塾だより7月号

志
学
館
〒866-0884 八代市松崎町 800-3
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平成 27 年7月号
URL
http://www.shigakukan.jp
期末テスト・中体連お疲れ様でした!
6月は、期末テスト、そのあとすぐに中体連があり、テスト勉強に中体連の練習と
お疲れ様でした。両方とも中学生活においてとても大切な行事です。どちらも悔いの
ない充実した戦いができましたか。
期末テストでは、苦手な教科など、まだまだ本人も納得していない結果
もあったと思いますが、そこはこの夏休みでしっかり復習しましょう。そ
して、夏休み明けの実力テストでリベンジしましょう。特に中3生は、県
共通テストという範囲の広い(1~2年全範囲)難しいテストがあります。と
ても大事なテストなので、夏休み本気で頑張りましょう。
別紙の案内のとおり、夏休みに個別指導の夏期講習を実施します。自分の
都合に合わせて夏休みの学習計画を作り、それに合わせて塾を利用すること
ができます。
例えば、県中体連が残っている人は、それが終わってから勉強に集中し
たり、また、学校の宿題を終えてしまってから最後の1~2週間集中してテ
スト対策の勉強をしたりなど自由に計画できます。
この夏、自分の自分による自分のための学習計画を実行しましょう!
ところで、期末テスト後の授業日を中体連に集中するために期末テストの直前にま
とめて振り替えた生徒もいました。このように授業日を変更するなど自分に合わせて
調整することも大切な能力です。
また、テスト前日まで学校の問題集をやっている人がいました。これではダメです。
大人の世界でも、ぎりぎりで仕上げたものにいいものや完璧なものはありません。必
ずやり直しになります。それを何度もやり直しながらいいもの・完璧なものに仕上げ
ていきます。そのプロセスもまた勉強です。
計画力こそ成功への近道!
さて、いよいよ 7 月になり、夏休みが近づいてきました。
受験生にとって夏休みは、基礎力を完成させる重要な期間です。受験の世界では「夏
を制するものは受験を制す」とよく言われています。また、受験生でなくても夏休み
は、苦手科目や学習の遅れを取り戻すチャンスでもあります。
長いようでアッという間に過ぎ去っていくのが夏休み。この 42 日間を、いかに過ご
せばよいのか。充実したよりよい夏休みにするためにはなんと言ってもしっかりした
実行可能な「計画」を立てることがカギとなります。そこで、夏休みも春休みのよう
に計画表を作ってもらいますので、いくつかアドバイスをしておきます。
1.最初に「目標」を立てる
「計画」には、目標が必要です。計画を立てる期間内で、何を達成したいのかを決
めます。(例:県共通テストで○△点以上を取る、苦手分野○×を克服するなど)
2.「何を、どれだけ、いつ」を決める
目標を決めたら、「何を、どれだけ、いつ」の順で具体的な計画を立てていきます。
3.夏休みを3つの期間に分ける
夏休みを、1)7 月中 2)8 月前半 3)8 月後半、の3つの期間に分けます。
そして夏休みに達成したい目標をこの期間で3つに区切り、各期間でひとつひとつ
目標を達成していくようにします。1週間ごとに分けてもいいでしょう。
こうすることでより目標を達成しやすい計画ができあがります。
4.予備日を作る
土・日などに予備日をつくっておきましょう。予備日までに計画が実行されていな
ければ、遅れている分を取り戻しましょう。予備日までに計画が終わっていれば、
その日は完全な休みにして遊びに行ったり、好きなことをしたりしましょう。
5.計画を書き出して、目に付くところに張り出す
その日の計画などを、メモ帳などに書き出して目に付くところに張り出し、その項
目が終わったら、赤ペンで消していきましょう。これが意外に効果があります。
最後に、もっとも大切なのは自宅での自学自習です。わからない分野を参考書や問
題集などを使ってまず自分で勉強してみるという姿勢が大切です。自由研究や課題作
文なども手抜きせずにきちんとやりましょう。そこに、夏休みの意義があります。
7月の授業について
7 月の授業は 18 日(土)までといたしますが、7 月 21 日から夏期講習を行いますので、
20 日(月)から 25 日(土)までの平常授業の分は夏期講習に振り替えてください。その分
は夏期講習の日数から差し引きます。(詳しくは夏期講習案内を参照)
他の連絡
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期末テストの成績表および通知表を必ず提出してください。
7 月 20 日(月)「海の日」は塾を休みにします。
講習中は平常授業は休みです。9月 1 日(火)から平常授業を開始します。
中学生は、8月 23 日(日)に県模試があります。できるだけ受験してください。
なお、受験料は 9 月の月謝時に請求いたします。
中3
8/23
日曜日
場所:秀岳館高校
時間:AM9:00~PM3:30
範囲:1~2 年全範囲
受験料:4,320 円
中1~2
8/23
日曜日
場所:志学館
時間:AM9:00~PM1:00
PM1:30~PM5:30
範囲:1学期の復習
受験料:2,700 円
記憶のルール 10
①
記憶しようという目的を持つこと
→目的意識が強いほど、記憶力はアップする。
→試験が終わると、その内容をすぐ忘れてしまうのは、知識を蓄えておこう
という目的を欠いているからです。
②
記憶できるという自信を持つこと
→たいていの人は「記憶力が弱いんだ。」と自分に言い聞かせて、記憶力を低
下させている。「記憶できるんだ。」と心から信じなさい。
③
記憶したいことに興味を持つこと
→自分が興味を持っているものは、なんでもすぐに覚えられるはず。苦手な
分野でもちょっと興味を持ったり、嫌いだという心のふたをはずせば覚え
やすくなる。
④
意味や内容をよく理解すること
→オウムのように丸暗記するな。
→暗記を始める前に、内容を理解せよ。
⑤
注意を集中すること
→きつい、眠い、気分が乗らない時などに暗記するのはもっとも非効率的。
→心を穏やかにして、いつでも集中できる集中法を一つ持て。
⑥
多くの感覚を使うこと
→記憶したいことを図を利用して視覚化せよ。
(右脳を使え)
→見て、読んで、聞いて、書いて、イメージせよ。
⑦
関連のあることを結びつけて覚えること
→一つひとつの知識もいろいろな知識とつながっており、それらを関連付け
てまとめると覚えやすいし、逆に思い出しやすい。
聖徳太子
推古天皇
遣隋使
摂政
小野妹子
十七条の憲法
冠位十二階
⑧
意味やリズムをつけて覚えること
→語呂合わせや語源を調べて、楽しく・愉快に記憶する。
・泣くよ(794年)うぐいす平安京 ・lamentable(悲しい)は「ラーメン食
べると悲しい」 ・I my me mine など
⑨
短時間に分けて規則的に覚えること
→毎日30分ずつピアノの練習をするほうが、日曜日だけ3時間練習するよ
り効果がある。
→忘却は最初の日か 2 日目が著しく、三日目以降は変わらない。
⑩
何回も反復し、自己テストをすること
→引き出しにしまったものは、時々使わないと忘れ去られる。
→試合やコンクールがなければ上達しない。
以上が、みんなにもできる記憶のルールです。このルールをマスターして、暗記科
目を得意にしましょう。