平 成 27 年 1月 14 日 NO.10 中 央 区 立 佃 中 学 校 中 央 区 佃 2-3-2 03-3531-7215 [email protected] H26.27中央区教育委員会指定研究奨励校 「よりよく生きる生徒の育成」- 生命尊重教育の充実 - 仕上げの学期 H25.26東京都教育委員会指定 理数フロンティア校 H26.27東京都教育委員会指定 人権尊重教育推進校 気を引き締めて 校長 加藤譲司 晴れやかな天気の中で平成27年(2015年)を迎えました。大晦日の自分と元日の自分は何も変わらないので すが、何か変わるかもしれないといった思いがする丌思議な時間帯です。私たちが今日行うことのほとんどが、昨日 と同じこと、または延長線上のことです。でも、「一年の計は元旦に在り」とこの一年の決意は定まったでしょうか。 学校は4月に新年度を迎えるので、このお正月というのは、3学期であり、最後のまとめをする時期ということに なります。「初志貫徹」とは志はめったなことでは諦めず、粘り強く努力を続けて達成するということです。夢や志 は毎年変わるような軽いものでもないでしょう。心に秘めた夢や志の実現のために、「今年はこうする」という強い 決意をもって生活して欲しいと思います。それは3学期のまとめの決意にも繋がるのだと思います。今年の元旦は、 皆さんに最後のまとめをしっかりしてほしい、しっかり完成して欲しいという願いを込めて、初日の出を迎えました。 「画竜点睛(がりょうてんせい)」。この言葉は、中国の梁(りょう)の時代(日本の飛鳥時代にあたる)に活躍し た画家・張僧繇(ちょうそうよう)にまつわる故事からうまれたといわれている熟語です。張僧繇(ちょうそうよう) は金陵(現在の南京)にある安楽寺に大変見事な竜の壁画を描きましたが、最後のところに来て、どうしても竜のひ とみ(睛)を描き入れようとはしません。丌思議に思った周りの人たちがそのわけを聞いてみると、張僧繇は「もし、 ひとみ(睛)を描き入れれば、この竜はたちどころに飛び去ってしまうだろう。」と言いました。人々はその話をで たらめだと思って、ひとみ(睛)を描き入れさせようと無理に頼み込みました。それを受けて、張僧繇(ちょうそう よう)が丁寧にひとみ(睛)を描き入れると、たちまち稲妻が壁を打ち破り、風雲が起こって、ひとみを描き入れら れた竜は天に昇ってしまったといいます。 この故事から、「画竜点睛」というのは、「事物の眼目となるところ」とか「物事を完させるための最後の仕上げ」 さらには「大事なところに最後の手を加えて物事を立派に完成させること」として意味を持つようになりました。 これまで順調に進んできたことが最後の一点を怠けることで全て台無しになるという意味で「画竜点睛に欠く」とい った使われ方をします。 本年度も部活動や生徒会活動、さらには行事にもすばらしい成果を残してきました。最後に怠けて台無しにならな いよう、皆さん一人ひとりが自分にとっての「画竜点睛」を目指す学期にしてほしいと思います。 保護者・地域の皆さまには、本年も佃中の教育にご理解とご支援をいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し 上げます。 昔から日本では厳粛な思いで新年を迎えてきました。玄関などに松、竹、梅を飾る家が多いと思います。松 は吹雪にも海から吹く潮風にも負けない強い木です。竹は横からの力に負けずしなやかであり、成長が早い という特徴があります。梅はこの寒い中でもつぼみを膨らませています。そして、春一番に咲くのが梅の花 です。厳粛な正月に、家族みんなが松竹梅のように強く真っすぐに生きてほしいと願って飾ってあります。 考えましょう人権Ⅱ <女性に対する差別や偏見> 「男は仕事、女は家庭」というように、男女の役割を固定的にとらえる意識から生じる差別は、依然として根強 く残っています。少子化や高齢化が進むこれからの社会を担うためには女性と男性が対等な立場で協力し、責任 も分かち合うことが大切です。 <子どもの人権> 「いじめ」「体罰」「虐待」など、子供の人権をめぐる事件を耳にすることがあります。子どもを単に保護・指 導の対象としてのみとらえるのではなく、一個人として最大限に尊重されなければならないことを、大人が自覚 しなければなりません。 「ハンナのかばん」って何? 養護教諭 西田 明沙美 12月13日(土)の土曜公開日にNPO法人ホロコースト教育資料 センターの代表理事、石岡史子先生がハンナのかばんを携えて佃中に 来てくださいました。ナチスの迫害を受けながらもハンナが大切に持 ち歩いていたかばん(複製)を目の前にした生徒たち。差別や偏見の ない平和な未来のために自分たちができることについて、それぞれの 想いや考えを胸に抱きながら熱心に聴き入っていました。 料理は難しいけど楽しい! 栄養士 古賀千絵 12月13日(土)の学校公開日に合わせ、希望する生徒を対象に『食育クッキング』を実 施し、1,2年生から男女18名の参加がありました。「和食の基本」をテーマに掲げ、野 菜をしっかりとれる一汁三菜の食事を作りました。料理が得意ではない生徒も多数いまし たが、班ごとにそれぞれが作業を分担し、一生懸命に取り組む姿が見られました。自分達 で作った料理を食べると「おいしい!」と笑顔があふれ、「みんなで協力して料理を作れ て嬉しかった。」「家の人にも作ってあげたい。」などの感想が聞かれました。 無事に作り終えた満足感とともに自分で作る難しさと楽しさの両面を知り、仲間と食事 をともにする喜びやバランスのとれた食事の大切さを学ぶことができました。 歌でメッセージ 主任教諭 和田恵子 合唱部では1,2年有志の応援も得て、昨年12月20日(土)に晴海トリトンスクエアでの「第九を歌う会」。年明け1月12日(月) にはロイヤルパークホテルでの「新成人のつどい」で合唱を行いました。どちらも素敵な会場ですが、学校とは違う大きなスペースは歌 う側にとっては怖いものです。しかし、歌でメッセージを伝えられることはなんて幸せなことでしょう。いつしか自分たちも、まばゆく 立派な新成人になれるようにと憧れの気持ちで歌わせていただきました。今年もこのような機会をいただいたことに感謝します。 校内書き初め展 受賞者の紹介 金 銀 銅 1 1年 1A 松下 敬吾 1B 榎戸 菜桜 1A 羽田 実春 1B 宮本 京佳 1A 青木 千夏 1A 伊勢戸さくら 1A 中野 旭 1B 野村 優衣 1B 村田みなみ 1C 早川 夕希 1C 堀口 遙香 2A 2B 2B 2B 2A 2A 2B 2B 2A 2年 内藤 華 兼坂 卯楽 石戸 滉河 松崎 成 宮崎あかね 山口 龍也 石橋 奈弓 藤野 千尋 松木紀世香 3A 3C 3B 3B 3A 3A 3B 3C 3C 3年 大場 梨加 榎戸 麻衣 木嶋 さりい 繁澤 快 渡邉 愛佳 雲見 梨乃 信太 源萌 永井 乃愛 中村 真矢 2 月の予定 月の予定 15 木 避難訓練 24 土 3 水 職場体験(1)始 16 金 連合展覧会(始) 25 日 5 金 職場体験(1)終 校外学習(2) 17 土 土曜学校公開日 理数教育地区公開講 26 月 全校朝礼 都立・高専推薦入試 卒業生に学ぶ会② 10 月 私立一般入試(始) 18 日 座 27 火 (2) 都立・高専推薦入試 13 金 専門委員会 19 月 生徒会朝礼 連合展覧会(終) 28 水 21 木 土 土曜学校公開日 入学説明会 20 火 29 木 23 月 全校朝礼 21 水 都立・高専推薦出願 45×4 30 金 24 火 都立一般入試 学年末考査(1・2) 22 木 私立推薦入試 卒業生に学ぶ会①(2) 31 土 25 水 学年末考査 23 金 26 木 学年末考査
© Copyright 2024 ExpyDoc