ブックスタートボランティア体験

ブックスタートボランティア体験
8 月に本校の生徒 5 人が知立市図書館が主催している「ブックスタート」に
ボランティアとして参加しました。本校のこの取り組みは今年で 4 年目になります。
ブックスタートとは?
ブックスタートはイギリス発祥の赤ちゃんのための読書活動です。
赤ちゃんとその保護者が絵本を介し、ゆっくりと心触れ合うひとときを持つ
きっかけをつくることを目的としています。
知立市のブックスタートは、市の図書館職員を中心にボランティアの方の
協力で運営されています。3、4 か月児健診を受ける赤ちゃんと保護者に対し、
ブックスタートの説明・絵本の読み聞かせを行い、本を贈呈しています。
2、3歳児に読み聞かせをしたことはありましたが、今回は2、3か月の赤ち
ゃんということで聞いてくれるかな?と少し心配でもありました。泣き出してし
まったらどうしようかなと不安でしたが、赤ちゃんと目があった時、めいっぱい
の笑顔を向けると赤ちゃんも笑ってくれました。あっという間の1時間でした。
ボランティア体験記
赤ちゃんによって様々な反応をしてくれて、とてもおもしろかったです。ブック
スタートはとても素敵な活動だと思いました。
(1年生 女子)
ブックスタートのボランティアをしようと思ったのは、私は赤ちゃんが少し苦
ボランティアを見学するまでは絵本を読むだけで簡単だろうと思っていまし
手で、本を読むことが好きだったからでした。絵本を通して、赤ちゃんと触れ合
た。見学をしていて、赤ちゃんが興味をもつように読むことはとても難しいこと
えたら仲良くなれるかもしれない、と思いました。赤ちゃんが懸命に聞いて、目
だなと感じました。実際に絵本を読む練習をして、なかなか思うように気持ちを
で追ってくれている姿を見て救われました。にこにこ笑顔でいてくれて、それが
込めて読めませんでした。本番ではとても緊張して早口になってしまったかもし
とてもかわいくて、苦手意識も少しだけやわらぎました。今度は私の子どもにも
れませんが、
「良かったよ」
「上手だった」と言ってくれてすごくうれしかったで
読んであげたいと思います。
す。次も機会があったらぜひ参加していきたいと思います。
(2年生 女子)
(1年生 女子)
初めてのブックスタートで自分には難しいんじゃないかと思っていました。ど
ボランティアの方々の読み聞かせを近くで見せてもらい、赤ちゃんとのコミュ
うやったら伝わるのかなど考えながら家でも練習しました。赤ちゃんを目の前に
ニケーションにすごいな、と感じました。言葉は分からなくても、赤ちゃんはし
して、自然と笑いながら優しい感じで読めたのでよかったです。でも、途中で本
っかり本と私たちの事を見てるんだな、と思いました。読み聞かせをする時、赤
を読むことに必死で、赤ちゃんの顔を見て話せない時がありました。その時、赤
ちゃんの目の前に座る前はすごく緊張していましたが、座ると、赤ちゃんの表情
ちゃんの顔を見たら本を見ていませんでした。たぶん、自分に向けて話している
に自然に癒やされていきました。とても楽しく参加することができました。ボラ
と思ってなかったのだと思います。とても反省しました。
ンティアに参加してよかったです。
(1年生 女子)
(1年生 女子)