2015年6月発行号 - アブダビ日本人学校

悠
~はるか
平成27年6月30日 発行
6月1日(月),本校児童生徒がBritish School Al Khubairat(以
下BSAKと略す)を訪問し,10日(水)には日本人学校にBSA
Kの児童が来校して交流活動をおこないました。
<6月1日>
今年は例年とは違った取り組み,特に互いの国の文化や生活がわ
かるもので交流したいとお願いしておりました。お互いに歌であい
さつをしたあとは,早速,5つの班に分かれての活動です。
私が見学したのは,トラディショナルダンスとスコーンづくりで
す。トラディショナルダンスでは,まずタータンチェックのスカー
トをはいた女子がタータンチェックについて説明をしてくれました。
そのあとはダンスの講習です。まず,BSAKの児童がお手本にな
って踊ってくれました。いわゆるフォークダンスで,二人が手を組
んで踊ったあと,その二人が列に並んだ人たちの間を腕を組んで一
回転したら次の人へ移っていくというダンスです。本校の児童生徒
も一緒になって踊り始めましたが,最初は順番やターンの仕方などがわからず苦労しました。しかし,時間
が経つにつれ,笑顔で楽しく踊れるようになりました。
スコーン作りは家庭科室でおこないました。小麦粉の生地をこね,形を整えてオーブンで焼き上げました。
焼いている間はイギリスの伝統的な料理やお菓子などについて,プロジェクターを見ながら学習しました。
焼き上がったスコーンは休憩時間にみんなで試食しました。ジャムをつけて美味しくいただきました。
<6月10日>
本校でも新しい取り組みをおこないました。剣道,書道,折り紙,
ゲームなどは以前と同じプログラムですが,今年は「玉入れ」,「ど
ら焼きづくり」そして児童生徒全員での「盆踊り」を加えました。
どら焼きでは,皮と皮の間に挟んだ「あんこ」が得体の知れない
ものと映ったようで,食べることができないBASKの児童もいま
した。玉入れは運動会でおこなっているパーフェクト玉入れで全部
の玉を入れ終えたら勝ちというゲームです。日本人児童生徒とBS
AK児童が交互に玉を投げ,競い合いました。大きな声援もあり,
とても楽しく過ごすことができました。
すべてのアトラクションが終わったあと,講堂でアブダビ音頭を流して盆踊りをしました。本校の児童生
徒が踊るまねをしながら,BSAKの児童も笑顔で盆踊りに参加することができました。
6月18日(木)からラマダンが始まりました。校内でもイスラム教徒の方に配慮した取り組みがおこなわ
れています。イスラム教国で生活する私たちにとって,現地理解や異文化理解のとてもよい機会です。これ
らの取り組みも含め,UAEと日本を結ぶ人材の育成につなげていきたいと考えています。
あ
き
6月3日(水)に山田明希がファミリーサポートスタッフとして着任いたしました。どうぞよろしくお願
いいたします。それに伴い,昨年5月より国際教育協力専門員としてUAE保護者の担当をしていた渡辺俊
美が7月16日(木)の終業式をもって離任することになりましたので,あわせてお知らせいたします。
なお,警備員のリラが7月18日にこちらに戻りますので,ライも終業式翌日までの勤務となります。
次号は7月16日(木)の発刊予定です。(文責:校長 小川 雅弘)