水中運動継続における心理的要因の研究

講師 水中運動継続における心理的要因の研究
松村 亜矢子
MATSUMURA Ayako
全学共通教育部 全学総合教育科
水の中での運動は抵抗、浮力、水圧、水温といった水の特性を利用する
ことにより少しの運動量でもエネルギーを消費できることや、心肺機能の
強化、膝痛・腰痛の軽減など利点が多い。しかし、実際の実施率・継続率
は高いとは言えない。運動を継続するのに必要な心理的要因の1つとして
運動を「楽しむ」ことがあげられる。この要素を取り入れたシンクロの
様々な動きを使用する水中運動プログラムを開発し、楽しく実施できる
陸ストレッチ
このプログラムは対象に合わせて音楽・振付を構成するため泳げない人や
水に恐怖感のある人でも実施でき、どの対象にも対応できるのが特徴であり、
このプログラムに対する継続意欲や楽しみ度合い、自信などの効果を検証
している。
【研究テーマ】
シンクロプログラム(水中運動)の開発
高齢者におけるシンクロプログラムが継続意欲に与える効果
新規プログラムに参加を思考する者の特徴研究
高齢者水中運動
(左の写真は参加者の承諾を得て掲載)
陸での音楽合わせ
キーワード
水中運動、運動継続、リズム水泳
相談に応じられる内容
小学生∼高齢者までの水中運動プログラム、運動を継続するための心理要因
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全 学 共 通 教 育 部
プログラムとして小学生∼高齢者まで教室・イベントを通して提供している。
小中学生シンクロプログラム