平成26年度 第2回 龍郷町「子ども博物学士」講座 日 場 講 時:平成26年6月28日(土)19:40~22:30 所:渡連キャンプ場(龍郷町安木屋場) 師:興 克樹さん(奄美海洋生物研究会会長) 荒田利光さん(奄美ウミガメ研究所所長) 参加者:児童生徒91名,保護者・教員70名,学生ボランティア24名 計185名 てきぱきと受付をしてくれた ボランティアの皆さん 夜にも関わらず多くの参加希望のあった第2回目の講座 学生ボランティアとの打ち合わせ は,24名もの奄美看護福祉専門学校や大島高校の学生ボラ ンティアのおかげで,事故やケガもなく無事終了することが できました。 残念ながらウミガメの上陸や産卵の様子を観察すること はできませんでしたが,講師の荒田さんと興さんの映像を通 した説明で,ウミガメの生態や産卵の様子,海の危険な生き 物等について,詳しく知ることができました。特に,TBS が安木屋場海岸で撮影した後ろ足と甲羅にケガを負ったウ ミガメの必死の産卵の様子には,子どもたちも涙をこらえな がら見入っていましたし,ウミガメを保護するために,自分 たちが何をしなければいけないかということについて考え させられた参加者も多かったようです。 興会長のウミガメについての説明 多くの学生ボランティアに支えてもらった今回の講座で したが,ボランティアの比嘉八子さん(奄美看護福祉専門学 校生)は, 「何時間も歩き続けて汗だくになりましたが,キ レイな星と癒やされる波の音,ウミガメに会える期待感でと ても楽しかったです。次もぜひウミガメボランティアに参加 したいです。 」と,きれいな言葉で感想をかいてくれました。 また,大勝小 2 年の久保皓資君は「6月 30 日(月)の夜, 家ぞくでウミガメのさんらんを見に行きました。いっしょう けんめいにたまごをうんでいるのを見られてよかったで す。」と,後日,感想を寄せてくれました。この講座を通し て,親子で自然に触れ合うきっかけづくりになったようで す。 熱心に聞き入る子どもたち これからの「子ども博物学士」講座では,久保 君家族のようなほのぼのとした親子の触れあいが 見られることも期待したいと思います。
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