ランチョンセミナー ランチョンセミナー 1 日本電気株式会社 長崎大学病院における生産性向上を目指した情報化とマネジメントの取組み ~メディカルサポートセンター設置と効果的なインシデントレポート管理~ 日 時:平成 28 年1月 28 日(木) 12:20~13:20 会 場:A-1 会場(3 階 鳳凰閣東中) 座 長:福間 衡治(日本電気株式会社) 演 者:松本 武浩(長崎大学病院) DPC 導入が契機となり急性期病院の在院日数は減少傾向が加速し、従来最も長いとされた特 定機能病院群においても在院日数は年々減少している。その結果、入退院数は増加し入院業務 負担が年々増している。長崎大学病院では 2008 年の新病院開院と電子カルテ導入のタイミング で総合病院情報システムの効果を高めるべく、最も利用機会の多い注射、処方オーダの改良に 加え、業務の集中化と業務シフトおよび業務の前倒しによる業務生産性向上を目指したメディ カルサポートセンターの設置、クリニカルパスの積極利用に取り組んできた。一方、医療過誤 は生産性向上に対する負の要因であるが、医療安全への直接効果を狙ったインシデントレポー ト管理システムを開発し重篤なインシデントを減らすべく取り組んでいる。本院の取組みにつ いて報告する。 ランチョンセミナー 2 富士ゼロックス株式会社 DACS に基づく情報共有 ~システム間データ共有・他施設との文書共有~ 日 時:平成 28 年1月 28 日(木) 12:20~13:20 会 場:A-2 会場(3 階 鳳凰閣西) 座 長:佐藤 肇(富士ゼロックス株式会社) 演 者:松村 泰志(大阪大学大学院) マルチベンダー構成の電子カルテであっても、文書統合管理(DACS)により PDF 化した文 書を統合的に閲覧できる。文書を収集する際に、文書プロファイル情報を XML に記録するが、 患者 ID 等の管理上の必要データに加え、文書内の医学的に重要なデータ(例:病理診断名)を 書き込み、データ共有 DB に保存することで、他システムからのデータ引用を可能としている。 DACS を地域連携システムと連携させることで、他施設から文書の閲覧が可能となる。この方 法で、事実上、全診療記録が閲覧可能となるが、主治医は、閲覧させる文書を指定し、閲覧さ せる施設を選択することで、適切に情報開示を制御する。これらの情報共有の仕組みについて 紹介する。 ランチョンセミナー 3 富士フイルムメディカル株式会社 長崎県離島救急医療支援システムの実績と地域医療連携への期待 ~脳神経外科医の立場から見た離島救急医療の最前線~ 日 時:平成 28 年1月 28 日(木) 12:20~13:20 会 場:B 会場(3 階 丹頂の間) 演 者:日宇 健(独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター) 長崎県離島救急医療支援システムは、2013 年に稼働以来長崎県の離島医療を ICT で強力にサ ポートしてきています。本ランチョンセミナーでは、NHO 長崎医療センター脳神経外科の日宇 健先生に、実際の離島医療の最前線からこの長崎県離島救急医療支援システムの脳卒中に関す る実績や効果をお話し頂きます。また、これからの同システムへのご期待や、ご要望等、現場 のお声をお話し頂けると思います。国内でも先進的な長崎県の離島医療を全国の離島医療にと どまらず、地域医療への先進事例としてご紹介します。 ランチョンセミナー 4 フォーティネットジャパン株式会社 医療情報をサイバー攻撃から守るネットワーク ~入口/内部/出口対策と無線 LAN の考え方~ 日 時:平成 28 年 1 月 28 日(木) 12:20~13:20 会 場:C 会場(3 階 真鶴の間) 演 者:山田 麻紀子(フォーティネットジャパン株式会社) ブラックマーケットでクレジットカードの 20 倍の価格で取引されていると言われている医療 情報は、いまもっとも狙われている個人情報です。医療系ネットワークをインターネットから 隔離しただけでは、マルウェアの侵入や感染拡大を封じ込めることはできません。最新の脅威 の侵入に備えて、医療情報ネットワークにも入口/内部/出口対策が必要です。フォーティネッ トがご提案する多層防御から次世代型セキュリティ無線 LAN まで一挙にご紹介いたします。 スイーツセミナー GE ヘルスケア・ジャパン株式会社 標準化通信から VN(Vender Neutral) ,そして VN から開く将来像 日 時:平成 28 年1月 28 日(木) 16:55~17:55 会 場:B 会場(3 階 丹頂の間) 進 行:松葉 香子(GE ヘルスケア・ジャパン株式会社) 演 者:近藤 博史(鳥取大学医学部附属病院・鳥取大学総合メディア基盤センター) 鳥取大学医学部付属病院では 2008 年電子カルテ基盤に仮想化基盤を導入し、その効率性、安 全性、高速性から医療連携の基盤に使用している。また、省力化したオンライン名寄せ、SSMIX2 と海外で稼働する世界標準 IHE-XDS の連携、DICOM 画像連携の世界標準 XDS-I 導入、 集中保存が特徴である。クラウド技術の意義、通信の標準化から VN、集中保存がもたらす EHR・診断支援・2次利用の将来像をあじさいネットの地で議論する。
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