Lecture for 関西遠征 2009 part 1 Opinion Presenter

Lecture for 関西遠征 2009 part 1
Opinion
Presenter
Contents
はじめに
思考編
Ⅰ)オピメの Task とは
Ⅱ)話す/流すの基準と二つの軸
Ⅲ)“うまいオピメ”になるには
実践編
Ⅰ)基本的な型の例
Ⅱ)ケーススタディ
はじめに
さて、もうそろそろ関西遠征ですが、、、、カウンターテーブルは怖いですか??笑
このレクチャーでは秘かにオピメが得意なたくろーが、去年のチーカンの経験を生かして今の時期に身に
つけておくとよいスキルを載せておきます笑
ちなみにオピメの基本的なスキル(Definition/Mandate がある程度固まっている、またそれをしっかり
説明できるレベル)は載せません。(それは先輩に聞いて下さいw)
このレクチャーの目的はみなさんに“オピメ的思考”を身につけてもらうことです。話によっては若干ハ
ンドリングも入ってます。
それでは始めましょうかー♪
~思考編~
Ⅰ)オピメの Task とは
ディスカッションには一人のオピニオンプレゼンターと複数のイグザミナーがいますが、その中でオピメ
の求められる役割とは一体何でしょう??
Task→議論の___を作る。
その___に基づき話を____。
Ⅱ)話す/流すの基準と二つの軸
オピメの視点で話を捌く上で最も大事なのがその“線引き”です。
どこまで話すべきなのか?どこからが流すべき話なのか?
個人的にはそれを決める上でコンクルへの影響度とテーブル満足度の二つの軸を基に考えたらわかりやす
いんじゃないかなーと思います。
コンクルへの影響度
Take plan/not take というコンクルにどこまで影響してくるかを考えます。オピメをやるならやっぱり
Take plan で終わりたいよね?だからそのために、×take になってしまいそうなヤバいコンセを後に流
す、という考え方です。
ここで重要なのがアーギュを先読みすること。
「結局後で切れるからいいやー♪」って認めてあげるとイ
グザミナーも満足するし時間的にも一番早いです☆
テーブル満足度
アイディアを出してくれた人も含めたテーブルメンバー全員が自分の土台でいかに満足するかを考えま
す。イグザミナーは、やみくもに流されるとやっぱり不満がたまって、たとえコンクルが取れてもディ
スがつまらなかったってなっちゃいます。だからと言って逆にあらゆる話を受け入れてしまうと、とて
も時間がかかり、コンクルが取れず ASQ で終わったりしてディスがつまら(略
となってしまいます。(しかも×take になったら自分が不満残るし笑)
ここで重要になってくるのが限られた時間の中でいかにたくさんのアイディアを話せるかということで
す。3時間の中でいろんなアイディアをくみ取ってあげるのがいいオピメなんじゃないでしょーか♪
さてさて、この二つの軸でディスカッションを見たとき、どこに線引きをすればよいのでしょうか?
次のページにイメージを載せておきます。(V/P=たくろーw)
テーブルの満足度(高)
①
②
③
コンクルへの影響度(高)
① ここはいわゆる「ガン流し」の状態ですね。オピメのためだけの狭い土台しか作らない。オピメの TG
についてしか質問を受け付けないでその他は Necessity cut をしてくるようなオピメ。コンクルは取
れるかもしれないがデーブル満足度は低い。さらに、ただやみくもに流すとゴネられてむしろ時間が
かかる場合もある。(特にチーカンとかだとw)
② ここでベストバランスを探すのがいいオピメ。テーブル満足度が一番高い。
具体的には“時間内に、×take にならない程度のアイディアをくみ取る”
③ これは土台を広く作りすぎて話させすぎてゴチャり、逆に収拾つかなくなってる状態。テーブル満足
度は低い。
初めはどの話をしていいか分からないと思うので、①(最低限の話だけする)から、②に
少しずつ範囲を広げていくことをお勧めします♪
Ⅲ)うまいオピメになるには
オピメの長所を生かす
オピメは二つの長所があります。話の主導権とセオリーです。
オピシを吟味している以上、最終的に答えるのはオピメしかできません。だから話に入りいきやすい(そ
してハンドりやすい)し、流したいと思えばセオリーやエリアタスクを使って簡単に流すことができま
す。セオリーはアイディアとは違い広く浸透している考えなので、二つの長所を生かせば安定感のある
ハンドリングが優先的にできます。
明確な自分の型を持つ
これはある程度経験値がたまってきたら出来るようになってほしいんだけど“こーきたらこーする”み
たいな自分の中の明確なルールを持てるようになると強いですねー。おれが見てきた“うまいオピメ”
はみんなこれを持ってました。下に例をのっけて置いたんで参考にしてください☆
Care 話す
1) Definition Q
×Care C して終了
Evidence 有
話す
2)オピメの TG に関する Q
(AD 確認に必要不可欠)
Evidence 無
Imagination できる コンセにする
Imagination できない
見極め&空気読み必要
definition 変更 or オピニオン変更
3) オピメの TG に関しない Q
(AD 確認に必ずしも必要ではない)
吟味しない
今すべきことから外れているというカンファメから入って流す
自分の描くコンクルに影響が出るか否かで見極める
吟味をする
Evidence が meet C して終了
Evidence 無 or × meet
imagination できる
コンセにする
Imagination できない ×sure で流す
“うまいオピメ”になるために必要な3つのポイント
「セオリー理解」
「アーギュのケース」
「自分の型を持つ」
~実践編~
Ⅰ)基本的な型の例
<our talking>
1, task・・・confirm ○○○
2, our talking・・clear・・・○○○
unclear・・△△△
3, clear point achieve task??・・・OK!!
プロシーディングの延長上にあります。Clear Unclear となった情報を次は、エリアタスクと結びつける
ことで、それをテーブルを進めるリーズニングにします。2 番までの説明で、あっ、もう task は OK だ
から次いけるよー!と言って話を終わらせます。
Ⅱ)ケーススタディ
・TG(Passive smoker)の Definition で「逃れる方法があるのに受動喫煙してんだよねー」って All で
コンセ取りに来たら話す/流す?
流すとしたらどうやって?
・Evidence のとこで「喫煙と病気の関係性はわからないってネットに書いてあったんだけど、その証拠
って本当―?」って言ってきたらまともに関係性の是非を話す/流す?
流すとしたらどうやって?
・Cause area で「現状の J/G の Stance は Smoker>P/smoker だよねー」ってコンセを取りに来
たら話す/流す?
流すとしたらどうやって?
・ASQ で「Smoker にとってたばこはストレス発散のために必要不可欠なんだよ!!!怒」ってコンセ
を取りに来たらw話す/流す?
流すとしたらどうやって?
・Solution area で some cut をしたあとに「Flip だから All cut だよねーおれのカンプラやろ!!」っ
て言ってきたら話す/流す?
流すとしたらどうやって?