(参考資料) 共 同 研 究 契 約 書(案) ○○○(以下「甲」という。)と日本酒造組合中央会(以下「乙」という。)とは、次 の条項に従い「○○○○」に関する共同研究の実施について契約を締結する。 (共同研究) 第1条 甲及び乙は、次の研究を共同で実施する。 研究課題 ○○○○ 研究内容 ○○○○ (実施場所) 第2条 本共同研究の実施場所は、次のとおりとする。 一 ○○○○ ( ) 二 日本酒造組合中央会 (東京都港区西新橋一丁目1番21号) (実施期間) 第3条 本共同研究の実施期間は、契約締結日から平成28年3月31日までとする。 (管理) 第4条 本共同研究の管理は、甲が一体的に行い、本共同研究の効率的推進を図るものと する。 (研究の分担) 第5条 甲及び乙は、第1条に掲げる研究を一体として行う。 (研究員) 第6条 甲及び乙は、それぞれ次の者を本共同研究に参加させる。なお、甲又は乙は人事 異動等により研究員に変更が生じた場合は、後任の者を本共同研究に参加させることが できるものとする。この場合において、甲又は乙は変更前と変更後の研究員の所属、役 職及び氏名につき乙又は甲に対して通知することとする。 甲 本研究の甲側の総括的指導 乙 常務理事 本研究の乙側の総括的指導 理事 理事 2 乙に属する研究員が甲の研究所で研究に従事する場合の服務は、○○規程の定めると ころによる。 (研究費用の分担) 第7条 甲及び乙は、それぞれ別表のとおり研究費用を分担することとし、乙が負担する 費用については、甲の発行する請求書において指定された金融機関へ口座振込みにより 請求書発行日より30日以内に納付しなければならない。 (特許出願) 第8条 甲又は乙は、甲又は乙に属する研究員が本共同研究の結果独自で行った発明に係 る特許出願を行おうとするときは、当該発明を独自で行ったことについて事前にそれぞ れ乙又は甲の同意を得ることとする。 2 甲に属する研究員及び乙に属する研究員が本共同研究の結果共同して発明を行い、当 該発明に係る特許出願を行おうとするときは、甲及び乙が特許を受ける権利を取得し、 共同して特許出願を行うこととする。 3 本共同研究の結果得た技術上の成果に係る発明であって、前項の規定に基づき甲及び乙 の共有に属する特許を受ける権利又はこれに基づき取得した特許権(以下「共有特許権 等」という。)のそれぞれの持分は特許出願時に別途協議するものとする。 (特許権等の実施権) 第9条 前条第2項及び第3項の規定による共有特許権等に係る発明につき、第三者から 共有特許権等に係る発明を実施したい旨の意思表示を受けたときは、甲及び乙は速やか に当該第三者に許諾することの可否について協議する。 2 前項において、甲又は乙のいずれか一方が実施の許諾に反対のときは、当該第三者に 実施を許諾しない。ただし、乙の反対にかかわらず甲が、当該第三者が当該発明を実施 できないことが公共の利益を損なうと認められた場合、もしくは、乙が特許発明の実施 を継続して3年以上行わない場合(特許出願から4年を経過していないときは除く)は、 甲は乙に理由を明示した上で当該第三者に対し、当該発明の実施を許諾することができ る。 3 前条第1項の規定に基づき甲単独に帰属する特許出願及びこれに基づき成立する特許 権(以下併せて「甲特許」という。)について、乙が実施許諾を受けることを希望する 場合には、甲は、別途甲及び乙の間で合意される条件に従い、当該甲特許についての実 施権を、乙に許諾するものとする。 4 本条の規定は、本契約の満了又は終了後といえども、共有特許等及び甲特許が存続す る限り、有効に存続する。 (実施料) 第10条 乙が共有特許権等に係る発明を実施しようとするときは、当該権利に係る持分 に応じ、別に実施契約で定める実施料を甲に支払わなければならない。 (特許料) 第11条 乙は、共有特許権等に係る発明の特許に関する一切の費用を負担する。 (技術知識の文書提出) 第12条 甲及び乙は、互いに必要と認めて特に指定したときは、共同研究の結果得た技 術上の知識をできる限り精密な文書として相手方に提出しなければならない。 (秘密保持) 第13条 甲又は乙は、本共同研究実施期間中において研究成果を乙又は甲以外の者に知 らせようとする場合は、共有特許権に係る発明の実施を許諾した第三者に知らせるとき を除き、それぞれ乙又は甲の同意を得ることとする。 2 甲及び乙は、相手方から開示をうけた技術上、業務上の情報について本共同研究実施の 期間中はもちろん、本契約第8条第2項により行った特許出願の出願公開日まで秘密を保 持するものとし、相手方の同意なしに第三者に開示又は発表をしてはならない。ただし、 共有特許権等に係る発明の実施を許諾した第三者に知らせる場合並びに公知になっている もの、第三者から取得したもの及び開示を受ける前に自ら所有していたものについては、 この限りでない。 (資産の管理) 第14条 共同研究を実施するため、乙が負担する費用により製造し、取得し、又は効用 を増加させた財産(以下「取得財産」という。)の所有権は、甲が検収した時をもって 乙に帰属するものとする。 2 甲は、取得財産について、善良なる管理者の注意をもって管理しなければならない。 3 4 取得財産の保守・維持管理等の費用は甲が負担するものとする。 共同研究期間終了後、取得財産のうち返還を要する取得財産を乙が指定したときは、 甲は、乙の指示により当該取得財産を返還するものとする。 5 甲は、取得財産を当該共同研究以外の目的に使用してはならない。 6 甲は、共同研究期間終了後30日以内に取得財産のリストを乙に提出しなければなら ない。 (協議) 第15条 この契約で定めるもののほか、研究成果の取扱いその他必要な事項については、 甲乙協議の上定める。 この契約の締結を証するため本契約書2通を作成し、甲乙それぞれ1通を保管する。 平成27年○月○日 甲 乙 東京都港区西新橋一丁目1番21号 日本酒造組合中央会 会 長 篠 原 成 行 別 表 甲 ○ ○ ○ ●●● ○○万円 ●●● ○○万円 負 担 乙 日 本 酒 造 組 合 中 央 会 負 担
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