Web上における ボリュームデータの表示機構 ブレインアトラスアイディアソン NIMG-PF ・産業技術総合研究所 松田圭司 Web上における ボリュームデータ公開システム • MRI画像を手軽、快適に見たい • 3次元で位置を把握したい • 多くの人と画像を共有したい – 研究、教育に使用したい Web上三次元データの表現 (日本) • 日本大学医学部第一生理学教室 – サルの定位的MRI脳地図 Web上三次元データの表現(世界) • The Whole Brain Atlas (Harvard MEDICAL SCHOOL) • The Human Brain Atlas (MICHIGAN STATE UNIVERSITY) • Brainmaps.org 要求仕様 • • • • • 標準座標を設定 任意の方向、スライスを閲覧できる 長さを測ることができる 情報の共有ができる インストールが容易 – クライアント・サーバー共 現在Web上で公開しているもの • NIMG-PF • 霊長研CT画像データベース • ショウジョウバエ能画像データベース NeuroImaging-platform 京大霊長研CT画像データベース • 霊長研 • CTデータベース画像 ショウジョウバエ脳画像データベース • 共焦点レーザー顕微鏡画像 • Staff – 東京大学 分子細胞生物学研究所 • 伊藤啓,四宮和範 – 京都大学 霊長類研究所 • 大石高生 – 産総研 • 松田圭司 • http://flybrain-ndb.iam.u-tokyo.ac.jp/ Web上で公開していたもの • 脳画像データベース インターフェース • • • • • • • • 基準点 カーソル移動(ボタン・マウス・テキスト) 画像回転反転 2d/3d切り替え 拡大・縮小 画像移動 方眼表示 比較 情報の共有 • URLによる位置指定 注釈 • 部位情報の提示 • 部位情報へのリンクの付与 • flydbによる例 異なる解像度の画像統合 • 解剖画像とfMRI画像 • 計測座標系による統合 MRI計測座標系 • • • PS3.3-2001翻訳 医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)巻3:情報オブジェクト定義PDF x軸は患者の左手側へ増加する。y軸は患者の背面側に増加する。z軸は患者の頭に向って増加する(169p) 画像位置(0020,0032),画像方向(0020,0037) Superior Posterior A n terio r Z Su p erio r Rig h t X Y Po sterio r Right Left Lef t In f erio r Anterior Inferior 機能拡張 • 異なる画像生成(jpg,bitmap) • MIP(最大値投影法) 構成図 •im_ex.js •ui_ex.js ファイル名 •標準回転角 •原点 位置情報 画像 位置情報 色 HTML/Javascript クライアント インターネット hdrinfo.php g3d2info g3d2img.php g3d2jpg i3d2xycolor.php i3d2xycolor Apache 機種依存プログラム サーバ ディレクトリ構成 / index.php css/ data/ ボリュームデータを格納 html/ img/ ボタン等に使用する画像データを格納 js/ ユーザインターフェースに使用するスクリプト php/ サーバ側スクリプト prog/bin 機種依存プログラム 注釈表示機構 各部位に着色 同一座標で3次元化 画像ボリュームデータ カラータグボリュームデータ 色ー情報変換 座標 色情報読み出し プログラム httpd 色情報 Webブラウザ Javascriptにより、色ー情報変換を行う <!-- Color Map--> UseShowComment=1; c2cdata={date:"20090219",ex_no:"07",name:"C155nSybC6RDlsmoothr"}; c2c['dc1717']={text:'medulla',link:''}; c2c['3c29cc']={text:'accessory medulla',link:'http://www.aist.go.jp'}; c2c['29cc99']={text:'lobula',link:'http://www.aist.go.jp'}; c2c['7e7eff']={text:'lobula plate',link:'http://www.aist.go.jp'}; c2c['5e5ecc']={text:'calyx',link:'http://www.aist.go.jp'}; c2c['497716']={text:'accessory calyx',link:'http://www.aist.go.jp'}; 画像表示にかかる時間短縮 リクエスト Webブラウザ httpd 画像生成 プログラム データ読み込み 画像作成 1.データの読み込み 2.画像生成 3.画像転送 専用のデータフォーマットを作成 データの公開法(Windows) • XAMPP install(EXEをダウンロード) • Apache起動 • 公開用フォルダをC:¥xampp¥htdocsにドロッ プ データ追加法 • 連続bitmapファイルを用意 • Bitmapinfoファイルを記述 • bmp2g3d.exeによりボリュームデータ作成 – データを配置 • データアクセス用phpファイルを作成 – phpファイルを配置 • phpファイルへのリンクをcontents.htmlに作 成 Bitmapinfoファイル • ピクセルの幅、高さ、画像厚み等を記述 %bitmapinformation %filepath 2 %filename Volume000 %threshold 20 %subjectname foo %date 20150716 %memo LPS %coordinate original %unit -3 %grid 10 %width 1.0 %height 1.0 %depth 1.0 %ax 0.000000 %ay 0.000000 %az 0.000000 %ox_real 0 %oy_real 0 %oz_real 0 %filter 0 %bitmapfile slice000.bmp slice001.bmp .... slice200.bmp %bitmapfileend DICOMの公開まで • dca2bmp – 同一パラメータでbitmapファイルへ、infoファイル も同時に生成 • bmp2g3d – ボリュームデータへ変換 座標の揃っている 連続画像データであれば Webで任意に操作可能!
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