54 OTCH Ahmet(トルコ) vs.堤 駿斗(日本) TUR Win on points 1

54 ㎏
OTCH Ahmet(トルコ) vs.堤 駿斗(日本)
1R
オーソドックスの同士の対戦。両者開始と同時に激しい攻防戦となる。トルコが打ち込ん
で来る時に、堤の左ストレートや左フックが再三カウンターでヒット。トルコもひるまず
打ち込んで来るが、堤の質の高いパンチがトルコの前進を止める。ただ、その後の追撃が
もっと欲しいところではあったが、このラウンド堤のであろう。
2R
同じ展開で試合が進むが、トルコが前へ出て打ち込んで来る際に、更に堤の質の高い左ス
トレートカウンターや、左フックがヒット。中盤から、トルコの強引なまでのプレスに対
して、左サイドに外して左ボディアッパーも当たりだす。このラウンドも堤優勢であろう。
3R
焦って前へ出て来るトルコであるが、相手のパンチを見切っている堤は、落ち着いてさば
きながら左右ワンツーストレートを打ち込み、前へ出て来る所をサイドへ外しての右カウ
ンターもヒットする。堤からも積極的に攻め、何度かダウンを取っても不思議でないシー
ンが続き、終盤も堤のペースで試合が終了。このラウンドは、10 対 8 で堤とも取れる内容
であった。
日本チームだけでなく、観衆の殆どが堤の勝利を疑わない位の試合内容であったが、意外
にも 2 対 1 のポイントでトルコの勝ちとなる。
堤は今回試合には負けたが、ヨーロッパチャンピオン圧倒する素晴らしい試合内容であっ
た。この敗戦を糧に、更なるレベルアップを期待したい。
TUR
Win on points 1-2
JAP
1R
2R
3R
TOTAL
FRA
9-10
9-10
9-10
27-30
SRI
10-9
10-9
8-10
28!-28
FIN
10-9
10-9
9-10
29-29