アートバーゼル・ディレクター陣のご紹介 アートバーゼル実行委員会はその世界的な活動におけるフェア戦略並びに企画運営を担ってい ます。委員会はアートバーゼルのグローバル ディレクターを軸に、ディレクター・アジア並びに財務 担当ディレクターらによって運営されています。 マーク・シュピーグラー(Marc Spiegler)はアートバーゼルのグローバル ディレクターとして、組織 のグローバル展開を主導しています。 ノア・ホロヴィッツ(Noah Horowitz)はディレクターアメリカとしてアートバーゼルマ イアミのディレクションを担当、アメリカにおけるギャラリー、コレクターやアーティ スト、美術館や美術機関との関係強化や、アートバーゼルの世界での活動を通した彼ら のプロモーションなどに従事致します。 アデリン・ウーイ氏 (Adeline Ooi) はディレクター・アジアとして、アートバーゼル香港を主導すると 共に、香港フェアの発展並びにアジアの国際的位置の強化に注力致します。 パトリック・フォレ(Patrick Foret) はビジネスイニシアティブディレクターとして、ア ートバーゼルの枠を超えた新しいビジネスイニシアティブを提案してゆきます。 財務担当ディレクターであるマルコ・ファッゾーネ(Marco Fazzone)は、発展成長しているアートバ ーゼル組織を管理し、そのダイナミックな組織構築に務めます。 ディレクター略歴 アートバーゼル・グローバル ディレクター/マーク・シュピーグラー(Marc Spiegler) アート・バーゼルのグローバルディレクターとして、マーク・シュピーグラー(Marc Spiegler)はバー ゼル、マイアミビーチ、香港での3つのショーにおける組織のグローバル展開を主導しています。 2007年にディレクター職に就任以来、アートバーゼルは世界の一流ギャラリーの出展する真にグ ローバルなプラットフォームへと進化を続けています。また近年ではキックスターターとのクラウド ファンディングイニシアチブプロジェクトや、香港大学、セントラルセントマーチン(ロンドン)とのコラ ボレーションによるコレクター養成プログラムなどにも取り組んでいます。 フランスと米国の二重国籍を持つスピーグラー(Spiegler)は、アート・バーゼルに参画以前、ジ ャーナリストとして 15 年間活動。アート業界に関する記事を『アートニュースペーパー』『モノポ ール』『アート・アンド・オークション・マガジン』『アートニュース・マガジン』『新チューリッヒ新聞』お よび『ニューヨーク・マガジン』などの新聞・雑誌寄稿していました。彼は米国と英国で政治学お よびジャーナリズムを修めています。 アートバーゼル・ディレクターアメリカ/ノア・ホロヴィッツ(Noah Horowitz) ノア・ホロヴィッツは 2011 年よりニューヨークのアーモリーショウのエグゼクティブデ ィレクターを務めてきました。それ以前は同フェアにて VIP リレーションズを担当。ロ ンドンのコートール美術研究所にて博士過程を修了したホロヴィッツは「Art of the Deal: Contemporary Art in a Global Financial Market」(プリンストン大学出版、 2011)など多くの書籍を執筆しています。また現代美術や経済に関する講義も行う一方、 1|2 ニューヨークタイムズ、Texte zur Kunst そしてアートニュースペーパーなどへの寄稿 も数多く手がけています。 アートバーゼル・ディレクター・アジア/アデリン・ウーイ (Adeline Ooi) 1976 年マレーシア生まれのアデリン・ウーイはセントラルセントマーティン・ファインアート学位を 持ち、過去 2 年間に渡って東南アジア地域におけるアートバーゼル VIP リレーションズマネー ジャーとして従事してきました。その範囲はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、 タイそしてベトナムに及びます。同時に 2009 年に共同主催者として立ち上げたカルチュラルエ ージェンシー・RogueArt のディレクターも務め、そのクライアントはアーティストからギャラリー、 インスティチュート、また企業並びにプライベートコレクションに及びます。2006 年~2008 年に はクアラルンプールを拠点とする Valentine Willie Fine Art gallery のキュレーター並びにプロ グラムディレクターにも従事しています。 アジアの美術を専門にキュレーションをする彼女の近 年のプロジェクトとしては、国際交流基金支援のニューメディア・プロジェクト「Media/Art Kitchen 」のリードキュレーター(マレーシア)として、日本、インドネシア、シンガポール、フィリピン、タイ の作家を選出・ツアーを実現している他、ジョグジャカルタ・Cemeti Art House で開催された、イ ンドネシア人作家によるジャンルを超えたグループ展「'Turning Targets #5 – Dobrak!」の共同 キュレーターしても活躍しています。 ビジネスイニシアティブディレクター/パトリック・フォレ (Patrick Foret) パトリック・フォレは 2010 年よりアートバーゼルの協賛担当を務め、それ以前はルーブル・グッ ゲンハイムアブダビ美術館プロジェクトを担当していました。オーストラリアと日本で様々なアー ト関連の活動に従事した過去を持っています。フランス出身の彼はソルボンヌ大学の国際経営 学修士課程を卒業し、日本語の学士を有しています。またゲスト研究者として早稲田大学に 2 年間滞在しています。 アートバーゼル・財務担当ディレクター/マルコ・ファッゾーネ(Marco Fazzone) アート・バーゼルに参画する以前のマルコ・ファッゾーネは、チューリッヒのSwiss Institute for Art Research(SIK-ISEA)の副ディレクター並びに財務を担当しました。エコノミストとしての素養に加 え、スイス国立博物館、チューリッヒ市、そして工学業界大手・ABB社など多業界にて大規模な事 業経営並びに組織開発を指導・歴任した彼は、アートバーゼルに文化・政府・企業分野における 幅広い組織構築力をもたらしています。 2|2
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