機器分析センター 受益者負担の支払 平成23年6月 【機器分析センター】 -1- 1.はじめに 平成22年度までは、科学研究費補助金(以下「科研費」という。)で受益者負担分 の支払いができませんでした。それは明確な使用単価を定めていないため、研究者が 計画的に執行できないためでした。 この度、使用者単価を決定しましたので、科研費での支払いが可能となりました。 この機会に、科研費以外の予算を使用して、受益者負担分を支払う場合の手続きにつ いてもまとめましたので、ご利用いただければ幸いです。 2.研究費(一般財源)で支払う場合 科研費以外の外部資金(受託研究費、共同研究費、寄附金)で支払う場合 通常、科研費以外の経費から受益者負担分を支払う場合は、予算振替手続きとなり ます。 機器を使用したら、使用簿等(参考様式1)に記載して下さい。その際、何の経費 で負担するかを明記してください。原則として四半期ごとに予算振替を行います。 3.外部資金(科研費)で支払う場合 機器を使用したら、使用簿等(参考様式1)に記載して下さい。その際、科研費で 負担する記載があれば、他の予算と異なり、請求書が発行され、支払う手続きとなり ます。 その流れは以下のとおりとなります。 ①年度当初において、使用者は科研費交付申請書(写)を提出。 ↓ ②機器分析センターは、科研費での支払いが可能であることを確認。 ↓ ③使用者は、機器を使用した場合、使用簿等に必要事項を記載(入力)。 ↓ ④センター事務担当者は、使用簿等を基に、四半期ごとに受益者負担一覧を作成し、 財務部収入担当者に債権発生通知書の発行を依頼。 ↓ ⑤財務部収入担当者は請求書を作成し、機器分析センターへ請求書を送付。 ↓ ⑥機器分析センター事務担当者は、請求書を受理後、支払い手続きを行う。 -2- (1)年度当初において、使用者は科研費交付申請書(写)を提出。 科研費で受益者負担分を支払う場合には、科研費交付申請書(写)事務担当者へ 提出して下さい。 提出先 : 学術情報部共同教育研究課(第1グループ) 電 話 : 内線3902 メール : [email protected] (2)機器分析センターは、科研費での支払いが可能であることを確認。 事務担当者は、提出された科研費交付申請書(写)を基に、科研費による支払い が可能であるかどうかを確認します。 (3)使用者は、機器を使用した場合、使用簿等に必要事項を記載(入力)。 使用者は、機器を使用した場合、使用簿等(参考様式1)に必要事項を記載(入 力)して下さい。 受益者負担分の算出方法は、機器によって異なるため、(例:1回○○○円、 1時間△△△円等)使用簿の様式が異なっています。 (4)センター事務担当者の業務 センター事務担当者は、使用簿等を基に、受益者負担一覧を作成し、財務部収入 担当者に債権発生通知書の発行を依頼します。 原則として四半期ごとに取りまとめ、翌月の5日ごろまでに債権発生通知書発行 依頼の手続きをします。 平成23年度の4~6月分については、科研費での支払手続きの周知や事務 体制の整備が遅れたこともあり、8月上旬ごろまでに債権発生通知書の発行依 頼手続きが完了する予定です。 (5)請求書の処理 財務部収入担当者は請求書を作成し、機器分析センターへ請求書が送付されます。 機器分析センター事務担当者は、請求書を受理後、支払い手続きを行います。 財務部支出担当者は支払い手続きを行い、受益者負担分の支払いは完了します。 4.留意事項 (1)科研費での支払いは、23年度については「単価方式」のみとします。 (2)科研費での支払いは、4月~12月分までの使用料とします。 -3-
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