「特殊詐欺」の被害に遭わないために

「特殊詐欺」の被害に遭わないために
特殊詐欺とは、振り込め詐欺やオレオレ詐欺などの詐欺の総称です。
平成26年中、県内では、88件・約4億4,600万円の被害があ
りました。
特殊詐欺の被害を一件でも多くなくし、みなさんの大切なお金を守る
ために、守っていただきたいポイントをお伝えします。
弁護士役
警察官役
会社員役
犯人はひとりじゃない!
いくつもの役割を演じ、
グループで犯行におよびます。
大
変
だ
わ
!
1. もうけ話詐欺(トラブル解決)
事前にとある会社のパンフレットを送りつけ、その後電話で「その社債を購入すると必ずもう
かる」と誘い、「迷惑はかけないから社債購入のために名義を貸してくれないか」、などと言い、
約束を取り付けます。その後、「名義貸しは違法なのでトラブルになる」と解決金を要求し、お
金をだまし取る手口です。
2. 宝くじ当選番号情報提供名目詐欺
宝くじやロト6の当選番号の情報を事前に提供し、その情報提供料としてお金をだまし取る
手口です。
宝くじの他にも、パチンコや競馬など、ギャンブル攻略法を提供することを口実にするもの
もあります。
3. 還付金請求詐欺
役所の職員を名乗る者が、医療費などの還付金があるからATMへ行って手続きをするように
などと電話で指示する手口です。
還付金が振り込まれるように見せかけたATMでの操作の指示は、犯人の口座にお金が振り込
まれるようにするための操作方法なのです。口座には100万円以上入っていないとこの手続きが
できないなどと条件をつけ、必ずお金を振り込ませるように犯人は工夫をします。