上 西 隆 太 三 回 生 創 作 行 草 『 楊 基 詩 』 半 切

い
ま
す
。
を
痛
感
し
て
実
力
の
な
さ
す
ぎ
ま
し
た
。
ー
マ
が
難
し
に
し
て
は
テ
調
和
体
作
品
ま
し
た
。
初
の
な
か
に
静
か
な
悲
し
み
を
湛
え
た
、
さ
わ
や
か
で
感
傷
的
な
世
界
観
を
表
現
し
よ
う
と
試
み
葉
先
に
つ
い
た
朝
露
が
、
は
か
な
く
消
え
て
い
く
様
子
と
言
わ
れ
て
い
ま
す
。
淡
い
幻
想
の
宮
沢
賢
治
の
詩
で
す
。
薤
露
青
(
か
い
ろ
せ
い
)
は
賢
治
の
造
語
で
、
ら
っ
き
ょ
う
の
細
い
ず
さ
び
し
く
湧
き
鳴
り
な
が
ら
よ
も
す
が
ら
南
十
字
へ
な
が
れ
る
水
よ
…
」
「
み
を
つ
く
し
の
列
を
な
つ
か
し
く
う
か
べ
創 角
作 谷
遊
調 野
和
体 三
回
『 生
薤
露
青
』
全
紙
薤
露
青
の
聖
ら
か
な
空
明
の
な
か
を
た
え
く
久
し
き
こ
と
、
今
宵
も
同
じ
月
を
見
て
い
る
こ
か
ら
完
全
と
は
難
し
い
も
の
。
た
だ
お
互
い
が
長
に
は
晴
れ
と
曇
り
、
満
ち
欠
け
が
あ
る
、
古
き
世
は
悲
し
み
と
歓
び
、
出
会
い
と
別
れ
が
あ
り
、
月
最
後
の
所
が
好
き
で
、
書
い
て
見
ま
し
た
。
人
に
里
共
嬋
娟
」
「
初
夏
を
迎
え
た
竹
の
子
は
雨
後
に
高
く
伸
び
、
晩
春
の
花
は
ま
だ
散
り
残
っ
て
吹
く
風
に
月
有
陰
晴
圓
缺
此
事
古
難
全
但
願
人
長
久
千
「
雨
餘
高
筍
初
迎
夏
風
逗
殘
花
尙
駐
春
」
46
創 上
作 西
隆
行 太
草
三
『 回
楊 生
基
詩
』
半
切
「
48
明
月
幾 四 創 閻
時 尺 作 姝
恒
有
二 行
把 尺 書 三
酒
回
問
『 生
青
水
天
調
歌
…
頭
人
』
有
悲
歡
離
合
×
と
を
願
う
ば
か
り
だ
。
27
折
々
見
え
る
。
」
そ
ん
な
初
夏
の
情
景
と
と
も
に
お
楽
し
み
い
た
だ
け
れ
ば
幸
い
で
す
。
47
「
忽
與
一
樽
酒
日
夕
歡
相
持
」
50
創 河
作 合
翼
隷
書 四
回
『 生
陶
淵
明
と
言
わ
れ
る
き
の
こ
で
す
。
飮
酒
其
一
「
衰
榮
無
定
在
」
よ
り
』
半
切
息
切
れ
し
続
け
ま
し
た
が
、
全
力
で
頑
張
れ
た
と
感
じ
て
い
ま
す
。
で
こ
の
名
前
が
付
き
ま
し
た
。
か
つ
て
、
ク
マ
族
の
人
々
が
宗
教
儀
式
を
行
う
際
に
食
し
た
た
。
柄
が
淡
黄
緑
色
の
地
に
黒
い
粉
を
吹
き
付
け
た
よ
う
に
隆
起
し
た
網
目
に
覆
わ
れ
る
の
Retiboletus nigerrimus
一
樽
の
酒
と
と
も
に
、
日
夕
気
ま
ま
に
過
ご
そ
う
。
今
回
も
イ
グ
チ
科
の
き
の
こ
、
た
。
同
時
に
調
和
体
作
品
や
こ
の
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
の
編
集
に
取
り
組
ん
で
い
た
こ
と
も
あ
り
書
体
一
作
品
の
書
を
目
に
し
、
一
年
半
が
経
っ
た
今
、
同
様
の
形
式
で
の
出
品
に
至
り
ま
し
色
々
な
書
体
に
触
れ
て
み
た
い
と
意
気
込
ん
で
い
た
一
回
生
の
あ
る
日
、
鄧
石
如
に
よ
る
四
「
萌
黄
網
脚
猪
口
」
49
創 釜
作 阪
紘
行 平
書
三
『 回
萌 生
黄
網
脚
猪
口
』
半
切
の
和
名
を
用
い
て
創
作
し
ま
し
「
黑
雲
翻
墨
未
遮
山
白
雨
跳
珠
亂
入
船
卷
地
風
來
忽
吹
散
望
湖
樓
下
水
如
天
」
他
、
全
四
首
51
創 藏
作 岡
凌
篆 平
・
隷 三
・ 回
楷 生
・
行
草
『
絶
句
四
首
―
夏
―
』
半
切
四
連
28
半
端
に
臨
書
で
き
な
い
な
と
び
び
り
、
て
い
る
そ
う
で
す
。
そ
う
聞
く
と
中
途
一
字
は
一
つ
の
仏
さ
ま
に
見
立
て
ら
れ
た
の
で
す
が
、
蓮
の
上
に
乗
っ
た
一
字
「
わ
あ
可
愛
い
」
と
思
っ
て
書
き
始
め
本
で
見
て
色
と
り
ど
り
の
花
た
ち
を
「
六
種
振
動
其
中
…
」
52
創 小
作 島
健
『 史
驚
天 四
動 回
地 生
』
65
cm
×
一
生
懸
命
書
き
ま
し
た
。
実
物
は
京
都
]=
全
紙
国
立
博
物
館
に
あ
る
そ
う
な
の
で
、
ぜ
ひ
[
創 篠
作 原
理
草 那
書
三
『 回
翔 生
破
』
一
度
見
に
行
っ
て
み
た
い
と
思
い
ま
す
。
]=
54
」
で
す
。
ま 現 過 「
し 在 去 驚
た
天
。 書 書 動
く く 地
瞬 ま 」
間 で
で の
の 構
衝 想
動 お
お よ
よ び
び 日
自 々
分 と
と 、
を
、
作
品
に
保
存
・
投
影
す
る
つ
も
り
で
書
き
[
65
cm
53
臨 小
書 松
聡
楷 子
書
修
『 士
一 一
字 回
蓮 生
台
法
華
経
神
力
品
』
20.5cm×42cm
29
「
翔
破
」
製
作
中
BGM
は
U2
「
Raised by Wolves
長
き
道
の
り
を
も
越
え
て
目
的
地
に
到
達
す
る
、
そ
の
時
ま
で
諦
め
な
い
強
さ
を
。
こ
の
作
品
を
見
る
度
、
平
成
27
年
の
春
を
思
い
出
す
よ
う
に
。
が
、
悩
み
な
が
ら
仕
上
げ
ま
し
た
。
や
っ
ぱ
り
、
仮
名
が
好
き
。
万
葉
集
か
ら
好
き
な
歌
を
二
首
選
び
ま
し
た
。
(
三
)
ゆ
」
か
れ
ま
し
た
。
元
の
作
品
を
み
て
私
が
感
じ
た
も
の
を
表
現
す
る
の
が
難
し
か
っ
た
の
で
す
代
の
書
家
の
も
の
で
、
隷
書
独
特
の
力
強
さ
に
加
え
ど
こ
か
華
や
か
さ
も
感
じ
る
字
体
に
惹
大
き
な
サ
イ
ズ
の
隷
書
作
品
を
書
く
の
は
今
回
が
初
め
て
で
し
た
。
私
が
臨
書
し
た
の
は
清
「
鶩
外
紅
銷
一
縷
霞
淡
黄
楊
柳
帯
栖
雅
…
」
ほ
(
本
)
し
の
(
農
)
は
(
八
)
や
し
に
(
二
)
う
み
(
三
)
に
(
多
)
て
る
み
(
三
)
ち
(
遅
)
に
(
尓
)
「
春
の
そ
の
(
農
)
こ
き
(
支
)
か
(
可
)
く
(
久
)
る
み
く
(
久
)
も
の
(
能
)
な
(
那
)
み
た
(
多
)
ち
(
遅
)
月
の
ふ
ね
(
年
)
い
て
た
(
多
)
つ
を
と
め
(
免
)
天
の
(
農
)
55
臨 清
書 水
麻
隷 友
書 美
鄭 二
簠 回
『 生
隷
書
浣
谿
紗
詞
軸
』
全
紙
く
(
久
)
れ
な
(
奈
)
ゐ
に
(
耳
)
ほ
(
本
)
ふ
56
創 下
作 坂
桃
か 代
な
二
『 回
春 生
の
苑
』
半
懐
紙
二
分
の
一
二
枚
桃
の
花
し
た
30
書
体
が
好
み
で
す
。
学
業
の
合
間
に
勘
を
取
り
戻
し
つ
つ
。
荒
っ
ぽ
い
筆
遣
い
な
の
に
ど
こ
か
爽
や
か
さ
も
あ
る
「
難
翁
如
欲
学
我
無
却
鮮
歓
園
有
松
与
竹
秀
色
」
58
臨 鈴
書 木
貴
行 也
書
修
沈 士
周 一
『 回
次 生
韻
東
園
菊
花
詩
』
目
が
見
え
な
く
な
っ
て
も
、
ひ
さ
し
ぶ
り
に
仮
名
を
書
い
て
み
ま
し
た
。
漢
字
を
書
い
て
る
時
よ
り
楽
し
か
っ
た
で
す
。
な
つ
の
よ
の
ふ
す
か
と
す
れ
ば
ほ
と
ヽ
ぎ
す
な
く
ひ
と
こ
ゑ
に
あ
く
る
し
の
ヽ
め
…
」
長
い
時
間
を
経
て
も
、
飛
ば
ま
し
今
一
度
・
・
・
」
雲
騰
る
南
風
の
ま
ほ
ら
「
山
門
は
我
が
産
土
57
創 白
作 谷
暢
調 浩
和
体 三
回
『 生
帰
去
来
』
全
紙
半
切
や
っ
ぱ
り
私
は
仮
名
が
好
き
な
よ
う
で
す
。
31
あ
の
と
き
の
景
色
は
ず
っ
と
心
の
中
に
。
ほ
と
ヽ
ぎ
す
な
く
や
さ
つ
き
の
み
じ
か
よ
も
ひ
と
り
し
ぬ
れ
ば
あ
か
し
か
ね
つ
も
人
丸
な
つ
の
よ
を
ね
ぬ
に
あ
け
ぬ
と
い
ひ
お
い
し
ひ
と
は
も
の
を
や
お
も
は
ざ
り
け
む
上
行
。
白
空
夜
窓
閑
蛍
度
後
、
深
更
軒
白
月
明
初
。
白
…
」
「
夏
夜
風
吹
枯
木
晴
天
雨
、
月
照
平
沙
夏
夜
霜
。
白
風
生
竹
夜
窓
間
臥
、
月
照
松
時
台
59
臨 中
書 野
綾
か 香
な
四
伝 回
藤 生
原
行
成
『
粘
葉
本
和
漢
朗
詠
集
』
半
懐
紙
初
め
て
草
書
に
挑
戦
し
ま
し
た
。
今
ま
で
楷
書
を
中
心
に
や
っ
て
い
た
せ
い
か
、
か
す
れ
を
還 「
心
苦 水
哉 何
狂 澄
醉 々
子
望
竟 之
被 不
繞 見
十 端
纏
」 一
念
纔
瞥
起
萬
像
堆
其
前
61
臨 古
書 川
智
草 大
書
三
良 回
寛 生
『
心
水
何
澄
々
』
聯
落
執
之
以
爲
有
乘
之
不
永
好
き
で
す
。
ご
批
評
の
程
よ
ろ
し
く
お
願
い
し
ま
す
。
日
本
の
書
家
さ
ん
の
ど
こ
か
柔
ら
か
い
感
じ
が
す
ご
く
中
で
一
番
楽
し
く
書
け
た
気
が
し
て
い
ま
す
。
や
っ
ぱ
り
の
が
悔
や
ま
れ
ま
す
が
、
今
ま
で
臨
書
に
挑
戦
し
て
き
た
ら
も
、
自
分
の
今
日
に
至
る
ま
で
の
作
品
鑑
賞
の
蓄
積
か
ら
自
然
と
生
ま
れ
た
も
の
で
あ
る
。
な
作
品
を
鑑
賞
す
る
こ
と
も
欠
か
せ
な
い
と
思
っ
て
い
る
。
今
回
の
作
品
は
、
少
な
い
な
が
作
品
制
作
に
は
、
書
体
、
用
具
の
選
定
も
重
要
で
あ
る
が
、
書
家
の
も
の
を
は
じ
め
、
様
々
「
月
落
烏
啼
し
た
。
フ
ァ
ン
な
の
で
す
。
に
も
関
わ
ら
ず
練
習
不
足
な
前
回
に
引
き
続
き
今
回
も
、
小
野
道
風
の
書
を
臨
書
し
ま
糸
滲
出
陶
門
柳
、
白
玉
装
成
庚
嶺
梅
。
…
」
「
尋
春
花
霜
満
天
江
楓
漁
火
對
愁
眠
姑
蘇
城
外
寒
山
寺
夜
半
鐘
声
到
客
船
」
見
説
林
花
処
々
開
、
晨
興
並
馬
共
尋
来
。
青
60
創 深
作 谷
拓
調 未
和
体 二
回
『 生
楓
橋
夜
泊
』
二
尺
×
出
す
こ
と
や
流
れ
を
意
識
し
て
書
く
こ
と
に
苦
戦
し
ま
し
た
。
四
尺
62
臨 寳
書 官
紗
行 紀
書
三
小 回
野 生
道
風
『
屛
風
土
代
』
巻
子
32
「
世
の
中
を
憂
し
と
恥
し
と
下
手
な
り
に
頑
張
り
ま
し
た
。
も
っ
と
筆
を
華
麗
に
使
い
こ
な
せ
る
人
間
に
な
り
た
い
で
す
。
33
「
藏
我
為
最
雄
譬
猶
満
月
麗
天
蛍
光
列
宿
」
65
臨 宮
書 部
大
楷 志
書
二
顔 回
真 生
卿
『
多
宝
塔
碑
』
半
切
と
こ
ろ
が
あ
り
ま
し
た
。
今
回
は
そ
ん
な
心
境
の
一
時
の
憶
良
の
心
情
と
、
今
の
自
分
の
心
境
に
重
な
る
ど
こ
か
に
飛
ん
で
行
き
た
い
…
こ
の
歌
を
詠
ん
だ
当
あ
る
と
思
い
ま
す
。
ど
う
に
も
な
ら
な
い
…
い
っ
そ
き
て
い
れ
ば
誰
で
も
つ
ら
い
こ
と
や
悲
し
い
こ
と
は
万
葉
集
の
な
か
で
山
上
憶
良
が
詠
ん
だ
歌
で
す
。
生
き
た
の
で
し
ょ
う
か
…
。
ら
い
い
な
と
い
う
無
理
な
希
望
を
抱
き
つ
つ
。
漢
文
が
読
め
た
ら
も
う
少
し
彼
ら
を
理
解
で
飛
び
立
ち
か
ね
つ
創 眞
作 嶋
優
か 一
な
二
『 回
よ 生
の
な
か
の
』
二
尺
×
念
を
込
め
た
思
い
を
感
じ
て
頂
け
た
ら
と
思
い
ま
す
。
思
へ
ど
も
63
六
尺
鳥
に
し
あ
ら
ね
ば
」
幕
末
の
人
物
を
文
字
か
ら
知
り
た
い
と
思
い
選
び
ま
し
た
、
そ
こ
か
ら
時
代
が
垣
間
見
え
た
「
騰
々
快
馬
洋
裝
輕
信
馬
離
城
不
程
計
背
日
林
間
革
轡
響
逐
風
堤
上
鐵
蹄
鳴
」
64
臨 宮
書 下
拓
行 也
書
四
佐 回
久 生
間
象
山
『
七
言
絶
句
』
全
紙
か
ら
、
ぽ
つ
ぽ
つ
と
選
ん
で
書
き
ま
し
た
。
そ
ら
も
66
臨 家
書 倉
凌
か
な 四
回
筆 生
者
多
数
『
筆
林
』
額
(
ら と は 那 「
に 登 八
あ
く り
」
ぎ い み あ
す 移 見
須 で え 阿
ま ぬ し け
つ や
志 介
よ ま
の
与 万 つ つ
な ほ 徒 れ
他
が 本 き 連
四
可 と 支 な
首
)
)
(
(
)
)
(
(
)
(
(
)
)
)
(
(
(
)
(
(
)
)
(
)
)
は
じ
め
て
仮
名
の
創
作
を
し
ま
し
た
。
)
あ
ま
り
よ
く
分
か
ら
な
い
ま
ま
構
成
(
な
ど
決
め
て
書
き
始
め
ま
し
た
が
、
そ
「
さ
く
ら
か ば
ほ な
る 咲
し に
ら し
く 日
も よ
」 り
他 よ
し
の
山
)
れ
な
り
に
満
足
の
い
く
作
品
に
は
で
ひ
と
つ
に
(
き
ま
し
た
。
)
仮
名
の
も
つ
繊
細
な
美
し
さ
が
表
現
手
鑑
(
主
に
江
戸
時
代
に
作
ら
れ
た
、
鑑
賞
の
た
め
古
(
で
き
て
い
れ
ば
と
思
い
ま
す
。
筆
を
収
集
し
ま
と
め
た
も
の
)
の
ひ
と
つ
で
あ
る
筆
林
67
創 矢
作 野
凱
か 己
な
二
『 回
あ 生
り
あ
け
の
』
半
懐
紙
三
枚
継
34
生
き
と
し
た
線
が
出
せ
る
よ
う
に
頑
張
り
ま
し
た
。
ご
ざ
い
ま
し
た
ら
ど
う
ぞ
よ
ろ
し
く
お
願
い
し
ま
す
。
35
今
ま
で
書
い
て
き
た
も
の
と
は
全
く
違
う
雰
囲
気
を
持
つ
、
木
簡
に
挑
戦
し
ま
し
た
。
生
き
た
。
こ
れ
ら
の
要
素
は
ま
だ
十
分
出
し
切
れ
て
い
な
い
か
も
し
れ
ま
せ
ん
。
ご
指
摘
な
ど
が
「
敢
言
之
之
林
之
之
罪
龍
勒
長
林
丞
禹
叩
頭
も
難
し
い
け
ど
そ
れ
も
ま
た
魅
力
的
。
69
臨 山
書 崎
夏
隷 野
書
三
『 回
木 生
簡
』
聯
落
簿
書
一
封
龍
勒
長
印
」
わ
ら
ず
、
力
強
さ
を
感
じ
さ
せ
、
ま
た
筆
の
勢
い
も
あ
り
面
白
そ
う
だ
っ
た
か
ら
選
び
ま
し
今
回
は
李
邕
の
李
思
訓
碑
の
臨
書
を
し
ま
し
た
。
こ
の
作
品
は
線
が
太
め
で
な
い
に
も
か
か
「
満
歳
除
常
州
司
倉
参
軍
事
出
納
之
悋
職
司
其
憂
蓋
小
小
者
于
時
也
鼎
湖
龍
昇
」
71
臨 山
書 科
直
行 也
書
二
李 回
邕 生
『
李
思
訓
碑
』
全
紙
ま
い
ま
し
た
。
の
曲
線
美
を
譲
り
な
ど
絶
対
に
し
な
い
わ
」
と
思
い
表
現
の
仕
方
を
模
索
し
ま
し
た
。
と
て
が
細
す
ぎ
て
作
品
に
す
る
と
見
栄
え
が
し
な
い
、
と
言
わ
れ
る
そ
う
で
す
が
、
「
太
く
し
て
こ
若
木
の
よ
う
に
し
な
や
か
で
美
し
い
線
が
、
心
を
捉
え
て
放
し
て
く
れ
ま
せ
ん
。
雁
塔
は
線
「
名
無
翼
風
長
飛
道
無
根
而
永
固
流
慶
歴
遂
古
鎮
常
」
が
明
け
た
ら
天
体
観
測
に
出
か
け
た
い
な
、
な
ん
て
考
え
な
が
ら
自
由
気
ま
ま
に
書
い
て
し
え
て
彼
女
ら
の
悲
哀
を
う
た
っ
た
も
の
な
の
だ
そ
う
で
す
。
そ
ん
な
こ
と
も
知
ら
ず
、
梅
雨
微
か
に
光
る
あ
の
小
さ
な
星
は
か
ら
す
き
星
と
す
ば
る
星
。
実
は
こ
の
詩
、
妾
を
小
星
に
例
「
嘒
彼
小
星
維
參
興
昴
」
68
臨 山
書 﨑
絢
楷 香
書
三
褚 回
遂 生
良
『
雁
塔
聖
教
序
』
半
切
70
創 山
作 﨑
絢
行 香
草
書 三
回
『 生
嘒
彼
小
星
維
參
興
昴
』
半
切
上
げ
て
い
く
達
成
感
が
何
と
も
言
え
ず
、
こ
こ
ま
で
書
き
続
け
て
し
ま
い
ま
し
た
。
柔
ら
か
い
始
筆
や
払
い
が
表
現
で
き
な
か
っ
た
り
と
苦
労
の
連
続
で
し
た
が
、
半
紙
一
枚
ず
つ
仕
っ
た
細
字
に
取
り
組
み
ま
し
た
。
思
っ
た
以
上
に
普
段
の
自
分
の
字
の
癖
が
表
れ
た
り
、
繊
細
で
「
和
答
石
田
落
花
十
首
皆
様
、
ぜ
ひ
投
票
を
お
願
い
し
ま
す
!
し
た
。
果
た
し
て
ど
の
作
品
が
グ
ラ
ン
プ
リ
に
選
ば
れ
る
の
で
し
ょ
う
か
…
書
道
部
二
回
生
が
、
学
生
生
活
の
悲
哀
や
あ
る
あ
る
な
ど
を
五
七
五
で
表
現
し
て
み
ま
文
璧
撲
面
飛
簾
漫
有
情
細
香
歌
扇
鄣
緣
盈
々
紅
吹
乾
雪
風
千
點
綵
散
72
臨 吉
書 村
友
楷 希
書
三
文 回
徴 生
明
『
細
楷
落
花
詩
巻
』
巻
子
73
創 二
作 回
生
『 合
学 作
生
川
柳
グ
ラ
ン
プ
リ
』
縦
横
788mm
朝
雲
雨
満
城
春
水
渡
江
桃
葉
暗
茶
烟
圍
榻
鬢
絲
軽
従
前
莫
恨
飄
零
事
青
子
梢
頭
取
次
成
…
」
1091mm×
何
か
一
つ
は
多
字
数
の
作
品
を
出
し
た
い
と
い
う
気
持
ち
が
抑
え
き
れ
ず
、
以
前
か
ら
興
味
の
あ
36
―部員紹介―
顧問 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授 阿辻哲次先生
技術顧問 日展会友・書道家 寺本蒼玄先生
一回生
法
川根みゆき
工
宗哲仁
農
家倉凌
経済
山野敬子
工
阿部朱夏
府医
木高早紀
工
惣塚勝也
工
井上誠也
農
木下有羽
文
瀧川光美
医
今村朱里
法
清水麻友美
理
武田桃子
五回生
法
上村香鈴
医
下坂桃代
法
徳川鈴奈
総人
総人 内山拓喜
薬
竹内春佳
教育
硲健太
医
浦川真由子
理
田島正規
理
疋田研一郎
工
江里口拓哉
医
立田俊也
農
古川智大
理
伊東優治
法
小野日菜乃
工
趙詩園
法
寳官紗紀
法
大泉陽輔
工
郡健一郎
工
津金澤秀行
農
松下有菜
医
川上澄香
経済 小﨑美結
医
中祐汰郎
法
山﨑絢香
工
小松聡子
法
米田景
修士一回生
総人
深谷拓未
医
山下燎亮
情報
鈴木貴也
教育 小栁亜季
農
堀場菜摘
総人
山脇謙
人環
陳巧香
工
近藤泰仁
造形
眞嶋優一
文
吉村友希
農
寺西幸
文
佐武千寛
法
三村祐貴子
工
藤井結稀
文
清水隆史
工
宮部大志
四回生
工
山本大翔
農
杉本舞
工
矢野凱己
工
飯岡達也
薬
渡辺健介
工
角裕介
工
山口和樹
農
稲葉由花利
理
善野和人
農
山崎夏野
理
上村耕平
文
橘大輝
工
山科直也
工
王隽齐
工
大庭諒介
工
ダン・ヴィエッ
工
渡辺顕
法
大石龍太
工
奥山優
工
岡本悠
工
小野愛美
農
片野裕太
農
鈴木新人
ト・チュン
修士二回生
法
徳田寛生
三回生
文
中村直樹
農
新井一矢
工
河合翼
工
時藤大典
工
橋詰都
薬
荒巻拓哉
法
北堀雄大
情報
アルセーニ,
工
原田拓実
工
石川敬一
法
小島健史
理
原誠人
理
上西隆太
工
石博昭
農
前渋奈央子
法
前山隼人
工
牛山泰喜
法
高橋侑生
医
山口萌
農
松尾和輝
工
上井晴仁
工
チャンドゥク・
工
間宮基貴
工
閻姝恒
農
山中希恵
工
角谷遊野
法
戸高郁穂
農
尾崎由布子
総人
加藤大智
農
中谷百花
工
永溝聡士
農
釜阪紘平
法
中野綾香
二回生
37
平野泰隆
クァン
トルマチョブ
修士三回生
医
岡本晴香
工
藏岡凌平
理
東村智佳
留学生
工
奥田祐司
文
篠原理那
工
藤田雄也
造形
経済
笠原知生
光華
島津七明
農
松澤祐実
法
川口功
工
白谷暢浩
文
宮下拓也
レガロンペラヨ,
シルヴィア
京都市中京区高倉通
三条下る丸屋町 164
TEL075-251-7800
FAX075-251-7802
香/筆/和風文具/香道具/茶道具
〒604-8091 京都市中京区寺町姉小路
上ル下本能寺前町 520
営業時間 10~18 時 定休日(日曜日)
TEL.075(231)0510 FAX.075(221)5987
地下鉄東西線市役所前駅下車 5 番出口
http://www.kyukyodo.co.jp
京筆・京文房
京都
〒604-0916
東京
〒102-0072
京都市中京区寺町通二条上ル
TEL.075-252-4120 FAX.075-252-0006
東京都千代田区飯田橋四丁目六の二
東洋美術印刷本社ビル一階
TEL.03-3239-0733 FAX.03-3239-0731
文具四寳(筆・墨・硯・紙)和紙工芸品
書画作品
二条店 〒604-0931 京都市中京区二条通河原町西入北側
TEL・FAX:075-222-0390
E-mail:[email protected]
株式会社 賛交社 本社 〒607-8216 京都市山科区勧修寺東出町 27
TEL:075-572-8964/FAX:075-572-8905
38
京都大学書道部 平成 27 年度 第 115 回
初夏書展
●発行
―書展パンフレット―
:京都大学書道部
●編集者:京都大学書道部平成 26 年度パンフ係
新井 一矢 (農学部 3 回)
荒巻 拓哉 (薬学部 3 回)
加藤 大智 (総合人間学部 3 回)
藏岡 凌平 (工学部 3 回)
●発行日:2015 年 6 月 6 日
●印刷
:大阪コピー
□京都大学書道部□
〒606-8317
京都市左京区吉田本町
URL :http://kshodobu.sakura.ne.jp/
E-mail:[email protected]
代表
:宗
哲仁 (工学部 3 回)
Printed in Japan.
Ⓒ京都大学書道部
2015
―建仁寺案内図・周辺地図―