餌として高栄養でよく増える微細藻類の 収集・保存および活用試験 増養殖研究所 育種研究センター 展示の目的とアピールポイント 水産総合研究センターが実施している「水産生物遺伝資源保存事業」の全体像を紹介 する。 また,その中で保存及び配布を行っている海産微細藻類の特徴や用途について解説し, 来場者には,微細藻類株の配布を受けることができることを広く知らしめたい。 マッチングについて 微細藻類の配布事業によって,新たな 用途が発見・開発される可能性に期待し ている。ただし,配布を受けた機関はそ の株を独占的に使用することはできない ことになっているため,特定の機関(企 業)に限定されるものではなく,広く一 般的に活用されることを目指す。 水産生物遺伝資源保存事業(ジーンバンク事業)での 水産動物の試験研究で餌となる微細藻類の配布について 【事業の概要】 この事業では、微細藻類(=植物プランクトン)の特性を調査し、よく増殖し、栄養にも優れ る株を選んで保存しています。これら利用価値の高い株は、大切に維持するとともに、水産総合研究セン ターで定めた規則に基づき、要望に応じて有償配布し、試験研究に活用されています。 配布対象としている株は、特性を調べています。 保存から配布までの手順 (例:配布株とその特性) * 保存培養中の株を、約1ヶ月かけて 5~10Lに拡大培養し、発送します。 10L 配布申請は簡単です!! (例)ナンノクロロプシスの特性評価 光学顕微鏡での 形態観察 2~4μmの小さな 楕円形にみえます。 海産魚類飼育水 に加えた場合 仔稚魚の成育に 良い飼育環境が できます。 * 配布に関する御質問は、増養殖研究所 (センターバンク担当)で対応いたします。 増養殖研究所ホームページをご参照下さい。 http://nria.fra.affrc.go.jp/index.htl
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