おうじんやま

校長室だより
おうじんやま
No.8
平成27年
1月9日発行
笠岡市立中央小学校
7日(水)に始業式を行い3学期がスタートしました。1、2学期に比べると、3学期
は3か月と短い期間ですが、
「卒業」と「進級」に向けて、学習だけでなく学校生活全般の
1年間のまとめをするとても大切な学期です。自分たちの1年間の成長の足跡を確かめ合
いながら、次のステップに向けて、まとめをしっかりとしてほしいと思っています。
保護者、ご家族の皆様には1、2学期と同様にご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
【
始業式で子どもたちに話したこと
】
さて、今日からいよいよ3学期が始まりました。
3学期は1年間で一番短い学期です。しかし、大事な1年間の締めくくりの学期です。6年生は卒業、1年生から
5年生は進級に向けて、この大事な3学期を過ごしていくわけです。
「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。「元旦(最初)に計画をしっかり立てることが大切だ」という
意味の言葉です。今日は3学期の最初の日ということで、言い換えれば「3学期の計は始業式にあり」とも言えるか
もしれません。
ここで、詩を一つ紹介します。星野富弘さんという人が作った詩です。
笑顔で挨拶を交わし
おそらく、みなさんもお正月に今年も楽しいことがたくさんあったらいいな
小さなことにもよろこび
と思ったことでしょう。そして、今も「よし3学期はがんばるぞ」と思ってい
嘘を言わず
るでしょう。その気持ちを大切にしてください。そうすれば星野さんの詩にあ
悪口も言わず
るように、立派に成長することと思います。そして、さらに素晴らしい中央小
全てのことに感謝し
学校になると思います。
人のしあわせを祈る
特に6年生のみなさんは小学校生活の総仕上げです。下級生はみなさんの背
一月一日の気持ちを
中をみています。これまでそうだったように、1年生から5年生の下級生の手
皆がみんな
本、見本となる姿をたくさん見せてください。
十二月三十一日まで
最後に、3学期に1年間のまとめをする、仕上げをするという意味で、みな
さんにがんばってほしいことを4つ言います。
①
本気で勉強しよう
②
どんなことも最後までやり遂げよう
③
みんなの笑顔を大切にしよう
④
命を大切にしよう
持ち続けていられたら
美しい国になる
星野富弘「速さのちがう時計」
これらのことを考え、3学期の学校や家庭での生活の中で、皆さん一人一人や学年の集団として成長した姿を自分
で確かめながら、「卒業」と「進級」に向けてがんばってほしいと思っています。
☆☆☆☆☆ イ ン フ ル エ ン ザ に 注
意
! ☆☆☆☆☆
2学期末には学級閉鎖の学級がありましたが、3学期もインフルエンザでお休みする子が出てきてい
ます。学校では感染症予防のため「うがい」、「手洗い」の励行、マスクの着用などの指導を繰り返し行
っています。ご家庭でも、声かけをして感染予防に努めていただくようよろしくお願いいたします。
保護者、ご家族の皆様には健やかに新春をお迎えのことと思います。さて、3学期に子どもたちが学校へ通うの
は、1年生から5年生が55日、6年生は50日ととても短い学期です。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」
という言葉のように、毎年この3か月間はあっという間に過ぎ去る気がしますが、1年間のまとめと締めくくりを
しっかりとして充実した学期になるようがんばりたいと思います。皆様3学期もどうぞよろしくお願いいたします。