平成27年度 <読書活動実践例⑦> 加賀市立作見小学校 教諭 村井 加代子 本校では、豊かな心と感性を育むと同時に、深く考えるかしこい児童を育てるた めに読書活動をとても大切にしています。 1.知りたい調べたい場所としての図書室 4月のオリエンテーションで本の分類・配置を教え、自分で目的の本を見つける ためのスキルを身につけます。学習中のわからない時は、司書にアドバイスを受け ます。勉強を支える場であるとともに友だち同士で学び合う場でもあります。 2.居心地のいい空間 季節やテーマで展示を工夫したり、図書委員おすすめの本や学 習したことの発表の場に活用したりと、訪れた児童が知的好奇心 でときめくよう心掛けています。お気に入りの絵本のイラストを 描 い た り 、本 を 見 て 作 っ た 作 品 を 持 っ て き た り す る 児 童 も い ま す 。 3. 読書の意欲を高める取り組み 読書目標を3段階に設定し、達成者は名前の掲示や 表 彰 を し ま す 。 低 学 年 は 、 30 冊 ・ 60 冊 ・ 100 冊 。 高 学 年 は 、1000 ペ ー ジ・3000 ペ ー ジ・5000 ペ ー ジです。また、10冊借りる毎に銀河系の惑星にシー ルを貼り、どこまで遠い星に行けるか全校で取り組ん でいます。秋には、図書館まつりを開催し、イベント を通して本との新しい出会いを提供しています。 図 書 館 ま つ り (11月 18から12月 4日 ) よむよむの木(読書目標達成) 先生方の読み聞かせ どくしょロケットをとばそう。 読み聞かせをす る図書委員。委 員会の活躍の場 どくしょゆうびん(左) お気に入りの本のイラスト(右) である。
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