民文 - 埼玉県立総合教育センター

埼玉県内には様々な民俗芸能があります。
ここでは、簡単な説明と、一部を映像で
紹介します。
映像に関して
(終わりへ)
(次へ)
県内の主な民俗芸能
民俗芸能は大きく5つに分類できます。
祭
囃
子
獅
子
舞
神
楽
万
作
そ
の
他
(前へ)
それぞれについて説明と映像があります。
見たいものをクリックしてください。
埼玉の民謡・民俗芸能関連
のページへ
※なお、写真下に民文とあるものは、 県立民俗文化センター
の映像資料を使用したものです。
上ををクリックしてください
祭囃子
さんてこ囃子
県内には様々な祭囃子があります。
ここではその中からいくつかを紹介します。
映像を見る場合は、それぞれの囃子をクリック
してください。
屋台囃子
祭囃子についての説明は
上をクリックしてください。
三谷郷の祭囃子
柳生大杉囃子
木の下流
秩父屋台囃子
初午太鼓
※
川越囃子
越生囃子
上鹿山の祭囃子
底抜け屋台囃子
(戻る)
新久囃子
豊年足踊り
(笹井囃子)
重松流
つ
い
て
紹
介
し
て
い
ま
す
。
こ
こ
で
は
県
内
の
一
部
に
祭囃子
楽器について
県内に最も多く分布している民俗芸能です。
もともとは京都の祇園祭に始まるといわれています。囃子の「は
やす」とは霊魂を分ける、増やすことで、霊魂を増殖させることで
災いを駆逐するという意味をもっていました。
県内の祭囃子はおよそ下記のように分ける事ができます。そし
てこれがさらに各流派等に細分化されていきます。 また同じ流
派であっても市町村や演奏団体によっても、違いがあり、各団体
ごとの特徴となっています。
県内の祭囃子の系統
さ
ん
て
こ
囃
子
屋
台
囃
子
秩
父
屋
台
囃
子
大
杉
囃
子
江戸囃子系
葛
西
囃
子
神
田
囃
子
祇
園
囃
子
※それぞれの囃子をクイックすると、県内の囃子の分布図および
江戸囃子の説明(映像あり)が見られます。
※
獅子舞
雨乞獅子
つ
い
て
紹
原馬室の獅子舞
介
し
て
い
ま
す
。
石戸宿の獅子舞
。
須賀広の獅子舞
獅子舞についての説明は
上をクリックしてください。
こ
こ
で
は
県
内
の
一
部
に
芦ヶ久保の獅子舞
下間久里の獅子舞
映像が見たい場合はそれぞれの
獅子舞をクリックしてください。
津久根の獅子舞
伊草獅子舞
入曽の獅子舞
戻る
獅子舞
獅子舞についての関連ページへ
獅子舞は次の二つに大別できます。
越生住吉神社の獅子舞
一人立ち(風流獅子、ささら獅子舞)
一つの獅子頭を一人でつけ、腰に太鼓を付けて舞う。
※県内ではこちらが多く分布しています。
二人立ち(伎楽獅子、寿獅子)
一つの獅子を二人で操る。
祭囃子とともに行われることが
多い。
一人立ちの獅子舞では「ささら」と呼ばれる竹製の楽器と笛に合わせて舞います。
(戻る)
「ささら」については、ここをクリックしてください
獅子舞に関する川島西中・清水秀晶教諭の授業実践事例へ
映像が見たい場合はそれぞれの
神楽をクリックしてください。
神楽
金鑽神楽
玉敷神社神楽
神楽についての説明は
上をクリックしてください。
鷲宮催馬楽神楽
※
秩父神社神楽
つ
い
て
紹
介
し
て
い
ま
す
。
こ
こ
で
は
県
内
の
一
部
に
。
白久御神楽座
戻る
大宮住吉神楽
中福の神楽
神楽
県内の神楽の歴史は古く(1600年代中頃1700年代前半にかけての
記録が残っている。)東京の江戸神楽にも大きな影響を与えました。
神楽とは神を神座に招き、その神前で清め、祓いの神事を行ったのが古い形であると
いわれています。
御神楽(宮中で行われるもの)
神楽
里神楽(各地の神社で行われるもの)
※里神楽関連ページへ(クリックしてください)
神楽師
(神楽を演じる人)
特定の神社に所属する神楽集団
各地の神社から出演依頼を受けて神楽を演じる、
職業的な神楽師(面芝居や祭囃子も行う。)
(大宮市の島村社中、川越市の根岸社中、新座市の石山社中、
三芳町の前田社中、浦和市の岡田社中等)
※神楽の囃子は、その共通な曲名等から祭囃子との関係も見られます。
万作・その他の民俗芸能
※ここでは県内の一部に
ついて紹介しています。
内ヶ島の万作
万作、その他についての説明は
上をクリックしてください。
やったり踊り
小鹿野歌舞伎
白久の人形芝居
老袋の万作
横瀬の人形芝居
映像を見る場合はそれぞれの
名称をクリックしてください。
竹間沢車人形
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万作
※秩父方面の山間部に少なく、稲作地帯である
平野部に多く分布しています。
農作物の豊作を祝う農民の心が込められた農民芸能。
豊年万作(満作)からきており、村祭りのほか、村内で祝い
事ができたとき、農作業が一段落したとき等に演じられる、
娯楽性の強い芸能です。
※主に演じられるもの
段物
茶番狂言
川越老袋の万作芝居
手踊り(伊勢音頭、下妻踊り等)
その他の民俗芸能
※下線のあるものはクリックすると関連ページを
みることができます。
県内にはこの他にも民俗芸能がありますが、その中からいくつかを紹介します。
歌舞伎
秩父地方の小鹿野町や秩父市内で上演されます。
人形芝居
現在、横瀬町、皆野町、荒川村、三芳町で行われています。
民
田植え歌(吉川市)、麦打ち歌(上里町、北川辺町、桶川市)
茶作り歌(所沢市)、秩父音頭(秩父市、皆野町) 等
謡
その他
やったり踊り(春日部市大畑)餅つき踊り(北足立から入間、比企で
主に実施。)式三番(蓮田市)等
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江戸祭囃子について
江戸囃子の起こりについては様々な言い伝えがあるが、一説に
よると、紀州(今の和歌山県)の漁師たちが大漁時に打ち鳴らし
た「和歌の浦囃子」が、江戸の漁師町である葛西地区に伝えられ
ました。それを享保年間のはじめ(1700年代の初め頃)葛西
の鎮守香取明神(現在の葛西神社)の神主・能勢環が、神社に伝
えられていた神楽の囃子とを結びつけ、『和歌囃子』と呼ばれる
囃子を作り出したといいます。
それを非行防止策の一つとして村の若者たちを集め教え、同明
神や近郊の神社の祭礼に参加させ、境内に屋台をくみ、拍子おも
しろく囃させたといわれています。その『和歌囃子』がやがて
『馬鹿囃子』と呼ばれるようになり、これが『江戸祭囃子』の元
となったと言われています。
(次へ)
やがて「天下祭り」と呼ばれる将軍の上覧を仰ぐ祭りに参加
するようになったことをきっかけに、これが近郊に広まり、
これに里神楽や太神楽や京都の『祇園囃子』等の影響を受け
ながら、現在の形となってきたといわれています。
『江戸祭囃子』には『葛西囃子』『神田囃子』などがあり、鉦・
締太鼓・大胴・笛の いわゆる5人囃子の形を取っています。
曲目としては「打ち込み」「屋台」「昇殿(聖天)」「鎌倉」
「四丁目」「先玉」「神田丸」「麒麟」「仁羽」などがあり、
『素囃子』と呼ばれる組曲として主に演奏されることが多い。
これらの曲名には神楽囃子と同一のものもあり、題名からも神楽
との結びつきが受け取れます。
江戸祭囃子関係へのリンク
※神田囃子の演奏が見られます。 ここをクリック してください。
「さんてこ囃子」の分布
(戻る)
「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「葛西囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「祇園囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「神田囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「大杉囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「秩父屋台囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
「屋台囃子」の分布
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「埼玉の祭囃子Ⅶ」県立民俗文化センター刊より
さんてこ囃子(本庄市)
民文
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さんてこ(三手古)囃子は、県北部の児玉・大里地域に分布し、群馬
系統の祭囃子です。曲目は新囃子・昇殿・鎌倉・玉・ ひょっとこ等で
す。本庄市の祭囃子は金鑽神社に奉納されます。
※屋台囃子も同じく本庄の祭囃子です。
笹井豊年足踊り(狭山市)
関連のホームページへ
民文
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約900年前、(約750年前という説もある。)に伝えられ
たという。曲目は屋台・鎌倉等。笹井白髪神社に奉納さ
れます。笹井囃子にあわせて、面をつけ踊ります。
重松流祭囃子(所沢市)
関連のホームページへ
民文
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所沢市内には神田囃子重松流祭囃子が多く伝承されています。
所沢市の上の宿で天保元年(1831年)に生まれた古谷重松
が創始した囃子です。
今福の祭囃子(川越市)
※川越祭りについて
民文
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川越市の今福には、太鼓のテンポがゆったりした静かな
芝金杉流の囃子が伝承されています。
川越氷川祭りで奏でられます。
初午太鼓(川口市)
関連のページへ
民文
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火を使うと火事を起こしやすいと言われてきた初午の日、鋳物工場
などで太鼓を叩いて物忌みとした伝統を受け継ぎ、今では市民が
太鼓の音色を競うコンクールとして、また、春を告げる風物詩として
親しまれています。
上鹿山の祭囃子(日高市)
民文
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古く狭山市柏原から伝授を受け、その後川越市中台から
王蔵流旧囃子を伝授されました。
曲目は屋台、聖天、鎌倉、ねんねこもり、ニンバなどです。
柳生大杉囃子(北川辺町)
民文
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県北部の北川辺町周辺には、江戸時代の流行神として広く信仰された茨城県
の大杉神社系統といわれる大杉囃子が伝承されています。
楽器の構成は、大太鼓が一つ、小太鼓が一つ、笛が一つ、鉦が一つ、オオカワが
四つ、コカワが五つからなっています。 曲目はシメ・雷・オテ念仏・シチヘンゲー
シ・ガク・タテ・馬鹿囃子等があります。
新久ばやし(入間市)
民文
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神田囃子隠岐流の流れを汲むもので、江戸時代中期に江戸との
行き来が盛んになり、商人などから等から伝えられた囃子が、天王
祭りに取り入れられ生まれたものといわれています。曲目は、ぶっこ
み・切り・中入り・人波などがあります。
※入間の囃子には、他に祇園囃子系の「高倉祇園太鼓」があります。
底抜け屋台囃子(飯能市)
民文
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明治初期、農民演芸として川越より伝授され始まりました。
底抜け屋台で市内を廻ります。
仁羽・昇殿・鎌倉等の曲目があります。
木の下流祭囃子(大宮市)
民文
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明治初期頃、神田囃子をもとにして地元出身の高野忠兵衛に
よって生み出された祭囃子。屋台、昇天、神田丸等の曲を奏で
ます。
秩父屋台囃子(秩父市)
関連ページへ
(国指定重要無形民俗文化財)
民文
楽譜はここをクリック
映像の部分をクリックしてください
埼玉を代表する祭囃子です。この囃子の由来は定かでは
ありませんが、屋台船を象った屋台に大波が押し寄せる様を
表現したものといわれています。この囃子が上演される代表
的な祭りは、12月2・3日に行われる秩父夜祭りです。
津久根の獅子舞(越生町)
民文
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津久根八幡神社で行われる。もともと同町内の成瀬諏訪神社で行われていました
が、江戸享保年間に、津久根で行われていた人形芝居と交換して始められたと伝
えられています。
「七五三(しめ)掛かり」「四幕抱き」「花掛かり」の三庭からなります。
下間久里の獅子舞(越谷市)
民文
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京都から文禄3年(1594年)に伝わったもので、悪疫退散、
五穀豊穣の祈願として行われます。
芦ヶ久保の獅子舞(横瀬村)
民文
民文
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宝暦2年頃、越後からきた僧侶と地元の村越五左衛門に
よって形づけられたと言われています。
入曽の獅子舞(狭山市)
関連のページへ
民文
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入間野神社に奉納される獅子舞。
曲目は前狂い、後ろ狂いなどがあります。
原馬室の獅子舞(鴻巣市)
民文
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天正2年(1574年)に田楽師によって伝えられた
といわれています。
一曲形式の獅子舞で、一緒に棒術も行われます。
須賀広の獅子舞(江南町)
民文
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文化元年(1804)に比企の滑川町から伝えられた獅子舞といわれて
います。演目は「初手庭」「二の庭」の二つです。
また、ここの特徴のひとつは大勢登場する道化です。
石戸宿の獅子舞(北本市)
民文
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毎年2月と11月に行われます。演奏される曲名は
キョウオカザキ、ハナミグルマ、ホネッカエリ、ババカクシ、
ササガカリです。
雨乞獅子(本庄市)
民文
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江戸時代(天明8年)に獅子舞の名人の高橋喜八が
諏訪神社の氏子に舞を伝授したのが始まりといわれ
ています。
玉敷神社神楽(騎西町)
民文
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享保4年(1719年)に行われていた記録が残っています。
里神楽に見られるような演劇的要素は少なく、神楽舞を主体
とするものです。
金鑽神楽 本庄組(本庄市)
民文
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諏訪町の氏子たちによって江戸神楽の古い姿をそのまま
現在に伝えています。曲目は25座、天岩戸です。
白久御神楽座(荒川村)
民文
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古くからあった伊勢神楽に江戸時代の末(安政初年頃)、上州
新町の徳丸という人が新しい要素を加え、現在の形を作りだした
といいます。
大宮住吉神楽(坂戸市)
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民文
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室町時代、大宮住吉神社の神主が、北武蔵十二郎の神主衆を
引き連れて府中市の六所宮に神楽を奉納していたとの記録が残って
いる。神社の氏子によって代々相伝されています。
中福の神楽(川越市)
民文
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相模流の神楽師根岸家が元締めとなって行われる里神楽。
古事記や日本書紀などにもとづく「神代もの」を中心に行われます。
秩父神社神楽(秩父市)
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民文
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神代神楽として延宝五年(1677年)に行われた記録が残っ
ており、その後寛永年間に江戸の能役者が舞を立て直したと
いう言い伝えもあります。曲目は「一幕一座形式」35座。
土師一流催馬楽神楽(鷲宮町)
(クリックすると関連ページへ
民文
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県内を代表する神楽で江戸神楽に大きな影響を与えました。
1830年頃に書かれた書物に、それよりさらに150年ほど前に
すでに行われていたとの記述があります。1700年始めには、
現在の形に近いものが整っていたようです。
優雅な音楽と2人で舞う連れ舞が美しい神楽です。
内ヶ島の万作(深谷市)
民文
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万作は秋の収穫祭の踊りであり、五穀豊穣祝福の芸能です。
いつの頃か伊勢参りにいった土産に万作を習って持ち帰ったのが
始まりといわれています。出し物は手踊り(粉屋踊り、伊勢音頭)、
段物(鬼人お松、義経千本桜等)があります。
横瀬の人形芝居(横瀬村)
民文
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安政年間(1854~1860)に、村に立ち寄った説教節の家元から
坂本藤吉が習い、さらに江戸にでて修行し人形を持ち帰って人形
芝居を始めました。一人遣いの指人形で、説教節で上演します。
白久の串人形(荒川村)
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民文
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文久・元治年間(1861から65)に白久の豆早原地区の住人が、近辺
の人形芝居を参考にして始めました。最初は説教節で上演していまし
たが、現在は義太夫節で行っています。
老袋の万作(川越市)
民文
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明治25年頃、比企郡から流入した下妻踊りを中心とする埼玉県南部
の系統に属します。踊り手は3人から5人ぐらい、歌は1人から3人ぐら
いで歌います。手踊り、段物、芝居、茶番と豊富な内容をもっています。
竹間沢車人形(三芳町)
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民文
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安政年間(1854~1860)に、地元の神楽師前田左近のもとに
嫁いできたテイという女性がっきかけとなった。テイの父親が人形芝居
の座元であり、人形芝居道具を持って嫁入りし、その後自ら説教節を
語り、前田家に人形芝居を定着させました。「小栗判官一代記」「佐倉
義民伝」等が上演されます。
大畑のやったり踊り(春日部市)
民文
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その昔、大畑と隣接の備後が荒地をめぐって土地の押し付け合いを
行いました。江戸時代の制度では村の土地所有面積によってを夫役
を課されることから、荒地を所有することは村の負担となります。そこ
で相撲の勝負で決めることとなり、結果大畑が勝ちました。その時、
人々がその喜びをヤッタリーナヤッタリーナという掛け声にあわせて
踊ったことに由来しています。
小鹿野歌舞伎(小鹿野町)
関連ページへ
民文
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今から約250年前の江戸時代中頃に、吉田町出身の板東彦五郎が
江戸で修行を積み、秩父に帰って近所の若者たちに歌舞伎を教えた
ことが始まりといわれています。子ども歌舞伎、女歌舞伎等があるこ
とも特徴のひとつです。
神田囃子
民文(神田囃子保存会による演奏)
映像の部分をクリックしてください
江戸祭囃子に関するホームページの紹介
Kameのページ(他の民俗芸能に関しても調べられます。)
http://www.kumagaya.or.jp/~kame/
尚楽会のホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~pq7s-nsmr/
神田囃子ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/pcgnet/home/hayashi.htm
江戸祭囃子
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/8808/maturibayashi.htm
江戸(東京)の祭囃子
http://www.bekkoame.ne.jp/~kuramae/index.html
越生囃子(越生町)
関連のホームページへ
越生 山口写真館所有
映像の部分をクリックしてください。
江戸神田囃子の流れを組む“神田大橋流"の新囃子と、旧囃子と呼ばれ る“小田
原囃子若狭流"の二つに分けられる。新囃子は昭和2年、旧囃子は明治42年にそれ
ぞれ山車の購入時に飯能より伝えられたという。
演じられる曲目は「屋台」「昇殿」「神田丸」「鎌倉」「四丁目」「にんば」で、新囃子が
軽快なテンポでリズムを刻んでいくのに対し、旧囃子は荘重な感がある。
伊草獅子舞(川島町)
映像の部分をクリックしてください。
起源は江戸中期、明和2年の頃といわれます。豊作と家内安全を神や
仏に願いをかけて、舞を奉納する村ぐるみの行事です。獅子は若衆が
舞うことになっていましたが、戦後は小学生を中心にし、獅子舞保存会
が昭和45年に発足し、郷土芸能として受け継がれています。
本町の屋台囃子(本庄市)
石橋会(本庄囃子保存会)丸橋氏所有
映像の部分をクリックしてください。
秩父屋台囃子と同名であるが、こちらは江戸囃子の中で演奏される屋
台囃子に類似しており、その関連性が伺えます。使われる楽器は「さん
てこ囃子」と共通で、大胴一つ、小太鼓が三つ、鉦が二つから三つと笛
で、江戸囃子に比べて大人数で演奏します。また鉦に特徴があり、直
径一尺(33センチ)あまりの大きな鉦を用います。
※埼玉県立民俗文化センターについて
岩槻市にあり、埼玉に息づく民俗芸能と民俗工芸など伝統文化につい
ての展示をはじめ、講習会などを通して実際に体験することのできる
博物館です。また県内の郷土芸能の公演をはじめ、資料の収集や調
査・研究を行っています。郷土芸能など県内の民俗に関する映像や文
献など資料が充実しており、資料の貸し出しなどにも相談にのってい
ただけます。郷土芸能等について調べるためにはもってこいの場所で
あり、今後は「音楽」の授業はもちろんのこと、「総合的な学習の時間」
など、様々な時間で大いに活用できる場所と考えられます。
埼玉県立民俗文化センター
〒339-0056 岩槻市加倉5-12-1 ℡048-757-8008
ホームページアドレス http://www005.upp.so-net.ne.jp/minbun/
ささら
※「ささら」は、竹の先を細かく割ったものと
鋸の歯状に凹凸に切った竹を摺り合わせて
音を出します。
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使用している映像について
ここで使用している映像のうち、映像の下に「民文」とあるものは
埼玉県立民俗文化センターの許可を得て、同所有の映像資料を使用
させていただきました。そのために、これらの映像の全編は同センター
で見ることができます。詳しくは同センターにお問い合わせ下さい。
なお、映像の著作権は主に民俗文化センターにありますので、
無断コピーはおやめ下さい。
民俗文化センターのページへ
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三谷郷の祭囃子(行田市)
映像の部分をクリックしてください。
今から約100年ほど前に伝えられた、神田囃子系の祭囃子です。
3月と8月の春日神社の祭りで演奏されます。市内の道徳資料と
しても取り上げられています。
おわりに
ここで紹介したものは、県内の民俗芸能のほんの
一部にすぎません。
各地には、まだたくさんの民俗芸能があります。ぜひ
実際に見て、できれば経験して、その良さを実感して
ください。
(はじめに戻る)
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