別紙 4-1 特記仕様書【ランクＳ】【ランクＳ】酒造工場についての取扱（１）OH 式蒸気槽について本装置は、むし米の際に外硬内軟、サバケ、香りの良い最高のむし米α化度 99.5%以上を提供する装置の為、原料処理機械に熟知した者が作業をする事とする。また装置立ち上げの際、本装置の性能として、甑に張る米の量・質に応じて蒸気の発生が自由にコントロールでき、蒸きょう時間の経過と共に発生する蒸気は乾き蒸気になることや、蒸気発生槽の最上部のスーパーヒーターによって蒸気を更に乾燥し、サバケの良い外硬内軟の蒸米になることを再度確認したうえで立ち上げ完了とする。（２）ファーストステンレスチラーキングについて本装置は、醪発酵の際に仕込水を＋１℃まで効率よく冷却する装置の為、原料処理機械に熟知した者が作業をする事とする。また装置立ち上げの際、本装置の性能として、酒母・醪温度の上昇を抑えることを再度確認したうえで立ち上げ完了とする。（３）サーマルタンクについて本装置は、酒の仕込み・貯蔵の際に、低温発酵と生貯蔵に安定した冷却をする装置の為、原料処理機械に熟知した者が作業をする事とする。また装置の立ち上げの際、本装置の性能として、低温発酵や安定した冷却を再度確認したうえで立ち上げ完了とする。（４）佐瀬式吟醸用水圧機について本装置は、醪搾りの際に圧搾をする装置の為、原料処理機械に熟知した者が作業をする事とする。また装置立ち上げの際、本装置の性能として圧搾圧力や粕歩合を再度確認したうえで立ち上げ完了とする。（５）天幕式自動製麹装置について本装置は、麹造りの際に仲仕事までと、その後の発熱最盛期と、それぞれ必要な風量・風圧に回転を合わせ程良い麹にする装置の為、原料処理機械に熟知した者が作業をする事とする。また装置立ち上げの際、本装置の性能として、麹の品温の上昇に伴ってファンが回り出し、品温が下がると止まる断続通風を再度確認したうえで立ち上げ完了とする。