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五中だより
平成26年2月3日 発行
小平市立小平第五中学校
校長
髙山
知機
小 平 市 小川 町 1- 7 98
ルールを守ること
校長 髙山 知機
先般の本校教育研究発表会において、PTA役員の方々を中心に、保護者の皆様・地域の皆様には、受付・
接待・機材借用等、様々な場面でご助力を賜りまして、誠にありがとうございました。おかげ様で、滞りな
く無事発表会を行うことができました。研究成果につきましては、まだまだ脆弱(ぜいじゃく)な点が多々あ
りますが、教職員一同、今回の発表会で研究が完結したとは思っておりません。これからもより良い教育活
動をめざし、さらに努力して参る所存でございますので、今後ともよろしくご指導・ご助力のほど、お願い
申し上げます。
さて、先月NHKの報道番組で「ドーピング」をテーマにしたものがありました。ドーピングというと、
不正な薬物を使用して筋肉を増強するなどの行為と理解していましたが、巧妙な手法があることを初めて知
り、驚きました。例えば、あらかじめ自分の血液を抜いて冷凍保存し、競技の直前に解凍、注射で体内に戻
すことにより、赤血球の数を増やす手法があるそうです。もちろん不正行為であり、こうすることにより、
持久力が格段に上がる一方、尿検査や血液検査では不正薬物が検出されず、気付かれないということです。
かなり以前から行われているにもかかわらず、検査体制の構築が追い付いていないのが現状で、さらに、こ
のような不正で優勝することが、マフィアや暴力団の資金稼ぎに利用されているケースもあるとのことでし
た。
そんな中、競技の前に自主的に血液検査の結果を取り、データを競技委員会に提出している日本人アスリ
ートが紹介されました。男子ハンマー投げ、アテネオリンピックで金メダル、ロンドンオリンピックで銅メ
ダルを獲得した 室伏広治 選手です。「なぜ義務付けられていないのに?」との質問に、室伏選手は「こ
のままだと、スポーツの価値が無くなってしまうんじゃないかと心配で・・・。」と、番組の中で答えてい
らっしゃいました。私は「勝つこと以外に、スポーツの価値とは何だろう?」とあらためて考え、すぐに「精
神面も含めた健康の維持・増進」かな、と結論付けました。つまり「不正を行い、健康を害して行うスポー
ツ」には価値が無いとお考えなのだと思いました。と同時に、ルールを守る価値について、あらためて考え
させられました。
ルールには必ず目的があり、それを守らないと目的が失われ、価値がなくなる。学校でルールを守ること
は、将来社会人になった時、法律違反をしない人間になるための練習です。学校での学習中にお菓子を食べ
ない、それは将来 20 歳を過ぎた時、自動車を運転中にお酒を飲まない等、ひとつの練習なのです。オリン
ピック等の国際大会で、日本人選手がドーピングで失格になったりメダルを剥奪されたりした例は一度もな
いそうです。ソチオリンピックでの日本人選手の活躍が楽しみです。
ところで、冬季オリンピックは今まで北半球の国だけで行われています。オーストラリアやニュ―ジーラ
ンドの選手には不利だと思いませんか。一度くらいは南半球の国で、8 月に冬季オリンピックをやったらい
いのにな、と思うのですが。
【2月の行事予定】
3日(月)朝礼
5日(水)小平市研究発表会
6日(木)読み聞かせ(1年)都立高校出願
7日(金)安全指導
9日(日)東京駅伝
12日(水)新入生体験入学、学年会
13日(木)読み聞かせ(2年)
、巡回相談
14日(金)劇と音楽の会(8組)
18日(火)学年末考査一週間前
19日(水)避難訓練、職員会議
20日(木)PTA 運営委員会
24日(月)学校経営協力者会議 都立高校学力検査
25日(火)学年末考査(学・数・技家・音)
26日(水)学年末考査(学・理・英・美)
27日(木)学年末考査(学・国・社・体)
専門委員会、中央委員会、五中ブロック会議
28日(金)都立高校一次合格発表・手続き
田無特別支援学校合格発表
8組社会見学
特別支援学級8組主任 柳 弘子
毎年、キャリア教育の一貫として、地域の工場を見学し仕事の内容について学習しています。今回は小川東町の”ブ
リヂストンTODAY”へ行ってきました。 展示場には、世界一大きいタイヤから世界一小さいタイヤまであり、タ
イヤの基礎知識やタイヤができるまで等、手で触れながら楽しく学ぶことができました。
自動車やバイクが好きな男子生徒は、
「F1だ!」
「GTRもあるよ!」と、より興味深く見学していました。個人で
も見学できるということで、休日に家族ともう一度行く計画を立てている生徒もいるようです。
興味関心を、どんどん広げていって欲しいです。
小学6年生体験入級
1月23日(木)は、来年度8組に入学が決まった小学6年生の体験入級でした。1校時:学活、2校時:体育、3
校時:技術を体験していきました。
1校時の学活では、中学生の方からパワーポイントを使って8組紹介をしました。授業のこと、行事のこと、生活の
こと等、一人一人が担当した紹介原稿の読み練習をたくさんして、2回のリハーサルを経て当日に臨みました。
3年生は保護者接待係、1年生は6年生のお世話係、そして、2年生はその補助係ということで、朝から対応しまし
た。
小学生も緊張していましたが、中学生の方はさらに緊張していました。でも、しっかり小学生の面倒をみて、8組紹
介も上手にできました。とても立派な中学生の姿で、誇らしく思えました。
移動教室を終えて
第一学年移動教室担当 林 浩二
私自身、スキーの移動教室は13年振りになります。保護者説明会でも話をしましたが、スキー教室の素晴らしいと
ころは、初心者が最終日にはプルークボーゲンでなんなく斜面を滑り降りてこられるようになることです。こんな短期
間に生徒達に達成感や成就感を味わわせることのできる取り組みは、他の教育場面ではあまりないことです。
さて、一年生での宿泊行事を行うのは初めての経験でした。実行委員会で最初に「先生は決して全面に出ることはし
ないので、君たちでしっかりと仕切ってください。
」と伝えました。その願い通り、実行委員は誠心誠意いい仕事をし
てくれました。ルール決めをはじめ、各係の代表者を務め、話し合いの牽引役を務めてくれました。クラスによっては、
不平不満も多く、話し合いを進めていくのに苦労をした実行委員もいるかと思います。そして、できあがった一冊の「し
おり」です。前日指導では、生徒達に「
『しおり』に書いてある内容の質問には一切答えません。しっかり『しおり』
を読んで自分で判断して行動してください。
」と宣言をしました。正直、日頃の学校生活の様子からみて一抹の不安は
ありましたが、現地では、予想以上に素早い行動をみせ、予定を前倒しにするくらいのものでした。2日目午前の講習
では、あまりにも早くゲレンデに出てしまい、長時間寒い中で待たせることもできないため部屋に戻りなさいと指示を
出すありさまで、
「時間に遅れないことは当然だけど、早すぎてもダメなんだよ」と注意するくらいでした。また、室
長を中心に一人一人は役割を自覚して、声をかけあって、生活できたことは大きな収穫でした。ホテルの方やスキー学
校のインストラクターの方からも「しっかりとした生徒さん達ですね」とお褒めのことばをいただきました。また、と
くに印象に残っているのは、2日目夜のレクリエーションです。ダンスや伝言ゲーム、連想ゲームなど趣向を凝らした
内容に大盛り上がりでした。この子達にこんなにパワーがあるのかと、集団としての潜在力の高さを垣間見ることので
きた一時でした。
反面、ルールについては、不要物やお菓子の持ち込みなどもあり、全ての生徒が完璧に守れたわけではありません。
実行委員がどれだけ話し合って苦労してまとめたルールであったか。少しでもみんなの要望をルールに反映させようと
努力をしたか。その思いが伝わらない仲間がいたのは残念でたまりません。これも一年生の課題だと感じています。
しかしながら、多くの生徒は私達大人が思っている以上に頑張りを見せてくれました。安易に大人に頼ることなく、
自分自身でしっかりと判断して行動することができることが証明できました。大切なことは、この生徒達の変容(成長)
をこれからの学校生活で生かしていくことだと考えています。
スキー教室を振り返って
移動教室実行委員長
(1年5組)
菅平スキー教室は、天候に恵まれました。とくに二日目は、快晴で雄大な山々を望みながらスキーを楽しむことがで
きました。このスキー教室の目標は「enjoy&study」~勉強と楽しさを両立しよう!~でした。スキーを楽しみながら、
学校生活と同じように頑張ろうというものでした。多くの人が目標通り楽しめたと思いますが、ルールを破って不要物
を持ってきたり、食事のあいさつの時に私語が目立ったりするなど問題もありました。ル
ールは全員が守っていくもので、それを破るのは大変反省すべきことです。しかし、私語
については、先生に叱られた後は、みんなで「静かに」と声をかけ合うことができて良か
ったと思います。レクリエーションでは、色々な遊びをレク係が考えてくれて、とても盛
り上がりました。最後に、おいしい食事、心地良い部屋、きれいなお風呂などを用意して
くださった宿の方々、スキーを丁寧を教えてくださったインストラクターの方々には感謝
しています。充実したスキー教室にすることができたのもお世話になった方々のお陰です。
本当にありがとうございました。
生きる力の育成
研究・研修主任 出村維津子
1月28日(火)に本校では小平市教育委員会研究推進校として研究発表を行いました。五中では平成24・25年
度と「生きる力を育み、互いに認め合い、高め合う豊かな心の育成」~言語活動の充実を中心とした『生きる力』の育
成~という研究主題のもと実践研究を進めてきました。二年間、各教科では教科の特色を生かし、ひとつ一つ課題を明
らかにしながら、実践研究を重ねてきました。また道徳、特別活動、総合的な学習の時間などのその他の活動では、日
常的なスピーチ活動や集団討論を通して生徒一人一人の「生きる力」を育むべく研究を進めてきました。当日は5校時
に公開授業を行い、都内多くの先生方、地域の方々にご参観いただき、ご指導、ご助言をいただきました。
この日を新たなスタートとして今回明らかになった成果と課題を分析し、次年度以降のさらなる充実を目指していき
ます。
また寒い中、お手伝いいただきましたPTAのみなさま、ありがとうございました。
〈お知らせ〉
小平市教育相談室では、市立小・中学校が取り組む「ふれあい(いじめ防止強化)月間」に合わせて、いじめ
に関する電話相談を受け付けます。どんな小さな悩みでも結構です。お気軽にご相談ください。
とき 2月8日(土)及び22日(土) 午前9時から午後4時30分まで
小平市教育相談室
電話 042(343)9411
お知らせ
教育環境整備ボランティア
学校の環境をより良くするための一環として生徒の自主的活動により校門付近の花壇の整備、プランター
の花植を実施します。保護者の方でご都合のつく方はふるってご参加ください。
1 期 日
3月1日(土)
10:00~12:00
2 場 所
本校 正門前庭
3 内 容
花壇、プランター、鉢植えの整備
4 持ち物
軍手、エプロン、移植コテなど園芸用具などあれば、ご持参ください。
12月に行われた教育環境整備です。
お知らせ
展示発表会
普段の学習活動の発表として、各教科、総合的な学習の時間における各学年のテーマ、部活動、委員会な
どによる展示発表を行います。お誘い合わせの上、ご来校ください。
1 期 日
3月8日(土)
9:00~15:00
2 場 所
校舎内・体育館
〈生徒の頑張り〉
【吹奏楽部】第 47 回東京都中学校アンサンブルコンテスト
・金管八重奏:銀賞
・木管八重奏:金賞(都大会出場)
都大会 2月9日(日)府中の森芸術劇場
【東京駅伝】 第5回中学生「東京駅伝」小平市代表選手
〈男子〉 上條 泰平(2-5)
〈女子〉 小坂 奈津子(2-3)田野倉 光璃(2-5) 田中 陽菜(2-5)
第5回 中学生「東京駅伝」大会に出場 2月9日(日) 味の素スタジアム