【吉井理事長 新任挨拶】 【金沢副理事 退任挨拶】

【吉井理事長 新任挨拶】
もう2年理事長をやれと言うことですが、私も年齢を重ねておりますので、
ご勘弁して頂こうかと思いましたが、もう一期頑張ってみたいと思います。
それには、皆さんのご協力無くしては、出来ません。
執行部の一員として、皆さんのご意見をよく聞いて、2 年間頑張ってみたいと
思っております。
先般、「建・専・連」と新潟市幹部との意見交換会がありました。
残念ながら、外壁補修工事業が建設業法の職種にないため、防水工事業とし
て参加しました。
そのおり、新潟県建築関係課職員と大変有意義な意見交換会を行っている事
を披露し、新潟市についても同様な意見交換会が出来ないかと申し入れた所、
新潟市から、是非意見交換会を行いたいとの申し入れがありました。
きっかけは防水工事になっていますが、軌道に乗れば外壁工事についても話
題に乗っけていきたいと考えています。
市場価格が、異常に安い状態になっていますので、官公署と意見交換する中
で、適正な価格設定に持って行きたいと考えています。
担い手3法のなかでは、発注者責任と受注者責任という考えが示され、発注
者側には、入札不調等を回避するための方策、受注者側には、ダンピング防止
が課せられました。
また、共通課題としては、担い手育成が課せられています。
低価格競争を避けていかないと、折角の機会なのに足を引っ張ることになり
ます。
チームワークを良くし、適正価格に近づけるように頑張っていきたいと思い
ますので、なお一層ご協力をお願いします。
【金沢副理事 退任挨拶】
理事を退任することに当たり、一言ご挨拶させていただきます。
発足当時のメンバーが減ってきておりますので、この場をかり、外壁補修工
事業協同組合のルーツを披露したいと思います。
今は亡き五十嵐光栄氏が、昭和 63 年に防水組合の中に、外壁補修部会を設け
たのがきっかけとなっています。
その後、平成元年に 27 社で組合を発足するのですが、その発足に奔走したの
が懐かしく思い出されます。
外壁の保証制度は、顧問になっていただいている星野先生が、県連幹事長に
就任、その後県議会議長に就任するなど、脂の乗っているときに、県に「外壁
保証制度」(特記仕様書に明記)について、力添え願って実現しました。
最初は、平成 9 年に下越地区 3 校を試行として実施して頂きました。
そして、平成 10 年には、中越、上越も順次保証書の発行を採用してもらいま
した。
発足当時は、組合員からの賦課金だけで活動していたので、財政的には大変
厳しかったものでした。
組合員からは、もうやめた方が良いのではないかと言う意見が出始めていた
頃ですので、保証制度を採用してもらって良かったと感慨深いものがあります。
また、保証制度の一環としての検査員制度については、当初から、五十嵐技
術委員長が県内技術水準の平準化に貢献するとともに、検査を通じて組合員の
技術の向上を図ってきました。
さらに、県から絶大なる信頼も勝ち得ており、五十嵐技術委員長の貢献に深
い感謝の意を表します。
70 才になり、体力の限界、気力の低下により、理事を降りる決心をしました。
来春、会社の代表職も辞することになっており、任期途中で降りるのも悪い
と思い今回降りることにしました。
25 年間大変お世話になりました。