に対応した規程の整
備は適切と思う。
(7) 新しいゲームソフトウェアへの対応について
生活安全部長、地域部長、交通部長及び警備部長から、同ゲームソフトウェアへの
対応状況について報告があり、2委員から次の旨の意見があった。
委 員: それぞれの部門で適切に対応されていると思う。今後も、事故防止を含
め、利用者が新たな犯罪に巻き込まれることのないよう注意喚起に努めて
いただきたい。
第3
決裁等
1 報告事項等
(1) 警務課企画官から、福島県警察の組織に関する条例等の一部改正について説明を受
けた。
(2) 監察課長から、監察業務について報告を受けた。
(3) 生活安全部参事官から、ストーカー規制法に基づく警告の実施について報告を受け
た。
2 決裁関係
(1) 公安委員会補佐室長から、公安委員会議事録等について説明を受け、決裁した。
(2) 公安課長から、警察職員の援助要求について説明を受け、決裁した。
(3) 運転免許課長から、
ア 8月2日に実施した公安委員会の意見の聴取(19件)について説明を受け、委員
による協議の結果、原案どおり処分を決定した。
イ 8月2日に実施した公安委員会の聴聞(7件)について説明を受け、委員による
協議の結果、原案どおり処分を決定した。