DIESEL ART GALLERY EXHIBITION ORGANIC CONTRAST -Ar tworks of Usugrow オーガニック・コントラスト ‒ 薄黒の仕事展 8月21日 (金)-11月13日 (金) ダイナミックで繊細な点描と線で描かれるスカルや花のモチーフ、 そして無国籍感溢れる独自の書体によるカリグラフィ。世界中のアンダーグラウンド・アートシーンに カルト的ファンを持つアーティストUSUGROWによる待望の国内個展。 DIESEL ART GALLERYでは8月21日 (金) から11月13日 (金) まで、 『ORGANIC CONTRAST - Artworks of Usugrow / オーガニック・コントラスト - 薄黒の仕事展』 を開催。90年代初頭からアンダーグラウンド・ミュージックシーンに携わりながら絵描 きとしての活動を開始。音楽やスケートカルチャー、 アパレルデザインなどにまつわるアートを通じて国境を超えた活動を着実に広 げていったアーティストUSUGROW。ダイナミックかつ繊細な点描と線で描かれるスカルや花のモチーフ、そして年月を重ねて スタイルを確立していった無国籍感溢れる独自の書体によるカリグラフィ。一般的にネガティブなイメージを持たれるスカルを別の 視点で美しく描き、文字という誰もが日常的に接している素材に非日常感と高揚感を与えることで、 この空間に足を踏み入れた人 がそれぞれの新しい価値観、美しい違和感を見つけられるのではないだろうか。 今回10年ぶりとなる国内個展は、USUGROWのトレードマークとも言える点描によるイラストレーション、 カリグラフィ作品、 新しいスタイルとなる墨による作品など合わせて40点近い作品のほか、下絵、 ラフスケッチの展示、作品制作の過程も垣間見る ことができる大規模展となる。 USUGROWが活動を始めた90年代はまだインターネットが普及していなかった時代。 バンドのデモテープを郵送で送り合い、FAX で原稿を送り、 切り貼りしたライブの白黒フライヤーを大量にコピーし、 自分が描いたイラストのTシャツを手売りした。 限られたコミュニケーションツールの中でコアなファンを確実に増やしたUSUGROWは、蓄積された評価と経験を経て、 アンダー グラウンドという枠から世界のアートシーンへと飛び出していった。 バンドのフライヤーをひたすら描いていた時代からUSUGROWを知っている人はもちろん、 彼の作品を何度も見ていくうちに仕掛け たような驚きが隠されているのではなく、 実はゆっくりと大きな波の中に壮大なストーリーが含まれていることに気付かされ、 気付い た瞬間からUSUGROWの大きな世界観に引きこまれていったファンも多いだろう。 グループ展として国内で作品を展示する機会は あったものの、北米、南米、 オセアニア、欧州と海外での個展ばかりだったUSUGROW氏の作品展は実に約10年ぶり、2005年に 仙台で自主企画した個展以来となる。 もともと作品制作を個人的な解放だけにとらわれず、 ライブペイント、 ミューラル、 音楽活動など、 その場にいるオーディエンスを巻き 込むことを常に重点に置いているUSUGROW。 精密かつ繊細でスキルフルなイラストレーション作品 (静) と流れと規則性で高揚感 を煽るオリジナル書体を用いたカリグラフィ作品 (動) を組み合わせたライブ感のある展示は、 USUGROWの数ある作品スタイルを 知ると共に非日常感を感じてもらえる空間になるはずだ。 ----- 昔はただスカルをかっこいいからと思って描いてたけど、 最近は変わってきた。 こんなに面白いモチーフはないと思うし自分の哲学に あってると思う。 スカルは死の象徴ではあるけど、 同時に生を象徴するものだ。 スカルは始めからスカルじゃない。 生きて、 死んでスカルに なる。 日常にある普遍的な成り行きとして、 もっと美しく扱いたい。 美人なスカルがあってもいいだろ?---( LTRHDS"Letterheadsインタビューから抜粋 http://ltrhds.com/blog/?p=771 ) ARTIST: USUGROW (薄黒) ¦ http://www.usugrow.com 90年代初頭からパンク、 ハードコア等のアンダーグラウンドなミュージック・シーンでフライヤー制作からアーティスト活動を開始。 その強烈なビジュアルとメッセージ性を持ったアートは当時のシーンを盛り上げる要素として音楽ファンたちを魅了した。 2005年から自身の活動をアートギャラリーにも広げ、 国内外で個展を開催。 類を見ないビジュアルの強さと繊細なラインによって作り上げられる作品の評判は瞬く間に広まり、 これまでに仙台、 東京、 大阪、 ロサンゼルス、 サンフラン シスコ、 ポートランド、 ロンドン、 メキシコ、 モスクワ、 シドニー、 メルボルン、 ニューヨークで作品を展示。 2007年に初のソロアートブック 『LOVE HATE FROM JP』を発売。2009年からは自身の個展に加え、自らキュレーターとしてグループ展、 ブックプロジェクトを主催。 日本人アーティストを中心とした一連のグループ展をサンフランシスコ、 ロンドン、東京、 メキシコにて開催する。 2014年10月、待望の2作目となるアートブック 『USUGROW: 2007-2013』をリリース、サンフランシスコのFifty24SF Galleryにて個展を 開催し話題を呼んだ。現在はイラストレーション、 ペインティング、 カリグラフィ作品を中心に制作しながら、 ライヴペイント、他アーティストとのコラ ボレーション、 立体作品の製作など活動の幅を積極的に広げている。 CURATOR: 半澤順子 / Junko Hanzawa 米国に在住していた90年代より、START TODAYファンジンを始めとするハードコアミュージック関連の媒体に記事や写真を寄稿しながら海外 パンク、 ハードコアバンドのツアーコーディネートを担当。 米国から2000年に帰国後、 数々の音楽媒体やデザイン誌の通訳、 翻訳、 プロジェクトコーディネートをこなしながら、 2001年よりドイツの美術出版社 ゲシュタルテンの日本支部として通訳、翻訳、広報、編集コーディネート、 イベント企画、企業とのコラボレーション業務を開始。 また主に海外での 活動が多い日本人アーティストの通訳、 プロジェクトのコーディーネーターとしてカルチャーを中心としたプロジェクトを担当。 過去にDIESEL ART GALLERYで開催されたサラ・イレンベルガーと木之村美穂による 『Reality & Fantasy』展 (2013年) の展示コーディ ネート、 ステファン・ドイチノフによる 『JUREMA PRETA』 展 (2014年) のキュレーションを担当。 2015年3月よりアーティストのHAROSHI、 USUGROWと共に週末のみのアーティストランギャラリーHHH galleryをオープンした。 DIESEL ART GALLERY ¦ www.diesel.co.jp/art 世界中からさまざまなジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催。 アート作品やアーティスト関連グッズの販売も行っている。 BOOKS / GOODS 展示作品の他、 作品集やグッズなども販売致します。 BOOK タイトル : WORKS 2007 - 2013 by USUGROW [Japanese Edition] プライス: ¥3,500 (税抜き) サイズ : 17 x 22.5cm ページ数 : 180ページ 発行年 : 2014年10月リリース 出版元 : UPPER PLAYGROUND, FIFTY24SF 装丁仕様 : ハードカバー、 スリップケース入り ※サイン入り GOODS タイトル : HASADHU SHINGON SKULL / Artwork by USUGROW 2011 プライス: ¥12,000 (税抜き) サイズ : H17cm x W15m x D20cm 素材 : ホワイト・ソフトヴィニール コンセプト、 アートワーク / Usugrow 原型製作 / Betch 製作 / SECRET BASE ※ 専用BOX入り 展覧会概要 タイトル:オーガニック・コントラスト ‒ 薄黒の仕事展 アーティスト:USUGROW キュレーター:半澤順子 会期:2015年8月21日 (金)- 11月13日 (金) 会場:DIESEL ART GALLERY 住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F TEL: 03-6427-5955 WEB: www.diesel.co.jp/art 開館時間:11:30-21:00 入場料:無料 休館日:不定休 協力:OC STUDIO / TRNK / UNIZON / WOODBRAIN / 野坂木芸工房 / CROSSPOINT Press Contact ディーゼルジャパン株式会社 〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー5F Tel: 03-5468-5481 / Fax: 03-5468-1463 Email: [email protected]
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