Vol.66 2016.3 SPRINGを掲載いたしました。

66
2016.3
SPRING
目 次
CONTENTS
1
■巻頭言
「さらなるステップアップを」
栃木市長 鈴木 俊美
国保とかぬまと時々グルメ
̶
■メインテーマ
2
平成 27 年度栃木県国民健康保険団体連合会
通常総会
̶
7
■国保運協会長プロフィール
被保険者のために
̶
8
第111回 宇都宮市
住めば愉快だ宇都宮
̶
■特別寄稿①
12
第4回
「地域包括ケアと国保・高齢者医療」
神奈川県立保健福祉大学名誉教授 山崎 泰彦
̶
■特別寄稿②
鹿沼市保険年金課保険給付係 主事 森山 有季
日々精進!
茂木町住民課国保年金係 主査 河上 明恵
̶
■リポート
22
■健康だより
25
̶
高根沢町 松本 潔
■突撃ルポ 保険者みてある記
21
■ただいまこくほ最前線
14
第4回
「ロコモ対策 -ロコトレ-」
季節の変わり目はこころザワザワ…
春のこころを健康に!リラックスの方法
栃木県国民健康保険団体連合会
衛生管理者 登坂 美子
̶
■歩こう!あの道
26
■国保連合会からのお知らせ
27
■編集後記
27
宇都宮の街中散策・自転車で
大谷石建造物を探してみよう!
̶
̶
̶
とちぎリハビリテーションセンター所長・病院長 星野 雄一
̶
■保健師活動報告
運動教室から自主グループ活動の育成と支援
《健康と生きがいをめざしてつながる
ステップアップクラブ》
16
〈表紙の写真〉
那須町保健福祉課健康づくり推進係 山田則子・遠山京子・松本幸子
̶
■保険者だより
大田原市民の健康づくりのために
ポピュレーションアプローチと
ハイリスクアプローチの取り組み事例
18
大田原市
̶
■国保医療課だより
第三者行為による被害に係る求償事務の
取組強化について
19
栃木県保健福祉部国保医療課
̶
■私の趣味と健康法
ストレスを感じない小さな健康法
芳賀町 住民課長 増淵 方昭
20
̶
宇都宮のお花見
【八幡山公園】 写真提供:宇都宮観光コンベンション協会
宇都宮市の中心部に位置するこの公園は、
市内を一望で
きる
「宇都宮タワー」や大型複合遊具などがあり、
毎年4月
上旬から中旬にかけて、
園内に植えられた約800本のソメ
イヨシノが一斉に花開き、
市内外
からの大勢の花見客で賑わい
ます。
また、
ぼんぼりに照らされた夜桜
も見応えがあり、
お花見の名所と
して市民に愛されています。
【かまがわ川床桜まつり】
宇都宮の中心市街地を流れる釜川の「御橋」から
「出雲
橋」にかけては、
シダレザクラが咲き誇る、お花見の穴場
です。
2013年からは、
中心市街地活性化に取り組む「宇都宮ま
ちづくり推進機構」主催の「かま
がわ川床桜まつり」が、
4月上旬
に開催されています。
開催期間中、釜川に川床が設
置され、夕方にはぼんぼりが点
灯し、川面からシダレザクラを楽
しむことができます。
巻頭言
さらなる
ステップアップを
鈴木 俊美
地 域 完 結 型 の 医 療・ 介 護 福 祉 事 業 が
提供されることになります。
さ て、 国 民 健 康 保 険 に つ き ま し て
は、 医 療 費 水 準 が 高 く 所 得 水 準 が 低
いという構造的な問題を抱えており、
年度の市町村国保の
全国的に財政運営は厳しさを増して
さらに、渡良瀬遊水地をはじめ各地
に点在する観光資源の連携を進める
い ま す。 平 成
栃木市は、平成 年の最初の合併か
ら 3 月 日 で 丸 6 年 を 迎 え ま す。 そ
赤字は2478億円にも及んでおり、
本市においても厳しい財政状況が続
いています。
こうした中、医療保険制度の大改革
が 行 わ れ、 平 成 年 度 か ら は 都 道 府
ンを展開します。
県が財政運営の責任主体となります。
など、積極的なシティープロモーショ
んなが笑顔のあったか栃木市」を目
ま た、 保 険 者 努 力 支 援 制 度 が 創 設 さ
指 し、 各 種 事 業 に 取 り 組 ん で ま い り
れ、 医 療 費 の 適 正 化 に 向 け た 取 り 組
よ う、 資 格 管 理 の 適 正 化、 収 納 率 向
み等に対する財政支援が行われるな
市は、地域医療を将来にわたって確
保し、市民の皆さまが安心して生活で
上 対 策 の 強 化、 生 活 習 慣 病 に 重 点 を
発足した「一般財団法人とちぎメディ
き る 医 療 体 制 の 整 備 に 向 け て、 全 国
置 い た 保 健 事 業 の 推 進 等 を 図 り、 国
ど、財政基盤の強化が図られます。
的にも珍しい経営母体の異なる3病
民健康保険の健全運営に努めてまい
カ ル セ ン タ ー」 が 整 備 を 進 め て き た、
まず、国の交付金事業である地方都
市 リ ノ ベ ー シ ョ ン 事 業 を 活 用 し、 文
院( 下 都 賀 総 合 病 院、 下 都 賀 郡 市 医
ります。
間 も な く 新 年 度 を 迎 え ま す が、 今
まで築き上げてきた成果を礎として、
化 芸 術 館、 文 学 館、 統 合 保 育 園、 地
師会病院、とちの木病院)の統合再編・
新病院や新施設がオープンします。
域 交 流 セ ン タ ー( い ず れ も 仮 称 ) 等
施設整備等を積極的に支援してきま
今 後 も、 均 衡 あ る 発 展 と 地 域 の 特
性 を 活 か し た 取 り 組 み に よ り、 若 者
今後さらなるステップアップを図っ
の整備に取り組んでまいります。
した。
てまいります。
次 に、 圏 央 自 動 車 道 の 開 通 に よ り、
格段に便利になった栃木ICに近接
が 集 い、 市 民 の 皆 さ ま が 夢 と 希 望 を
持てる街づくりを進めてまいります。
する千塚町上川原産業団地の早期の
今後は、施設ごとに予防、急性期・
回 復 期、 保 健 福 祉 の 各 機 能 を 分 担 し、
市 と い た し ま し て も、 被 保 険 者 の
皆さまが安心して医療を受けられる
ました。
また、本年4月には、栃木市内3病
院の経営統合により平成 年4月に
の間、市民の一体感の醸成を図り「み
26
30
22
予約分譲を目指して整備を進めます。
1
み
とし
き
29
すず
25
栃木市長
年度事業計画・歳入歳出予算など可決承認
年度
平成
平成
栃木県国民健康保険団体連合会通常総会
案及び国保運営方針策定要領案につ
と標準保険料率の算定ガイドライン
2 月 日( 火 )、 国 保 連 合 会 大 会 議
室において平成 年度通常総会が開
年度からの国保運営の
い て 触 れ た。 こ の 案 を 受 け、 本 会 と
議案す
平成
年度の本県の国民健康保険税
ポイント上昇したものの全国平均
収納率の状況に対し、前年度から0・
26
に は 届 か な か っ た こ と か ら、 収 納 率
向 上 に 向 け、 本 会 と 連 携 し た よ り 一
層の取り組み推進の必要性を述べた。
全議案を原案どおり可決承認
本総会では議長にさくら市長の人
見 健 次 氏 が 選 出 さ れ、 報 告 事 項 2 件
と議決事項
議案など厳正に審議し、
都道府県単位化への対応はもとより、
全議案原案どおり可決承認された。
整備に万全を期して準備を進めてい
も必須となることから、機器の設置・
次期国保総合システムへの切り替え
しては平成
年度
催 さ れ、 議 決 事 項 と し て 平 成
事業計画及び各会計予算等
べ て が、 原 案 ど お り 可 決 承 認 さ れ た。
的確に保険者のニーズ等を捉え
新たな業務展開を目指す
く と 述 べ た。 ま た、 保 険 者 の 期 待 に
沿った成果を上げ負託に応えるよう、
保険者のニーズや情勢の変化を的確
に 捉 え、 新 た な 業 務 を 展 開 し て い き
たいとあいさつした。
議会の事務レベルワーキングで議論
格的に意見交換を進めていくうえで
栃木県保健福祉部国保医療課長
江﨑牧身氏
「議長」さくら市長 人見健次氏
次 に 来 賓 と し て、 栃 木 県 保 健 福 祉
部 国 保 医 療 課 長 江 﨑 牧 身 氏 が、 同 じ
く国保運営方針策定要領案等につい
はじめに、佐藤栄一理事長(宇都宮
市長)は、持続的な社会保障制度確立
中 の 内 容 等 を 説 明。 さ ら に 今 後 の 国
て 触 れ、 併 せ て 現 在 国 保 基 盤 強 化 協
のために行われた国民健康保険法等
保 制 度 運 営 に つ い て、 保 険 者 等 と 本
保制度の実施に向けて厚生労働省か
の 引 き 続 き の 協 力 を 求 め た。 ま た、
の 一 部 改 正 を 経 て、
年1月に新国
佐藤栄一理事長
30
28
21
ら 示 さ れ た、 国 保 改 革 に 伴 う 納 付 金
28
21
27
42
28
27
23
2
平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会通常総会
Ⅰ 報告事項
報告第1号 理事長専決事項報告について
1 栃木県国民健康保険団体連合会積立金の処分について
2 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬審査支払特別会計(公費負担医療
に関する診療報酬支払勘定)歳入歳出予算補正について
3 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会後期高齢者医療事業関係業務特別会計(公
費負担医療に関する診療報酬支払勘定)歳入歳出予算補正について
報告第2号 規則の一部改正について
1 栃木県国民健康保険団体連合会職員服務規則の一部改正について
2 栃木県国民健康保険団体連合会事務局組織規則の一部改正について
3 栃木県国民健康保険団体連合会負担金及び手数料の賦課徴収規則の一部改正について
4 栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬明細書等二次点検業務規則の一部改正について
5 栃木県国民健康保険団体連合会柔道整復施術療養費審査支払規則の一部改正について
Ⅱ 議決事項
議案第1号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会事業計画について
議案第2号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会一般会計歳入歳出予算について
議案第3号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬審査支払特別会計歳入歳出予算に
ついて
議案第4号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会後期高齢者医療事業関係業務特別会計歳入
歳出予算について
議案第5号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会保険財政共同安定化事業・高額医療費共同
事業特別会計歳入歳出予算について
議案第6号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会第三者行為損害賠償求償事務共同処理事業
特別会計歳入歳出予算について
議案第7号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会介護保険事業関係業務特別会計歳入歳出予
算について
議案第8号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会障害者総合支援法関係業務等特別会計歳入
歳出予算について
議案第9号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会特定健診保健指導費用決済業務特別会計歳
入歳出予算について
議案第10号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会職員厚生資金貸付金特別会計歳入歳出予算
について
議案第11号 栃木県国民健康保険団体連合会積立金の処分について
議案第12号 平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会運営資金の一時借入について
議案第13号 理事長専決事項委任について
議案第14号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会一般会計歳入歳出予算補正について
議案第15号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬審査支払特別会計(業務勘定)歳
入歳出予算補正について
議案第16号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬審査支払特別会計(国民健康保険
診療報酬支払勘定)歳入歳出予算補正について
議案第17号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会診療報酬審査支払特別会計(公費負担医療
に関する診療報酬支払勘定)歳入歳出予算補正について
議案第18号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会保険財政共同安定化事業・高額医療費共同
事業特別会計歳入歳出予算補正について
議案第19号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会障害者総合支援法関係業務等特別会計(障
害介護給付費支払勘定)歳入歳出予算補正について
議案第20号 平成27年度栃木県国民健康保険団体連合会障害者総合支援法関係業務等特別会計(障
害児給付費支払勘定)歳入歳出予算補正について
議案第21号 栃木県国民健康保険団体連合会役員の欠員補充について
Ⅲ その他
3
ブ 強 化 と し て、「 審 査 支 払 機 関 の 事 務
中では、医療費適正化のインセンティ
2 0 1 5」( 骨 太 の 方 針 2 0 1 5) の
一 方、 同 年 6 月 に 閣 議 決 定 さ れ
た「 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針
て は、 常 に 保 険 者 の 満 足 度 を 高 め る
を定め、その企画・運営・実施に当たっ
おり重点目標及びその取り組み方針
合 会 を 目 指 し て い く た め に、 次 の と
こ の た め、 平 成 年 度 の 事 業 計 画
は、保険者に満足してもらえる国保連
業務の適正執行
連携強化及び特定健診等データ管理
総 合 的 保 健 事 業 支 援 の 充 実、 医 療
データの情報提供及び関係団体との
正執行
と特定健診等データ管理業務の適
⑷実効性のある保健事業の支援強化
費・ 業 務 の あ り 方 」 が 盛 り 込 ま れ た
工 夫、 価 値 あ る 情 報 の 提 供 な ど に 留
平成 年 度 栃 木 県 国 民 健 康
国 民 健 康 保 険 は、 我 が 国 の 医 療 保
険 制 度 の 中 核 的 な 役 割 を 担 い、 地 域
ところである。
財政運営の責任主体として国民健康
よ り 財 政 基 盤 を 強 化 し、 都 道 府 県 が
険 に つ い て、 財 政 支 援 制 度 の 拡 充 に
こ の た め 国 に お い て は、 厳 し い 財
政運営を強いられている国民健康保
に陥っている。
り他制度に比較して大変深刻な状況
わけ国保財政はその構造的要因によ
が 拡 大 す る な ど 医 療 保 険 財 政、 と り
医療費の伸びと経済成長との不均衡
高 し、 加 え て 経 済 基 調 の 変 化 に 伴 い、
療技術の高度化等により医療費は増
しかしながら、医療保険制度をめぐ
る 情 勢 は、 急 速 な 人 口 の 高 齢 化、 医
険事業の安定運営の確保に向けて組
保健事業の支援強化など国民健康保
化 を は じ め、 共 同 事 業 の 効 率 的 推 進、
護給付費等の審査支払業務の充実・強
国民健康保険及び後期高齢者医療、介
の役割と使命を果たすことを念頭に、
り保険者の共同目的達成機関として
本会としてもこのような状況に柔
軟 に 対 応 す る と と も に、 将 来 に わ た
行されている。
確 保 推 進 法 が、 昨 年 4 月 か ら 順 次 施
主 な 内 容 と し た 地 域 医 療・ 介 護 総 合
者の自己負担割合の引き上げなどを
総 合 事 業 の 段 階 的 な 拡 充、 一 定 所 得
務の効率的推進
向 上 及 び 審 査 支 払 業 務・ 事 務 代 行 業
査定率向上を意識した効率的なレ
セ プ ト 審 査 体 制 の 強 化・ 審 査 精 度 の
事業等の展開
後期高齢者医療診療報酬審査支払
⑵成果を上げるための国民健康保険・
動の展開
1 基本方針
保険 団 体 連 合 会 事 業 計 画
住民の医療の確保と健康の保持増進
保険の運営に中心的な役割を担うこ
織 体 制 の 整 備 を 図 る と と も に、 保 険
⑶共同事業の効率的推進
意しながら保険者の期待に沿った成
に大きく貢献している。
と に よ り、 国 保 制 度 の 安 定 化 を 図 る
者並びに関係機関との連携を密にし
係業務の適正執行
の向上、事務運営等の改善
総 合 的・ 効 果 的 に 事 業 を 展 開 す る
た め の 組 織 体 制 の 整 備、 職 員 の 資 質
営等の整備
⑺ 成 果 を 生 み 出 す 組 織 体 制・ 事 務 運
保険者のニーズに応える事業への
弾力的対応
⑹新規事業への対応
び障害者総合支援給付費支払業務の
介護給付適正化対策事業の積極的
な推進、介護給付費等審査支払業務及
と し た、「 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を
て、 よ り 一 層 の 適 正 な 事 業 運 営 と 更
保険者事務共同電算処理事業の拡
充及び各種共同事業の効率的推進
2 重点目標
⑴国民健康保険事業の安定的運営
構築するための国民健康保険法等の
なる保険者へのサービスの向上に努
適正執行、介護サービスの質の向上
一部を改正する法律」が昨年5月に
めるものとする。
保 険 者 の 意 を 体 し、 安 定 し た 国 民
健 康 保 険 事 業 運 営 に 向 け た 事 業・ 運
可決成立した。
⑸ 介 護 保 険・ 障 害 者 総 合 支 援 事 業 関
果をあげ、負託に応えるものとする。
28
ま た、 介 護 保 険 制 度 関 係 に お い て
は、 新 し い 介 護 予 防・ 日 常 生 活 支 援
28
4
3 重点目標の取り組み方針
⑴国民健康保険事業の安定的運営
保険者事務共同電算処理事業の更
な る 事 業 の 拡 充 を 図 る た め、 国 保 総
⑶共同事業の効率的推進
める。
等のデータ管理業務の適正執行に努
支 援 を 強 化 す る。 併 せ て、 特 定 健 診
営等の整備
⑺ 成 果 を 生 み 出 す 組 織 体 制・ 事 務 運
合 シ ス テ ム 機 能 を 活 用 し、 保 険 者 事
保険者に満足してもらえる成果を
生み出す事業を効果的に進めるため、
国民健康保険運営の都道府県単位
化に向けた検討状況を踏まえつつ、国
年度本会事業計画の重点目標
平成
務の効率化を図る。
⑸ 介 護 保 険・ 障 害 者 総 合 支 援 事 業 関
民健康保険事業の安定的運営に向け
供に努める。
率 化、 調 査 研 究、 価 値 あ る 情 報 の 提
損害賠償求償事務共同処理事業の効
システムの更新等により第三者行為
らには求償金の滞留防止や事務処理
ま た、 保 険 財 政 共 同 安 定 化 事 業 及
び 高 額 医 療 費 共 同 事 業 の 効 率 化、 さ
務 の 適 正 執 行、 並 び に 介 護 サ ー ビ ス
務及び障害者総合支援給付費支払業
と と も に、 介 護 給 付 費 等 審 査 支 払 業
介護給付適正化対策事業の積極的
推進による保険者支援の強化を図る
係業務の適正執行
営の改善に努める。
の取り組み方針に沿って事務局体制
て 保 険 者 と 連 携 を 密 に し、 事 務 の 効
また、医療保険制度を将来にわたっ
て持続可能で安定的な制度にするた
率化を図る。
⑵成果を上げるための国民健康保険・
と特定健診等データ管理業務の適正
⑷実効性のある保健事業の支援強化
の事務の効率化を図る。
の 円 滑 な 構 築 を 行 い、 介 護 保 険 者 等
つ、 審 査 事 務 共 助 支 援 シ ス テ ム を 活
なレセプト審査体制の強化を図りつ
会への情報の提供などによる効率的
な る 向 上 に 努 め る。 ま た、 審 査 委 員
門 研 修 を 実 施 し、 職 員 の 知 識 の さ ら
健 事 業 の 実 効 性 を 高 め る な ど、 市 町
険等関係団体との連携強化により保
保 険 者 協 議 会 を 通 じ、 地 域・ 職 域 保
健 事 業 を 推 進 す る と と も に、 栃 木 県
の医療データの活用などに基づく保
タ ベ ー ス( K D B ) シ ス テ ム 等 か ら
する。
正かつ効率的な事務処理体制を構築
テ ム の 改 修 及 び 機 器 更 改 を 行 い、 適
入 を 図 る と と も に、 必 要 な 外 付 シ ス
平成 年度中に予定されている次
期国保総合システム更改の円滑な導
保健事業の支援を行う。
移行を図る。
体 制 を 再 構 築 し、 新 制 度 へ の 円 滑 な
ま た、 保 険 者 に 義 務 付 け ら れ て い
る特定健診等の受診率向上のための
の 整 備、 職 員 の 資 質 の 向 上、 事 務 運
め、 引 き 続 き 国 保 関 係 者 が 一 丸 と な
の質的向上を図る。
り、 国 民 健 康 保 険 事 業 の 安 定 運 営 に
28
さらに、海外療養費不正請求対策支
援業務の適正な事務の執行に努める。
後期高齢者医療診療報酬審査支払事
執行
向けた運動を展開する。
また、平成 年 月導入予定の「介
護 保 険 者 等 ネ ッ ト ワ ー ク( 仮 称 )」 等
業等の展開
用しさらなる審査の充実を図る。
⑹新規事業への対応
生涯元気で活力ある地域づくりを
支 援 す る た め の 人 材 育 成、 国 保 デ ー
10
審査事務共助の充実を図るため、事
務共助指導専門員及び審査委員の専
28
ま た、 新 た な 国 保 制 度 に 関 連 す る
シ ス テ ム に 対 応 す る た め、 事 務 処 理
さ ら に、 出 産 育 児 一 時 金 等 の 支 払
業務及び後期高齢者医療事務代行業
務についても適正かつ効率化を図る。
5
29
平成28年度栃木県国民健康保険団体連合会予算総括
区 分
一 般 会 計
診療報酬支払勘定
診療報酬審査支払特別会計
業 務 勘 定
平成27年度
(千円)
(500,772)
500,772
(1,078,233)
1,078,233
平成28年度
対前年度比較増減額
予算
(千円)
(千円)
(597,850)
(97,078)
597,850
97,078
(1,494,127)
(415,894)
3,105,350
2,027,117
前年度対比
(%)
(119.38)
119.38
(138.57)
288.00
国民健康保険診療報酬支払勘定
150,955,884
149,769,925
△1,185,959
99.21
公費負担医療に関する診療報酬支払勘定
4,437,889
4,014,293
△423,596
90.45
出産育児一時金等に関する支払勘定
5,155,927
5,251,687
95,760
101.85
160,549,700
159,035,905
△1,513,795
99.05
(626,031)
626,031
(831,221)
831,221
(205,190)
205,190
後期高齢者医療診療報酬支払勘定
187,451,760
190,498,357
3,046,597
101.62
公費負担医療に関する診療報酬支払勘定
1,160,662
888,070
△272,592
76.51
188,612,422
191,386,427
2,774,005
101.47
(8,087)
53,153,686
(16,767)
487,056
(219,402)
597,527
(12,227)
57,646,463
(16,900)
488,148
(261,094)
669,156
介 護 給 付 費 支 払 勘 定
124,677,564
129,653,414
4,975,850
103.99
公費負担医療等に関する報酬等支払勘定
1,241,449
1,162,190
△79,259
93.61
125,919,013
130,815,604
4,896,591
103.88
小 計
診療報酬支払勘定
関係業務特別会計
後期高齢者医療事業
業 務 勘 定
小 計
保険財政共同安定化事業・高額医療費共同事業特別会計
第三者行為損害賠償求償事務共同処理事業特別会計
支払勘定
業 務 特 別 会 計
介護保険事業関係
業 務 勘 定
小 計
(4,140)
4,492,777
(133)
1,092
(41,692)
71,629
(132.77)
132.77
(151.19)
108.45
(100.79)
100.22
(119.00)
111.98
支払勘定
障害者総合支援法関係
業務等特別会計
(109.18)
103.81
(43,463)
48,994
(47,453)
50,862
(3,990)
1,868
障害介護給付費支払勘定
28,675,331
30,833,378
2,158,047
107.52
障 害 児 給 付 費 支 払 勘 定
1,776,292
2,464,703
688,411
138.75
30,451,623
33,298,081
2,846,458
109.34
(54,654)
1,509,952
(34,733)
2,438,174
(54,632)
1,385,240
(0)
0
業 務 勘 定
小 計
特定健診保健指導費用決済業務特別会計
国保高齢者医療制度円滑導入基金事業特別会計
職 員 厚 生 資 金 貸 付 金 特 別 会 計
合 計
7,947
(2,582,142)
565,981,130
8,048
(3,315,504)
579,318,355
(△22)
△124,712
(△34,733)
△2,438,174
101
(733,362)
13,337,225
(99.95)
91.74
(0.00)
0.00
101.27
(128.40)
102.35
( )内の数字は、各会計支払勘定、円滑導入関係諸費〔指定公費請求支払事業(県内一般分・療養費分)、特別会計(国民健康保険診
[備考] 上記表中、
療報酬支払勘定)繰出金〕、保険財政共同安定化事業・高額医療費共同事業拠出金、第三者行為損害賠償求償金、介護保険事業関係業務特別会
計の主治医意見書料、予防ケアマネジメント負担金及び電子証明書発行手数料、障害者総合支援法関係業務等特別会計の電子証明書発行手数
料、特定健診費用決済業務を除いた数字(事務運営に要する経費)である。
6
国保運協会長プロフィール
高根沢町
プ ロ ジ ェ ク ト 」 を 策 定 し ま し た。 平
年度はこの2つの計画を両輪と
は人口増加を図るため「定住人口増加
高根沢町は、栃木県のほぼ中央県都
宇都宮市に隣接し東京から約100
成
交 通 網 も 良 好 で、 町 の 西 側 に は 国
道 4 号 線 と J R 東 北 本 線 が 縦 断、 東
を提供する「御料牧場」があります。
田技研工業」と皇室の台所として食
の森とちぎ」が立地し、西南端には「本
の シ リ コ ン バ レ ー と 称 さ れ る「 情 報
に 商 店 街 や 住 宅 地、 そ の 南 に は 日 本
ま す。 西 側 に は J R 宝 積 寺 駅 を 中 心
り、 中 央 は 広 大 な 水 田 地 帯 が 広 が り
東側は八溝山系の丘陵が南北に連な
り ま す。 町 の 地 勢 は 4 つ に 区 分 さ れ、
氏は平成6年4月に町議会議員に当
こ の 様 な 変 革 の 時 期 に、 本 町 の 国
保運営協議会長を務められる松本潔
となります。
年度からは県が財政運営の責任主体
変 厳 し い 状 況 下 に あ り、 ま た 平 成
の 低 下 と 保 険 税 収 納 率 の 低 下 等、 大
な お、 現 在 の 国 保 情 勢 は 構 成 年 齢
の 高 齢 化 や 医 療 費 の 高 騰、 所 得 水 準
り組んでまいります。
の 実 現 に 向 け て、 職 員 一 丸 と な り 取
し て 新 た に ス タ ー ト し ま す の で、 そ
ま た、 J R 宝 積 寺 駅 は 新 国 立 競 技
場をデザインした世界的建築家の隈
員 長 を 歴 任 し、 幅 広 い 分 野 で 力 を 注
員長と議会活性化検討特別委員会委
業、 教 育 住 民、 福 祉 商 工 の 各 常 任 委
年に橋上
い で き ま し た。 現 在 は 議 会 広 報 広 聴
研吾氏の設計により平成
駅 と な り 石 蔵 を 再 生 し た「 ち ょ っ 蔵
特別委員会委員長としてご活躍であ
会 長 に お か れ ま し て は、 今 後 も 健
全な国保運営を図るため積み重ねた
ります。
広場」と共に新名所となっています。
万
な お、 平 成 9 年 に 開 業 し た「 元 気
あっぷむら」は食と健康をテーマと
したレジャー施設であり年間約
経 験 と 実 現 力、 持 ち 前 の リ ー ダ ー シ
ッ プ を 発 揮 さ れ、 ご 尽 力 い た だ く こ
会長の一言
現在の国保を取り巻く状況は、財政上、構造上と様々な
問題を抱え、これらの諸問題を解決する対策として平成30
年度より県が主体の国保財政となります。
今までの国保運営を根底から見直す内容ですが、この対
策が被保険者のための見直しとなるよう、微力ではありま
すが、より良い国保運営のために尽力してまいります。
㎞に位置した人口約3万人の町であ
分、 車
選 さ れ、 現 在 6 期 目 で す。 こ れ ま で
京までは新幹線の利用で約
で 約 1 2 0 分 程 度 で 連 絡 し、 北 側 に
に第
代 議 会 議 長 を は じ め、 建 設 産
はJR烏山線が横断しています。
30
人の来場者で賑っています。
年度に
「被保険者のために」
28
48
とを期待しております。
35
まちづくりでは平成 年度に町
の 最 上 位 計 画 の「 地 域 経 営 計 画
2 0 1 6」 を 策 定 し、 平 成
7
45
19
27
26
きよし
松 本 潔
もと
まつ
第111回 宇 都 宮 市
宇都宮市
第111回 宇都宮市
すまちづくりや特定健診受診率向上
への取り組み等について話をうかが
いました。
ネットワーク型コンパクトシティの
会の利便性と豊かな自然に恵まれた
怒 川、 中 央 に は 田 川 が 流 れ る な ど 都
に は 丘 陵 地 帯 が 連 な り、 東 部 に は 鬼
宇都宮市は栃木県の中央部、首都東
京から約100㎞に位置し、市域北部
指 す と と も に、 2 0 5 0 年 を 見 通 し
つ の「 ま ち づ く り の 目 標 」 実 現 を 目
ち」「持続的に発展できるまち」の3
暮らせるまち」「みんなに選ばれるま
市では第5次宇都宮市総合計画後
期 基 本 計 画 の も と、「 み ん な が 幸 せ に
形成を目指して
万人を超える県庁所在市です。
東自動車道などの交通網が整備され
JR東北新幹線や東北自動車道、北関
しごと創生総合戦略」を策定したと
けて、今年度「宇都宮市まち・ひと・
た長期的な視点でのまちづくりに向
人口
て お り、 関 東 と 東 北 を 結 ぶ 交 通 の 要
の こ と。 そ の 中 で も、 平 成
年度に
衝 地・ 北 関 東 の 中 枢 拠 点 と し て 発 展
50
る メ ッ セ ー ジ と し て 生 ま れ、 楽 し く
だ宇都宮」は宇都宮らしさを表現す
ド は「 愉 快 」 と の こ と。「 住 め ば 愉 快
ト開催も盛んな宇都宮市のキーワー
や「 宇 都 宮 餃 子 ま つ り 」 な ど イ ベ ン
観光資源を有し、
「JAPANCUP」
「JAZZ」、「大谷石」など数多くの
を続けています。
「餃子」、「カクテル」、
ます。併せて、少子・超高齢社会に的
い分野での『人づくり』に重点を置き
宇都宮を築き担うことのできる幅広
め の『 子 育 て・ 健 康 づ く り 』、 次 代 の
「子どもから高齢者までの全ての市
民が心身ともに豊かな生活を送るた
うかがいました。
おいて特に優先的に取り組む内容を
す。 L R T の 整 備 等 に よ り、 総 合 的
ン パ ク ト シ テ ィ』 を 形 成 し て い き ま
年度に市制120周年、 『つくり』として『ネットワーク型コ
確 に 対 応 で き る よ う、 目 指 す ま ち の
28
愉快なまちへと進化し続けています。
今回は平成
宇 都 宮 市・ 河 内 町・ 上 河 内 町 合 併
周 年 を 迎 え る 宇 都 宮 市 を 訪 ね、 目 指
10
28
宇都宮城址公園には江戸時代中期の宇都宮城本丸の一部を復元しています。
住めば愉快だ宇都宮
る記
ルポ
保険者みてあ
突撃
提供 宇都宮観光コンベンション協会
8
も に、 J R 宇 都 宮 駅・ 岡 本 駅 周 辺 地
な交通ネットワークを構築するとと
の 看 護 師 が 中 心 と な っ て 重 複・ 多 受
症 化 予 防 事 業。「 薬 剤 師 や 非 常 勤 職 員
多受診者への保健指導及び糖尿病重
ま た、 ペ イ ジ ー 納 付 は 平 成
受付サービスの活用を行っています。
入キャンペーンやペイジー口座振替
年1月
区の整備等、拠点形成を促進します」
年4月からはコ
回 実 施。 普 及 率 は、 県 内 や 同 じ 中 核
年 8 月 か ら 開 始 し、 現 在 は 年 3
ジェネリック医薬品の差額通知は平
保険年金課にて話をうかがいました。
宇都宮市の医療費適正化対策や、収
納率向上対策等の取り組みについて、
医療費適正化につなげる
糖尿病重症化予防事業で
かがうことができました。
「まち」の形成に向けた取り組みをう
市 民 や 事 業 者、 行 政 が 一 体 と な っ た
人 口 減 少 時 代 に あ っ て も、 持 続 的
な発展が可能な都市を実現するため、
化 し て い る 糖 尿 病 対 策 と 併 せ、 ま ず
も 分 か っ た と の こ と。 今 年 度 か ら 強
対策が医療費適正化の鍵となること
に あ た り、 糖 尿 病 関 連 疾 病 に 対 す る
と 話 し ま す。 デ ー タ ヘ ル ス 計 画 策 定
慣改善に向けた指導を行っています」
糖尿病予備群の方に対しても生活習
な 方 へ の 受 診 勧 奨 を 行 う と と も に、
が 上 が る の で、 糖 尿 病 の 治 療 が 必 要
策 を 強 化。 糖 尿 病 リ ス ク の 検 査 精 度
ン A 1 c 検 査 を 必 須 化 し、 糖 尿 病 対
今年度からは検査項目にヘモグロビ
訪 問・ 面 接 指 導 も 含 め て 行 い ま す。
当しており、文書による指導や電話・
糖尿病重症化予防事業も同職員が担
防 止 に つ い て は、 ま ず は 納 税 催 告 セ
か が え ま す。 滞 納 の 早 期 解 消 や 累 積
滞納の未然防止に取り組む姿勢がう
用 い て お り、 納 期 内 納 付 の 促 進 や、
内も行っています」と様々な方法を
大 型 ビ ジ ョ ン を 利 用 し、 口 座 振 替 案
センターや駅などで数回行ったほか、
納税課と連携して大型ショッピング
か、 今 年 度 は P R 活 動 も 行 い ま し た。
広 報 紙、 金 融 機 関 で 実 施 し て い る ほ
活 動 に つ い て う か が う と、「 市 H P や
も つ な が り ま す 」 と 話 し ま す。 広 報
る時間がない』などの言い訳防止に
付 書 も 使 え る よ う に し ま し た。『 納 め
利 便 性 を 考 慮 し、 納 期 限 が 過 ぎ た 納
ン ビ ニ 納 付 の 利 用 を 拡 大。 納 税 者 の
か ら 開 始 し、 平 成
市レベルと比較すると平均を若干下
はリスクがある方を早期に発見でき
ン タ ー を 活 用 し、 そ の 後 未 納 者 に 対
診対象者への指導を実施しています。
回 る こ と も あ り、 広 報 紙 や 市 H P 等
る よ う、 健 診 受 診 率 向 上 が 課 題 と の
成
を利用する等さらなる普及促進に努
しては職員による臨戸訪問や滞納状
支 部 研 修 へ の 参 加 や、 お 互 い の 疑 問
取り組む
口座振替促進と滞納処分の強化に
高 額 滞 納 者 に 対 し て は、 市 税 等 と 一
等の財産調査、差押を徹底し、長期・
点検は医療事務有資格者7名が従事。
点を持ち寄り内部自主研修も実施す
に 移 管 し、 よ り 踏 み 込 ん だ 滞 納 処 分
体的に実施するよう特別収納対策室
る な ど、 医 療 費 の 適 正 化 に 向 け て 取
収納率向上に向けた取り組みをう
かがうと、宇都宮市では口座振替加入
り組んでいます。
を実施しています。
況 に 応 じ た 文 書 催 告 を 実 施。 預 貯 金
ことでした。
と話します。
27
め て い る そ う で す。 ま た、 レ セ プ ト
27
促 進 に 力 を 入 れ て お り、「 口 座 振 替 加
年度から実施している重複・
9
24
平成
26
提供 宇都宮観光コンベンション協会 提供 宇都宮観光コンベンション協会 宇都宮の特産品のひとつ大谷石。大谷資料館
では採掘場の歴史を学べます。
毎年10月、アジア最高峰の自転車ロードレース
「ジャパンカップ」が開催されています。
での健康づくり活動を通した高齢者
推 進 員 が 中 心 と な り、 自 治 会 単 位 で
した健康づくり推進員と食生活改善
づくりボランティア養成講座を受講
「 市 で は『 地 域 の 健 康 づ く り 』 実 践
活 動 を 推 進 し て お り、 地 域 で の 健 康
かがいました。
VDの貸出や市HPへの動画掲載も
保健センターや図書館等におけるD
受 け、 安 全 性 や 運 動 効 果 も 確 保 済 み。
気 軽 に 取 り 組 め、 大 学 教 授 の 監 修 を
器 具 を 必 要 と せ ず、 日 常 生 活 の 中 で
る 内 容 に な っ て い ま す。 ま た、 運 動
の体力や身体状況に応じて選択でき
有 酸 素 運 動 編 の 3 種 類 が あ り、 個 人
受 け ら れ ま す。 集 団 健 診 は 各 地 区 市
補助額にプラスした相当分の補助が
健 康 診 査 を 受 診 で き、 ド ッ ク 受 診 の
ド ッ ク・ 脳 ド ッ ク 健 診 と 同 時 に 特 定
療 機 関 で 受 診 可 能 で す。 ま た、 人 間
うにしています。個別健診は203医
「 個 別 健 診 と 集 団 健 診 は、 市 民 の ラ
イフスタイルに応じて選択できるよ
話をうかがいました。
2016全国餃子まつりが5月21日(土)・
22日(日)に宇都宮城址公園等で開催さ
れます。宇都宮餃子をはじめとした全国
の餃子が集合するイベントです。
の仲間づくりの促進などの効果を期
組 織 化 し、 各 地 区 市 民 セ ン タ ー の 保
行 っ て い る ほ か、 市 の イ ベ ン ト で の
民センターや保健センターなど地域
昭和51年から続くふるさと宮まつりは毎年
8月第1土日に大通りを中心に開催され、2
日間で約90基の神輿が登場します。
「これからも口座振替促進と滞納処
分の強化に努めます。口座振替を促進
発」の大きく3本の柱で実施してい
健 師 等 の サ ポ ー ト の も と、 地 域 ご と
披 露 や、 各 地 域 で 実 施 す る 健 康 教 室、
住民が受診しやすい身近な場所で実
提供 宇都宮観光コンベンション協会 待されているそうです。
ライフスタイルに合わせて
健診の受診方法を選択できます
5 月 1 日 か ら 3 月 日 ま で、 年 間
416回実施している宇都宮市の特
定 健 康 診 査。「 市 民 が 受 診 し や す い 環
境 の 整 備 」、「 市 民 に 直 接 働 き か け る
個 別 勧 奨 と 再 勧 奨 の 実 施 」、「 健 診 へ
り組める市オリジナル運動メニュー
る と の こ と。 そ れ ぞ れ の 取 り 組 み 内
に 様 々 な『 健 康 づ く り 』 を 広 め て も
健康づくり推進員等を通じた普及活
の延伸に向けた取り組みについてう
ら い ま す 」 と の こ と。 今 年 度、 市 民
施 し て お り、
代の働く世代
動 を 実 施。 健 康 の た め に 意 識 し て 身
代〜
の健康づくりをより一層推進するた
50
に 配 慮 し た 土 日 健 診 や 早 朝 健 診、 女
40
提供 宇都宮観光コンベンション協会 す る こ と で、 納 め 忘 れ の な い よ う に
し、 滞 納 を 未 然 に 防 止 し ま す。 そ し
て 財 産 調 査 と 差 押 え の 強 化。 や る べ
きものはやっていきたいです」と今
後 の 方 針 を う か が う こ と が で き、 収
納率の向上が期待されます。
私たちのまちの
保健事業の取り組み
「気軽にエンジョイMiya運動」を
容 に つ い て、 保 健 所 健 康 増 進 課 に て
の理解を深めてもらうための普及啓
日常生活の中に運動習慣を
作 成。 ス ト レ ッ チ 編・ 筋 力 運 動 編・
気軽にエンジョイMiya運動で
31
平 成 年 度 に 策 定 し た「 第 2 次 健
康うつのみや 」に基づく健康寿命
「気軽にエンジョイMiya運動」を体験中の国保サポー
ターの皆さん。楽しみながら身体を動かしています。
体 を 動 か す 方 の 割 合 の 増 加 や、 地 域
21
め、 ラ ジ オ 体 操 と 合 わ せ て 気 軽 に 取
25
10
いても設定しています」と話します。
「ハガキによる個別勧奨に力を入れて
ま た、 未 受 診 者 に 対 す る 勧 奨 方 法
や健診の普及啓発も工夫しています。
し、 市 民 の 受 診 行 動 を 促 進 す る も の。
とで啓発する場所や対象者を拡大
商業施設等と協働した活動を行うこ
活 用 し、 特 に
れ ば と 考 え て い ま す。 様 々 な 手 法 を
診勧奨の業務も実施できるようにな
な り ま す。 コ ー ル セ ン タ ー で は、 受
モグロビンA1c検査を必須化した
がった特定健康診査の血糖検査にヘ
い か ら 健 診 体 制 を 整 備 し、 先 に う か
可能な限りニーズに応えたいとの想
間同士で受診できる出前健診の実施。
今後も継続していきたいです」と話
が け て 作 り ま し た。 反 応 も 良 い の で、
ン プ ル で わ か り や す い も の を、 と 心
は 健 診 日 程 の 案 内 を 中 心 と し た、 シ
付 し て い ま す。 5 年 間 未 受 診 の 方 に
たメッセージを記載したハガキを送
ろ も あ り ま す。 こ の よ う な 企 業 と 行
ン券を発行していただいているとこ
が特典サービスが受けられるクーポ
す。 応 援 企 業 の 中 に は、 健 診 受 診 者
者のみならず従業員にも啓発できま
タ ー を 掲 示 し て も ら う こ と で、 来 店
処等生活の中で足を運ぶ場所にポス
す想いがうかがえました。
で き、 市 民 の 健 康 寿 命 の 延 伸 を 目 指
策などの取り組みを今回聞くことが
を増やすためのさまざまな工夫や対
のひとつとして特定健康診査受診者
康 で 幸 せ な ま ち づ く り 」 に 向 け、 そ
向 上 を 図 り た い で す 」 と の こ と。「 健
性に配慮した女性のみの受診日につ
ま た、 全 国 健 康 保 険 協 会 栃 木 支 部 と
「 ス ー パ ー や ク リ ー ニ ン グ 店、 食 事
代の方の受診率
お り、 年 代・ 性 別 な ど の 特 性 に 応 じ
検 査 内 容 の 見 直 し な ど か ら は、 市 民
します。
す る 取 り 組 み は、 今 後、 さ ら に 推 進
〜
の共催健診や、公民館などを会場に仲
が健康で暮らせるようにとの熱意を
普及啓発としては、国保だより(年
2 回 保 険 年 金 課 発 行 )、 市 H P、 広 報
し て い き た い で す 」 と 話 し ま す。 こ
インターネット受付を開始します
行っているほか、
「健診PR応援事業」
市有車のマグネット広告掲載などを
増えることを期待します。
れ か ら よ り 一 層、 協 賛 企 業・ 施 設 が
最後に今後の取り組みや課題をう
か が う と、「 平 成 年 度 は 年 間 を 通 し
年間を通じ戦略的な未受診者勧奨を
を展開しています。地域住民や企業・
取材でお世話になりました、保健所健康増
進課健康診査グループのみなさん
健 診 形 態 同 様、 集 団 健 診 の 予 約 も
ライフスタイルに合わせて選択でき
るように変わります。
時間
て戦略的な未受診者勧奨を実施した
26.0
25.4
93,942
94,965
99,100
84.91
85.64
86.05
289,010
302,239
307,069
25.3
25.3
27.1
6.0
8.8
9.3
一人当たりの療養諸費費用額(円)
「利用者の利便性の向上を図るため
に、 平 成 年 度 か ら は 健 診 の 予 約 に
ついてインターネットによる
26.4
保険料(税) 一人当たり調定額(円)
収納状況(現年分) 収納率(%)
特定保健指導実施率(%)
い で す。 今 年 度 の よ う に ハ ガ キ に は
特性に応じたメッセージを入れたり、
資 材 に も 工 夫 を 凝 ら し、 受 診 券 も よ
りみやすいものにしたいと思います。
そ し て、 集 団 健 診 の 予 約 に つ い て は、
被保険者加入率(%)
特定健診受診率(%)
受 付 や、 専 用 ダ イ ヤ ル に よ る コ ー ル
セ ン タ ー を 設 置 し ま す 」 と 話 し、「 休
日や時間外でも予約できれば」「予約
の手続きが面倒そう」との市民の声
も 反 映 し、 予 約 シ ス テ ム を 構 築。 予
時間受付が大きな取り組みと
◎宇都宮市の概況
平成24年度 平成25年度 平成26年度
519,904
218,850
221,924
224,588
78,174
77,364
134,770
131,849
政が一体となって市民の健康を応援
感じました。
紙、 健 康 づ く り の し お り の 全 戸 配 布、
50
集団健診の予約が便利・簡単に!
40
78,289
国保被保険者 被保険者数(人)
136,619
加入世帯数(世帯)
518,398
総世帯数(世帯)
516,546
総人口(人)
28
コールセンターやインターネットに
よる
11
約受付体制の整備による受診率向上
の効果が期待されます。
24
24
28
特別寄稿①
第
4回
地域包括ケアと国保・高齢者医療
進し、機能強化・充実とともに重点化・
で あ る。 両 分 野 の 改 革 を 一 体 的 に 推
ド は、 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 確 立
社 会 保 障・ 税 一 体 改 革 に お け る 医
療・介護分野の改革をつなぐキーワー
地域包括ケアを目指して
介護の充実、サービス提供者間のネッ
ンスのとれた病床の整備、在宅医療・
体的な見直しを説いた。機能別のバラ
療へ」の転換を求め、医療・介護の一
報 告 書 は、「 病 院 完 結 型 か ら 地 域 完
結型へ」「治す医療から治し支える医
提供体制の改革であった。
険料水準が市町村レベルで均衡する。
に よ り 調 整 さ れ、 サ ー ビ ス 水 準 と 保
保険者の納付金や調整交付金の配分
険 者 の 所 得 水 準 の 違 い は、 第 2 号 被
市町村が保険者である介護保険で
は、保険者間の高齢化率や第1号被保
効率化を目指す。
トワーク化である。
上で市町村納付金が算定されるので、
護者等への包括的な支援の推進が謳
ビ ス、 医 療、 住 ま い が 連 携 し た 要 介
責務として、介護、予防、生活支援サー
で は、 国 と 地 方 公 共 団 体 に 共 通 し た
消費税財源を活用した新たな財政支
告制度の導入と地域医療構想の策定、
た。 そ こ で の 新 機 軸 は、 病 床 機 能 報
護保険法や医療法等の改正が行われ
の医療介護総合確保推進法により介
り な く、 保 険 料 水 準 は 都 道 府 県 内 で
療 で は、 地 域 の 医 療 費 水 準 に か か わ
そ れ に 対 し て、 都 道 府 県 単 位 の 広
域連合が保険者である後期高齢者医
水準が見合うことになる。
市町村レベルの医療費水準と保険料
る。 年 齢 構 成 と 所 得 水 準 を 調 整 し た
こ う し た 改 革 の 方 向 性 は、 平 成
年の社会保障制度改革プログラム法
保険料収納率などに違いがなければ、
財政運営が都道府県単位になる改
革後の国保制度においても同様であ
この流れを主導したのは介護保険
である。平成 年改正では、地域密着
型サービスや地域包括支援センター
年
わ れ、 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 サ ー ビ ス
援 制 度 の 創 設 に よ る 医 療・ 介 護 サ ー
一律である。
に 規 定 さ れ、 そ れ に 沿 っ て 平 成
な ど の 新 た な サ ー ビ ス の 創 設、 サ ー
ビスの提供体制の改革と人材の確保・
年改正
ビス付高齢者住宅の整備が行われる
育 成 で あ り、 こ れ に 診 療 報 酬 や 介 護
の創設が行われた。続く平成
年改正
報 酬 の 改 定 が 併 行 し、 改 革 が 推 進 さ
こ と と な っ た。 そ し て 平 成
で は、 市 町 村 が 行 う 地 域 支 援 事 業 と
れつつある。
問題は、このような医療・介護サー
ビ ス 提 供 体 制 の 改 革 と 医 療 保 険・ 介
介護保険と高齢者医療の不均衡
の 軽 減 を 通 し て、 負 担 が 若 干 軽 減 さ
さ れ な い。 都 道 府 県 レ ベ ル の 医 療 費
る。 し か し、 後 期 高 齢 者 医 療 に か か
該市町村の介護の費用負担は上昇す
護保険の制度間で整合性がとれない
れ る だ け で あ る。 在 宅 医 療 で 引 き 受
医療側の取り組みも始まった。平成
年の社会保障制度改革国民会議の
けても同様である。
る当該市町村の負担はほとんど軽減
ど こ ろ か、 互 い に 背 を 向 け 合 う 不 均
た。
報 告 書 が 最 も 重 点 を 置 い た の は、 医
衡があることである。
症施策、地域ケア会議、生活支援サー
し て、 在 宅 医 療・ 介 護 の 連 携、 認 知
26
ビスの体制整備などが位置づけられ
実 さ せ て 積 極 的 に 引 き 受 け れ ば、 当
求められている改革の方向性に
沿 っ て、 市 町 村 が 介 護 サ ー ビ ス を 充
23
25
26
17
療と介護を一体的に捉えたサービス
25
山崎 泰彦
神奈川県立保健福祉大学名誉教授
12
後期高齢者医療制度の改革へ
ブがある。
護で引き受ける十分なインセンティ
国 保 の 医 療 費 が 軽 減 さ れ る の で、 介
は 生 じ な い。 介 護 の 費 用 増 を 超 え て
一 方、 国 保 の 被 保 険 者 で あ る 前 期
高 齢 者 に 関 し て は、 こ の よ う な 問 題
にはメリットがある。
ベルの負担に転嫁するほうが財政的
は、 む し ろ 医 療 に 委 ね て 都 道 府 県 レ
し て い る こ と に な る。 個 々 の 市 町 村
医 療・ 介 護 の 連 携 を 強 化 し、 介 護
を充実させるインセンティブが欠如
を閉じる。
生 労 働 省 幹 部 の 発 言 を 紹 介 し、 寄 稿
考 ま で に、 昨 年 の 報 道 記 事 か ら、 厚
このような筆者の願望は必ずしも
的 外 れ で は な か っ た よ う で あ る。 参
たところである。
入れた検討が行われるよう願ってい
は介護保険との一元化までも射程に
の 国 保 と の 整 合 性 の 確 保、 将 来 的 に
療 制 度 に つ い て、 介 護 保 険 や 改 革 後
た だ い ず れ は、 報 告 書 が い う「 必
要 な 改 善 」 に お い て、 後 期 高 齢 者 医
かった。
と し て、 当 面 の 課 題 に は 掲 げ ら れ な
まえ、必要な改善を行うことが適当」
を 基 本 と し な が ら、 実 施 状 況 等 を 踏
にも応用可能だという話になる可
うまくいけば後期高齢者医療制度
い な い の で 何 と も 言 え ま せ ん が、
と 思 い ま す。 ま だ 制 度 が 始 ま っ て
武田氏 (国保制度における)県と
市町村の共同運営というのは初め
れるのでしょうか。
村の共同実施にすることも考えら
―後期高齢者医療制度を県と市町
出てくるでしょう。
が ら、 そ の 先 を ど う 考 え る の か。
あ り ま す。 制 度 の 運 営 状 況 を み な
制度改革のテーマになる可能性は
る の か ど う か が、 今 後 の 医 療 保 険
道府県と市町村のどちらが望ましい
が 運 営 し て い ま す が、 国 保 制 度 と
―後期高齢者医療制度は広域連合
「 週 刊 社 会 保 障 」、 平 成
( 武 田 俊 彦・ 医 療 保 険 担 当 審 議 官、
能性も大きいと思います。
て の 仕 組 み で あ り、 試 金 石 に な る
関係者も含めて議論をする必要が
地域包括ケアを推進する上で、給付
と 負 担 の 均 衡 を 図 る 圏 域 と し て、 都
か は 明 ら か で あ る。 仮 に 都 道 府 県 単
の整合性についてはどのようにお
年7月
位 の 保 険 者 で あ っ て も、 介 護 保 険 や
「後期高齢者医療制度については、現
革 を 強 く 求 め た。 し か し 報 告 書 で は、
高齢者医療制度にまで踏み込んだ改
そのような考え方から、社会保障制
度改革国民会議において筆者は、後期
仕組みを取り入れる必要がある。
ルの取り組みがきちんと評価される
改 革 後 の 国 保 と 同 様 に、 市 町 村 レ ベ
です。
町村の共同実施なのかという違い
い の か、 広 域 連 合 な の か、 県 と 市
保険料が県で統一なのかそうでな
の制度の立て方が少し異なります。
武 田 氏 国 保 が 県 単 位 に な り ま す
か ら、 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 と 国 保
考えですか。
メ ン ト 研 究 会 学 術 大 会 に て、 平 成
(唐澤剛・保険局長、DPCマネジ
いかという問題意識をもっている。
のように使える制度設計ができな
が、利用者の視点から、一つの制度
高齢者医療制度と介護保険制度
はすぐに一本の制度にはできない
日号)
年9月5日)
13
27
この二つの仕組みの整合性をと
山 崎 泰 彦
やす ひこ
やま さき
27
在 で は 十 分 定 着 し て お り、 現 行 制 度
27
プロフィール
昭和20年11月広島県生まれ、昭和43年横浜市立大学卒。特殊法人社会保障研究所(現
国立社会保障・人口問題研究所)研究員、上智大学講師・助教授・教授、神奈川県
立保健福祉大学教授を経て、平成23年4月から神奈川県立保健福祉大学名誉教授。
専門は社会保障の制度・政策論。
社会保障制度改革国民会議委員、社会保障審議会委員(会長代理、介護保険部会長、
年金数理部会長、企業年金部会長、年金記録訂正分科会長)などを歴任し、現在、
社会保障制度改革推進会議委員、医療介護総合確保促進会議構成員、財政制度等審
議会委員、横浜市国民健康保険運営協議会会長などを務める。
特別寄稿②
第
4回 ロコモ対策
̶ ロコトレ ̶
1 前回までのまとめ
目 的 で す。 片 脚 で 立 ち
と し て ロ コ チ ェ ッ ク、 ロ コ モ の 程 度
足腰などの運動器障害により移動
能力が低下した状態をロコモティブ
星野 雄一
質問票)についてご紹介し
25
は結構長い時間である事を実感しま
の 疲 れ を 感 じ 始 め、 1 分 間 と い う の
る と、 太 も も 全 体 か ら お 尻 に か け て
秒くらいす
に よ る 持 久 力・ バ ラ ン ス 力 の 強 化 が
の増強および1分間立ち続けること
筋 が 総 動 員 さ れ ま す。 こ れ ら の 筋 力
片脚で立つ際には、立つ側の股関節
か ら 骨 盤 周 囲 の 筋、 大 腿 か ら 下 腿 の
自分の体重を上方向に押し上げる
運動は足腰のトレーニングの最も基
3 ロコトレその②:スクワット
昼晩の3セット行います。
1 分 間 ず つ で 2 分 間、 こ れ を 毎 日 朝
そ ば で 行 う よ う に し て 下 さ い。 左 右
た 机 や 手 す り な ど、 つ か ま れ る 物 の
よ う に、 転 ば な い よ う に し っ か り し
の 効 果 も 期 待 で き ま す。 図 1 に あ る
2分と合わせ3分間の簡単な運動で
全 部 で 1 分 程 運 動 し ま す。 片 脚 立 ち
秒 で 立 ち 上 が り ま す。 1 回 で 8 秒 か
て ゆ っ く り と 腰 を 降 ろ し、 つ い で 4
イレにしゃがむように4秒ほどかけ
20
結 果 が あ り、 骨 粗 鬆 症 の 予 防 と し て
す。 さ ら に は、 転 ん だ と き に 折 れ や
本的なもので、運動選手も行っていま
53
かりますので6〜7回ほど繰り返し、
す い 大 腿 骨 近 位 部( 足 の 付 け 根 ) に
あ り、 こ れ を 日 に 3 セ ッ ト 合 計 9 分
ちで
す。 図 2 の と お り 足 を 肩 幅 ほ ど 広 げ、
下肢筋力をつけるロコトレ「スクワット」
か か る 重 力 負 荷 は、 1 分 間 の 片 脚 立
図2 スクワット(しゃがみ込み)
間になります。
バランス能力をつけるロコトレ「片脚立ち」
なるべく背筋を伸ばしたまま洋式ト
図1 片脚立ち
分間の歩行と同程度との研究
2 ロコトレその①:片脚立ち
コトレ)をご紹介致します。
てのロコモーショントレーニング(ロ
る 今 回 は、 ロ コ モ 対 策 の 運 動 法 と し
て き ま し た。 ロ コ モ 連 載 の 最 後 と な
ロコモ
ち 上 が り テ ス ト、 2 ス テ ッ プ テ ス ト、
を測定する3つのロコモ度テスト(立
9 月、 本 年 1 月 ) で、 自 己 チ ェ ッ ク
こ れ ま で の 3 回 の 連 載( 昨 年 6 月、
シ ン ド ロ ー ム( ロ コ モ ) と 呼 び ま す。
とちぎリハビリテーションセンター所長・病院長
14
ロコトレではもの足りない方へ
4 ロコトレプラス:通常の
5 ロコトレの効果
不可欠です。
定期的な運動習慣がロコモ予防には
平 成 年 6 月 か ら の 1 年 間、 4 回
にわたるロコモシリーズをお届けし
あたって
6 シリーズ「ロコモ」の終了に
わばロコトレプラスといえるもので
な い 方 に お 勧 め の 安 全 な 運 動 で、 い
2つは通常のロコトレではもの足り
は 戻 る フ ロ ン ト ラ ン ジ( 図 3)、 こ の
ながら前に大きく1歩を踏み出して
が 判 明 し、 更 に は 転 倒 率 も 減 少 し た
論のこと歩行速度もアップすること
続 で き た 方 は、 下 肢 筋 力 の 向 上 は 勿
脚 立 ち、 ス ク ワ ッ ト ) を 2 カ 月 間 継
2012)では、基本的なロコトレ(片
埼玉県の伊那病院での 歳以上
の 方 を 対 象 と し た 調 査( 石 橋 :
て み て 下 さ い。 結 構 き つ い 運 動 で あ
で す。 次 に、 片 脚 で 1 分 間 立 ち 続 け
まってしまっているイエローカード
来 な け れ ば ロ コ モ 度 1、 ロ コ モ が 始
チ ェ ッ ク し て み て 下 さ い。 こ れ が 出
から片脚でスッと立ち上がれるか
ま し た。 ま ず は 今 す ぐ、
立位でかかとの挙げ下げをゆっく
り と 行 う ヒ ー ル レ イ ズ、 腰 を 落 と し
す。これ以外でも、ウォーキング、ジョ
と い う 結 果 で し た。 同 様 の 報 告 は そ
㎝の椅子
ギ ン グ、 水 泳、 テ ニ ス、 ゴ ル フ、 太
る事が身を以て分かります。
には相当の効果が
ず基本的ロコトレ
月間のロコトレ継続で効果を実感し
移 す こ と が 肝 心 で あ り、 ま ず は 1 カ
ロコモを知っているだけでは何の
役 に も 立 ち ま せ ん。 具 体 的 な 行 動 に
あるにもかかわら
あることが実証さ
40
てみてはいかがでしょうか。
主な活動
日本運動器科学会セラピスト制度立ち上げ
運動器不安定症の創設(越智隆弘日整会理事長)
ロコモティブシンドローム啓発活動(中村耕三日整会理事長)
ロコモ25の開発責任者
著書
エッセンシャル整形外科
編集(医歯薬出版)
Cervical Laminoplasty
編集(スプリンガー)
しびれが気になる時に読む本 監修(NHKブック)
趣味
ゴルフ、歴史散策、仏像巡拝、音楽鑑賞
専門医 日本整形外科学会:専門医、運動器リハ認定医、脊椎脊髄病認定医
日本脊椎脊髄病学会:指導医
主催学会
第32回関東整形災害外科学会 第27回日本運動療法研究会
第7回超音波骨折治療研究会 第19回日本運動器リハ学会
第18回日本腰痛学会
学会役員
日整会 運動器リハ委員会アドバイザー
日本運動器科学会副理事長、日本運動療法学会常任理事 日本超音波骨折治療研究会世話人 日本B-SES研究会世話人
27
れています。是非、
日常生活の中にこ
のロコトレを取り
入 れ、 毎 日 忘 れ ず
に実践してくださ
い。特別な器具や、
特殊なやり方でな
く て も、 運 動 習 慣
が継続されること
がロコモ対策には
必須なのです。
15
昭和25年 栃木県宇都宮市生まれ 宇都宮高校卒業
昭和51年 東京大学医学部卒業 同整形外科入局
昭和61年 東京大学整形外科医局長
平成8年 自治医大整形外科教授
平成25年 とちぎリハビリテーションセンター所長・病院長
ゆう いち
星 野 雄 一
ほし の
プロフィール
65
の 後 全 国 か ら 相 次 ぎ、 簡 単 な 運 動 で
ロコトレにプラスするならこんな運動
極拳、踊りなど、何でも結構ですので、
図3 ロコトレプラス
保健師活動報告
運動教室から自主グループ活動の育成と支援
《健康と生きがいをめざしてつながるステップアップクラブ》
那須町保健福祉課健康づくり推進係
山田則子・遠山京子・松本幸子
平成23年度
49
523
30
17.5
室内外の運動、水中運動
(2回)
、栄養の講話
(2回)
平成24年度
57
504
29
17.4
平成25年度
56
760
31
24.6
平成26年度
65
809
28
28.9
室内外の運動、水中運動
(4回)
、
栄養の講話
(4回)
、体力チェック
(3回)
室内外の運動、水中運動
(5回)
、
栄養の講話
(5回)
、体力チェック
(3回)
室内外の運動、水中運動
(5回)
、栄養の講話
(2回)
、
体力チェック
(3回)
、歯の講話
(1回)
、運動講話
(4回)
年度からは町民全体を
室内外の運動、水中運動
(2回)
、栄養の講話
(2回)
め に、 平 成
9.7
一人ひとりが輝き、みんなが笑顔で
18
対 象 に「 フ ァ ッ ト レ ス ク ラ ブ 」 と し、
173
支えあい、安心して暮らせる町
2年目からは参加数が増えるよう
に な り、 参 加 者 ア ン ケ ー ト で は、 自
36
リ ニ ュ ー ア ル を し ま し た。( 表 1 参 加
斜 面 に は 那 須 温 泉 郷、 レ ジ ャ ー 施 設
分 の 健 康 状 態 を 知 り た い、 今 後 も 教
平成22年度
者の状況と内容)
や 別 荘 が 点 在 す る 高 原 地 区、 中 央 の
室に継続で参加したい等の意見があ
ま た、 参 加 す る こ と で 仲 間 が 増 え
グループでの交流もしたいといった
④自主グループで運動教室を運営で
実施
回数
那須町は栃木県の北部に位置し、那
須連山と八溝山地にいたる広大な面
平坦地には役場のある市街地や広大
げ ら れ ま し た が、 自 分 で 運 動 を 継 続
積 を 有 し、 主 峰 茶 臼 岳 が そ び え る 南
な農業地帯が形成されています。
る人が多数を占めていました。
亡 数 は 約 3 5 0 人。 ま た、 首 都 圏 か
要望も聞かれ、これらのことから、教
で き る か で は、 教 室 で な ら 継 続 で き
人口は2万6千人から2万7千人
の 間 を 横 ば い で す が、 少 子・ 高 齢 化
ら の 退 職 後 の 移 住 が 多 く、 高 齢 化 率
室の課題と今後の方向性としては
①自分の身体に目を向け健康管理が
特定保健指導からのリニューアル
が あ げ ら れ、 平 成
延べ
人数
1回あたりの
参加者数
が進み、年間出生数は約150人、死
は ・ %、国保の加入率は ・ %
となっています。
②教室参加のときのみに運動をする
③仲間同士の交流などで意欲や生き
できること
健 康 き ら ピ カ 那 須( 那 須 町 健 康
増 進 第 二 期 計 画 ) で は、 那 須 町 の 課
の で は な く、 自 分 自 身 で 運 動 習 慣
%、 女 性 で 約 8 % と な っ て
平成 年度からの特定保健指導の
積 極 的 支 援 で は、 プ ロ グ ラ ム に 運 動
のことを踏まえた教室運営をする事
がいにつながるようにすること
指 導 を 入 れ ま し た が、 特 定 保 健 指 導
を講師の健康運動指導士とともにス
24
きること
対象者だけでは参加人数が少ないこ
タッフ間で共通認識をしました。
年度からこれら
と も あ り、 運 動 習 慣 の 普 及 啓 発 の た
いる事があげられています。
性で約
21
内 容
実人数
22
題 の 一 つ と し て、 成 人 期 の 運 動 習 慣
21
が身につけられるようにすること
37
がまだまだ少ないこと、肥満者は、男
18
20
20
図 1-2 参加後の満足度
図1-1 参加前の期待度
34
表 1 参加者の状況と内容
16
ことを意識した内容も盛り込み、
・運動の指導内容は、家庭でできる
理を自分でする。
自分自身で動き、手帳の記入や管
・受付、血圧測定等の一連の作業を
① ② ③ を 達 成 す る た め に、 教 室 の
内容として、
教室の内容の検討
増 進 の た め と、 フ ァ ッ ト レ ス ク ラ ブ
サ ポ ー タ ー」 と 名 付 け、 自 分 の 健 康
し ま し た。 協 力 者 を「 フ ァ ッ ト レ ス
の 中 か ら、 こ の 教 室 の 協 力 者 を 募 集
原 則 に し、 初 年 度・ 2 年 目 の 参 加 者
継続後3年目には卒業をすることを
に つ い て は、 教 室 の 参 加 者 は 2 年 間
て い る と い う 結 果 で し た。 ま た、 ④
2)。 ま た、 自 宅 で の 運 動 も 実 践 で き
いを感じる活動にするための支援を
し み な が ら 自 分 自 身 の た め、 や り が
その過程の中で自主グループとし
て活動していくための意欲の醸成、楽
ようにしました。
などを参加者の前で実施してもらう
か ら 助 言 を も ら い、 運 動 の 準 備 体 操
は、 教 室 の 指 導 者 の 健 康 運 動 指 導 士
微 な 内 容 の 協 力、 平 成
割 や、 体 力 チ ェ ッ ク の 記 録 係 な ど 軽
準 備 を し、 平 成
ブ 」 と 名 付 け、 会 則 の 決 定、 日 程 の
「ファットレス・ステップアップクラ
そ の 間 に、 サ ポ ー タ ー は 9 名 に 増
え、 自 主 グ ル ー プ の 正 式 名 称 も
話し合いを重ねました。
が 必 要 な の か を、 十 分 な 時 間 を 取 り
理なく活動するために町の支援は何
何がやりたいのか何ができるのか、無
年4月から正式に
き ま し た。 サ ポ ー タ ー 一 人 ひ と り が、
ループ立ち上げの準備を着々として
家庭での実施状況を確認する声か
の 教 室 運 営 の 協 力、 運 動・ 健 康 づ く
心 が け、 立 ち 上 げ の 決 心 を す る こ と
活動を開始することとなりました。半
年度後半に
けをする。
りの輪を広げることを実施内容に掲
となったのです。
年 間 は 自 己 研 鑽 に 努 め、 そ し て、
・参加者同士の交流を意識した内容
ステップアップクラブの立ち上げ
年度に6名が名乗
りを上げました。
健康な町づくりのために
者を招き入れ現在活動しています。
月からはファットレスクラブの修了
体的なスキルを身につけるために、健
を 送 れ る よ う 活 動 を 支 援 し、 健 康 な
今 後 私 た ち は、 会 員 同 士 が 意 欲 を
持ち続け健康でいきいきとした生活
ことがあると感じています。
は、 行 政 が で き る こ と 以 上 に 多 く の
生きがいを持って活動している様子
い き と 生 活 し、 仲 間 に 教 え る と い う
あ り ま す が、 自 分 た ち が 健 康 で い き
募 集 し た サ ポ ー タ ー は、 平 成 年
度 当 初、 新 し く 参 加 し た 人 の 受 付 の
げ 募 集 し、 平 成
などを実施してきました。
サポーターの活動を始める
平 成 年 月 か ら は、 い よ い よ 自
主グループとして活動するための具
10
を盛り込む。
そ の 結 果、 平 成 ・ 年 度 の 参 加
者 の ア ン ケ ー ト で は、 参 加 者 の 満 足
25
度 は 高 く( 図 1)、 参 加 す る こ と で 自
12
康運動指導士の協力・指導のもと、指
26
介 助、 血 圧 測 定 の や り 方 や 手 帳 の 使
25
分の身体の変化や心の変化を感じて
ステップアップメンバー
活動を始めたばかりのステップ
アップクラブは少数のメンバーでは
(2)体以外の変化
(98%の人が変化があったと答えた)
・教室のある日が楽しみになり出るの
がおっくうではなくなった。
・気分的に明るくなった、前向きな気
分になった。
・いろいろな人たちと言葉を交わし笑
うことも多くてとても楽しかった。
・頑張る気持ちが出てきた。
導 す る 内 容 を 具 体 的 に 学 び、 自 主 グ
(1)体の変化
(85%の人が変化があったと答えた)
・膝の痛みが減った、肩こりがなく
なった、腰痛がなくなった。
・ウエストまわりが軽くなった。
・歩くのが楽になった、苦にならなく
なった、習慣ができた。
・姿勢が良くなった。
・整体が不要になった。
い方などを教えてくれる先輩的な役
25
24
27
町づくりを協働していけたらと考え
ています。
17
24
表2
いる様子がうかがえました(図2、表
図 2 参加後の変化の有無
楽しく運動中!
保険者だより
大田原市民の健康づくりのために
ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチの取り組み事例
― 大田原市 ―
大田原市ではライフステージに応じた切れ目のない健康増進への取り組みを展開しています。
特に「食・栄養」の取り組みの一層の充実のために平成27年度から常勤栄養士が1課に集中配置となり
ました。
【 地 区組織と協働したポピュレーションアプローチ 】
大田原市の健康課題として「高血圧」があげられ、食の部分としては「減塩」や「肥満対策」などに
取り組んできました。今回は野菜の摂取不足に注目し、栄養士・保健師と地区組織(メタボポイステ推
進連絡会、食生活改善推進員)が協働して生活習慣病予防のためのポピュレーションアプローチを大田
原市産業文化祭の健康づくり部門にて行いました。「はかって野菜」をタイトルに、野菜の効果と適量
を伝え、摂取量の増加を目的としました。
メタボポイステ推進連絡会とは、平成19年度国保ヘルスアップ事業生活改善講座の終了者が継続学習
していくために自主的に設立された組織です。保健師や管理栄養士と共に運動や食についての学習会を
続けています。
産業文化祭では318名の方に対応し、大盛況のうちに実施することができました。野菜の摂取量につい
ては個人差が大きく、全国や県と同様に若年者ほど摂取量が少ない傾向があるようでした。実際の野菜
を使ってはかることで参加者自身の気づきも多く、よい啓発の場となりました。
食生活改善推進員も参加しました
【 重 症化予防に向けたハイリスクアプローチ 】
大田原市保健事業体系のなかに生活習慣病の予防と併せ重症化予防を目的とした「栄養相談」が位置
づけられています。対象は希望者または医療機関からの紹介者で、相談内訳は疾患別では糖尿病が多
く、しかも重複疾患の相談者が多い現状です。
日程は年間予定の中に設定せず相談者と調整して希望に応じた時間や場所(市役所内面接室・自宅へ
の訪問・まちなか相談室など)で実施しています。
大田原市では、これからも地域の実態に即した
食・栄養の啓発を行っていきたいと計画しています。
健康は自分に贈ることのできる最高のプレゼント
18
国 保 医 療 課 だ よ り
第三者行為による被害に係る
求償事務の取組強化について
栃木県保健福祉部国保医療課
保険課長通知「第三者行為による被
平成二十七年十二月三日保国発
一二〇三第一号厚生労働省国民健康
活用して、届出義務等が浸透す
文書や広報誌等の多様な媒体を
・医療費通知等被保険者への送付
短縮され、第三者行為による被害の
被害届等が提出されるまでの期間が
び届出の援助を受けることにより、
特に、損保団体との覚書締結によ
り、損保団体から被害届等の作成及
を可能とする
害に係る求償事務の取組強化につい
るよう周知・広報を強化する
・国保連合会への委託により、損
う効果が期待されます。本県におい
いう求償事務の向上が図られるとい
確実な把握と速やかな求償の実施と
保団体と被害届の作成・届出の
③損害保険団体との連携強化
て」が発出されました。そこで、保
険者に求められる取組内容について
整理しましたので参考にしてくださ
い。
いて同意を得ましたので、国保連合
ても、保険者全てから覚書締結につ
●保険者の体制強化
会において取りまとめを行い、今年
支援に関する覚書を締結する
●被害届の届出の励行
①PDCAサイクルの確立
なお、厚生労働省は、覚書締結の
効果を検証するため、二十八年四月
度中に締結となる予定です。
時点における損害保険会社による被
)、求
Check
償 事 務 の 改 善 を 図 り ( Action
)、数
値 目 標 ( * ) を 設 定 し て ( Plan
)、
(*例 国保利用から被害届の受理
まで一ヶ月以内、滞留事案の減少、
状況等を調査予定としているほか、
毎年度の国民健康保険の事業実施状
況報告により、被害届の受付件数、
いて調査を行うこととしています。
求償額の調定金額及び収納金額等につ
省に設置予定の第三者求償アド
・損保O Bや二十八年度から厚労
収納率目標の設定 など)
②目標達成のための体制強化
害届等の提出状況や市町による求償
計画的な取組を進める( Do
)
現状の取組を評価し(
①第三者行為の発見手段の拡充
・療養費・高額療養費・葬祭費等
の各支給申請書に第三者行為の
有無の記載欄を設ける
・傷病名、救急病院名等から第三
者行為の疑いのあるレセプト抽
出の取組を強化する
・新聞・ニュース等報道情報の活
用による交通事故等の発生、状
況等を把握する
②被保険者等への働きかけの強化
●県における取組の底上げ
・国保連合会が提供する標準的な
保険者の数値目標や取組計画等を
把握し、求償事務の継続的な取組強
バイザーを活用する
保険者へ照会し、届出勧奨を行う
事務処理マニュアルを活用する
化が図られるよう助言を行います。
・第三者行為が疑われる場合、被
・H P等を活用し、医療機関等へ
・国保連合会が実施する研修の受
講や巡回相談を利用する
・国保連合会へ委託の拡大 など
げに努めます。
また、国保運営方針等による求償
事務の標準化を図って、取組の底上
の申し出の必要性、保険者への
被害届の届出義務を周知・広報
する
・H Pで関係様式のダウンロード
19
あき
まさ
て い ま す。 最 終 的 に ス コ ア は 変 わ り
コツコツとマイペースでプレーをし
で す が、 方 向 は 定 ま り ま せ ん。 私 は、
るドライバーの飛距離は驚くばかり
と 野 球 を し て い た の で、 力 任 せ に 振
ま し た。 二 人 の 息 子 は、 高 校、 大 学
と年に数回プレーをするようになり
最 近 は、 コ ー ス に 出 る 機 会 も だ い
ぶ 少 な く な り ま し た が、 二 人 の 息 子
のがゴルフでした。
用がかさむに連れて最終的に残った
ま し た が、 体 力 の 衰 え と 子 育 て の 費
ゴルフとスポーツにいそしんでおり
柔道・軟式野球・サーフィン・スキー・
タバコ・パチンコなどです。若い頃は、
私 の 趣 味 は、 ゴ ル フ と 庭 い じ り で
す。また、奨励されない趣味がお酒・
らと思っています。
こ れ か ら、 少 し ず つ 増 や し て い け た
春と秋に長い期間花を楽しめるので、
バラの種類や名前も分かりませんが、
す。その他、バラを育てはじめました。
プールや遊び場として利用していま
ま っ た の で や め ま し た。 今 は、 孫 の
も し ま し た が、 だ い ぶ 芝 を 痛 め て し
で い ま す。 最 初 の 頃 は ゴ ル フ の 練 習
す。 特 に、 芝 の 手 入 れ は ゴ ル フ 場 を
定、 芝 の 手 入 れ は 自 分 で 行 っ て い ま
1回業者に頼んでいますが、低木の剪
分割で作りました。高木の手入れは年
張 り 芝 や 竹 を 使 っ た 柵 な ど を、 2 年
てですが、植木(高木・低木)、庭石、
年 程 前 に、 坪 ほ ど の 庭 を 作 り
ま し た。 も ち ろ ん、 業 者 に 依 頼 を し
を修正して行けたらと考えています。
が、今年還暦を迎えるに当たり方向性
毎日一箱と相変わらず続けています
た。 し か し、 お 酒 は 毎 日、 タ バ コ は
から高血圧の降圧剤を飲み始めまし
響 し て い る と 思 わ れ ま す が、 3 年 前
して行きたいと思います。
践 し な が ら、 孫 と 遊 べ る 体 力 を 維 持
ス ト レ ス を 解 消 で き る 趣 味 と、 ス
トレスを感じない小さな健康法を実
をしない・早寝早起き・徒歩通勤です。
ま た、 長 年 実 践 し て い る 事 は、 間 食
イメージし2週間に一度は刈り込ん
な く、 お 昼 に お い し い 生 ビ ー ル を 飲
ます
んでストレスの無いゴルフを楽しん
ストレスを感じない
小さな健康法
増淵 方昭
課長
ぶち
芳賀町住民課
健康法は特に意識していません。奨
励 さ れ な い 趣 味 の お 酒・ タ バ コ も 影
40
健康法
でいます。
10
私の趣味と
20
国保とかぬまと時々グルメ
日々精進!
鹿沼市
保険年金課 保険給付係
主事
茂木町
住民課 国保年金係
主査
もり やま
ゆ
き
かわ かみ
あき
え
森 山 有 季
河 上 明 恵
国保経験年数 1年
① 鹿沼市は自然豊かでのどかなまち
です。その名も「鹿沼土」で育てられる
さつきや、木工で有名なまちでもあ
り、おいしいものが沢山あります。新
鮮ないちごや様々なフレーバーの
ジェラート、そしてこじんまりとした
素敵なごはん屋さんや雑貨屋さんも
あります!
② トマトを育てること。
③ とても疲れた時には子どもと一緒
になって歌って少し騒ぎ、たくさん
笑ったりします。またそれとは逆に、
寝る前などの時間に音楽に集中して
気分を落ち着けたりすることも最近
覚えました。
④ 主に国保資格を担当しており、窓口
に出ることが多いです。この1年の中
で、国保業務は多岐に渡ることや、あ
らゆる業務が他部署とも含めて密接
に関係していることに度々驚きまし
た。難しい制度などの内容を、上手に
伝えられるように理解を深めていき
たいです。
⑤ 冬場、池に入れたままだった熱帯性
スイレンが春にまた芽を出すか。
国保経験年数 4 年
① 茂木町といえばサーキットや道の
駅が有名ですが、実は和菓子の名所で
もあります。多くの和菓子屋さんが個
性豊かなおいしい和菓子を作ってい
て、他県から買いに来る方もいるほど
です。茂木町に来たらぜひ食べてみて
ください。
② 読書、猫グッズ集め。
③ 犬の散歩をしながら自然の変化を
楽しむこと。
④ 窓口でお客様の対応をしていると、
色々なご相談を受けることがありま
す。みなさん年齢や所得、家族構成な
どさまざまなので、それぞれの方につ
いて最善の対応をできるよう、これか
らも勉強していきたいです。
⑤ 息子が内気すぎることと、娘がお転
婆すぎること。
①私の街自慢(街の自慢をご記入ください) ②趣味・特技 ③健康法・ストレス解消法
④国保事務を担当しての感想・意見など ⑤最近気になること
21
リ ポ ー ト
の 挑 戦 ―」 と 題 し、 堀 氏 の 東 京 都 庁
在 職 時 や 国 民 健 康 保 険 料( 税 ) 収 納
率向上アドバイザーとしての経験に
基 づ き 講 演。「 徴 収 率 が 低 い 自 治 体 の
住 民 は 納 期 内 納 付 を し な く な る。 納
自らのスキル等現状の認識と
問題の発見に繋げる
平成 年度国民健康保険料(税)
徴収事例研究会
レーションするための模擬折衝を
行った。2つの課題に対し行政側と滞
納者側に分かれロールプレイングを
行うにあたり、グループごとに事前作
戦会議を実施。作戦会議では各市町で
1 月 日( 金 )、 本 会 9 階 大 会 議 室
に お い て「 平 成 年 度 国 民 健 康 保 険
討し、活発な意見交換がなされた。
の実例や現状を踏まえながら、行政・
自治体を作らないためにも徴収率を
料( 税 ) 徴 収 事 例 研 究 会 」 を 開 催 し、
期内納付をしなくても大丈夫という
を 開 催 し、 市 町 国 保 主 管 課 長 等 な ら
上 げ、 足 元 を し っ か り 固 め て お く 必
滞納者側の各々の立場から事案を検
人が参加した。
県 内 国 保 保 険 料( 税 ) 徴 収 事 務 担 当
今回は「高額・悪質滞納者」及び「暴
力行為を行いそうな滞納者」のケー
びに税務主管課長等
要 が あ る 」 と 説 明。「 滞 納 = 差 押 え 」
者等
運営や効率的な事業運営を確保する
するガイドライン案や安定的な財政
も 含 め、 納 付 金・ 標 準 保 険 料 率 に 関
ベルワーキング内での検討中の内容
と 題 し、 国 保 基 盤 強 化 協 議 会 事 務 レ
民健康保険制度の見直しについて」
立つ内容となった。
も ら い た い と 話 し、 今 後 の 業 務 に 役
各自治体が組織で徴収に取り組んで
方自治を支えるのは徴税吏員であり、
者 は 熱 心 に 聴 講 し た。 こ れ か ら の 地
る こ と を 実 務 に 基 づ き 講 演 し、 参 加
どおりに行えば徴収率は絶対にあが
し、出席者からの質疑やコーディネー
かかる今後の課題と取り組みを発表
三郎氏からの指導事例および徴収に
塚 一 成 氏 が、 徴 収 ア ド バ イ ザ ー 篠 塚
小山市納税課特別納税訪問班担当大
初めに事例研究として、今年度徴収
アドバイザー派遣事業対象市である
なった」「同様のケースを経験したこ
評 等 を 聞 く こ と が で き、「 大 変 参 考 に
感 想 や 折 衝 の 振 り 返 り、 篠 塚 氏 の 講
ら れ た 対 戦 を 見 学 後、 参 加 者 か ら の
演 技 を 披 露。 参 加 者 は 目 の 前 で 演 じ
に知識や折衝能力を発揮した迫真の
ス で 対 戦 し、 行 政 側・ 滞 納 者 側 と も
ための国保運営方針策定要領のガイ
35
39
初 め に、 厚 生 労 働 省 保 険 局 国 民 健
康 保 険 課 課 長 補 佐 神 野 貴 史 氏 が「 国
人が参加した。
が 当 り 前 の 自 治 体 を 作 る こ と、 法 律
27
今後の国保運営に係る
最新情報を学ぶ
平成 年度国保セミナー
27
1 月 日( 木 )、 本 会 9 階 大 会 議 室
に お い て「 平 成 年 度 国 保 セ ミ ナ ー」
27
29
27
14
市町間で国保運営方針等について積
ド ラ イ ン 案 な ど を 講 演。 今 後、 県 と
実施した。
タ ー か ら の 助 言 の も と、 研 究 協 議 を
見にもつながる研修となった。
らのスキル等現状の認識と問題の発
と が あ り 勉 強 に な っ た 」 と 述 べ、 自
迫真の演技で折衝に臨む参加者
極的な議論を行ううえで参考となる、
最新情報についての説明がなされた。
徴税吏員がこれからの地方自治を
支えていく
続 い て、 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ロ ー
カ ル ガ バ メ ン ト・ ネ ッ ト ワ ー ク 理 事
長 堀 博 晴 氏 よ り「 国 保 制 度 を 支 え る
収 納( 徴 税 ) 吏 員 ― 新 た な る 領 域 へ
篠塚三郎氏による助言のもと、
研究協議を実施
続 い て、 滞 納 者 と の 応 対 を シ ミ ュ
神野貴史氏
堀 博晴氏
22
今回は「データヘルス計画の目的を
理解し、生活習慣病対策の保健事業に
研修テーマは
データヘルス計画の進め方
人が参加した。
タヘルス計画策定担当者及び保健事
研 修( 第 2 回 )」 を 開 催 し、 県 内 デ ー
KDBシステムから出力される帳票
意 の 保 険 者 デ ー タ を 使 い、 具 体 的 に
可 能 と な っ て い る。 今 回 は 県 内 の 任
図表などで見やすく加工することも
行 え る ほ か、 デ ー タ を 基 に グ ラ フ や
較 」 を 国 や 栃 木 県、 同 規 模 保 険 者 と
分析や、データ分析で最も重要な「比
K D B シ ス テ ム の デ ー タ で は、 医
療・健診・介護データを連結した集計・
やすく表現することが大切。
し、 そ の 結 果 を 職 員 や 住 民 に わ か り
字 の デ ー タ を、 経 験 と 知 識 か ら 解 釈
中から見つけ出した必要な数字や文
データ分析に基づくデータヘルス
計 画 に す る た め に は、 膨 大 な 数 字 の
データから地域の現状を把握し
優先課題を見つける
実施して欲しいと続けた。
必 ず 次 に つ な げ る た め の「 評 価 」 を
な ど が「 協 働 」 し て 策 定 し、 そ し て
お、 計 画 は 事 務 方・ 保 健 師・ 栄 養 士
効 率 的 な 保 健 事 業 が 展 開 で き る。 な
範 囲 を 絞 る「 焦 点 化 」 を 行 う こ と で
が、 無 理 な 目 標 設 定 は せ ず、 で き る
くと数多くの問題と原因が出てくる
は重要。さらに、話し合いを進めてい
メント」が計画を考えるにあたって
が 起 き て い る の か を 考 え る「 ア セ ス
で 発 病 す る の か、 即 ち 何 が 原 因 で 何
活 習 慣 の 背 景 を 知 り、 ど の よ う な 形
く 知 る 保 健 師 に 相 談 を し て み る。 生
「協働の重要性を再認識した」などの
け方や課題の捉え方が参考になった。
加 者 か ら は、「 注 目 す る デ ー タ の 見 つ
ループディスカッションを行った。参
た め の 必 要 な デ ー タ 等 に つ い て、 グ
を 設 定 す る ほ か、 明 確 な 分 析 を 行 う
に 現 状 と 課 題 を 抽 出 し、 目 的・ 目 標
Bシステムから出力される帳票を基
聴 講 し た あ と は、 演 習 を 実 施。 K D
タヘルス計画を策定するポイントを
限 ら れ た 人 数 や 時 間 の 中 で、 効 率
的に保健事業を展開しながらのデー
明を加えた。
とで計画につながるものもあると説
ている保健事業の内容を精査するこ
健康課題、事業目的の明確化や
目標設定について学ぶ
平成 年度
保健事業専門研修(第2回)
活用することができる」「保健事業を
を確認しながら研修を進めた。
策定に役立つ実りある研修会となっ
「データに基づく事業の立案」等を獨
画 の な か で、 基 礎 と な る P( プ ラ ン )
イクルで動いているデータヘルス計
る 」 こ と を 目 的 に 開 催。 P D C A サ
計画の策定に必要な能力を身に付け
や優先課題の見極め等データヘルス
力される帳票を基に地域の現状把握
齢者が多い」など地域によって背景
例えば「山が多い」
「団地が多い」
「高
数 字 だ け で は み え な い 部 分 も あ る。
タヘルス計画を考えるにあたっては、
等 を 把 握 す る こ と は で き る が、 デ ー
ス テ ム デ ー タ。 デ ー タ か ら 健 康 問 題
値が赤字や緑字で表されるKDBシ
重 要 な 指 標 を 栃 木 県、 同 規 模 保 険
者、 国 と 比 較 す る こ と が で き、 注 目
ム( 以 下『 K D B シ ス テ ム 』) か ら 出
「国保データベース(KDB)システ
業実施者
2 月 3 日( 水 )、 本 会 9 階 大 会 議 室
に お い て「 平 成 年 度 保 健 事 業 専 門
効率的に実施するためのデータヘル
また、データヘルス計画事業の立ち
上 げ に つ い て は、 既 存 の 事 業 を 見 直
た。
27
協医科大学看護学部在宅看護学准教
感想があり、今後のデータヘルス計画
職場に戻りデータの再確認をしたい」
ス計画の進め方について理解できる」 効率的な保健事業は
焦点化と協働がポイント
すだけで十分な場合もあり、現在行っ
45
が 違 う た め、 ま ず は 地 域 の 背 景 を よ
23
27
授種市ひろみ氏より学んだ。
リ ポ ー ト
取り組み強化を図る
第三者行為損害賠償求償事務
担当者説明会
リ ポ ー ト
平成 年度に係る事業計画及び
予算編成方針(案)等を審議
平成 年度栃木県
国民健康保険団体連合会理事会
3 月 日( 木 )、 本 会 9 階 会 議 室 に
お い て「 第 三 者 行 為 損 害 賠 償 求 償 事
第三者行為に係る保険者等事務の
2 月 日( 水 )、 本 会 9 階 大 会 議 室
において「平成 年度栃木県国民健康
す る プ ロ グ ラ ム。 続 け る こ と で 手 先
で右腿を叩き、平手にした左手で左腿
保 険 団 体 連 合 会 理 事 会 」 を 開 催。 平
ドがあがるなどの効果が出るとのこ
と。 今 回 は シ ナ プ ソ ロ ジ ー の 効 果 や
認 知 症 に つ い て 学 ん だ ほ か、 実 際 に
ぶ! ア ン チ エ イ ジ ン グ ― 今 話 題 の シ
ラ ク タ ー 井 上 益 慶 氏 が「 脳 が よ ろ こ
プソロジーアドバンス認定インスト
今 回 は、 県 内 で 初 め て シ ナ プ ソ ロ
ジーの定期講座を開講しているシナ
従事している方118人が参加した。
こ と を 楽 し み、 会 場 は 終 始 笑 い に 包
に覚えた動作がスムーズに行えない
す。 参 加 者 は ス パ イ ス ア ッ プ の た び
え る こ と か ら、 動 作 と 併 せ て 声 を 出
「話すこと」は脳に対し最も刺激を与
アップ(刺激を変える)を実施。また、
ど、 脳 が 慣 れ る 前 に 複 数 回 ス パ イ ス
本会としても県及び市町と一層の連
効率的で安心できる制度となるよう、
国 保 制 度 に 触 れ、 住 民 に と っ て よ り
佐 藤 栄 一 理 事 長( 宇 都 宮 市 長 ) は、
あいさつの中で平成 年度からの新
どおり可決承認された。
改 正 等 審 議 し、
計歳入歳出予算補正及び規則の一部
針( 案 ) や 平 成
議案すべてが原案
本 会 に お い て も、 専 門 職 員 の 活 用 や
題及び強化する内容等について説明。
説 明 会 で は、 第 三 者 求 償 の 現 状 と 課
組 み 強 化 が 求 め ら れ て い る。 今 回 の
為による被害に係る求償事務の取り
し も 提 出 さ れ て い な い 現 状 を 受 け、
により規定されている被害届が必ず
第三者による不法行為により生じ
た 保 険 給 付 が 増 加 す る な か、 国 保 法
エ ク サ サ イ ズ を 体 験。 拳 に し た 右 手
務 担 当 者 説 明 会 」 を 開 催 し、 市 町 国
人が参加した。
ナ プ ソ ロ ジ ー で、 若 返 る 脳 を 実 感 し
まれた。
携 を 図 っ て い き た い と 述 べ た。 な お、
国保中央会作成の標準的な事務処理
保担当者等
ませんか?―」と題し講演を行った。
その後、和やかな雰囲気のまま、グ
ループごとに各地区の地域活動の情
今 回 審 議 さ れ た 案 件 に つ い て は、 2
年 度 本 会 事 業 計 画・ 予 算 編 成 方
シ ナ プ ソ ロ ジ ー と は、「 2 つ の こ と
を同時に行う」「左右で違う動きをす
報 交 換 を 実 施。 活 発 な 意 見 が 飛 び 交
月
激 に 対 し て「 ス パ イ ス 」 を 変 え て 刺
学 習・ 視 空 間 認 知 等 認 知 機 能 へ の 刺
視覚・聴覚等感覚器への刺激や記憶・
プ ソ ロ ジ ー は、 基 本 の 動 き を 通 じ て
ら れ る と 考 え ら れ て い る も の。 シ ナ
激 を 与 え る こ と で、 脳 の 機 能 が 高 め
照)
合会通常総会参
健康保険団体連
〜 6 頁 平 成
年度栃木県国民
と な っ た。( 2 頁
上程されること
日( 火 ) 開 催 の 本 会 通 常 総 会 へ
激 を 与 え 続 け る こ と で、 脳 を 活 性 化
27
た。
ていきたいとし
者等の支援をし
げ を 図 り、 保 険
求償事務の底上
層の体制強化と
用 等 に よ り、 一
マニュアルの活
厚生労働省より各保険者の第三者行
る」といった普段慣れない動きで脳を
い、実りある交流会となった。
30
27
年 度 一 般・ 特 別 会
10
が器用になる、判断・反応するスピー
を な で、 途 中 左 右 の 動 き を 入 れ 替 え、
成
27
「脳の混乱」を楽しむ
エクササイズを体験
平成 年度
健康づくり推進員等交流会
員 等 交 流 会 」 を 開 催 し、 身 近 な 地 域
次は腿に触れず叩く動作を行う…な
17
適 度 に 混 乱 さ せ、 さ ら に 効 果 的 な 刺
32
2 月 8 日( 月 )、 本 会 9 階 大 会 議 室
において「平成 年度健康づくり推進
の中で健康づくりを推進する活動に
28
23
27
27
27
28
27
24
健康だより
季節の変わり目はこころザワザワ…
春のこころを健康に!リラックスの方法
栃木県国民健康保険団体連合会 衛生管理者 登坂 美子
も自然もエネルギーに満ち溢れてい
の 一 年 ご と の 節 目、 各 年 代 の 春、 人
会人は切れ目のない職業生活の中で
る 社 会 人 一 年 生、 そ し て ベ テ ラ ン 社
立への第一歩を踏みだそうとしてい
活 を 心 待 ち に し て い る 子 供 た ち、 自
桜の開花が間近、もうすぐ新しい年
度 が は じ ま り ま す。 初 め て の 学 校 生
が空いたときぐらいしか手の行かな
先 輩 に 叱 ら れ た り、 仲 間 と 意 見 が
食 い 違 っ た り、 そ ん な と き は お な か
遭うと心臓がドキドキしますよね。
し た こ と は な い の に、 素 敵 な 人 に 出
ま す。 普 段 は 心 臓 の あ り か な ど 意 識
感情の変化でも身体に大きく影響し
は と て も ナ イ ー ブ で、 ち ょ っ と し た
自 律 神 経 失 調 症 と い う と、 神 経 症
の 分 類 に 入 り ま す が、 実 は 自 律 神 経
て指先まで「温かく」なります。
肉が緩むと当然血液循環がよくなっ
肉 を 緩 め て い く と き の 感 じ、 こ れ こ
に よ る 生 理 的 な 反 応 で す。 四 肢 の 筋
考えてみると、「重くなる」とか「温
か く な る 」 と い う の は、 リ ラ ッ ク ス
が重要だといいます。
を解くところまできちんと行うこと
と 繰 り 返 し ま す。 正 式 に は 自 己 暗 示
ます。
い胃のあたりをさすっています。
人が意識して動かそうとしなくても、
ったら消化し腸で吸収することなど、
る の も そ う で す し、 食 べ 物 が 胃 に 入
る 神 経、 心 臓 を 休 み な く 動 か し て い
え ま す。 読 ん で 字 の 如 く、 自 ら 律 す
自 律 神 経 は、 体 を め ぐ る た く さ ん
の神経の中でもっとも優れものとい
いといわれます。
木 の 芽 時 の 理 由 の な い「 不 安 」 は、
自律神経の乱れから起きることが多
は誰にでも起きているようです。
不 安 に な っ た り、 ち ょ っ と し た 変 調
調 が す ぐ れ な か っ た り、 わ け も な く
さ せ て い た り、 季 節 の 変 わ り 目 で 体
る 重 く な る 」 と 心 の 中 で 繰 り 返 し、
右 足、 左 足 と 順 に、 ま ず は「 重 く な
臨床心理士などの専門家の指導を
受 け な が ら 行 う も の で、 右 手、 左 手、
法」という専門的な方法があります。
そ れ を 意 図 的 に 作 り 出 す「 自 律 訓 練
な 時 に 自 然 に 生 ま れ る 状 態 で す が、
で す。 リ ラ ッ ク ス は 本 来 気 持 ち の 楽
せるにはリラックスすることが一番
落 ち て い き ま す。 自 律 神 経 を 安 定 さ
な っ た り、 は て は 意 欲 や 集 中 力 ま で
っ て、 眠 れ な く な っ た り 食 欲 が な く
にくくなると自律神経は参ってしま
食い込んだこころの凹みが元に戻り
日々のアクセント程度の反応なら
い い の で す が、 ス ト レ ス が グ イ ッ と
してみてはいかがでしょう。
クスの方法」をゆったりと試
専門家や正式な方法にこだわらな
く て も、 自 分 な り の 簡 単 な「 リ ラ ッ
ま ず は、 意 図 的 に 四 肢 の 力 を 抜 く
ことがリラックスの第一歩。
へ伝わっていきます。
温かさが手足の末端へ、こころの隅々
気づきます。そうなればしめたもの!
ふと「これかな?重たい感じって」と
わからないなあ」そう思っていると、
と 力 を 抜 い て「 な ん だ か 重 た い っ て
る と 力 み が 入 っ て 逆 効 果。 ダ ラ ー ン
なる」「温かくなる」と一生懸命頑張
肢 の 力 を 抜 い て み て く だ さ い。「 重 く
イ ム に ソ フ ァ ー で 自 然 の ま ま に、 四
そ が「 重 く な る 」 と い う 感 覚 で、 筋
ふと、その明るい情景の中でも、個
別 に 表 情 を う か が う と、 生 活 環 境 の
ひとりでもできそうな気がしませ
ん か。 そ う、 た と え ば、 く つ ろ ぎ タ
自律してさまざまな生命維持の働き
一巡したら「温かくなる温かくなる」
変化が想像以上にこころをザワザワ
をコントロールしています。
25
宇都宮市の街中散策・自転車で
大谷石建造物を探してみよう!
歩こう!
あの道
今回は自転車が盛んな宇都宮市を、特産物のひ
とつとして知られる大谷石の建造物を探しなが
ら、市内の景観を楽しむサイクリングに出かけて
みました。日ごろ気にすることなく歩いている街
中ですが、実は随所に大谷石の建造物がありま
す。主なものとして「カトリック松が峰教会」や
「二荒山神社の石垣」、「東武鉄道南宇都宮駅」
などがありますが、カフェや食事処、美容室、花
屋、商店、橋など、探し始めるとあちこちに大谷
石が用いられていました。これからの季節、自転
車を利用し、ちょっと足を延ばして街中を散策し
てみませんか?ぜひ宇都宮の新たな魅力を発見し
てみてください!
み
な
ち
ま
い
古
の
り
通
住
清
桜通
り
聖ヨハネ教会
JR宇都宮駅西口で自転車を
レンタルしました
栃木県庁
県庁前通り
119
二荒山神社
栃木県中央公園には旧商工
会議所の一部が移築・復元
されています
旭町の大いちょう
宇都宮市役所
水戸
街道
東北新
幹線
六道の古いまちなみ
東北本
線
カトリック松が峰教会
昭和通り
大通り
宇都宮
駅
中央公園
スタート
パセオ
オリオン通り
東武宇都宮駅
ユニオン通り
JR宇都宮駅西口駐輪場
平成通り
文化会館入口
通
見
士
宇都
宮栃
木線
大谷石が用いられた素敵な
カフェなども随所にあります
り
富
鉄筋コンクリート造・大谷石張り
構法のカトリック松が峰教会
二荒山神社正面石段の左右石垣
に大谷石が用いられています
線
都宮
宇
東武
駅
都宮
南宇
スタート・ゴール
JR宇都宮駅西口駐輪場
南宇都宮駅
一向寺
栃木県庁
もみじ通り
清住通り
聖ヨハネ教会
宇都宮市役所
桜通り
カトリック松が峰教会
中央公園
二荒山神社
参考データ
距 離:13.62km
所要時間:1時間26分(休憩・散策等含む) 消費カロリー:約180kcal(カステラ1切れ分)
○上記データは編集者が自転車にて走行したデータとなります。
今回の散策情報
○JR宇都宮駅西口駐輪場で自転車をレンタルしました。市内では他の駐輪場でも自転車がレンタルで
きます。レンタサイクル情報はHPを参照してください。
○市内の大谷石建造物は、宇都宮まちづくり推進機構発行の大谷石マップ「石の街うつのみや遺産と景
観」を参考に散策しました。詳しくは宇都宮まちづくり推進機構のHPを参照してください。
26
国保連合会からのお知らせ
ことしも、
メタボ健診 を
メタボ健診
は特定健診
のことです
うけましょう!
メタボは健康人生の
イエローカード!
メタボ健診を受けて
警告をうけない
生活習慣を!
長寿大国である日本は、
世界でも有数の介護大国でもあります。
ことしも、メタボ健診をうけましょう!
特定健診受診率向上を目的とした啓発用ポスター
を作成し、県内の保険者等に配付いたしました。
年1回の健康チェック!あなたと家族の笑顔のた
めに、特定健診を受診しましょう。
特定健診受診について、国民健康保険加入者の方
につきましては、詳しくはお住まいの市や町の健診
担当窓口までお問い合わせください。
介護が必要になる疾病の多くは、
メタボが原因。
あなたのために、家族のために、
メタボ健診をうけましょう !
栃木県市町国民健康保険・栃木県国民健康保険団体連合会
のぼり旗(ミニのぼり旗)を
作製・配布しました
本県の国保税納付促進及び特定健診受診率向上
を支援するため、被保険者への啓発用のぼり旗を
希望保険者に対し作製・配布しました。
【国 保 税】国保税の納付は口座振替が便利です
【特定健診】あなたのために、家族のために
みんなで受けよう! 特定健診
編集後記
皆さまのご協力によりまして、1年
間無事に機関誌を発行することがで
きました。心より感謝申し上げます。
「 歩 こ う! あ の 道 」 の 企 画 で、 レ ン タ
サ イ ク ル で 巡 っ た 宇 都 宮 市。 視 点 を
変 え て 巡 っ た 市 内 散 策 は、 発 見 も 多
くあっという間に時間が過ぎました。
今 後 も「 新 し い 視 点 」 を 持 ち、 よ り
27
よい機関誌づくりに励みたいと思い
編集者 小久保雅司
発行者 栃木県国民健康保険団体連合会
〒320-0033 宇都宮市本町3番9号
☎028–622–7242
編 集 ㈱松井ピ・テ・オ・印刷
〒321-0904 宇都宮市陽東五丁目9番21号
☎028-662-2511/FAX028-662-4278
ます。(T)
vol.66
2016.3/SPRING
ことしも、
メタボ健診 を
メタボ健診
は特定健診
のことです
うけましょう!
メタボは健康人生の
イエローカード!
メタボ健診を受けて
警告をうけない
生活習慣を!
長寿大国である日本は、
世界でも有数の介護大国でもあります。
介護が必要になる疾病の多くは、
メタボが原因。
あなたのために、家族のために、
メタボ健診をうけましょう !
栃木県市町国民健康保険・栃木県国民健康保険団体連合会
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