迷惑行為の防止に関する 条 例 制 定 に向 けた調 査 報 告 書 平成27年8月 白馬村 総 務 課 目 次 ページ 1 調査の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (1)調査目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (2)調査項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (3)調査方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (4)回答状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2 集計結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (1)回答者の属性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (2)白馬村をきれいにする条例の認知度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (3)抑止すべき迷惑行為 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (4)犯罪に対する取組について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (5)迷惑行為防止条例の制定に向けたご意見 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 3 付属資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 (1)依頼文及び調査票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 -1- 1 調査の概要 (1)調査目的 外国人観光客の迷惑行為を抑制するため、条例の制定をはじめ効果的な対策を講ずるべく、 庁内関係課では検討を進めている。 この調査は、迷惑行為の洗い出しを始め、迷惑行為に対する意識について掌握し、より実効 性のある条例を制定することを目的とする。 (2)調査項目 ①回答者の属性 ○住まい(地区) ○役職(区長・防犯指導員) ②既存条例(白馬村をきれいにする条例)の認知度 ○条例の存在 ○条例の規定 ③抑止すべき迷惑行為 ○観光客の行為 ○住民の行為 ④犯罪に対する取組について ○地区内の取組への参加 ○活動内容 ○行政が実施する取組 (3)調査方法 ①調査地域 村内全域 ②調査対象 各地区の区長及び防犯指導員 ③調査対象者数 62 人 ④調査方法 郵送による配布・回収 ⑤調査時期 平成 27 年 7 月 23 日~8 月 7 日 ⑥集計方法 単純集計 (4)回答状況 回収数(率) 39 件(62.9 %) 対象者数(人) 回答者数(人) 回答率(%) 長 19 17 89.5 防犯指導員 32 14 43.8 兼 11 6 54.5 区 無 合 務 回 答 計 2 62 39 -2- 62.9 2 集計結果 (1)回答者の属性 ①役 無回答 2人 5.1% 職 回答数 構成比 区 長 17 43.6% 防犯指導員 14 35.9% 兼 務 6 15.4% 無回答 2 5.1% 兼 務 6人 15.4% 区 長 17人 43.6% 防犯 指導員 14人 35.9% (2)白馬村をきれいにする条例の認知度 知らない 17人 43.6% ①条例の存在 回答数 構成比 知っている 22 56.4% 知 ら な い 17 43.6% 無回答 0 0.0% ②条例の規定(①で知っていると回答した者) 回答数 構成比 知っている 21 95.5% 知 ら な い 1 4.5% 無回答 0 0.0% 知ってい る 22人 56.4% 知らない 1人 4.5% 知ってい る 21人 95.5% -3- (3)抑止すべき迷惑行為 ①観光客の行為で抑止すべきと考える迷惑行為 回答数 構成比 ごみ・たばこ等のポイ捨て 29 20.3% 深夜の花火 27 18.9% ペットの管理(糞尿の始末) 19 13.3% 過度の飲酒 18 12.6% 騒音に関すること 15 10.5% 歩きたばこ 12 8.4% 自動車の運転マナー 6 4.2% 屋外でのバーベキュー 5 3.5% 自転車の運転マナー 3 2.1% その他 8 5.6% 無回答 1 0.7% ごみ・たばこ等のポイ捨て 29 深夜の花火 27 ペットの管理(糞尿の始末) 19 過度の飲酒 18 騒音に関すること 15 歩きたばこ 12 自動車の運転マナー 6 屋外でのバーベキュー 5 自転車の運転マナー 3 その他 8 0 5 10 15 20 25 その他の記載内容 ○ 自動車内からのゴミのポイ捨て ○ 公道でのスキー、ボードの滑走 ○ 歩きながらの喫煙飲食の禁止(ポイ捨て、過度の飲酒によるトラブルの要因となる)指 定地以外でのキャンプ、バーベキュー)指定地以外での打ち上げ花火(特に市街地、販 売の抑制)未成年者への酒類の販売、提供の禁止(販売者への罰則) ○ 路上飲酒 ○ 落倉地区では迷惑行為等は見ません ○ ごみの不法投棄 ○ 空き缶を家の玄関等に置いていく。(立ち飲み) ○ 山へのトレッキングで安易な服装(サンダル履きなど) -4- 30 ②住民の行為で抑止すべきと考える迷惑行為 回答数 構成比 空き家や空き地の管理 31 19.5% ごみ・たばこ等のポイ捨て 29 18.2% 不法投棄 29 18.2% ペットの管理(糞尿の始末) 25 15.7% 深夜の花火 12 7.5% 歩きたばこ 9 5.7% 騒音に関すること 8 5.0% 自動車の運転マナー 7 4.4% 野焼き 5 3.1% 自転車の運転マナー 1 0.6% その他 3 1.9% 無回答 0 0.0% 空き家や空き地の管理 31 ごみ・たばこ等のポイ捨て 29 不法投棄 29 ペットの管理(糞尿の始末) 25 深夜の花火 12 歩きたばこ 9 騒音に関すること 8 自動車の運転マナー 7 野焼き 5 自転車の運転マナー 1 その他 3 0 5 10 15 20 25 30 その他の記載内容 ○ 公道でのスキー、ボードの滑走、スノーモービル、スケートボードの走行 ○ 歩きながらの喫煙飲食の禁止(ポイ捨て、過度の飲酒によるトラブルの要因となる) 指定地以外でのキャンプ、バーベキュー、指定地以外での打ち上げ花火(特に市街地、 販売の抑制) 未成年者への酒類の販売、提供の禁止(販売者への罰則) ○ 立ち小便、飲酒運転、公共の場での喫煙 -5- 35 (4)犯罪に対する取組について 100% ①地域の防犯活動に積極的に関わっていきたい あまり思 わない 2人 5.1% 90% 回答数 構成比 そう思う 21 53.8% 80% 少し、そう思う 15 38.5% 70% あまり思わない 2 5.1% 60% 全く思わない 0 0.0% 少し、そ う思う 15人 38.5% 50% 40% そう思う 21人 53.8% 30% 20% 10% 0% ②どのような活動に関わっていきたいか 回答数 構成比 不審者や犯罪の目撃情報を警察などへ伝える 20 23.0% 地域における防犯上の問題箇所等の点検 19 21.8% 児童生徒の登下校の見守り 15 17.2% 地域内のパトロール 15 17.2% 犯罪講習会などの防犯に関する会合への参加 12 13.8% 有害なビラの除去や落書き消し等への参加 6 6.9% その他 0 0.0% 無回答 0 0.0% 不審者や犯罪の目撃情報を警察などへ伝える 20 地域における防犯上の問題箇所等の点検 19 児童生徒の登下校の見守り 15 地域内のパトロール 15 犯罪講習会などの防犯に関する会合への参加 12 有害なビラの除去や落書き消し等への参加 6 0 2 -6- 4 6 8 10 12 14 16 18 20 ③地域の防犯活動に関わりたくない理由は何か 回答数 構成比 時間に余裕がない 1 50.0% その他 1 50.0% 無回答 0 0.0% その他の記載内容 ○ 戸締りをしないで留守にしている家も少なくない ④安全安心の村づくりのために特に力を入れてほしいこと 回答数 構成比 空き家・空き地の適正管理促進 18 25.0% 犯罪発生状況や防犯知識の情報提供 18 25.0% 道路の明るさの確保 13 18.1% 子どもの規範意識の向上 9 12.5% 薬物乱用対策の推進 5 6.9% 防犯カメラの設置促進 4 5.6% その他 4 5.6% 無回答 1 1.4% 空き家・空き地の適正管理促進 18 犯罪発生状況や防犯知識の情報提供 18 道路の明るさの確保 13 子どもの規範意識の向上 9 薬物乱用対策の推進 5 防犯カメラの設置促進 4 その他 4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 その他の記載内容 ○ 草刈りなど景観に配慮し安全な村づくり ○ 効力ある条例の制定、罰則規定の強化、そしてパトロールの強化を要望します。外国人 に限らず万遍なく告知する(チラシの配布や看板等の設置) ○ 深夜営業に関わる営業時間の規制への取組 ○ こんな事ではなく、外国人を白馬に来ない様にする事 -7- (5)迷惑行為防止条例の制定に向けたご意見 意 見 等 計画されているかもしれませんが、在村外国人、観光業者、外国人の多い地区から直接意見を聞く組織あるい は機会を作って頂きたい。 条例は英訳して外国人にインフォメーション出来るよう、明解に表現する必要がある。外国人の意見はそのた めにも必要だし、また迷惑を現に被っている人の話も参考となると考えます。 日本人の常識が外国人にとって常識とならないところに難しさがある。外国人対策は言葉の壁もあり、旅行業 者等の協力を得ないと周知徹底は難しいと思う。 行政と村内に住んでいる外国人との意見交換を多いにしてほしい 最近、外国人、若者(旅行者)のモラルが低くなってきている。白馬は何をやっても大丈夫? になってきている気がする。早急な対策を作る必要がある。 のような風潮 作ってからが大変 土地の保全管理についても明記していただきたい 条例違反の罰則をどの程度にするのか 外国人観光客への周知(罰則を含め)が難しい 態々、迷惑防止条例を考えなければならない事は非常に残念です。近年、急増した来村外国人によるものと思 われる問題が多数発生しています。その殆どは彼らの国では厳しく抑制されている行為がこの国、この白馬で は曖昧にされており、そして、それを取り締まる行為を施さずにいり事にあります。普通にしてはいけないこ とをキチンと守って頂く事でより多くのお客様と住民が共生し合える環境を作ることに主眼を置いての事と 理解することが重要と思います。 別紙に今後に懸念する規制緩和法案が施行された記事を添えました。この法案は店内で一定の照度を保てば深 夜営業を可能にするものです。益々、深夜の不安が増えます。 多くの村民からの意見を取り入れ、制定に向けて加速していただきたいと思います。 世界に知られる白馬村に相応しい世界基準の罰則規定付きの条例の早急な整備を求めます。 オーストラリアのRSAのように、アルコールの販売や提供に関わる人に対しての講習や規定が必要です。 「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」の周知徹底 村民も観光客も安全で気持ちよく生活できるような条例の制定をお願いしたいと思います。 “インバウンド”に対し、特にスキーシーズン海外からのお客様に向けて早急に罰金、罰則を与える迷惑行為 防止条例を制定しないと、今後白馬村が事件、事故の多い取り返しの付かない事態になりかねないと思います。 至急の白馬村ローカルルールの取り組みに期待しております。 安全で清潔で快適な観光地を目指すルールづくりを この調書の目的は、外国人観光客の迷惑行為の抑制ということが書かれているが、迷惑行為が行われていると すれば、まず当該外国人観光客と話をするのが先だと思う。 賛成です 制定できても周知できなければ意味を成しません。村民及び観光客の皆様に広く周知出来る手法が問題だと思 います。 条例を作るだけでなく、住民一人ひとりへの周知徹底をする為の方法の検討をしていただきたい。 外国客の方に問題があるならば、住んでいる外国の方にも協力していただけばよいのではないか。 長野県条例や酩酊者規制法、軽犯罪法との関連性、警察との連携、通訳人の確保、罰則の強化 村内でも不審者の方がいるので、そのような方がどこにいるのか情報をもらいたい。 抑止させるためだけのものではなく、その条例が確実に機能するものにしてほしい。でなければ何の意味もあ りません。 -8- 3 付属資料 (1)依頼文及び調査票 (2)依頼文 ①アンケート調査用 -9- - 10 - - 11 -
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