教科名 国語 科目 国語総合(現代文) 単位 2単位

教科名
国語
科目
国語総合(現代文)
単位
2単位
1.教科書・テキスト
教科書:新精選国語総合(明治書院)
副教材:銀の漢字
必須編(水王舎)
プログレス
現代文総演習
基本編(いいずな書店)
2.授業の目標および内容
近代以降のさまざまな作品を取り上げ、現代に続く言語文化を豊かに享受できるような読書
力を育成し、優れた文章や作品に触れることにより、読解力、思考力を伸ばすことを目標にし
ました。内容としては、評論・小説・詩歌などのさまざまなジャンルのものを取り入れていき
ます。特に、大学入試で求められる客観的な読解の基礎力が身につくように、中学国語までの
内容を深化させながら授業を行います。
さらに、教科書の精読に加え、
『銀の漢字
必須編』や『プログレス
現代文
総演習』など
の副教材を援用することで大学入試に直結する読解力・語彙力・解答力が身につけられるよう
授業を展開します。
習熟クラスは、内容を深めたり、進度を速めたりして、教材を追加しながら授業をします。
3.テスト
1学期
一次5月
二次7月
定期試験
学力試験
な
2学期
一次10月
二次12月
し
第1回
9月
3学期
期末3月
第2回
2月
内容・評価等について
① 定期試験:教科書既習範囲から平均点がおよそ60点になるように問題を作成します。
習熟クラスは、問題の難易度を変えたり、問題を追加したりして作成します。
② 学力試験:一般入試文系大学レベルを考慮しながら、古典とあわせて「国語」という試験で
100点満点で出題します。普通クラス・習熟クラスともに共通問題です。
範囲は、問題集・教科書未習の教材を範囲の中心とする予定です。
4.課題・補習について
長期休業中の課題は「プログレス
現代文総演習
基本編」から出題します。夏季休業中に
は、日本大学主催の文芸コンクールの課題の中から各自がそれぞれ選定し、作品を創作し提出
します。講習は長期休業中に実施する予定です。補習は全体の学習状況を鑑みて、適宜実施し
ます。
5.評価の視点
授業意欲、ノート検査、漢字テストの点数、宿題の状況などを考慮し評価点をつけます。
授業計画
学期
1
2
単
元
習
内
容
備
考
●評論
・水の東西
・マンモスの歩いた道
●現代文を読解する上で必要な基礎 「プログレス 現代文総
知識、文章への取り組み方などを修得 演習 基本編」を、長期
しながら、評論文の特徴を学ぶ。
休暇中の課題とする。
●小説
・羅生門
●詩歌
・サーカス
●小説を読解する上で、心情の推移 「銀の漢字」から小テス
と、構成把握により、作者の視点を理 トを実施し、漢字・語彙
解させる。
の知識を増やす。
漢字の小テストを継続し
●特徴のある現代詩を取り上げ、表現 て実施する。
技法などに注意しながら鑑賞する。
●近代文学史
●近代の文学史の系譜を理解する。
●小説
・鏡
・富岳百景
●現代作家村上春樹と近代作家太宰 漢字の小テストを継続し
治の作品を読解し、文学の系譜を確認 て実施する。
する。
授業時、詩歌や短歌、俳
●それぞれの歌人、俳人たちの感性の 句を創作する。
鋭さ、言葉の組み合わせの面白さなど
を、季節感を味わいながら学習する。
(適宜、図書室を利用)
●評論では、具体的な問題から自己形
成のために考える機会を得る。また、
入試問題で頻出の現代思想上のテー
マへの理解を深める。
●短歌・俳句
●評論
・働くことの意味
・自由の優越=困難
3
学
●評論
・世界中がハンバーガー
●副教材
・プログレス
・問題演習
(適宜、図書室を利用)
●近代資本主義の影響と現代社会へ
の考察を踏まえ、ポストモダン論への
基礎を築く。
漢字の小テストを継続し
て実施する。
●繰り返し文章問題を読みながら、読
解力、解答力を身につける。