まちなか美術講座チラシ(PDF)

一 番 町 で 、 美 術 を 身 近 に 感 じ る 。
まちなか
美術講座
MACHI-NAKA ART LECTURE
宮城県美術館
T H E M I Y A G I M U S E U M O F A RT
東北工業大学一番町ロビー
TOHOKU INSTITUTE OF TECHNOLOGY ICHIBANCHO LOBBY
-全4回講 座 時 間:各 回とも1 3 : 3 0から1 5 : 0 0
定員6 0 名・入 場 無 料です。
ご自由にご参 加ください。
問い合わせ
会場
宮城県美術館
東 北 工 業 大 学 一 番 町ロビ ー
〒9 8 0 - 0 8 6 1 仙 台 市 青 葉 区 川 内 元 支 倉 3 4 - 1
〒 9 8 0 - 0 8 1 1 仙 台 市 青 葉 区 一 番 町 1 - 3 - 1 T Mビル ( 旧ニッセイ仙 台ビル)
TEL 022-221-2111/FAX 022-221-2115
http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
TEL 022-723-0538/FAX 022-263-8606
http://www.tohtech.ac.jp/
宮城県美術館 × 東北工業大学一番町ロビー
まち な か 美 術 講 座
宮城県美術館で開催される特別展やテーマ展示について、担当学芸員が解説します。
MACHI-NAKA ART LECTURE
THE MIYAGI MUSEUM OF ART × TOHOKU INSTITUTE OF TECHNOLOGY ICHIBANCHO LOBBY
第 42 回
2015 7/4(土) 13:30-15:00
杉戸洋、
その絵画の魅力
講師
和田浩一(宮城県美術館 学芸員)
宮城県美術館では、現代の日本絵画を代表する作家、杉戸洋(1970 -)の展覧会を開催します。繊
細な色彩と親しみのあるモチーフが特徴である杉戸の絵画は、純 粋に絵を見る喜びを喚 起させ
てくれます。今回作者は、宮城県美術 館に触発されて制作した絵画などで、ここでしか体 感でき
ない空間を作り上げます。本講座では、杉戸の絵画の魅力について、特にその色彩を手がかりに、
それが展示中の作品にどのように現われているか見ていきます。
特別展「杉戸 洋 展 天上の下地 prime and foundation」 5月2日(土)∼7月26日(日)
/宮城県美術館
杉戸洋《into the orange tree》2012年 Courtesy of KENJI TAKI GALLERY ©Hiroshi Sugito
第 43 回
2015 8/22(土) 13:30-15:00
ヘレン・シャルフベック フィンランドを生きた女性画家の軌跡
講師
菅野仁美(宮城県美術館 学芸員)
フィンランドを代表する画家ヘレン・シャルフベック(18 62−19 4 6)は、2 012年に生誕15 0周年を
迎え、近年世界的に注目される画家でありながら、これまで日本で紹介される機会はほとんどあり
ませんでした。パリで学びその後はフィンランドで制作した彼女の作品は、常に新しい様 式に挑
み、いずれも高いクオリティである点が特徴です。周辺の美術や社会の動向にも触れながら、一人
の画家の生き方を ります。
特別展「ヘレン・シャルフベック―魂のまなざし」 8/6(木)∼10/12(月・祝)/宮城県美術館
第 44 回
2015 11/7(土) 13:30-15:00
ピカソの魅力
講師
加野恵子(宮城県美術館 学芸員)
生涯新しい表現を求めて精力的に作品を制作し続けたパブロ・ピカソ(18 81∼1973)。十数万点に
もおよぶ作品は実に多彩で、その生き方もいつも注目の的でした。2 0世紀美術に与えた影響は計
《黒い背景の自画像》1915年、
油彩・カンヴァス、
フィンランド国立アテネウム美術館
Herman and Elisabeth Hallonblad Collection, Ateneum Art Museum,
Finnish National Gallery/Hannu Aaltonen
り知れず、まさに巨匠と呼ぶにふさわしい存在と言えるでしょう。この秋、宮城 県 美術 館で、ヨー
ロッパ最大 級のピカソ・コレクションを誇るルートヴィヒ美術 館の所蔵品を中心としたピカソ展を
開催するのを機に、この芸術家の魅力に迫ってみたいと思います。
特別展「ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展」 10/31(土)∼12/23(水)/宮城県美術館
第 45 回
2016 2/6(土) 13:30-15:00
黄金をめぐる物語
講師
宮坂敦子(宮城県美術館 学芸員)
黄金は、はるか神話の時代から今日にいたるまで、人々を魅了し続けています。とりわけ古代社会
では、金は希少価値が極めて高く、権力や富、それらをめぐる欲望を反映する、社会の一端を映す
鏡でもありました。今回は、
「 黄金伝説展」の出品作品から、古代地中海世界に花開いた数々の文
明が生み出した装身具、祭器、食器、金貨、また黄金にまつわる物語を描いた絵画などをご紹介し
ながら、金に魅了されてきた人間たちの歴史についてお話しします。
特別展「黄金伝説展」 2016年1/22(金)∼3/6(日)/宮城県美術館
《腕輪》紀元前675年∼650年、
イタリア、
ヴァチカン美術館 foto ©musei vaticani