愛媛県立とべ動物園警備仕様書 1.警備の対象 所在地 伊予郡砥部町上

愛媛県立とべ動物園警備仕様書
1.警備の対象
所在地 伊予郡砥部町上原町240
名称
愛媛県立とべ動物園及び駐車場施設(動物園下駐車場、中央駐車場、三角
駐車場、東駐車場、自由広場及び各進入路、駐車料金徴収所、総合運動公
園西東大門)
2.警備方法と時間
常駐警備と機械警備の併用とする。
(1)常駐警備
1名 17時から翌8時15分
健康で警備業務に秀でた職員を常駐させる。
(2)機械警備
24時間警備
・主要獣舎に警備機械を設置し、動物園管理事務所に機械警備用監視盤(警備
状況と火災・機器故障・侵入警報を表示する。)を、警備会社本部に集中監
視装置(監視センター)を設置・配線し警備にあたる。
・侵入警報については、職員の作業のため日中は警備を解除する。
・機械警備システムの詳細は別添のとおりとする。
3.警備の内容
警備委託契約書に記載する警備業務について、動物園管理事務所を拠点として、
次のとおり実施する。
(1)機械警備用監視盤の監視と異状時の措置
(2)防火・防犯を主目的とした園内・駐車場巡回点検
(3)異状事態発生時の措置
(4)出入口ゲートの開閉
(5)鍵の受け渡し他
(6)その他
4.警備実施要領
勤務は、別紙の勤務基準表に基づき実施する。
警備員は、監視センターとの連携を密にして効果的に警備を実施する。
(1)機械警備用監視盤の監視と異状時の措置
ア.順次機械警備を開始する警備情報(ON)及び終了情報(OFF)を確認し
開始、終了を報告書に記録する。
イ.警備開始後は、警備対象を監視する。
ウ.監視盤により警報を確知したとき、または、監視センターから警報の発生を
確知したときは発報場所へ出動して点検・措置する。
(2)防火・防犯を主目的とした園内・駐車場巡回点検
園内の要所に設置の巡回地点ボックスを基点に巡回し、火気・施錠の点検、施設
破損箇所の有無の確認、潜伏者・徘徊者の有無の点検を行う。
ア.巡回にあたっては、単車と携帯電話を使用し監視センターと連絡を密に効
果的に警備を実施する。
イ.巡回時は、巡回基点の刻時キーにより巡回した時刻を記録する。
(3)異状事態発生時の措置
警備業務中緊急又は、
異例の事態が発生したときは、
直ちに消防署又は、
警察署、
その他指定連絡先に通報すると共に現場措置を行うなど臨機の対応を行い事態
の拡大防止を図る。
(4)出入口ゲートの開閉
運動公園の出入口ゲートは7時に開門し、21時30分に閉門・施錠(閉門時は駐車場
料金所職員が対応する。)する。閉門時間内の巡回時には、施錠の確認をする。
(5)鍵の受け渡し他
・職員が使用する獣舎等の鍵の受け渡しを行う。職員の出勤時に管理事務所にて鍵
を渡し、帰りに受け取る。この鍵の受払いは、受払い簿に記録する。
・職員の出勤・退庁時間を確認簿でチェックする。
(6)報告
その日の警備業務を終了したときは、その状況を園長に報告する。
ア.常駐警備の報告書
イ.機械警備の記録
ウ.職員の出勤・退庁時間の確認簿
5.その他
・警備員の服装
警備員は、会社規定の服装・装備を着用・使用する。
・鍵の預託
警備実施に必要な鍵類は、動物園が警備会社に預託し、預託された鍵類は、厳重に
取り扱う。
この鍵類の受払いは、受払い簿に記録する。
・契約後の提出書類
警備設備一覧表及び設備設置工程表
設置する警備設備の規格と設置場所はあらかじめ動物園側の確認を受ける。
従事する警備員の名簿
従事する警備員の健康診断書
機械警備システム
1.警報装置
(1)警備対象物件に設置された警備装置は、発生した異常事態を警備拠点並びに監
視センターへ警備専用回線を使用して自動的に通報するシステムとする。
(2)警備装置と監視項目は次のとおりとする。
ア.表示装置
監視用コンピューター及びプリンター、各警報を表示するパネル。
イ.侵入警報装置
ドアはマグネットセンサーを使用する。
シャッターはシャッターセンサーを使用する。
管理棟等の内部は、立体センサーを使用する。
各地点に警備ON・OFFができるキ-を収納するキーボックスを設置する。
ウ.火災警報機器
火災受信機(動物園側が設置)から移報する機器を設置し、各々表示できるこ
と。
エ.漏電警報が施設別に表示できること。
オ.水位警報が施設別に表示できること。
カ.温度警報が施設別に表示できること。
(3)警報装置の保守点検
乙が動物園に設置した警報装置の機能を維持するため、乙は適宜保守点検を行う。
2.監視センター
警報受信機器を常時監視するとともに、常駐警備員、機動隊と連携を密にし、警備
対象に異状が生じたことを確知したときは、必要事項を指示する。
3.機動隊
(1)監視センターとの連絡を保持し、常駐警備員の補助として、監視センターの
指示等に基づき警備対象の異状に対処する。
(2)機動隊の待機場所
担当機動隊及び応援機動隊の待機場所は、警備対象から10km以内とする.
(公安委員会へ届け出た待機場所であること)
警備契約の条件詳細等
・契約期間
契約書第2条に規定するとべ動物園の指定管理者について
指定管理者制度により、平成26年度から5年間、公益財団法人愛媛県動物園
協会がとべ動物園の指定管理法人となっています。
・契約額
1年目の契約額は、今回の入札で決定することとし、2年目以降の契約額は、
1年目の額を基準にして、一般的な人件費の増減、公益財団法人愛媛県動物園協会
が県から受けるとべ動物園管理委託料の増減を考慮して毎年見直しします。
このため、契約書は初年度作成し、2年目以降は、契約額のみ決定します。