和風ローフード 岩手紫波校 外栁歳恵 世界へ誇りをもってお届けできる、日本の食文化から生まれた、甘酒を提供します。 日本の四季の中にいつも 料理が儀式や行事に合わ せて出されていました。 自己紹介 今年 3 月末まで病棟で入院を受け入れるパートで看護師をしておりました。家族の介護で 時間短縮することになり現在は失業中です。ローフードに出会ったのは約 2 年前、骨棘の痛み に苦しんでいた時に筋肉治療のために通院していた医師よりフィットフォーライフを勧められ自己 本膳料理は武士の礼法から発展し 流で野菜中心の食生活に。料理に限界を感じていた時にローフード教室を紹介され、昨年 6 た膳立て。懐石料理は茶道の形式 月に受験し、秋にプレミアム認定校になりました。 に則した、一汁三彩、時代が移り向 取り組んだ5つのテーマについて 付(刺身)がつくようになったのが江 ① 乳酸菌の種類、②麹菌について③米の種類で味と色④甘酒の効能、⑤瓶のデザイン 戸時代です。このころ甘酒は夏に食 中毒予防として飲まれていました。特 に子供達に飲ませていたそうです。現 代は食中毒予防としてすべてを加熱 ●甘酒に使う材料を探した。米麹を扱っている所は見つけたが、有機栽培なのかは不 明でした。グリーズカフェ(無農薬の野菜を作りその材料でレストランしている人を友人 が紹介してくれました。)もやし(菌)は秋田の雪こまちを使用し米は岩手県大東町 の無農薬米を使用しています。 (米麹を作っている江崎さん) して販売する法律がります。生きた乳 酸菌を毎日飲むことができるなら、明 るい未来が見えて来るでしょう。 ☚ 味くらべ *ぬか漬け、古漬け、など、もち米に加えた甘酒には野菜や果物を加え た。玄米を発芽するときの温度管理をしなかった。粥に塩を入れなかった のが原因なのか最初は美味しくなかった。 発芽玄米を美味しくしたい。(作り方をネットで検索して変えたこと) ① 玄米を発芽させるときの温度を30度(人肌程度)に2日間、夜間も注意して管理した。(このときにゲロの ような酸っぱい臭いを放つようになり、4回から5回水を交換した。) ② 粥になった時(ネットでは3日間70度で保温していた。)60度から70度で保温してみた。 ③ 寝かせた発芽玄米粥に米麹と水を加えて甘酒を作成した。 販売イメー ジです。 腸内環境を整える乳酸菌たっぷりの甘酒の開発した理由 2年前に嫁いだ次女は子供のころからアレルギー体質でした。体が小さい娘の体重を改善できるようにしたい。そして同居の重度障害者の 弟は半年前からローフードを取り入れる事で癲癇の薬の吸収が良くなり、くすりを減量することができた。癲癇と排便の関係は平成4年から 現在まで下剤なしで取り組んでまいりました。試行錯誤してたどり着いたのがロ―フード、そして更に今回研究した乳酸菌たっぷり甘酒です 発芽玄米甘酒 甘酒の作り方は、ホームページは、Yahoo から(ローフード教室みどりのおうち)で検索 ブドウ糖、ビタミン B1、B2、B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミン、ペプチド、他 , カロリーは湯呑 1 杯 80K カロリー (飲みすぎには注意してくてください) , ◎特に GABA は普通の甘酒の数倍になるという人もいます。癲癇の薬を減量している弟に相乗効果を期待した ma 植物乳酸菌は胃酸の中でも生き抜き、腸の奥まで届くことができる。腸内に住みつく善玉菌であるビフィズス菌を 増やして悪玉菌をやっつけて、腸の機能が高まる。消化吸収が促進、便秘や下痢などを防ぐ。江戸時代の日 本人はすでにキッチンヒーラーとして家族の健康管理をしていた事を今実感しました。 和風ローフードを学んで古き良き日本人の知恵に感動しました。和食の中にはまだま だ、素晴らしい食材があります。私たちは自信をもって和食を見直して自ら食する事 で次の世代と世界の人に伝える大切な文化だと感じました。日本のローフードを世界 へ向けて発信できればと思います。 この研究課題で様々な方にお世話になりました、心から感謝と御礼を申し上げます
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