い ま す 。 を 痛 感 し て 実 力 の な さ す ぎ ま し た 。 ー マ が 難 し に し て は テ 調 和 体 作 品 ま し た 。 初 の な か に 静 か な 悲 し み を 湛 え た 、 さ わ や か で 感 傷 的 な 世 界 観 を 表 現 し よ う と 試 み 葉 先 に つ い た 朝 露 が 、 は か な く 消 え て い く 様 子 と 言 わ れ て い ま す 。 淡 い 幻 想 の 宮 沢 賢 治 の 詩 で す 。 薤 露 青 ( か い ろ せ い ) は 賢 治 の 造 語 で 、 ら っ き ょ う の 細 い ず さ び し く 湧 き 鳴 り な が ら よ も す が ら 南 十 字 へ な が れ る 水 よ … 」 「 み を つ く し の 列 を な つ か し く う か べ 創 角 作 谷 遊 調 野 和 体 三 回 『 生 薤 露 青 』 全 紙 薤 露 青 の 聖 ら か な 空 明 の な か を た え く 久 し き こ と 、 今 宵 も 同 じ 月 を 見 て い る こ か ら 完 全 と は 難 し い も の 。 た だ お 互 い が 長 に は 晴 れ と 曇 り 、 満 ち 欠 け が あ る 、 古 き 世 は 悲 し み と 歓 び 、 出 会 い と 別 れ が あ り 、 月 最 後 の 所 が 好 き で 、 書 い て 見 ま し た 。 人 に 里 共 嬋 娟 」 「 初 夏 を 迎 え た 竹 の 子 は 雨 後 に 高 く 伸 び 、 晩 春 の 花 は ま だ 散 り 残 っ て 吹 く 風 に 月 有 陰 晴 圓 缺 此 事 古 難 全 但 願 人 長 久 千 「 雨 餘 高 筍 初 迎 夏 風 逗 殘 花 尙 駐 春 」 46 創 上 作 西 隆 行 太 草 三 『 回 楊 生 基 詩 』 半 切 「 48 明 月 幾 四 創 閻 時 尺 作 姝 恒 有 二 行 把 尺 書 三 酒 回 問 『 生 青 水 天 調 歌 … 頭 人 』 有 悲 歡 離 合 × と を 願 う ば か り だ 。 27 折 々 見 え る 。 」 そ ん な 初 夏 の 情 景 と と も に お 楽 し み い た だ け れ ば 幸 い で す 。 47 「 忽 與 一 樽 酒 日 夕 歡 相 持 」 50 創 河 作 合 翼 隷 書 四 回 『 生 陶 淵 明 と 言 わ れ る き の こ で す 。 飮 酒 其 一 「 衰 榮 無 定 在 」 よ り 』 半 切 息 切 れ し 続 け ま し た が 、 全 力 で 頑 張 れ た と 感 じ て い ま す 。 で こ の 名 前 が 付 き ま し た 。 か つ て 、 ク マ 族 の 人 々 が 宗 教 儀 式 を 行 う 際 に 食 し た た 。 柄 が 淡 黄 緑 色 の 地 に 黒 い 粉 を 吹 き 付 け た よ う に 隆 起 し た 網 目 に 覆 わ れ る の Retiboletus nigerrimus 一 樽 の 酒 と と も に 、 日 夕 気 ま ま に 過 ご そ う 。 今 回 も イ グ チ 科 の き の こ 、 た 。 同 時 に 調 和 体 作 品 や こ の パ ン フ レ ッ ト の 編 集 に 取 り 組 ん で い た こ と も あ り 書 体 一 作 品 の 書 を 目 に し 、 一 年 半 が 経 っ た 今 、 同 様 の 形 式 で の 出 品 に 至 り ま し 色 々 な 書 体 に 触 れ て み た い と 意 気 込 ん で い た 一 回 生 の あ る 日 、 鄧 石 如 に よ る 四 「 萌 黄 網 脚 猪 口 」 49 創 釜 作 阪 紘 行 平 書 三 『 回 萌 生 黄 網 脚 猪 口 』 半 切 の 和 名 を 用 い て 創 作 し ま し 「 黑 雲 翻 墨 未 遮 山 白 雨 跳 珠 亂 入 船 卷 地 風 來 忽 吹 散 望 湖 樓 下 水 如 天 」 他 、 全 四 首 51 創 藏 作 岡 凌 篆 平 ・ 隷 三 ・ 回 楷 生 ・ 行 草 『 絶 句 四 首 ― 夏 ― 』 半 切 四 連 28 半 端 に 臨 書 で き な い な と び び り 、 て い る そ う で す 。 そ う 聞 く と 中 途 一 字 は 一 つ の 仏 さ ま に 見 立 て ら れ た の で す が 、 蓮 の 上 に 乗 っ た 一 字 「 わ あ 可 愛 い 」 と 思 っ て 書 き 始 め 本 で 見 て 色 と り ど り の 花 た ち を 「 六 種 振 動 其 中 … 」 52 創 小 作 島 健 『 史 驚 天 四 動 回 地 生 』 65 cm × 一 生 懸 命 書 き ま し た 。 実 物 は 京 都 ]= 全 紙 国 立 博 物 館 に あ る そ う な の で 、 ぜ ひ [ 創 篠 作 原 理 草 那 書 三 『 回 翔 生 破 』 一 度 見 に 行 っ て み た い と 思 い ま す 。 ]= 54 」 で す 。 ま 現 過 「 し 在 去 驚 た 天 。 書 書 動 く く 地 瞬 ま 」 間 で で の の 構 衝 想 動 お お よ よ び び 日 自 々 分 と と 、 を 、 作 品 に 保 存 ・ 投 影 す る つ も り で 書 き [ 65 cm 53 臨 小 書 松 聡 楷 子 書 修 『 士 一 一 字 回 蓮 生 台 法 華 経 神 力 品 』 20.5cm×42cm 29 「 翔 破 」 製 作 中 BGM は U2 「 Raised by Wolves 長 き 道 の り を も 越 え て 目 的 地 に 到 達 す る 、 そ の 時 ま で 諦 め な い 強 さ を 。 こ の 作 品 を 見 る 度 、 平 成 27 年 の 春 を 思 い 出 す よ う に 。 が 、 悩 み な が ら 仕 上 げ ま し た 。 や っ ぱ り 、 仮 名 が 好 き 。 万 葉 集 か ら 好 き な 歌 を 二 首 選 び ま し た 。 ( 三 ) ゆ 」 か れ ま し た 。 元 の 作 品 を み て 私 が 感 じ た も の を 表 現 す る の が 難 し か っ た の で す 代 の 書 家 の も の で 、 隷 書 独 特 の 力 強 さ に 加 え ど こ か 華 や か さ も 感 じ る 字 体 に 惹 大 き な サ イ ズ の 隷 書 作 品 を 書 く の は 今 回 が 初 め て で し た 。 私 が 臨 書 し た の は 清 「 鶩 外 紅 銷 一 縷 霞 淡 黄 楊 柳 帯 栖 雅 … 」 ほ ( 本 ) し の ( 農 ) は ( 八 ) や し に ( 二 ) う み ( 三 ) に ( 多 ) て る み ( 三 ) ち ( 遅 ) に ( 尓 ) 「 春 の そ の ( 農 ) こ き ( 支 ) か ( 可 ) く ( 久 ) る み く ( 久 ) も の ( 能 ) な ( 那 ) み た ( 多 ) ち ( 遅 ) 月 の ふ ね ( 年 ) い て た ( 多 ) つ を と め ( 免 ) 天 の ( 農 ) 55 臨 清 書 水 麻 隷 友 書 美 鄭 二 簠 回 『 生 隷 書 浣 谿 紗 詞 軸 』 全 紙 く ( 久 ) れ な ( 奈 ) ゐ に ( 耳 ) ほ ( 本 ) ふ 56 創 下 作 坂 桃 か 代 な 二 『 回 春 生 の 苑 』 半 懐 紙 二 分 の 一 二 枚 桃 の 花 し た 30 書 体 が 好 み で す 。 学 業 の 合 間 に 勘 を 取 り 戻 し つ つ 。 荒 っ ぽ い 筆 遣 い な の に ど こ か 爽 や か さ も あ る 「 難 翁 如 欲 学 我 無 却 鮮 歓 園 有 松 与 竹 秀 色 」 58 臨 鈴 書 木 貴 行 也 書 修 沈 士 周 一 『 回 次 生 韻 東 園 菊 花 詩 』 目 が 見 え な く な っ て も 、 ひ さ し ぶ り に 仮 名 を 書 い て み ま し た 。 漢 字 を 書 い て る 時 よ り 楽 し か っ た で す 。 な つ の よ の ふ す か と す れ ば ほ と ヽ ぎ す な く ひ と こ ゑ に あ く る し の ヽ め … 」 長 い 時 間 を 経 て も 、 飛 ば ま し 今 一 度 ・ ・ ・ 」 雲 騰 る 南 風 の ま ほ ら 「 山 門 は 我 が 産 土 57 創 白 作 谷 暢 調 浩 和 体 三 回 『 生 帰 去 来 』 全 紙 半 切 や っ ぱ り 私 は 仮 名 が 好 き な よ う で す 。 31 あ の と き の 景 色 は ず っ と 心 の 中 に 。 ほ と ヽ ぎ す な く や さ つ き の み じ か よ も ひ と り し ぬ れ ば あ か し か ね つ も 人 丸 な つ の よ を ね ぬ に あ け ぬ と い ひ お い し ひ と は も の を や お も は ざ り け む 上 行 。 白 空 夜 窓 閑 蛍 度 後 、 深 更 軒 白 月 明 初 。 白 … 」 「 夏 夜 風 吹 枯 木 晴 天 雨 、 月 照 平 沙 夏 夜 霜 。 白 風 生 竹 夜 窓 間 臥 、 月 照 松 時 台 59 臨 中 書 野 綾 か 香 な 四 伝 回 藤 生 原 行 成 『 粘 葉 本 和 漢 朗 詠 集 』 半 懐 紙 初 め て 草 書 に 挑 戦 し ま し た 。 今 ま で 楷 書 を 中 心 に や っ て い た せ い か 、 か す れ を 還 「 心 苦 水 哉 何 狂 澄 醉 々 子 望 竟 之 被 不 繞 見 十 端 纏 」 一 念 纔 瞥 起 萬 像 堆 其 前 61 臨 古 書 川 智 草 大 書 三 良 回 寛 生 『 心 水 何 澄 々 』 聯 落 執 之 以 爲 有 乘 之 不 永 好 き で す 。 ご 批 評 の 程 よ ろ し く お 願 い し ま す 。 日 本 の 書 家 さ ん の ど こ か 柔 ら か い 感 じ が す ご く 中 で 一 番 楽 し く 書 け た 気 が し て い ま す 。 や っ ぱ り の が 悔 や ま れ ま す が 、 今 ま で 臨 書 に 挑 戦 し て き た ら も 、 自 分 の 今 日 に 至 る ま で の 作 品 鑑 賞 の 蓄 積 か ら 自 然 と 生 ま れ た も の で あ る 。 な 作 品 を 鑑 賞 す る こ と も 欠 か せ な い と 思 っ て い る 。 今 回 の 作 品 は 、 少 な い な が 作 品 制 作 に は 、 書 体 、 用 具 の 選 定 も 重 要 で あ る が 、 書 家 の も の を は じ め 、 様 々 「 月 落 烏 啼 し た 。 フ ァ ン な の で す 。 に も 関 わ ら ず 練 習 不 足 な 前 回 に 引 き 続 き 今 回 も 、 小 野 道 風 の 書 を 臨 書 し ま 糸 滲 出 陶 門 柳 、 白 玉 装 成 庚 嶺 梅 。 … 」 「 尋 春 花 霜 満 天 江 楓 漁 火 對 愁 眠 姑 蘇 城 外 寒 山 寺 夜 半 鐘 声 到 客 船 」 見 説 林 花 処 々 開 、 晨 興 並 馬 共 尋 来 。 青 60 創 深 作 谷 拓 調 未 和 体 二 回 『 生 楓 橋 夜 泊 』 二 尺 × 出 す こ と や 流 れ を 意 識 し て 書 く こ と に 苦 戦 し ま し た 。 四 尺 62 臨 寳 書 官 紗 行 紀 書 三 小 回 野 生 道 風 『 屛 風 土 代 』 巻 子 32 「 世 の 中 を 憂 し と 恥 し と 下 手 な り に 頑 張 り ま し た 。 も っ と 筆 を 華 麗 に 使 い こ な せ る 人 間 に な り た い で す 。 33 「 藏 我 為 最 雄 譬 猶 満 月 麗 天 蛍 光 列 宿 」 65 臨 宮 書 部 大 楷 志 書 二 顔 回 真 生 卿 『 多 宝 塔 碑 』 半 切 と こ ろ が あ り ま し た 。 今 回 は そ ん な 心 境 の 一 時 の 憶 良 の 心 情 と 、 今 の 自 分 の 心 境 に 重 な る ど こ か に 飛 ん で 行 き た い … こ の 歌 を 詠 ん だ 当 あ る と 思 い ま す 。 ど う に も な ら な い … い っ そ き て い れ ば 誰 で も つ ら い こ と や 悲 し い こ と は 万 葉 集 の な か で 山 上 憶 良 が 詠 ん だ 歌 で す 。 生 き た の で し ょ う か … 。 ら い い な と い う 無 理 な 希 望 を 抱 き つ つ 。 漢 文 が 読 め た ら も う 少 し 彼 ら を 理 解 で 飛 び 立 ち か ね つ 創 眞 作 嶋 優 か 一 な 二 『 回 よ 生 の な か の 』 二 尺 × 念 を 込 め た 思 い を 感 じ て 頂 け た ら と 思 い ま す 。 思 へ ど も 63 六 尺 鳥 に し あ ら ね ば 」 幕 末 の 人 物 を 文 字 か ら 知 り た い と 思 い 選 び ま し た 、 そ こ か ら 時 代 が 垣 間 見 え た 「 騰 々 快 馬 洋 裝 輕 信 馬 離 城 不 程 計 背 日 林 間 革 轡 響 逐 風 堤 上 鐵 蹄 鳴 」 64 臨 宮 書 下 拓 行 也 書 四 佐 回 久 生 間 象 山 『 七 言 絶 句 』 全 紙 か ら 、 ぽ つ ぽ つ と 選 ん で 書 き ま し た 。 そ ら も 66 臨 家 書 倉 凌 か な 四 回 筆 生 者 多 数 『 筆 林 』 額 ( ら と は 那 「 に 登 八 あ く り 」 ぎ い み あ す 移 見 須 で え 阿 ま ぬ し け つ や 志 介 よ ま の 与 万 つ つ な ほ 徒 れ 他 が 本 き 連 四 可 と 支 な 首 ) ) ( ( ) ) ( ( ) ( ( ) ) ) ( ( ( ) ( ( ) ) ( ) ) は じ め て 仮 名 の 創 作 を し ま し た 。 ) あ ま り よ く 分 か ら な い ま ま 構 成 ( な ど 決 め て 書 き 始 め ま し た が 、 そ 「 さ く ら か ば ほ な る 咲 し に ら し く 日 も よ 」 り 他 よ し の 山 ) れ な り に 満 足 の い く 作 品 に は で ひ と つ に ( き ま し た 。 ) 仮 名 の も つ 繊 細 な 美 し さ が 表 現 手 鑑 ( 主 に 江 戸 時 代 に 作 ら れ た 、 鑑 賞 の た め 古 ( で き て い れ ば と 思 い ま す 。 筆 を 収 集 し ま と め た も の ) の ひ と つ で あ る 筆 林 67 創 矢 作 野 凱 か 己 な 二 『 回 あ 生 り あ け の 』 半 懐 紙 三 枚 継 34 生 き と し た 線 が 出 せ る よ う に 頑 張 り ま し た 。 ご ざ い ま し た ら ど う ぞ よ ろ し く お 願 い し ま す 。 35 今 ま で 書 い て き た も の と は 全 く 違 う 雰 囲 気 を 持 つ 、 木 簡 に 挑 戦 し ま し た 。 生 き た 。 こ れ ら の 要 素 は ま だ 十 分 出 し 切 れ て い な い か も し れ ま せ ん 。 ご 指 摘 な ど が 「 敢 言 之 之 林 之 之 罪 龍 勒 長 林 丞 禹 叩 頭 も 難 し い け ど そ れ も ま た 魅 力 的 。 69 臨 山 書 崎 夏 隷 野 書 三 『 回 木 生 簡 』 聯 落 簿 書 一 封 龍 勒 長 印 」 わ ら ず 、 力 強 さ を 感 じ さ せ 、 ま た 筆 の 勢 い も あ り 面 白 そ う だ っ た か ら 選 び ま し 今 回 は 李 邕 の 李 思 訓 碑 の 臨 書 を し ま し た 。 こ の 作 品 は 線 が 太 め で な い に も か か 「 満 歳 除 常 州 司 倉 参 軍 事 出 納 之 悋 職 司 其 憂 蓋 小 小 者 于 時 也 鼎 湖 龍 昇 」 71 臨 山 書 科 直 行 也 書 二 李 回 邕 生 『 李 思 訓 碑 』 全 紙 ま い ま し た 。 の 曲 線 美 を 譲 り な ど 絶 対 に し な い わ 」 と 思 い 表 現 の 仕 方 を 模 索 し ま し た 。 と て が 細 す ぎ て 作 品 に す る と 見 栄 え が し な い 、 と 言 わ れ る そ う で す が 、 「 太 く し て こ 若 木 の よ う に し な や か で 美 し い 線 が 、 心 を 捉 え て 放 し て く れ ま せ ん 。 雁 塔 は 線 「 名 無 翼 風 長 飛 道 無 根 而 永 固 流 慶 歴 遂 古 鎮 常 」 が 明 け た ら 天 体 観 測 に 出 か け た い な 、 な ん て 考 え な が ら 自 由 気 ま ま に 書 い て し え て 彼 女 ら の 悲 哀 を う た っ た も の な の だ そ う で す 。 そ ん な こ と も 知 ら ず 、 梅 雨 微 か に 光 る あ の 小 さ な 星 は か ら す き 星 と す ば る 星 。 実 は こ の 詩 、 妾 を 小 星 に 例 「 嘒 彼 小 星 維 參 興 昴 」 68 臨 山 書 﨑 絢 楷 香 書 三 褚 回 遂 生 良 『 雁 塔 聖 教 序 』 半 切 70 創 山 作 﨑 絢 行 香 草 書 三 回 『 生 嘒 彼 小 星 維 參 興 昴 』 半 切 上 げ て い く 達 成 感 が 何 と も 言 え ず 、 こ こ ま で 書 き 続 け て し ま い ま し た 。 柔 ら か い 始 筆 や 払 い が 表 現 で き な か っ た り と 苦 労 の 連 続 で し た が 、 半 紙 一 枚 ず つ 仕 っ た 細 字 に 取 り 組 み ま し た 。 思 っ た 以 上 に 普 段 の 自 分 の 字 の 癖 が 表 れ た り 、 繊 細 で 「 和 答 石 田 落 花 十 首 皆 様 、 ぜ ひ 投 票 を お 願 い し ま す ! し た 。 果 た し て ど の 作 品 が グ ラ ン プ リ に 選 ば れ る の で し ょ う か … 書 道 部 二 回 生 が 、 学 生 生 活 の 悲 哀 や あ る あ る な ど を 五 七 五 で 表 現 し て み ま 文 璧 撲 面 飛 簾 漫 有 情 細 香 歌 扇 鄣 緣 盈 々 紅 吹 乾 雪 風 千 點 綵 散 72 臨 吉 書 村 友 楷 希 書 三 文 回 徴 生 明 『 細 楷 落 花 詩 巻 』 巻 子 73 創 二 作 回 生 『 合 学 作 生 川 柳 グ ラ ン プ リ 』 縦 横 788mm 朝 雲 雨 満 城 春 水 渡 江 桃 葉 暗 茶 烟 圍 榻 鬢 絲 軽 従 前 莫 恨 飄 零 事 青 子 梢 頭 取 次 成 … 」 1091mm× 何 か 一 つ は 多 字 数 の 作 品 を 出 し た い と い う 気 持 ち が 抑 え き れ ず 、 以 前 か ら 興 味 の あ 36 ―部員紹介― 顧問 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授 阿辻哲次先生 技術顧問 日展会友・書道家 寺本蒼玄先生 一回生 法 川根みゆき 工 宗哲仁 農 家倉凌 経済 山野敬子 工 阿部朱夏 府医 木高早紀 工 惣塚勝也 工 井上誠也 農 木下有羽 文 瀧川光美 医 今村朱里 法 清水麻友美 理 武田桃子 五回生 法 上村香鈴 医 下坂桃代 法 徳川鈴奈 総人 総人 内山拓喜 薬 竹内春佳 教育 硲健太 医 浦川真由子 理 田島正規 理 疋田研一郎 工 江里口拓哉 医 立田俊也 農 古川智大 理 伊東優治 法 小野日菜乃 工 趙詩園 法 寳官紗紀 法 大泉陽輔 工 郡健一郎 工 津金澤秀行 農 松下有菜 医 川上澄香 経済 小﨑美結 医 中祐汰郎 法 山﨑絢香 工 小松聡子 法 米田景 修士一回生 総人 深谷拓未 医 山下燎亮 情報 鈴木貴也 教育 小栁亜季 農 堀場菜摘 総人 山脇謙 人環 陳巧香 工 近藤泰仁 造形 眞嶋優一 文 吉村友希 農 寺西幸 文 佐武千寛 法 三村祐貴子 工 藤井結稀 文 清水隆史 工 宮部大志 四回生 工 山本大翔 農 杉本舞 工 矢野凱己 工 飯岡達也 薬 渡辺健介 工 角裕介 工 山口和樹 農 稲葉由花利 理 善野和人 農 山崎夏野 理 上村耕平 文 橘大輝 工 山科直也 工 王隽齐 工 大庭諒介 工 ダン・ヴィエッ 工 渡辺顕 法 大石龍太 工 奥山優 工 岡本悠 工 小野愛美 農 片野裕太 農 鈴木新人 ト・チュン 修士二回生 法 徳田寛生 三回生 文 中村直樹 農 新井一矢 工 河合翼 工 時藤大典 工 橋詰都 薬 荒巻拓哉 法 北堀雄大 情報 アルセーニ, 工 原田拓実 工 石川敬一 法 小島健史 理 原誠人 理 上西隆太 工 石博昭 農 前渋奈央子 法 前山隼人 工 牛山泰喜 法 高橋侑生 医 山口萌 農 松尾和輝 工 上井晴仁 工 チャンドゥク・ 工 間宮基貴 工 閻姝恒 農 山中希恵 工 角谷遊野 法 戸高郁穂 農 尾崎由布子 総人 加藤大智 農 中谷百花 工 永溝聡士 農 釜阪紘平 法 中野綾香 二回生 37 平野泰隆 クァン トルマチョブ 修士三回生 医 岡本晴香 工 藏岡凌平 理 東村智佳 留学生 工 奥田祐司 文 篠原理那 工 藤田雄也 造形 経済 笠原知生 光華 島津七明 農 松澤祐実 法 川口功 工 白谷暢浩 文 宮下拓也 レガロンペラヨ, シルヴィア 京都市中京区高倉通 三条下る丸屋町 164 TEL075-251-7800 FAX075-251-7802 香/筆/和風文具/香道具/茶道具 〒604-8091 京都市中京区寺町姉小路 上ル下本能寺前町 520 営業時間 10~18 時 定休日(日曜日) TEL.075(231)0510 FAX.075(221)5987 地下鉄東西線市役所前駅下車 5 番出口 http://www.kyukyodo.co.jp 京筆・京文房 京都 〒604-0916 東京 〒102-0072 京都市中京区寺町通二条上ル TEL.075-252-4120 FAX.075-252-0006 東京都千代田区飯田橋四丁目六の二 東洋美術印刷本社ビル一階 TEL.03-3239-0733 FAX.03-3239-0731 文具四寳(筆・墨・硯・紙)和紙工芸品 書画作品 二条店 〒604-0931 京都市中京区二条通河原町西入北側 TEL・FAX:075-222-0390 E-mail:[email protected] 株式会社 賛交社 本社 〒607-8216 京都市山科区勧修寺東出町 27 TEL:075-572-8964/FAX:075-572-8905 38 京都大学書道部 平成 27 年度 第 115 回 初夏書展 ●発行 ―書展パンフレット― :京都大学書道部 ●編集者:京都大学書道部平成 26 年度パンフ係 新井 一矢 (農学部 3 回) 荒巻 拓哉 (薬学部 3 回) 加藤 大智 (総合人間学部 3 回) 藏岡 凌平 (工学部 3 回) ●発行日:2015 年 6 月 6 日 ●印刷 :大阪コピー □京都大学書道部□ 〒606-8317 京都市左京区吉田本町 URL :http://kshodobu.sakura.ne.jp/ E-mail:[email protected] 代表 :宗 哲仁 (工学部 3 回) Printed in Japan. Ⓒ京都大学書道部 2015 ―建仁寺案内図・周辺地図―
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