規則集改訂事項一覧2015追補

JCF 2015
(公財)日本自転車競技連盟競技規則集改訂事項一覧表【追補】
UCI の規則改訂ならびに 2015 年 6 月 5 日開催の本連盟理事会の決議に基づき,下記のように
競技規則を改訂する
条項
2014 年版
第3章
2015 年版
競技者の装備
第11条(ヘルメット)
5
(ヘルメット)
本連盟は,UCI プロチーム,UCI プロフェッショナル・コンチネンタ
ル・チームとプロフェッショナル競技者として現に契約している者
に対して,本条項の主旨を損なわない範囲において標示につい
て例外を認めることができる.例外の適用を受けて大会に参加し
ようとする競技者は,予め本連盟に申請し,本連盟の発行した書
状を大会時に持参しなければならない.
第5章
自転車およびオートバイ
第16条 (トラック・レーサーおよびロード・レーサー)
(トラック・レーサーおよびロード・レーサー)
自転車
3. 自転車
技術的詳細
(2) 技術的詳細
d)①
第 16 条 3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝統的形
状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図を見よ).ハ
ンドルバーは以下に明示する範囲になければならない: 上限,
サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前後輪(これらは同径であ
る)の上端を通る水平線(C); 後方は操舵軸(D)そして前方は
5cm の許容差を以って前車軸を通る垂直線(「構造(1)」図を見
よ).この(A)については,トラックの短距離種目(フライング
200m,フライングラップ,スプリント,チーム・スプリント,ケイリ
ン,500m および 1km タイムトライアル)に出場する競技者の自
転車には適用しないが,前車軸を通る垂直線より 10cm 以上前
に出てはならない.
【J】ハンドルバーの下限(C)(前後輪の上端を通る水平線)は,
身体形態上の理由で必要な場合には下方に拡張できる.これら
の理由により,規定より寸法の小さい自転車が必要であると考
える競技者は,バイク・チェック時にコミセール・パネルに申告し
なければならない.
ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保持部か
らなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレバーを引い
てブレーキを作動できなければならない.二者択一的使用をし
やすくするいかなる保持部の延長および変形も禁止する.
ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている.
ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない.
ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチーム・パ
ーシュートにおいては,ステアリング・システムに固定延長部を
付加することができる; この場合,肘の支持点とハンドルバー・
エクステンションの最高部と最低部(変速レバーを含む)との差
は 10cm を超えてはならない..トラックの 500m および 1km タ
イムトライアルにおいてもハンドルバー・エクステンションを付加
することは可能であるが,この場合,サドルの先端はボトムブラ
ケット軸を通る垂直面より少なくとも 5cm 後方になければならな
い.
- 17 -
第 16 条 3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝統的形
状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図を見よ).ハ
ンドルバーは以下に明示する範囲になければならない: 上限,
サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前後輪(これらは同径であ
る)の上端から 10cm 下を通る水平線(C); 後方は操舵軸(D)そ
して前方は 5cm の許容差を以って前車軸を通る垂直線(「構造
(1)」図を見よ).この(A)については,トラックの短距離種目(フ
ライング 200m,フライングラップ,スプリント,チーム・スプリン
ト,ケイリン,500m および 1km タイムトライアル)に出場する競
技者の自転車には適用しないが,前車軸を通る垂直線より
10cm 以上前に出てはならない.
ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保持部か
らなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレバーを引い
てブレーキを作動できなければならない.二者択一的使用をし
やすくするいかなる保持部の延長および変形も禁止する.
ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている.
ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない.
ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチーム・パ
ーシュートにおいては,ステアリング・システムに固定延長部を
付加することができる; この場合,肘の支持点とハンドルバー・
エクステンションの最高部と最低部(変速レバーを含む)との差
は 10cm を超えてはならない..トラックの 500m および 1km タ
イムトライアルにおいてもハンドルバー・エクステンションを付加
することは可能であるが,この場合,サドルの先端はボトムブラ
ケット軸を通る垂直面より少なくとも 5cm 後方になければならな
い.
JCF 2015
ボトムブラケット軸を通る垂線とハンドルバーの先端との距離は
75cm を超えてはならず; その他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D)
に定める制限は変更されない.肘または前腕の保持部は許され
る(図「構造(1B)」を見よ).
ロード・タイムトライアルおいては,ハンドルバー延長部に操作
部またはレバーを,75cm マークを超える握りの位置をもたらさ
ない限りにおいて,固定することができる.
前節により規定されるトラックおよびロード競技においては,こ
の 75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm まで延長でき
る; “身体形態上の理由”とは,競技者の身体部分の長さに起
因するものと理解される.この理由により 75 から 80cm の距離
を使用する必要があると考える競技者は,そのバイク・チェック
時にコミセール・パネルに伝えなければならない.身体形態上の
理由によるただひとつの免除を要請できる:条項 1.3.023 に従
い,ハンドルバー・エクステンションを前進させるか,サドル先端
を前進させることができる
第8章
競技種目
第27条 (トラックレース種目)
1. オリンピック種目(2016 年リオデジャネイロ大会)
② 女子 スプリント
ケイリン
チーム・スプリント
3km チーム・パーシュート(団体追抜競走)
オムニアム
第11章
ボトムブラケット軸を通る垂線とハンドルバーの先端との距離は
75cm を超えてはならず; その他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D)
に定める制限は変更されない.肘または前腕の保持部は許され
る(図「構造(1B)」を見よ).
ロード・タイムトライアルおいては,ハンドルバー延長部に操作部
またはレバーを,75cm マークを超える握りの位置をもたらさない
限りにおいて,固定することができる.
前節により規定されるトラックおよびロード競技においては,この
75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm まで延長できる;
“身体形態上の理由”とは,競技者の身体部分の長さに起因する
ものと理解される.この理由により 75 から 80cm の距離を使用
する必要があると考える競技者は,そのバイク・チェック時にコミ
セール・パネルに伝えなければならない.
身長が 190cm あるいはそれ以上の競技者においては,ボトム
ブラケット軸を通る垂線とすべての付属品を含めたハンドルバ
ー・エクステンション先端間の水平距離は 85cm まで延長でき
る.
身体形態上の理由によるただひとつの免除を要請できる:第 16
条 3.(2)a)①に従い,ハンドルバー・エクステンションを前進させ
るか,サドル先端を前進させることができる
女子
スプリント
ケイリン
チーム・スプリント
4km チーム・パーシュート(団体追抜競走)
オムニアム
競技大会の開催および準備
第41条 (競技大会・競技日程)
(競技大会・競技日程)
5. いかなる登録者も,国内,大陸,世界競技日程に含まれていな いかなる登録者も,国内,大陸,世界競技日程に含まれていな
い競技大会,あるいは本連盟,大陸連合,UCI が認めない競技 い競技大会,あるいは本連盟,大陸連合,UCI が認めない競技
大会に参加してはならない.
大会に参加してはならない.
本連盟は,我が国において行われる競技大会,事業等に特別な 状況により,本連盟は,我が国において行われる競技大会,事
例外を認めることができる.
業等に特別な例外を認めることができる.
登録者は,UCI定款第18条2項が適用される場合を除き,資格 特別な競技大会・事業とは下記からなる:
停止された国内連盟の主催する活動に参加してはならない.
- 大会が時たま行われるものであり,組織的なスポーツ活動に
前項に違反した者には,1ヵ月の資格停止と50から100スイスフ 属していないこと
ランの罰金を科す.
- 大会の形態が UCI 規則の範囲外であること
特別な例外を認めることを意図する国内連盟は,シーズン開始
以前で少なくとも当該大会の 2 ヶ月前までに,十分な理由ある
要請を UCI 本部に提出しなければならない.
登録者は,UCI 定款第18条2項が適用される場合を除き,資格
停止された国内連盟の主催する活動に参加してはならない.
前項に違反した者には,1ヵ月の資格停止と50から100スイスフ
ランの罰金を科す.
- 18 -
JCF 2015
登 録 者 規 程
第 3条 (競 技 者 )
(競 技 者 )
(2) UCIプロチーム,UCIプロフェッショナル・コンチネンタル・チームと UCIワールドチーム,UCIプロフェッショナル・コンチネンタル・チー
プロフェッショナル競技者として契約していた者,あるいは自転車 ムとプロフェッショナル競技者として契約していた者,あるいは自
競技法に定める競輪振興法人に選手として登録していた者は, 転車競技法に定める競輪振興法人に選手として登録していた者
契約または登録を解除してから満 1年 を経 過 しなければ次 の は,契約または登録を解除してから満 1年 を経 過 しなければ次
大 会 に参 加 できない.
の大 会 に参 加 できない.
a.全 国 都 道 府 県 対 抗 自 転 車 競 技 大 会
a.全 国 都 道 府 県 対 抗 自 転 車 競 技 大 会
b.国 民 体 育 大 会
b.国 民 体 育 大 会
ただし,各 チーム1名 までの女 子 競 技 者 についてはこの限
りではない.(平 成 28年 4月 1日 発 効 )
日 本 自 転 車 競 技 連 盟 ランキング制 度
6. ロード・レース
(3) ポイントの集 計 とランキングの公 表
② 男 子 エリートとU23の集 計 は,10月 1日 から翌 年 の9月 30
日 ま で に 獲 得 さ れ たポ イ ント を 加 算 し て行 う . ラ ン キ ン グ
は, UCI ロード・ コ ンチ ネンタル・ ランキ ング発 表 の日 を 目
処 として作 成 ・発 表 する
8. マウンテンバイク(MTB)
(2) ポイントの集 計 とランキングの公 表
⑤
ランキング集 計 の対 象 となる大 会 数 は,JおよびJ1の全 大
会 数 の75%(小 数 点 以 下 切 り上 げ)とする.
【別 表 4】 ロード競 技 大 会 用 ポイント・テーブル(男 子 エリート)
ジャパン
EVENT
カップ
CLASS
1.H
ツール・ド・ 国内競技日程 ツアー・オブ・ ツール・ド・
沖縄
ワンデイレース ジャパン
1.2
N1.2
2.1
全日本選手権
熊野
2.2
タイム
トライアル
ロードレース
ロード競 技 大 会 用 ポイント・テーブル(男 子 エリート)
ツール・ド・
北海道
2.2
総合順位
1
100
40
10
80
40
16
80
40
2
70
30
7
56
30
11
56
30
3
40
16
4
32
16
6
32
16
4
30
12
24
12
5
24
12
5
25
10
20
10
4
20
10
6
20
8
16
8
2
16
8
7
15
6
12
6
12
6
8
10
3
8
3
8
3
9
9
7
7
10
8
6
6
11
7
5
5
12
6
3
3
13
5
14
4
15
3
16
17
18
19
20
ステージ毎の順位
1
16
8
8
2
11
5
5
3
6
2
2
4
5
5
4
6
2
リーダー保持
EVENT
CLASS
8
アジア選手権
タイム
トライアル
ロードレース
4
アジア大会
タイム
トライアル
4
世界選手権
ロードレース
タイム
トライアル
合計
ロード・レース
ポイントの集 計 とランキングの公 表
UCIランキングに準 じ, 52週 間 のローリング・ランキングと
する.対 象 大 会 毎 に獲 得 ポイントを加 算 するこ とによって
作 成 される.同 時 に,前 年 の大 会 で獲 得 されたポイントは
控 除 される.
マウンテンバイク(MTB)
ポイントの集 計 とランキングの公 表
ランキング集 計 の対 象 となる大 会 数 は,当 該 年 度 の全 日
本 選 手 権 大 会 及 び CJ-U、 CJ-1の 大 会 合 計 数 に 65%を
掛 けて算 出 (小 数 点 以 下 切 り上 げ)する.
EVENT
CLASS
1.H
総合順位
1
100
2
70
3
40
4
30
5
25
6
20
7
15
8
10
9
9
10
8
11
7
12
6
13
5
14
4
15
3
16
17
18
19
20
ステージ毎の順位
1
2
3
4
5
6
20
100
20
100
100
200
2
14
70
14
70
70
170
3
8
40
8
40
40
140
4
7
30
7
30
30
130
5
6
25
6
25
25
120
6
5
20
5
20
20
110
7
4
15
4
15
8
2
10
2
15
100
10
10
90
9
9
9
9
80
10
8
8
8
70
11
7
7
7
60
12
6
6
6
50
13
5
5
5
40
14
4
4
4
30
15
3
3
3
20
16
15
17
10
18
8
19
5
20
3
N1.2対象大会については別途定める
N1.2
2.1
2.2
40
30
16
12
10
8
6
3
10
7
4
80
56
32
24
20
16
12
8
7
6
5
3
40
30
16
12
10
8
6
3
16
11
6
5
4
2
8
5
2
8
4
リーダー保持
U23
(エリートと別レースの
ときのみ)
タイム
ロード
タイム
トライアル
レース
トライアル
2.2
40
30
16
12
10
8
6
3
2
1
40
30
16
12
10
8
6
3
8
5
2
4
エリート
U23
ロード
レース
タイム
トライアル
ロード
レース
タイム
トライアル
200
170
140
130
120
110
100
90
80
70
60
50
40
30
20
15
10
8
5
3
100
70
40
30
25
20
15
10
9
8
7
6
5
4
3
100
70
40
30
25
20
15
10
9
8
7
6
5
4
3
20
14
8
7
6
5
4
2
総合順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
100
70
40
30
25
20
15
10
9
8
7
6
5
4
3
20
14
8
7
6
5
4
2
80
56
32
24
20
16
12
8
7
6
5
3
16
11
6
5
4
2
N1.2対象大会については別途定める
- 19 -
ツール・ド・
北海道
世界選手権
エリート
ロード
レース
全日本選手権
タイムト ロード
ライアル レース
8
5
2
アジア選手権
CLASS
1
1.2
EVENT
ロードレース
総合順位
ジャパン ツール・ド・ 国内競技日程 ツアー・オブ・ ツール・ド・
カップ
沖縄
ワンデイレース
ジャパン
熊野