第½¼講:確率変数の関数

第 ½¼ 講:確率変数の関数
確率変数の関数:離散の場合
離散型確率変数
離散型確率変数
の分布:
¾
½ 例
が一様分布
の分布
確率変数の関数:連続の場合
連続型確率変数で、密度関数
微分可能な単調関数
の密度関数 ¼
¼ ただし、 は の逆関数
証明
に対し
単調増加
単調減少
任意の
¼
½
½ ½
例
解
から
したがって、
例
の密度関数
の密度関数
Ô に対して
Ô Ô Ô Ô 証明
¾
つの確率変数の関数:離散の場合
離散型確率変数
同時分布
ただし、
の分布:
¾
例
独立
証明 恒等式 に注意すると、
の密度関数 ½
½ の同時密度関数
の分布:連続の場合
証明 次の集合
½
½
の密度関数
の場合。次の集合 ½ ½ 証明
の分布:連続の場合
の同時密度関数
½ ½ 定理
積率母関数の性質
がある確率分布の積率母関数とするとき、
母関数とするような確率分布はただ1つしかない。
を積率
例:二項分布の再生性
も二項分布に従う。
証明
で、また
と
が独立ならば、
が独立のとき
に注意すると、
従って、
! 例:ポアソン分布の再生性
!
で、また
ポアソン分布に従う。
証明
と
が独立ならば、
も
の独立性から
従って、
と
¾ ½ ½ ¾ ! !
例:正規分布の再生性
も正規分布に従う。
証明
と
で、また
と
が独立ならば、
の独立性から
従って、