— き 平成 28年3月 発行 — く た ふ No.71 ヘルパーセンターだより — 編集者:香川 3 月テーマ 「防火」 仁代 — きたふくでは、毎月「月間テーマ」 を決め、活動時に合わせて安全防火 等の点検を行ったり、ヘルパー活動 やマナーを再確認しています。 火災の危険性がある箇所の 総点検実施 今月は「防火のための安全確認」をテーマに、ヘルパーがチェックリストに沿ってお客様宅の安 全確認を行います。お客様との会話や住環境の観察からリスクを察知し、お客様と一緒に環境 を整え防火に努めていきます。対応が必要なときはケアマネジャーさんに相談いたします。 ・ ・ ・ ・ ・ コンセント・コードの老朽化 ・タコ足配線 コンロやストーブ周辺の危険物 ・鍋焦がし コタツや電気毛布は必要時以外消しているか ストーブは完全消火をしてから灯油を入れているか 家の周辺に燃えやすいものはないか ・コンセント付近の埃 ・ガスレンジのゴム管の劣化 ・灰皿の中にタバコの消し忘れはないか ・灯油缶は安全な場所にあるか 火災の危険性のある箇所チェックリストより 第4回 ヘルパー新人研修 2月 17日実施 (4ヶ月毎に実施) きたふくでは登録して3~6ヶ月位で新人研修を受けます。 「サービス向上(リスクマネジメント・ヒ ヤリハット・クレーム対応)」や「訪問介護の役割」 「自立支援」 「記録の大切さ」等について学び、グル ープディスカッションでは主任を交えて困りごとや対応策を話し合って、日頃の不安を解消しました。 今回のグループディスカッションの一部を紹介します。 夫婦世帯のご主人に入 っている。声かけするが 動いてもらえず自立支 援につながらない。 男性は外で仕事をして きたので家事を行う習 慣がない。何かのきっ かけで動けるようにな るので「できること」 を見つけて進めていこ う 知的障害の女性の支援。 ご本人は家族のために一生懸命 家事を行っているが子供や夫は 非協力的。もっと家族が家事を分 担して生活が送れたらと思うと、 お客様が可哀そう・・・・ ・冷凍庫が一杯でも買物を希望する ・認知症状があり、何をするにも拒否をさ れ声をかけると怒られる。 ・サ責に相談、確認をし 一人で悩まない ・個別性を理解して対応策を他 のヘルパーと共有する ・計画書や手順書を再度見直す 主観的にご本人を見てはいけない。 家族間の事は深く立ち入らず、活動 中のご本人との関わりを大切にする ことが大切 ※お客様にはベテランヘルパーも新人ヘルパーもサービスの質は同じでなければなりません。 全員が質の高いサービスを提供できるよう、報・連・相や連携の大切さを確認しました。 「きれいになった」と笑顔が出る 訪問理美容の利用から・・・ 【入浴拒否のため髪が団子になっていたA様(80 代)のケース】 入浴自体はヘルパーの介助でできるようになったものの、長いこと洗わなかったA様の髪はもつれて櫛が 通らず痛くてたまらない。外出もままならないため訪問美容を利用されました。 ご家族が見守る中、美容師が手早くカット、洗髪。短時間できれいに整えました。鏡でご自分の顔を見た A様は思わずにっこり。 「きれいになった」 保険外サービス:ライフサポートより 住み慣れた自宅で暮らしたい・・・お客様の気持ちを大切に支援しています。 生活にお困りの方がいらっしゃいましたら、「きたふく」各センターにご連絡下さい。 — 北九州福祉サービス株式会社 ―
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