概 要 (1)当社の重要リスクと管理体制 当社の重要リスク 内 容 管 理 体 制 会社経営を行うなかで戦略的な意思決定を行 取締役会、経営会議 経営戦略リスク う際に発生するリスク 法令、社会的規範やこれらに基づく社内規定類 コンプライアンスリスク に違反することにより、当社グループの利益や コンプライアンス委員会 信用力が大きく損なわれるリスク 業務プロセスリスク 通常の事業活動に関わるリスク リスクマネジメント委員会 コーポレート・ コンプライアンス リスクマネジメント ガバナンス 4. リスクマネジメント 組 織 (2)リスクマネジメント体制 環境保全、安全・防災、品質管理、情報管理など各部門で発現する可能性があるリスク 委員長とするリスクマネジメント委員会を中心とした体制を整備し、全社的なリスクマネ 歴代の会長 社・長 ジメント活動を推進しています。 役 員 を含め、当社グループの事業に重大な影響のあるリスクを一元的に管理すべく、社長を (3)危機対応と BCP(Business Continuity Plan = 事業継続計画) 受けるような事態となった場合は、直ちに社長を本部長とする「危機対策本部」を設置し BCP に基づく緊急対応を実施します。 当社は危機対応を発動する場合に備えて具体的な体制の整備を推進しています。 主要生産ラインが事故等で長期に停止するリスクへの対応策と緊急時対応について 商品・技術・サービスを中断させることなく提供する、または早期に再開できるように事業 生産体制および 研究開発、 新商品 ・ 海外事業 商品体系 新用途開発 継続体制の構築を図ります。 決 算 BCP を策定しました。引き続き不測の事態が発生した場合においても、お客様に対する 人事 労 ・働 (4)BCP の具体的な取り組み 環境への取り組み て全社的な危機対応を実施します。さらに、危機対策本部長が必要と判断した場合は、 経営計画 地震や大災害等の重大なリスクが発現し、当社グループの事業存続に重大な影響を また、首都直下型地震により本社 機能が停止する当社事業の中断を 想定した「本社被災時の BCP 」を 策定しました。緊急時には西日本の 当社拠点において本社機能を代行 できるようマニュアルに沿って想定 関係会社 (国内) 訓練を実施しています。 このような活動を通じて、強固 な企業基盤を構築していきます。 広 報 日新製鋼ガイド 2015 13
© Copyright 2025 ExpyDoc