2015 年度一般入試前期日程Cにおける出題ミスと対応について

2015 年度一般入試前期日程Cにおける出題ミスと対応について
(1)試験科目名およびミスの内容等
試験科目名
世界史(日本史、世界史、現代社会から1科目選択)
ミスの内容
①問題Ⅲ
問 39
選択肢④「華国峰」の「峰」は「鋒」の誤りで、
正しくは「華国鋒」であったことが試験実施後に判明しました。
問 35、問 37、問 38 の選択肢④「華国峰」も同様の誤りです。
この誤字によって、問 39 の正解は「華国鋒」であるにもかかわらず、
問 39 は、正解が選択肢中に存在しない出題ミスとなっております。
②問題Ⅲ
問 46
出題の意図は、北ベトナム軍と解放戦線が、選択肢③「サイゴン」を
占領したことを問うものですが、問題文には、「現在の首都(
46
)
を占領し」とあります。
しかし、ベトナムの「現在の首都」は選択肢①「ハノイ」で、選択肢
③「サイゴン」ではありません。ここは「当時の南ベトナムの首都」
と問題文に書くべきでした。
この誤りによって、問 46 の正解は出題の意図としては選択肢③「サイ
ゴン」であるにもかかわらず、問 46 は、正解が問題文と矛盾するため、
正解が導き出せない出題ミスとなっております。
2.出題ミスへの対応
(1)「世界史」問題Ⅲの問 39 と問 46 については、「正解なし」とし、
「世界史」を選択した受験生を全員正解として、配点各 2 点合計 4 点を
加点して採点し、その点数で合否判定を行うことにいたしました。
(2)上記の加点によって、「社会」の他の選択科目である「日本史」、「現
代社会」に対して、「世界史」は平均点において大きな点差が生じるこ
とはなかったため、合否判定において、「社会」の科目間における得点
調整は実施いたしません。
以上