2月のほけんだより

平成 27 年 2 月 15 日発行
2月のほけんだより
たちばな保育園
園長 長野春信
看護師 熊谷はるか
厳しい寒さの中でも、元気いっぱいな子どもたち。でも、低温・低湿の冬は、かぜウイルス
が大好きな季節です。かぜを寄せつけないじょうぶな体作り、環境作りに気を配り、寒い冬
を元気に乗り切りましょう。
こんな時どうする?~子どもの訴え
おなかが痛い
次のような症状が見られる場合は、
病院を受診しましょう。
●おなかを押さえ、激しく痛がって泣く
●おなかを打ったあと、
ずっと痛がっている
●下痢が続く
●顔色が悪く、
3歳以降の肥満に
要注意!
乳幼児期は体重の変動が激しく、しょっち
ゅう増えたり減ったりしますが、あまり心
配はいりません。特に1歳くらいまでの肥
満は乳児肥満といって、歩けるようになっ
て運動量が増えると、どんどん体がしまっ
てきます。
ただ、心配なのは、3~6歳にかけて太っ
てきた場合。そのまま肥満につながりやす
いので、注意しましょう。
ぐったりしている
食生活の見直しを
●発熱やおう吐を伴う
スナック菓子やジュース類のとりすぎに
注意しましょう。
原因を探る
腹痛以外の症状がないときは、便秘、精神的ストレスなどが考
えられます。また、ことばが未発達な時期は、ほかのところが
痛くても「おなかが痛い」と言う場合があります。体のあちこ
ちを押さえながら、「ここが痛い?」などと聞いて確かめてみ
ましょう。
原因に合わせた対応を
トイレに行っても出ない場合は、水分を与え
たり、
「の」の字を書くようにおなかをさすっ
たりして、排便を促してみましょう。また、
精神的な要因が考えられる場合は、優しくお
なかをさすったり、絵本を読んだり、ゆった
りかかわるようにしてみましょう。
2 月の身体測定は
2 月 23 日(月)
に行います。
意識的に体を動かして
肥満気味の子は、体を動かすことを避ける傾
向があります。本人の好きなあそびで、楽し
く体を動かすようにしていきましょう。