県民総ぐるみ・地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定支援会議 第

地域における地球温暖化防止活動促進事業
県民総ぐるみ・地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定支援会議
第 1 回支援会議 議事録
日時: 平成26年7月22日(火)
場所: 熊本市国際交流会館 4階
10時00分 ~ 12時00分
第3会議室
出席者: 25名(末尾に添付)
内容: 1.環境省九州地方環境事務所環境対策課
挨拶
・地域実行計画は、各自治体が現状どの程度の CO2 を排出し、これからどのように実行
するべきかを示すプランである。
・今回の会議はモデルケースとなる進め方なので、本省も注目している。
・この会議が大きなきっかけになることに期待。
2.熊本県環境立県推進課
挨拶
温暖化対策というのは3つのないに苦しんでいるが、無いを有るにかえたい。
・予算がない
直接的にかける予算はないが、地域を支援するための施策等を活用すればある。
・人材がない
環境問題に取り組む人材が少ないが、地域の主体にいる方をまきこんで行えば補える。
・メリットがない
メリットが見えにくい事業であるが、将来への投資として位置づけることでメリットを感
じてもらう。
この3点で環境対策に取り組む。
3.熊本市環境政策課温暖化対策室
挨拶
・熊本市低炭素都市づくり戦略計画に基づき進めているが、CO2 排出量というのは 5 年
間削減量増加傾向にある。今年は中間見直しの年として取り組む。特にエネルギー消費量
に目を向け取り組んでいく予定。
・今まで 80 の事業所が事業所グリーン宣言として取り組んだが、実感は気持ち半分とい
ったところ。
・熊本市の HP に様々な取り組みを掲載中。
4.県民総ぐるみ・地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定支援会議 説明
熊本県地球温暖化防止活動推進センター長
・県民総ぐるみ…県が進めている活動の在り方
・地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定支援会議…地方公共団体の支援を考える。
・予算…センターが中心となり、委託事業や補助事業にあてはめ地球温暖化対策推進員等、
地方公共団体の計画に落とし込み実行する方針。
・人材…県、地方自治体、地球温暖化推進員、各種協議会を巻き込みカバー。
・メリット…この協議会を作ることで、人と人の繋がりができて計画が潤滑に進めること
が可能。
・各自治体の方が県委託の推進員を知らないことがよくある。自治体の方々への周知必要。
・今回の計画は全国のモデルケースになることをアウトプットと考える。
・地域特性を生かした協議計画をして進め、センターだけの力ではどうにもならない部分
を井田教授等専門家の協力の基進めていく予定。
・委託や補助事業など様々な事業が出来るセンターを目指す。
・実行計画の必要性は将来を見据えて計画し連携できるような協議にする為、また温対法
第2章 1条~4条、20 条、24 条にも掲載。
今回は、
・地域施策について計画することを考えている。
(1条~4条)
・地方公共団体の連携をはかる(20 条)いうのが、今回の会議になる。
・地方公共団体実行計画協議会(24 条)の実行計画に準じた協議会を作りたいと考える。
・自治体ごとにおのおの計画をするとなかなか連携が難しいので、各自治体で同じ様な方
法で計画いただきたいと考える。
・地球温暖化推進員 県委嘱 8 重数名 市委嘱8名
いるが、仕事、高齢化、交通方法等
でうまく活動できていない。
・当センターは県地域センター、市地域センターを併設。
(24条)
・全国センター(25条)と当センターは連携している。
・地球温暖化対策地域協議会を組織することができるため、当センター(中間支援団体)
を中心に地方自治体、地域協議会と連携して実行計画を行う。そのために地域の情報をい
ただき環境講座と連携予定。
・実行計画のガイドラインがあるが、策定したのが古く、策定マニュアルと地方公共団体
区域施策編(手引き)を使い、各地域で使える、連携できる、区域施策編のガイドライン
を編集する。
・市町村各地の実行計画に当センターの実行計画を組み込んでいただき、各地の協議会と
協力して年1回データを提出頂く予定。
・県民総ぐるみとつけたのは県の計画とのリンクをイメージしてのものである。
・各家庭における CO2 排出量が増えているといわれているが、生活形態の変化(独居世
帯増加等)の影響もある。⇒COOL SHARE など
・熊本県消費現状、家庭部門における CO2 排出量が高い。うちエコ診断3年間(H23~
25)から、ガソリン燃料、給湯、冷房の順で多かった。このことから一番多かったエコ
ドライブ診断実施予定。
(市町村の職員の方々にもしていただきたいと考える)また、新
エネルギーの導入を行う。
・エコドライブ診断は自動車学校と協力の上、始動。
・環境教育をした推進員がいたら、センターに相談、県に相談でツールを貸し出すことも
できる。
・市町村でゴミの排出量等は把握されているのでそこから県のゴミ排出量がみえてくる。
・CO2 削減目標
2005 年を基準年として目標を設定。
・対策施策の列案、対策総括の立案、具体的に施策を立案は、全5回(本日も含め)隔月
で行い、アウトプット(各会議のたびに施策計画案)を出していく。そこから各市町村で
改変しながら使えるガイドラインに変更予定。
・今後の参加については、参加申込書により、参加団体には、必ず会議に出席しなくとも
会議資料を送付する方向で進める。
5.県民総ぐるみ・地球温暖化対策地方公共団体実行計画策定支援会議 座長挨拶
熊本県立大学 総合管理学部教授
・新たな行動を起こすにはインセンティブが必要で、ゴミ問題については、それぞれの条
例が定められている。また家庭ごみの分別は意識せず日常的に行っている。
・今回の実行計画を作るにあたって自治体にインセンティブを与えなければいけない。
・現時点あまり温暖化対策が取り組まれていない。
・今回実行計画を始めるにあたって数値目標が必要。
・いくつかの関連する数値データを自治体に記録していただくことになる。
⇒施策をつくるため
・1年2年では結果はすぐには出ないが、時系列でみて、世代間でみて結果をみていく。
・自治体の地球温暖化の窓口は一つではないので、それぞれの自治体の窓口を明確にして、
データを記録していただきたい。
・補足:事務事業のデータ以外の部分は統計資料から使用する。
6.県民総ぐるみ・地球温暖化対策地方公共団体実行計画区域共通施策案 説明
「菊池川の水質保全と廃食油の広域的回収活動による CO2 削減事業(案)
」
「菊池川流域への“わくわく油田プロジェクト”取り組み(案)について」
地球温暖対策協議会環境応援団「エコの環たまな」
事務局長
(説明者)熊本県地球温暖化防止活動推進センター長
・菊池川流域の施策を温暖化対策の事業に組み込む予定。
・玉名菊池川流域(BDF)のような取り組みを他地域にも拡大していきたい。
・推進員が各市町村に 1,2 名足らずで一生懸命温暖化対策を行っても上手くいかないが、
市町村と推進員の連携をとることで一緒に考え、様々な温暖化対策の方法がとれる。
7.その他(質問)
Q.雲仙天草市国立公園内の県メガソーラー推進地区になっているが、太陽光設置について、
どのような規定に沿って設置していけばいいのか伺いたい。また、伊東市の許可が降りた
理由を知りたい。
(天草市)
A.アセスメントに関わる問題で、再生エネルギーに関する地域計画をあらかじめ作ってお
いて、自然公園区域など保護地域など環境配慮の整合性をとり、計画をいただけるとよい。
(再生エネルギー法が今年5月農政局から案内がきている。参考までに)
伊東市は第3種地域で許可が降りやすかったのではと考える。(環境省)
補足:県は別に環境基本計画を定めており、その中に実行計画を位置付けている。
環境基本計画は 27 年度までで、新たに改定を行う予定がある。(熊本県)
Q.菊池川の件で共通施策案と案内いただいたが、県域全体の実行計画を定めるにあたり、
核として盛り込むことができるような施策モデルという理解でよいか?(熊本県)
A.玉名市はこの方法で行っている。この方法を流域全体に広げていこうといった考えから、
他地域でも行えればと思い施策案とした。(理事長)
8.次回会議について
・年度末までに5回の会議を開催。
・次回会議は、計画モデルを作る上での第2章のデータを集計して、出来上がった時点で
事前に送付し、会議開催とする。
・実行計画の参加に関しては、参加申込書によりメンバーとし、メンバーは、会議に出席
できない場合は、会議資料を送付する。また、参加期限は設けず多くの参加を希望する。
配布資料:
・地球温暖化対策の推進に関する法律 抜粋
・地方公共団体における地球温暖化対策の計画的な推進のための手引き(本編)
・地方公共団体における地球温暖化対策の計画的な推進のための手引き(参考資料)
・熊本県総合エネルギー計画
・実行計画モデル
概要版
目次(案)
・菊池川の水質保全と廃食油の広域的回収活動による CO2 削減事業(案)
・菊池川流域への“わくわく油田プロジェクト”取り組み(案)について
・チラシ わくわく玉名油田プロジェクト
・くまもと温暖化対策センター リーフレット
・熊本市地球温暖化防止活動推進センター
リーフレット
出席者(敬称略)
団体・所属
座長
熊本県立大学 総合管理学部
教授
環境省
九州地方環境事務所 環境対策課
自治体
熊本県 環境立県推進課
自治体
熊本県 環境立県推進課
自治体
熊本県 環境立県推進課
自治体
熊本市 環境政策課
自治体
熊本市 環境政策課
自治体
八代市 環境課
自治体
八代市 環境課
自治体
山鹿市 環境課
自治体
宇城市 環境衛生課 環境保全係
自治体
宇城市 環境衛生課 環境保全係
自治体
天草市 市民環境課
自治体
大津町 環境保全課
自治体
小国町 住民課
自治体
芦北町 住民生活課
自治体
芦北町 住民生活課
事務局
くまもと温暖化対策センター
理事長
事務局
くまもと温暖化対策センター
副理事長
事務局
くまもと温暖化対策センター
事務局
くまもと温暖化対策センター
事務局
くまもと温暖化対策センター
事務局
くまもと温暖化対策センター
オブザーバ
くまもと温暖化対策センター
理事
オブザーバ
くまもと温暖化対策センター
理事