「きくこと」について考えよう

国語
5 年上
きいて,
きいて,
きいてみよう
「きくこと」について考えよう
話の意図を考えて,休みの日の過ごし方をきき合おう
第1次 ②
動画を視聴して質問の基本をおさえ,
教科書の例にならって,
隣席のともだちと
模擬インタビューを行う。
きき手が知りたいことを的確に尋ねるためには,ということの
C
一つの例として,デジタル教科書の動画を「練習はどれくらいし
● 学習のねらい ●
C ),自分が中川さん(きき手)だったらどう
ていますか」で止め(●
答えるかを発表させた。定量的なことを知りたいのであれば,そ
◎ 臨機応変に質問を変えたり,収集した情報を関係づけたりしてきき合い,
「きくこと」について考える。
れがきき手に伝わるような質問をしなければならないことを,こ
こでおさえた。
● 学習の流れ(全 6 時間)
第1次
(1 時間)
第2次
(1 時間)
次に,教科書のきき手になったつもりで,64 ページのマップを
もとに模擬インタビューをしたあと,動画を視聴させ,自分たちと
「きくこと」について考え,学習の見通しをもつ。
の違いを検討させた。児童は,
マップ通り順番に質問をして,
やり
A●
B
① 既習事項の振り返りを行い,活動の流れを確認する。●
取りがぶつ切りになることが多い。一方,動画では,臨機応変に,
C
② 動画を視聴して質問の基本をおさえ,教科書の例にならって,隣席の友だちと模擬インタビューを行う。●
インタビューの準備をする。
収集した情報を関連づけて質問している。この差が,話に深みを
▼
出していることに気づかせたい。
ワーク・資料タブ :
「
[解説なし]
『きき手』
『話し手』
『記録者』に分かれて,
インタビューをしましょう」
(動画)
① グループをつくり,
インタビューする順番を決める。
D
② インタビューする相手の人柄や考え方を引き出すような話題や質問を考え,
インタビュー計画を立てる。●
▼
第3次
(3 時間)
グループ内で役割を交代しながらインタビューをし,
記録メモを見ながら,
気づいたことを伝え合う。
第4次
▼
それぞれの「きく」について,違いや気を付けると良いことを話し合う。
① グループごとに話し合った内容を,
クラス全体で共有する。
第2次 ②
インタビューする相手の人柄や考え方を引き出すような話題や質問を考え,
インタビュー計画を立てる。
D
ワーク・資料タブ :
「
[解説あり]
『きき手』
『話し手』
『記録者』に分かれて,
インタビューをしましょう」
(動画)
●「国語デジタル教科書」活用の具体例
第1次 ①
野口さんには負けないぞっ!
動画を全て視聴し,自分たちとの差異を考えさせたあと,児童は
「野口さんもなかなかやるなー」
「きくことも奥が深い」と感想を
言っていた。動画と言えども,自分たちと同じ年代の人たちの活動
を見ると,
「私たちもできるはず」という励みにもなるようだった。
① 計画に沿って,
「聞き手」
「話し手」
「記録者」の役割を交代しながらインタビューを行う。
② インタビューの内容を記録したメモを手がかりにして,気づいたことを伝え合う。
(1 時間)
児童の反応
C )を視
一連の流れをつかませるため,再度解説なしの動画(●
既習事項の振り返りを行い,
活動の流れを確認する。
聴させた。このとき,児童には,紙の教科書でインタビューの流
「きいて,
きいて,
きいてみよう」の「きく」は,大きく分けて二つ
に,
ということを伝える必要がある。
る力を育てる。もう一つは,
「聞く」こと。正しく聞き取る力を育て
初に,3 年上「よい聞き手になろう」,4 年上「だれもが関わり合え
の意味がある。一つはインタビューをする側の「訊く」こと。尋ね
る。そのためには,
インタビューをする人が知りたいことを的確に
尋ねることができるように,
インタビューをされる人が質問をしっ
かりと聞き(把握し),質問者の意図を理解しながら答えることが
できるように,そして,記録者が正しく聞き取ることができるよう
A
D )を視聴しながら,
れを確認させた。その後,動画(解説あり)
(●
解説が表示されたところで一時停止し,
「きき手」
「話し手」
「記録
まずは「聞くこと」について考え,学習の見通しをもたせる。最
者」がそれぞれ気を付けることを一つ一つ確かめていった。同時
に,それをPDFで収録されているオリジナルのワークシートに書
るように」など既習事項の振り返りを行った。あらかじめ 3 年と
き込ませ,全ての児童が全ての活動を行えるようにしていった。
A )を作成していた
4 年の教科書画面を提示するリンクボタン(●
ので,とても簡単に振り返りができた。次に,63 ~ 65ページの
B )し,最終的にすることと,その
活動の流れをスクロール表示(●
ためにこれからしなくてはいけないことを確認した。
教科書タブ :
スクロール,書き込みツール(図形)
国語デジタル教科書
を活用した感想
▶
デジタル教科書の動画は,さまざまな用途で活用できる。児童へのモデル提示としてだけではなく,より良く聞くと
は?などを検討するための材料にもなる。また,動画のセリフは,紙の教科書紙面 +αが収録されているので,より自由
度の高い授業が可能になった。
B
column
● 話すこと・聞くこと活動での留意点
話すこと・聞くこと活動では,相手とのやりとりに夢中に
リンクボタン
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実践事例 ● 5 年上「きいて,きいて,きいてみよう」
そのような先生方におすすめなのが,本文画面を活用する
なってしまい,学習の目標を意識せずに進められてしまうこ
ことです。デジタル教科書には,本文を拡大して表示する
を拡大コピーして常に掲示している先生も多いでしょう。
簡単で,効果的な活動ができます。
ともあると思います。そのため,活動中に「気をつけること」
機能があります。画面を表示させておけば良いので,とても
実践事例 ● 5 年上「きいて,きいて,きいてみよう」
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