Minami シラバス年度 2015 Kyushu 開講キャンパス University 宮崎キャンパス Syllabus 開設学科 食品開発科学科 配当学年 1年次 科目名称 [英語名称] 食品基礎実験 [Basic Experiments in Food] 科目コード 教員氏名 271600 単位数 2 寺原 典彦 化学実験の初歩から系統的に実験とはどのようなものであるか理解できるように,実験の心得,基本的な事項 および操作から説明し,食品の定性および定量分析の原理などについて,実験を通して習得させることを目的と する。特に,正しい結果を得る方法・過程(試薬,器機,試薬の取り扱い)を学ぶことにより,将来の各種学生実 験および卒業論文実験等を行う際の基本原理や基本操作を修得させる。さらに,コンピュータを活用した実験レ ポートの書き方についても習熟させる 授業概要 1-2.実験準備 説明・班分け 3-4.実験の基本操作(1)器具・試薬の取り扱い 5-6.実験の基本操作(2)秤量・溶液の調製 7-8.実験の基本操作(3)コンピュータ活用など 9-10.容量分析(1)中和滴定 11-12.容量分析(2)ヨーグルトの酸度測定 13-14.容量分析(3)食酢中の酢酸の定量 15-16.容量分析(4)キレート滴定 17-18.比色分析(1)鉄イオンの定量 19-20.比色分析(2)糖の定量 21-22.食品成分の定性(1)炭水化物の呈色反応 23-24.食品成分の定性(2)タンパク質の呈色反応 25-26.食品成分の定性(3)油脂のケン化価測定 27-28.食品成分の定性(4)寒天とゼラチンのゲル化 29-30.有機化学実験(1)身近な医薬品の合成 授業計画 授業の到達目標 評価方法 1.化学実験の心得,基本的な事項・操作,食品成分の定性および定量分析の原理などについて,実験を 通して習得する。 2.コンピュータを活用した実験レポートの書き方について習熟する。 ・実験レポートなどによって総合的に評価する。 テキスト ・寺原,中瀬 著 「食品科学実験」 配布 参考書 ・高野ら 著 「食品化学」実教出版 (2005). ・中村カオルら 著 「基礎食品学実験書」三共出版 (2001). ・飯田隆ら 著 「イラストで見る化学実験の基礎知識」丸善 (2006). ・磯部稔ら 訳 「フィーザー/ウイリアムソン有機化学実験」丸善 (2005). ・江角彰彦 著 「食品学総論実験」同文書院 (2007). ・平山令明 著 「ChemSkectchで書く簡単化学レポート」講談社ブルーバックス (2004). ・香川 編 「五訂増補 食品成分表2010」女子栄養大学出版部(2010) など多数あり。 備考 * 食品開発科学科/食品健康学科の教職理科教科に関する専門科目指定となっている。
© Copyright 2024 ExpyDoc