墨田区役所庁舎食堂運営業者募集要項 1 目的 区では区民及び職員に

墨田区役所庁舎食堂運営業者募集要項
1 目的
区では区民及び職員に広く利用されている庁舎内食堂の運営業者を公募する。
民間事業者の専門性と豊富な経験を活かし、より質の高いサービス及び集客を確保してい
きたいと考えている。選考は、墨田区食堂業者選定委員会において企画内容及び経営実績等
を総合的に審査のうえ決定する。
2 施設の概要
(1)名
称
墨田区役所
(2)所在地
墨田区吾妻橋一丁目 23 番 20 号
(3)規
敷地面積
約
延べ面積
約 40,843 ㎡
庁内人員
約 1,100 人
(4)食
模
堂
8,383 ㎡
庁舎 1 階約 327 ㎡ 100 席程度
(客室 204.5 ㎡
厨房 78.3 ㎡
更衣室等 29.2 ㎡
地下1階ゴミ処理室 15 ㎡)
3 参加資格
(1)国税及び、地方税のいずれも滞納していないこと。
(2)東京都内に本社、支社又は営業所を有し、資本金 1,000 万円以上の法人であること。
(3)経営状態や運用資金に無理が無く3年以上の良好な食堂の運営実績を持っていること。
(4)食品衛生法に基づく飲食店営業許可を現在所有していること。
(なお、決定業者は、墨田区役所での飲食店営業許可を受けること。)
(5)過去1年間において、食品衛生法に基づく行政処分を受けていないこと。
(6)法人及びその役員又は、使用人その他の従業員若しくは構成員が、暴力団員による不当
な行為の防止等に関する法律第2条に掲げる暴力団又は、暴力団員及びそれらの利益とな
る活動を行う者ではないこと。
(7)来庁者へのおもてなしや職員の福利厚生といった面から、区の運営方針に協力し、良質
な食事を低廉な価格で提供できること。
4 募集条件
(1)使用許可
食堂の運営は、墨田区公有財産管理規則第 21 条の 2 第 3 号の規定による使用許可とする。
(2)許可期間
平成29年5月1日から平成34年4月30日までの5年間とする。
(3)運
営
ア 営 業 日
月曜日から金曜日の開庁日。ただし、運営業者の営業意欲により、隅田川花火大会当
日、12 月 31 日∼1 月 3 日及び全館停電日を除く閉庁日も営業が可能である。
イ 営業時間
8:00∼22:00 の間で運営業者の申し出の時間。
ただし、11:00∼15:00 の間は必ず営業すること。
ウ 提供品目
定食、単品、麺類等、職員食堂に適したメニュー(17:30 以降酒類可)
エ 提供方式
複数定食のほか一品料理や副菜が選べる方式。
オ 支払方式
現金及び職員互助会プリペイドカードによる購入システムを基本とする。
カ 災害対応
災害時における庁舎会議室等の利用計画に伴い、非常時には、災害時対応施設として
協力すること。その際は、光熱水費等の諸経費は、区の負担とするが、営業に対する
補償は、行わない。
(4)その他
ア 販売価格の変更は区と協議して定める。職員互助会プリペイドカードによる支払いを
行う者に対しては、業者サービスとして20%以上の割引を実施すること。
イ その他運営等に関して必要な事項は区と協議して定める。
5 使用の条件
(1)経費負担
ア 使 用 料
墨田区行政財産使用料条例により算出された額。
※参考
前回の使用料:月額 95,300 円
イ 什器備品・消耗品購入費
既存の厨房機器、什器以外の設置及び持ち込みについては、事業者の負担と責任にお
いて行うこと。
ウ 光熱水費(ガス料金のみ直接契約を行う)・外線電話料
エ 労務費・食材費・その他食堂の管理運営に要する経費
オ 日常清掃(定期の床清掃以外)
(2)損害賠償
使用者は、その責に帰する理由によって使用物件の全部又は一部を滅失し、又はき損し
たとき、又は許可条件に違反したため区に損害を与えたとき等は、当該物件の損害額に
相当する金額を損害賠償金として支払わなければならない。ただし、使用者の負担にお
いて、原状に回復したと認められたときは、この限りでない。なお、損害賠償金の額は、
区長が算定した額とする。
(3)使用上の制限
使用者は、使用物件の現状を変更し、若しくは使用物件に修繕を加え、又は使用物件に
工作物を設置してはならない。ただし、あらかじめ詳細な理由を付した書面をもって区
長に申請し、その承認を受けたときは、この限りでない。
(4)許可の取消しまたは変更
区が公用若しくは公共用に供するため必要とするとき、使用物件の管理が良好でないと
認められるとき、又は使用者が許可条件に違反したときはいつでも許可を取消し、又は
変更することができる。この場合に生じた損失については補償しない。
(5)原状回復
使用者は、使用期間が満了したとき、使用許可を取り消されたとき、又は使用期間の中
途で使用物件を返還しようとするときは、指定された期日までに当該使用物件を原状に
回復しなければならない。
(6)有益費等の請求権放棄
使用者は、使用物件の維持、保存、改良のため支出した有益費、必要費その他の費用に
ついては、これを請求しないものとする。
(7)転貸等の禁止
使用者は、使用許可に基づく権利を担保に供し、若しくは第三者に譲渡し、又は使用物
件を転貸してはならない。
(8)実地調査
区長が使用物件について実地に調査し、又は所要の報告を求めた場合は、使用者は、こ
の調査を拒み、若しくは妨げ、又は報告を怠ってはならない。
(9)事故等の処理
使用者は許可期間中において発生した食中毒等の事故については、使用者の責任におい
て処理するものとする。
6 プロポーザル実施スケジュール(予定)
内容
実施要項の公表
実施要項に関する質問の受付期限
実施要項に関する質問の回答
食堂厨房施設等の店内下見
出店申込書 提出期限
第一次審査 (書類審査)
第二次審査(プレゼンテーション・ヒアリング審査)
受託者 選定結果
日程等
平成28年10月11日∼21日
平成28年10月11日∼21日
質問内容(書式別紙5)はE-mail及びFAXにより提出。
平成28年10月11日∼21日
平成28年10月11日∼21日
平成28年10月21日
平成28年11月中旬
審査結果は、全参加事業者に速やかに通知を行う。
平成28年12月中旬∼平成29年1月中旬
受託者選定の結果は、平成29年1月下旬までに通知を行う。
7 出店申請書等の提出
(1)提出書類・部数
別紙 1、2、3、4 のとおり。
(2)提出場所
墨田区総務部総務課庶務係
墨田区吾妻橋一丁目 23 番 20 号(墨田区役所 8 階)
電話
03-5608-1130
(3)提出期間
平成 28 年 10 月 11 日∼10 月 21 日
開庁日の AM9:00∼PM5:00(厳守)
(4)提出書類、配布場所
提出場所と同じ。
墨田区公式ウェブサイト内よりダウンロードすることができます。
8 受託者の選定手順
受託者選定会議において、選定委員により出店申請書等の提出された書類及びプレゼンテ
ーションの内容を審査し、本業務に最も適していると認められる受託者を選定します。
受託者選定に係る会議は、非公開です。
(1)評価基準
ア 経営状況に対する評価基準
評価項目
経営状況
賠償責任能力
業務実績
社会的責任及び貢献
評価内容
経営状況は良好か
賠償に対する責任能力があるか
類似業務の請負実績があるか
企業の社会的責任及び貢献を果たしているか
イ 企画提案に対する評価基準
評価項目
評価内容
業務に対する基本的な 考え 方
・ 食堂運営業務全般にわたる理解、コンセプトな どの基本的な 考え 方
食堂の衛生管理
・ 食堂の衛生管理方針
業務の管理
・ 従事者の連絡体制
・ 日常業務の監督方法
従事者の管理
・ 人員配置方針
・ 人材採用基準・ 活用方針
・ 労務に対する考え 方
・ 従業者への衛生管理
集客等に対する取組
・ 出店後の販売促進活動
・ 集客力の見込める事業案
教育研修体制
・ 従事者教育方針
・ 研修制度、計画( 時期・ 内容な ど)
事故対応等
・ 食中毒等予防対策
・ 食中毒発生時の連絡体制・ 対応方法
食材の購入・ 貯蔵等
・ 食材の安定配給
・ 食材の衛生管理
廃棄物の回収・ 処理方法
・ 廃棄物の回収方法及び処理方法
・ 減量化推進のための工夫等について
受託した場合の価格及び品目数①
・ 定食の価格( 一覧)
受託した場合の価格及び品目数②
・ 定食以外の価格( 一覧)
設備等について の計画
・ 什器、内装、設備等について の導入計画
区政に対する貢献度
・ 食育に対する取組
・ 有事の際の協力体制等
アピールポイント
・ 受託した際に、アピールで き る事項又は優位性、特徴のある事項
(2)審査方法
ア 第一次審査(書類審査)
提出された企画提案書等に対し、第一次審査を実施し、第一次審査通過者を選定する。
イ 第一次審査の結果
審査終了後、提案のあった全ての事業者に速やかに通知する。
なお、一次審査合格者に対しては、第二次審査を実施し、受託者を選定する。また、
一次審査合格者に対しては、二次審査の日程等を併せて通知する。
ウ 第二次審査(プレゼンテーション審査)
第一次審査通過者に対し、第二次審査を実施し、受託者を選定する。
(3)受託者選定結果通知
平成 29 年 1 月下旬までに通知する。
9 参加事業者の失格
次のいずれかに該当する場合は失格とする。
(1)提出書類に虚偽の記載があった場合。
(2)参加資格を満たさなくなった場合。
(3)審査の透明性・公平性を害する行為があった場合。
(4)出店申請書等が提出期限を過ぎて提出された場合。
(5)前各号に定めるもののほか提案にあたり著しく信義に反する行為があった場合。
10 情報公開
参加事業者から提出された企画提案書等については、墨田区情報公開条例(平成 13 年 3
月 29 日条例第 3 号)の規定による請求に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利
益を害する情報等)を除いて、情報公開の対象となる。
11 その他の留意事項
(1)本件に参加する費用は、すべて参加事業者の負担とする。
(2)提出書類は、日本語を用いるものとし、通貨は日本円とする。
(3)書類提出後の出店申請書等の修正又は変更は一切認めない。また、提出書類の返却は行
わない。
(4)審査の経過等についての公表は行わない。
(5)審査結果についての異議申立ては受理しない。
(6)本件の受託期間は、平成 29 年 5 月 1 日から平成 30 年 4 月 30 日までの1年間とし、履行
評価等の結果から業務が適切に行われていると区が判断した場合に、契約期間(1年間)
を最大4回まで更新できるものとする。
(7)区では、契約期間中に食堂の経年劣化により全面改装(什器の入替も含めた。)を検討し
ている。(工事開始日及び工事期間に関しては、現在検討中である。)