H27年度沖縄県情報共有システムバージョンアップについて

2015年5月16日
H27年度沖縄県情報共有システムバージョンアップについて
平成27年5月16日(土) に情報共有システムのバージョンアップを実施しました。
主な改良は以下に示す帳票関連の7項目となります。詳細は次頁以降に示します。
システム利用帳票と決裁経路一覧の最新版は、沖縄県CALSシステム運用サイト
の「資料ダウンロード」のページにて参照願います。
※帳票改良に伴い以前の書類を引用提出できない場合がありますのでご注意ください。
項番
項目
(1) 営繕工事帳票3巡対応
(2) 3巡用帳票の日付等入力改善
(3) 打合せ記録簿のコメント欄追加
(4) 委託業務案件における職位の変更
説明
営繕工事の帳票において、3巡の決裁経路で書類
提出できるようになりました。
3巡用の帳票において、3巡目に発注者が入力すべ
き日付や日時等を、3巡目まで初期表示しないよう
にしました。
委託業務案件用の打合せ記録簿にコメント欄を追加
しました。
委託業務案件において、「監督員」職位を廃止し、
「調査員」職位に統一しました。
(5) 工事材料検査(確認)請求書の改善
検査(確認)材料一覧表の行数を増やしました。
(6) 工事打合せ簿等の数量表記改善
工事打合せ簿・打合せ記録簿において、添付資料の
数量表記を変更しました。
(7) 工事履行報告書の改善
工事履行報告書に、長期用の帳票を追加しました。
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(1) 営繕工事帳票3巡対応
▌改良内容
l営繕工事の帳票において、3巡の決裁経路で書類提出できるようになりました。
▌詳細説明
l営繕向けに、以下の3巡用の帳票を追加しました。
なお、区別がつくように、既存の1巡用の帳票名の後ろには(1巡)を付加しました。
Ø 工事材料検査請求書(3巡)
Ø 工事材料検査請求書[主幹経由](3巡)
Ø 工事材料確認請求書(3巡)
Ø 工事材料確認請求書[主幹経由](3巡)
Ø 立会請求書(3巡)
Ø 段階確認書(3巡)
l3巡用の決裁経路は、1巡目と3巡目を現在の1巡用の経路と同じとし、2巡目の経路
を、1巡目の最終決裁者→監督員→1巡目の書類提出者とします。
<例>工事材料検査請求書(3巡)の決裁経路
1巡目:
2巡目:
3巡目:
現場代理人→主任(監理)技術者→管理技術者→現場技術員→現場監督員→主任監督員
現場代理人
←現場監督員←主任監督員
現場代理人→主任(監理)技術者→管理技術者→現場技術員→現場監督員→主任監督員
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(2) 3巡用帳票の日付等入力改善 (1/2)
▌改良内容
l段階確認書、工事材料検査(確認)請求書、立会請求書において、3巡目発注者が入
力すべき日付や日時等を、3巡目まで初期表示しないようにしました。
▌詳細説明
l以下の3巡用帳票については、3巡目の発注者決裁前に3巡目発注者が入力すべき
項目を初期表示をしないようしました。<土木工事:4帳票、営繕工事:7帳票>
Ø 帳票:工事材料検査請求書
Ø 帳票:工事材料確認請求書
Ø 帳票:立会請求書
Ø 帳票:段階確認書
対象項目:検査結果内容(検査員、実施日時、記事)
対象項目:確認結果の内容(確認者、実施日時、記事)
対象項目:立会結果の内容(立会員、実施日時、記事)
対象項目:確認書の内容(日付、監督員氏名)
lバージョンアップ以前に提出した書類は、決裁中を含め既存の様式のままとなります。
lバージョンアップ以降に提出する書類は、自動的に新しい様式に切り替わります。
※バージョンアップ以降は、バージョンアップ以前に提出された書類からの引用提出は
できなくなります。(バージョンアップ以降に提出された書類からの引用提出は可能)。
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(2) 3巡用帳票の日付入力改善 (2/2)
▌変更箇所
l3巡目まで初期表示しないようにした箇所を以下に示します(帳票レイアウト一部抜粋)。
<段階確認書>
<工事材料検査請求書>
※工事材料確認請求書も同様
<立会請求書>
<改良前>
1巡目の発注者決裁時から、本
来3巡目に入力すべき内容(日
時、担当者、記事等)が初期表
示された状態になっている。
<改良後>
3巡目の発注者入力時のみ入力
可能とし、それまでは初期表示さ
れないようにする。
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(3) 打合せ記録簿のコメント欄追加 (1/2)
▌改良内容
l委託業務用の打合せ記録簿にコメント欄を追加しました。
▌詳細説明
l対象は、以下の様式を使用したすべての帳票とします。
Ø 打合せ記録簿(受注者発議)
Ø 打合せ記録簿(発注者発議)
土木:9帳票 営繕:6帳票
土木:14帳票 営繕:7帳票
l決裁時にコメントが入力できるようになりました。
lバージョンアップ以前に提出した書類は、決裁中を含め既存の様式のままとなります。
lバージョンアップ以降に提出する書類は、自動的に新しい様式に切り替わります。
※バージョンアップ以降は、バージョンアップ以前に提出された書類からの引用提出は
できなくなります。(バージョンアップ以降に提出された書類からの引用提出は可能)。
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(3) 打合せ記録簿のコメント欄追加 (2/2)
▌変更箇所
lコメント欄を追加する箇所を以下に示します。
発注者
上記について
○承諾 ○同意 ○受理 別途(○通知 ○指示 ○回答 ○協議)します。
処理・回答
△
▽
平成26年12月05日
受注者
上記について
○了解 ○受理 別途(○通知 ○提出 ○報告 ○協議)します。
△
▽
平成26年12月05日
上記のように、コメント用の入力欄を追加します。
・入力は任意とします。(空欄のままでも可)
・受注者発議では、発注者欄のみ表示・入力可能。
・発注者発議では、受注者欄のみ表示・入力可能。
・全角/半角合わせて最大120文字まで入力可能。
・改行可能。
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(4) 委託業務案件における職位の変更 (1/3)
▌改良内容
l委託業務案件において、「監督員」職位を廃止し、「調査員」に統一しました。
▌詳細説明
l既存の「監督員」職位と帳票(打合せ記録簿)はそのまま残し、「調査員」用の職位および
帳票を追加します。
l既存の帳票と追加した帳票の区別をつけるために、帳票名の先頭にそれぞれ「(旧)」
「(新)」を付与します。
<例>
(旧)打合せ記録簿[測量調査:測量](主任技術者発)
(新)打合せ記録簿[測量調査:測量](主任技術者発)
l既存の案件は、既存の職位、帳票で決裁を行います。
l新規案件では、「監督員」ではなく「調査員」のみ指定できるようにします。
l書類提出時に、新旧どちらかの帳票を選択します。
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(4) 委託業務案件における職位の変更 (2/3)
▌詳細説明 (つづき)
l土木・委託業務[設計]においては、発注者の職位は変更ありません。
総括調査員
主任調査員
調査員
現在も監督員職位が存在しないため、職位の変更はありません。
帳票についても本件に関する変更はありません。
<受注者発議:3帳票、発注者発議:3帳票>
l土木・委託業務[測量調査]、土木・委託業務[現場技術]においては、
発注者の職位を以下の通りとします。
<職位の変更>
監督員
主任監督員
総括監督員
調査員
主任調査員
総括調査員
今後、新規案件申込み時に監督員職位を指定できないようにします。
既存の案件については、既存の職位・帳票で書類決裁を行います。
新しい帳票と区別をつけるため、帳票名の先頭に「(旧)」を付与します。
今まで存在しなかった調査員職位を新規に追加します。
案件申込み時に調査員の職位を指定できるようにします。
調査員職位に対応した帳票を追加します。
既存の帳票と区別をつけるため、帳票名の先頭に「(新)」を付与します。
<受注者発議:6帳票、発注者発議:11帳票>
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(4) 委託業務案件における職位の変更 (3/3)
▌詳細説明 (つづき)
l営繕・委託業務[設計]においては、発注者の職位は変更ありません。
総括調査員(設備)
総括調査員(建築)
主任調査員(設備)
主任調査員(建築)
調査員(機械)
調査員(電気)
調査員(建築)
現在も監督員職位が存在しないため、職位の変更はありません。
帳票についても本件に関する変更はありません。
<受注者発議:3帳票、発注者発議:7帳票>
l営繕・委託業務[監理]における発注者の職位を以下の通りとします。
<職位の変更>
主任監督員(設備)
主任監督員(建築)
現場監督員(機械)
現場監督員(電気)
現場監督員(建築)
今後、新規案件申込み時に監督員職位を指定できないようにします。
既存の案件については、既存の職位・帳票で書類決裁を行います。
新しい帳票と区別をつけるため、帳票名の先頭に「(旧)」を付与します。
主任調査員(設備)
主任調査員(建築)
調査員(機械)
調査員(電気)
調査員(建築)
今まで存在しなかった調査員職位を新規に追加します。
案件申込み時に調査員の職位を指定できるようにします。
調査員職位に対応した帳票を追加します。
既存の帳票と区別をつけるため、帳票名の先頭に「(新)」を付与します。
<受注者発議:3帳票、発注者発議:0帳票>
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(5)工事材料検査(確認)請求書の改善 (2/1)
▌改良内容
l工事材料検査請求書、および工事材料確認請求書において、検査(確認)材料一覧表
を現在の15行から24行に変更しました。
▌詳細説明
l工事材料検査請求書、工事材料確認請求書において、検査(確認)材料一覧表を、24
行に増やしました。
l対象は、以下の様式を使用したすべての帳票とします。
Ø 工事材料検査請求書(1巡)
Ø 工事材料検査請求書(3巡)
Ø 工事材料確認請求書(1巡)
Ø 工事材料確認請求書(3巡)
土木:1帳票
土木:1帳票
土木:1帳票
土木:1帳票
営繕:2帳票
営繕:2帳票
営繕:2帳票
営繕:2帳票
lバージョンアップ以前に提出した書類は、決裁中を含め既存の様式のままとなります。
lバージョンアップ以降に提出する書類は、自動的に新しい様式に切り替わります。
※バージョンアップ以降は、バージョンアップ以前に提出された書類からの引用提出は
できなくなります。(バージョンアップ以降に提出された書類からの引用提出は可能)。
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(5)工事材料検査(確認)請求書の改善 (2/2)
▌変更箇所
l検査(確認)材料一覧表の行数を変更した箇所を以下に示します。
1ページ目
2ページ目
※工事材料確認請求書の様式についても同様の変更となります。
2ページ目
2ページ目の検査材料一覧表を24行にします。
※図にある以上に、表内や「3.記事」で改行が
増えた場合は改ページが発生します。
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(6)工事打合せ簿等の数量表記改善 (1/2)
▌改良内容
l工事案件の工事打合せ簿、委託業務案件の打合せ記録簿において、「添付図書○○
枚」の表記を「添付資料○○点」に変更しました。
▌詳細説明
対象は、以下の様式を使用したすべての帳票とします。
Ø 工事打合せ簿(受注者発議)
Ø 工事打合せ簿(発注者発議)
Ø 打合せ記録簿(受注者発議)
Ø 打合せ記録簿(発注者発議)
土木:2帳票 営繕:2帳票
土木:3帳票 営繕:5帳票
土木:9帳票 営繕:6帳票
土木:14帳票 営繕:7帳票
lバージョンアップ以前に提出した書類は、決裁中を含め既存の様式のままとなります。
lバージョンアップ以降に提出する書類は、自動的に新しい様式に切り替わります。
※バージョンアップ以降は、バージョンアップ以前に提出された書類からの引用提出は
できなくなります。(バージョンアップ以降に提出された書類からの引用提出は可能)。
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(6)工事打合せ簿等の数量表記改善 (2/2)
▌変更箇所
以下の表記に変更します。
添付資料
点
左記は、工事打合せ簿(受注者発
議)のレイアウトを例としていますが、
他の様式についても同様の変更を
行います。
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(7)工事打合せ簿等の数量表記改善 (1/2)
▌改良内容
l工事履行報告書において、既存の18か月用の帳票に加え、24か月用の帳票を追加
しました。
l書類提出時、発議者が2種類の帳票からどちらかを選択できるようにします。
▌詳細説明
l工事履行報告書の様式に、24か月用の帳票を追加します。
⇒既存の書類を今後も引用提出できるように、新規に24か月用の帳票を追加します。
l既存の帳票と新しい帳票の区別がつくように、帳票名の後ろにそれぞれ「(18か月)」、
「(24か月)」を付与します。
l以下の帳票を追加します。
Ø 土木向け
Ø 営繕向け
工事履行報告書(24か月)
工事履行報告書(24か月)
工事履行報告書[主幹経由] (24か月)
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(7)工事打合せ簿等の数量表記改善 (2/2)
▌変更箇所
既存の工事履行報告書(18か月)
新しく追加する工事履行報告書(24か月)
1ページ目
2ページ目
既存の18か月用の帳票を残し、新たに24か
月用の帳票を追加します。
24か月用は行数が多くなるため、12か月で
ページを切り替え2ページ構成とします。
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