労働条件改善に向け会社と議論

2016春季生活闘争
JR連合FAXニュース
2016年3月4日
№ 26
日本鉄道労働組合連合会
JREユニオン 第2回新賃金交渉
労働条件改善に向け会社と議論
働く者の適正な処遇「人への投資」は「明日への投資」との考え方を主張
JREユニオンは、3月3日、第2回新賃金交渉を行い、労働条件改善の要求につ
いて考え方を主張し、会社側と議論を交わした。
組合側からは、働く者の適正な処遇=『人への投資』が必要。また、有用な人材の
確保のためには働き方の見直し、多様な働き方の選択肢の充実=ワークライフバラン
ス、仕事と生活の調和が必要であり、それは『明日への投資』として捉えて欲しいと
の考え方を示した。具体的には、特別休日の付与日数、年次有給休暇使用単位、保存
休暇の使途、所定昇給額、扶養手当、割増賃金、出向手当、第二基本給の廃止、定年
退職日を翌年7月に統一、の9項目等について議論を行った。
会社側は「現行の制度で妥当であり、変更する考えはない」とするものの、労使で
認識を一致できるところもあり、JREユニオンは、今後も引き続き問題を捉え会社
に訴えていくとしている。