繋がる世界と市民社会 - EUインスティテュート関西

EU インスティテュート関西(EUIJ 関西) Academic Conference
EU Institute in Japan, Kansai
- The European Economic and Social Committee
繋がる世界と市民社会
― 日・EU の EPA-FTA と雇用促進・スキル開発への影響 ―
“The EU-Japan FTA/EPA: Impact to Employment and Skills Development”
1991 年に冷戦時代が終焉するとともに、日・EU は共に安定した国際経済体制を構
日時:2015 年9月28日(月)
13:00 ∼ 16:00
築する上で重要な役割を演じる必要があるとの認識が強まった。このため、1991 年 7
月の「日・EC(当時)共同宣言」が発表され、定期首脳会議、外相会議、閣僚会議が
(受付 12:30∼)
設けられた。ただ、それ以降、相互の経済関係は必ずしも緊密化したとはいえない。ま
た、政治関係に至っては、日米・欧米関係に比して、かなり希薄なままであるといわざ
会場:神戸大学本館会議室
るをえない。
(六甲台第1キャンパス)
[JR「六甲道」駅 または 阪急神戸線「六甲」駅より
神戸市バス(36 系統)で「神大正門前」下車]
言語:英語
主催:EU インスティテュート関西
共催:欧州経済社会評議会 (EESC)
後援:駐日欧州連合代表部
こうした問題意識の下、2013 年以来、政治関係強化を目指した「戦略的パートナー
シップ協定」及び経済関係強化を目指した「経済連携協定(あるいは自由貿易協定)」
の交渉がスタートしている。
経済連携協定では、関税引き下げだけではなく、サービス貿易・投資・政府調達・規
制緩和など幅広い分野を交渉の対象とされている。それだけに、同協定は、単に相互の
貿易構造のみならず、労働市場を含む経済・社会構造にも大きな影響を及ぼすと見込ま
れる。
<プログラム>
総合司会:久保 広正(EUIJ 関西特別顧問 神戸大学名誉教授)
13:00∼ 開会挨拶 井上典之(EUIJ 関西代表 神戸大学副学長・理事)
13:10∼ セッション1 繋がる世界:日・EU EPA-FTA 交渉と市民社会
「EU-Japan FTA/EPA: possible impact to labour market and social development」
参加費
無料
定員 40 名
(先着順)
Laure Batut (欧州経済社会評議会)
「EU-Japan FTA/ETA: Impact to Employment and Skills Development」
Eve Päärendson(欧州経済社会評議会)
「Challenges and prospects for women on the labour market as a consequence of globalization」
Krzysztof Pater(欧州経済社会評議会)
14:00∼ セッション2 繋がる世界:日・EU EPA-FTA と雇用及び日本経済への影響
「Japan's Trade Balance in relation to EPA Policy」松林洋一(神戸大学大学院経済研究科教授)
「EPA & Japanese Labour Market」勇上和史(神戸大学大学院経済研究科准教授)
「EPA and Japanese Civil Societies」久保広正
- 休憩 15:00-15:10‒
15:10∼ パネルディスカッション
モデレータ:久保広正
参加申し込み方法:
お名前(フリガナ)、ご所属、ご連絡先(E-mail 等)をそえて、メールまたは FAX にて EUIJ 関西事務局(下記)までご連絡ください。
EU インスティテュート関西(EUIJ 関西)〒657-8501 神戸市灘区六甲台町 2-1 神戸大学六甲台キャンパス フロンティア館 6F
E-mail: [email protected] / TEL: 078-803-7221 / FAX: 078-803-7223