補助金精算処理において 注意すべき点 ~平成25年度 補助金精算を振り返って~ *精算処理を進めてきた中で大阪市から指摘 を受けた事項 1.事業別報告書の未添付 ・事業別報告書の未作成 ⇒各事業の責任者が作成(会計担当者がフォロー) ・事業開催時のポスター・回覧板・写真が未添付 (特に1年1回の事業) ・ポスター・回覧板の主催者・共催者名について ポスター回覧板の主催者が「地域活動協議会」名義でなけれ ば、地活協の事業と認められず補助金対象にはならない。 別紙1参照 ・効果検証関係(アンケート、ヒアリングした内 容のまとめ、反省会議事録等)の未添付 *事業の満足度、必要度、事業に関する意見 等を記載する必要有 →公金からの補助を受けるということで、地域にとって有意義な 事業であるかどうかの検証が求められています。 別紙2参照 2.領収証について ・原則レシートがあれば領収証は不要 *ただし、支払日、品名(但し書)、発行元、店名、住所、連絡先 の記入のないものについては領収証が 必要 *レシート、領収証につき、品名が単に「商品代」「食材費」となっ ているのは不適切 悪い例 コピーすると店名・住所・電話番号・ 品名が読み取れない。 この手のレシートの場合、領収証を 依頼した方が良い。 ・宛名がない、宛名が不適切 宛名の良い例 〇〇地域活動協議会(地活協正式名称) 〇〇地活協 宛名の悪い例 〇〇連合町会 〇〇連合青年部 ○○校下地域活動協議会(「校下」不要) 〇〇校下社会福祉協議会 〇〇女性会(その他各種団体名義) 上様 ・但し書が記載されていないもしくは不適切 *単に「商品代金として」ではなく具体的な名称 や単価を記載する方が望ましい。 例:精肉(牛肉)10kg @600/100g りんご @100×20個 ・レシート・領収証の貼付方法が不適切 *大阪市にはコピーを提出するため、 ・領収証とレシートを重ね合わせて貼っている。 ・長いレシートを折り込んで貼っている。 とコピーしたときにレシート・領収証の内容が確 認出来ません! 別紙3参照 ・不適切な領収証が含まれている *アルコール類、単に支給することを目的とした商品、1回700 円を超える食糧費については大阪市補助金対象と認められ ないため、レシート・領収証の添付はしないこと。 *補助対象品と補助対象外品を同時に購入する場合は事前に 分けて別々の会計をする。 (同一のレシートや領収証に補助対象品と補助対象外品が混 在するのは望ましくありません。) 例:購入する商品にアルコール類が含まれる場合、補助対象 品とアルコールを事前に分けて購入してください ・食糧費と消耗品の違いについて *食糧費 事業に直接関係ある会議用、接待用の茶菓、食事 代。ただし、茶菓代は150円/人、食事代は700円 /人を上限とする。 (アルコール類は不可) *消耗品 食糧費に当てはまらない食材(使用金額上限なし) (料理の材料や、果物をカットして出す等加工して提 供する場合は消耗品) ・食糧費と消耗品費の違い(具体例) *1回の事業での食糧費合計は700円以内 例:食事サービス時50人に500円の弁当と100円ペットボトルの お茶と個別包装の120円の大福を出す→合計720円の支給 となるのですべてを補助対象にするのは不可 *弁当等が1品で700円を超えるその弁当等は補助対象外 になる。 例:食事サービス時に50人に500円の弁当を支給し、200円の お茶(2リットルペットボトル)25本をコップで支給、3,000円の ケーキを2つ、カットしてそれぞれに支給した場合→1人あた り720円の支給だが、すべてが補助対象 (お茶とケーキは消耗品扱いになり、弁当のみが食料費扱い になるので、食糧費700円制限にかからない) ・「単に支給を目的とするもの」とは *消耗品費 福島区地域活動協議会補助金交付要綱 別表第2より抜粋 以下のようなものは消耗品費として認める。 記念品、贈与寄付物品、支給品等 (ただし、単に支給を目的とするようなものは不可) *事業内で使用せず、そのまま各自持ち帰る記念品・ 支給品等は補助金対象事業として認められにくい。 事業で記念品・支給品を配る場合は熱中症対策等 の名目で事業時間中に使用することを前提として物 品を選ぶこと。(事前にまちセンに相談を!) ・老人憩の家の経費について *コミュニティセンター(福祉センター)で使用する(請求される)、 電気代、水道代、ガス代、電話代については各センターで集 計された金額を按分し、各センターから各地活協に請求する。 (各センターから地活協宛ての領収証で可) この際、電力会社等からの各センターあての領収証をコピー し、請求明細の一覧表を作成して照合可能な状態にする。 (自動振込を利用している場合は、銀行通帳のコピーで可) *備品(カラオケ、テレビ等、調理機器等)について、地活協事 業と地活協事業外(コミセン等)で按分して使用することが 明らかな場合は按分額で領収証を作成する。地活協事業で ある憩の家のみでほぼ使用される場合は地活協名義で領収 証を作成する。 ・個人への給付、構成団体の事業への補助は 対象外 ・ハイキングで現地まで移動するための交通費は個人への給 付と考えられ、補助金対象外となる。(但し、スタッフの交通費 は必要経費として計上可能) ・主催が地活協でない事業は補助金対象外 また、町会加入者のみ、老人会のみ、女性会のみが参加する 事業は補助対象外になる。 *地域内のある特定の個人、集団、団体のみを対象にした活 動や事業には補助金事業と認められない。 ・地活協補助金事業の金銭の収入について ・地活協補助金事業について、公金を使用していることから 効果検証が求められる。 (アンケートやヒアリングによる効果検証等) 売上のある事業(高齢者食事サービス・ふれあい喫茶)は 収支明細書の「収入金額」のところに、売上を記入する。 *盆踊りやその他事業で地活協に収入が入る場合もできる 限り、売上の把握を。
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