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グローバル IR フォーラム
「資本市場において高まる ESG 情報の価値」
2015 年 10 月 6 日(火)| 10:00 - 13:30
10:00 - 10:55 「グローバル市場における日本の ESG」
10:05 - 10:20 「グローバル IR 調査の結果分析」
バンクオブニューヨークメロン証券株式会社
ヴァイス プレジデント 預託証券 稲葉 正則
10:20 - 10:35 「米国投資家から見た日本のガバナンス改革」
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン グローバル IR アドバイザリーチーム
ヴァイス プレジデント マイケル オブライエン
10:35 - 10:55 「グローバルな ESG 投資の動向」
ブルームバーグ・インテリジェンス ESG アナリスト グレゴリー エルダース
11:00 - 13:30 パネルディスカッション 「投資判断としての ESG 情報の普遍化」
パネリスト:
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サステナリティクス リサーチプロダクト セクター・マネージャー 藤田 裕美 氏
ISS コーポレートソリューションズ プリンシパル・アドバイザー フランク 潤 氏
ジェフリーズ証券会社 マネージング・ディレクター 調査部長 ズへール カーン 氏
ラッセル・インベストメント株式会社 ストラテジック・パートナーシップ部門ヘッド
ニッキー アシュトン 氏
モデレーター: 青山学院大学 国際マネジメント研究科 教授 北川 哲雄 氏
SPEAKER
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青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 北川 哲雄 氏
早稲田大学商学部卒。同大学院修士課程修了を経て中央大学大学
院博士課程修了(同大学経済学博士)。野村総合研究所およびモル
ガン銀行(現 JP モルガンアセットマネジメント)等にてアナリスト活動
に約 25 年間従事ののち 2005 年より現職。主な社会的活動として日
本IR学会理事、証券経済学会理事、(社)日本証券アナリスト協会試
験委員兼編集委員会委員、日本 IR 協議会表彰委員会委員長、日経
アニュアルレポート表彰委員長、経営者・投資家フォーラム(経済産業
省)委員(いずれも現任)。
サステナリティクス リサーチプロダクト部門
マネージャー 藤田 裕美 氏
サステイナリティクス社リサーチプロダクト部門マネージャー。8 名のア
ナリストから成る運輸および重工業セクターチームの ESG リサーチを
統括している。以前は Deloitte の M&A トランズアクションサービスに
て日系企業への事業開発を担当、それ以前は Citibank の個人金融
および法人金融部門にて勤務した経験をもつ。スイス The University
of St.Gallen にて MBA 修了。北海道大学法学部卒。
ISS Corporate Solutions
プリンシパル・アドバイザー フランク 潤 氏
ISS Corporate Solutions の北アジア責任者として 2015 年 8 月に任命
され、主に日本と韓国の発行会社にコーポレートガバナンスに関する顧
問・助言サービスを行う。発行会社に直接働きかけ、ガバナンスの向上
や情報開示の改善をサポートする。現職に就く前は、ISS の Head of
Asia ex-Japan Research として、アジア企業のコーポレートガバナンス
分析や議決権行使助言業務を監督した。ISS 入社以前は、議決権行使
助助言会社世界 2 番手のグラス・ルイスの日本株を含むアジア企業の
コーポレート・ガバナンス分析を担当。米ノートルダム大学経営学修士号
(MBA)取得、企業金融と投資を専攻。また、2008 年にエール大学経営
学部ミルスティン企業統治・業績研究所から、"Rising Star of Corporate
Governance" に指名される。
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ジェフリーズ証券株式会社 東京支店
日本リサーチ部門ヘッド ズヘール カーン 氏
2015 年日本リサーチ部門のヘッドとしてジェフリーズ証券株式会社に
入社。資産運用、株式およびクレジットリサーチ、プライベートエクイテ
ィ、ベンチャーキャピタルなど、金融業界において 20 年に及ぶ経験を
有する。過去には、UBS グローバル・アセット・マネジメント(日本)の株
式部門共同ヘッドおよびリサーチヘッド、シティグループ・アセットマネジ
メント(日本)のリサーチヘッドを務めた。カーン氏の株式リサーチの経
験はバイサイドとセルサイドの両方に及び、 銀行セクターのアナリスト
として、1997 年~1998 年のアジア通貨危機の際にはアジア地域の銀
行をカバー、2002 年~2003 年の日本における金融危機の際には日
本の銀行をカバーした。ジェフリーズ入社前は、音声認識のベンチャー
企業の CFO として、エンジェル投資家からの資金調達、そして最終的
にはシリーズ C による資金調達を実施した。CFA 資格保有。マサチュ
ーセッツ工科大学スローンマネジメントスクールにて MBA を取得。ペン
シルバニア大学ウォートンスクール卒業、経済学と電気工学の学士号
を取得。
ラッセル・インベストメント ストラテジック・パートナーシップ部門ヘッド
ニッキー アシュトン 氏
ラッセル・インベストメントのオーストラリアにおけるストラテジック・パートナ
ーシップ部門ヘッドを務める。同地域における ESG および責任投資の専
門家である同氏は、多くの機関投資家に責任投資の方針や実行、ESG 投
資、責任投資のポートフォリオ設計に関する助言サービスを提供している。
2013 年のラッセル入社以前は、エコフィン オーストラリア社のマネージン
グディレクターを務め、気候変動分野における様々な投資機会を見出す環
境重視のファンドマネジャーとしての業務に従事した。現在同氏は、サステ
ィナブル投資やその実務慣行に関するグローバル方針の策定、指揮、支
援を行うラッセル社のサスティナビリティカウンシルのメンバーも務めてい
る。また、気候変動に関する投資家グループおよびオーストラリア責任投
資協会(RIAA)のメンバーとして投資業界と協働し、大きな潮流となりつつ
ある ESG 要因に配慮した責任投資を積極的に推進している。
オーストラリアン・インスティチュート・オブ・カンパニーディレクターズ卒業。
オーストラリアの金融サービス研究所(FINSIA)にて応用ファイナンスを
専攻、大学院ディプロマ取得。シドニー大学にて経済学・政治学を専攻、
学士号取得。
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バンクオブニューヨークメロン証券株式会社
預託証券部 マーケティング担当
ヴァイス プレジデント 稲葉 正則
1988 年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年 4 月、アービングトラスト
カンパニー(現・バンクオブニューヨークメロン)に入社。翌年から預託
証券部所属となり、現在に至る。セールス/マーケティングチームのメ
ンバーとして、発行会社を始め、投資銀行・証券会社・米国証券法弁
護士事務所及び全ての市場関係者とのコミュニケーションを担当。25
年以上の実務経験の中で、バンクオブニューヨークメロンを預託銀行と
するスポンサー付き ADR 発行日本企業全社のプログラム立ち上げに
関与。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン 預託証券部
ESG アドバイザリーチーム
ヴァイス プレジデント マイケル・オブライエン
関心が高まる ESG への対応について証券発行体をサポート。ESG
情報の開示、マテリアリティの特定、教育、マーケットとのエンゲージメ
ントに関するベストプラクティスについて助言サービスを提供し、発行
体の ESG に関する理解、キャピタルマーケット戦略全体への ESG
戦略の組み入れを促進している。さらに、ソート・リーダーとしての執筆
活動も行っており、各国の審議中もしくは可決済の法案および預託証
券プログラムへの影響を検証している。
ブルームバーグ・インテリジェンス
シニア ESG アナリスト グレゴリー エルダーズ
環境・社会・コーポレートガバナンスの分野でのリスクおよび機会の評価
において 10 年以上の経験を有する。化石燃料の「座礁資産」による潜
在的な収益への影響を定量化するブルームバーグ・カーボンリスク評価
ツールの開発に携わる。無公害車、鉱山保安、パフォーマンス・リター
ン、および持続可能なパーム油の分野に及ぶリサーチを提供。ニューヨ
ークのメリルリンチで債券リサーチ・アナリスト、ロンドンのトゥルーコスト
でリサーチ部門のトップとしての経歴を持つ。ロンドン・スクール・オブ・エ
コノミクスで環境政策学修士号、コーネル大学で経済学学士号を取得。