An introduction to

An introduction to
[日本語/Japanese]
ClassNK の使命
ClassNKは、海上における人命と財産の安全確保及び海洋環境の汚染防止のために全力を尽くします。
この使命を成し遂げるためにClassNKは
● 完全に独立した第三者機関として非営利の立場を貫き、最高品質のスタッフにより最高品質の
船級サービスを提供します。
● 構造規則や技術基準の開発に努めるとともに、関連する技術研究や技術開発に力を注ぎます。
● ClassNKのサービスを利用する顧客の要求に応え、全世界的な活動を展開します。
1
An introduction to
活動概要
活動概要
日本海事協会は、NKの略称またはClassNKの通称で国際的に広く知られる船級協会です。 ClassNKは長年に
わたり、船舶の安全と海洋汚染の防止のために独自に規則を制定し、建造中と就航後の船舶がこれらの規則に
適合していることを証明するため検査を実施しています。 ClassNKが制定する規則は、船体構造のみならず、
推進機関、電気、電子システム、安全機器、揚貨装置など多岐に及びます。 更には、国際条約に基づく船舶
の安全管理システム審査登録、国際規格に基づく品質、環境及び労働安全衛生マネジメントシステムの認証、
材料、機器等の承認業務等、さまざまなサービスを提供しています。
Contents
2
5
活動概要
13
世界に広がるサービスネットワーク
研究開発の体制
船級船の実績
業界要望による共同研究
船級協会独自の課題に関係する研究開発
船級及び条約関連業務
信頼性の高い規則
15
技術サービスの提供・国際貢献
技術サービス業務
製造中登録検査
船級維持検査
材料試験機などの検査 条約関連業務
ClassNKアカデミー・技術セミナー
国際貢献
IT情報サービス
海洋資源エネルギー開発関連業務
11
研究開発
認証関連業務
17
組織 / 沿革
18
グループ紹介
認証サービス業務
再生可能エネルギー認証関連業務
An introduction to
2
世界に広がるサービスネットワーク
ClassNKはサービスネットワークを拡充しつづけ、
2012年に海外の専任検査員事務所が100箇所を突破
し、2016年1月時点で130箇所の専任検査員事務所を
世界中の主要港や主要海事都市に設置しています。
また、世界各地に6箇所(東京・本部、釜山、上海、
シンガポール、イスタンブール、ムンバイ)の図面
承認センターも設置しています。
ミルフォードヘイブン
ヘルシンキ
オスロ
サンクトペテルブルク
ニューカッスル
エベルトフト
コペンハーゲン
ロンドン
クライペダ
ハンブルク
グダンスク
ロッテルダム
ガラツィ
ヴュルツブルク
カーディフ
アントワープ
コンスタンツァ
ダンケルク
ビルバオ
ノボロシスク
ジェノバ
フェロル
マルセイユ
イスタンブール
リスボン
バルセロナ
カディス
アルへシラス
ピレウス
カサブランカ
クウェート
アレキサンドリア
ソウル
大連
ウルサン
天津
釜山
青島
連雲港
ドバイ
南通
本部
フジャイラ
ダッカ
上海
コジェ (東京/千葉)
舟山
カラチ
モッポ
コルカタ
広州
ダンマン
台北
深圳
マスカット
高雄
ダヘジ
ドーハ
ジェッダ
チッタゴン ハイフォン
香港
アブダビ
ビシャカパトナム
ヤンゴン
ムンバイ
マニラ
バンコク
バンガロール
チェンナイ
コチ
ホーチミン
セブ
ジョホールバル コタキナバル
コロンボ
クアラルンプール
ブルネイ
ミリ
バタム
バリクパパン
シブ
シンガポール
ジャカルタ
スラバヤ
ラスパルマス
アクラ
ブリスベン
ダーバン
ケープタウン
シドニー
フリーマントル
メルボルン
船級船の実績
NK船級船の総トン数及び隻数の推移
ClassNKの船級船は、2015年12月末現在、隻数にし
て9,190隻、総トン数では2億4,200万総トンとなり、
総トン数で現在運航されている世界の商船の約20%
を占めています。
250
総トン(250万トン)
An introduction to
隻
200
9,000
150
8,000
100
7,000
50
3
総トン
(隻)
10,000
06
07
08
09
10 11
暦年
12
13
14
15
6,000
活動概要
ビクトリア
バンクーバー
シアトル
モントリオール
ポートランド
ニューヨーク
ノーフォーク
チャールストン
ロサンゼルス
ヒューストン
函館
八戸
仙台
ニューオーリンズ
フォートローダーデール
マイアミ
ベラクルス
パナマ
尾道
因島
岡山
広島
北九州
佐世保
長崎
神戸
坂出
高知
今治
臼杵
東京
横浜
清水
名古屋
グアヤキル
ベレン
カヤオ
リオデジャネイロ
…図面承認センター併設検査員事務所
アスンシオン
…海外拠点
サントス
…国内拠点
…NAPA Group
オークランド
バルパライソ
ブエノスアイレス
…Helm Operations
…SMSLLC
世界の船級シェア
ClassNK
20%
An introduction to
4
船舶及び条約関連業務
ClassNKは、世界の海運、造船、保険並びにその他の海事関連業界から国際的な船級協会として、
また公正な第三者機関として高い評価を受け、信頼を得ています。
設計図面の審査及び承認、船級及び設備の登録検査及び登録維持検査、材料、機器並びに艤装品の承認といった
船級登録船のハードに関わる業務から、船舶安全管理システム審査、船舶保安システム審査並びに海上労働システム
検査のような船舶のソフト面に関わる業務まで幅広くサービスを提供しています。
5
An introduction to
船舶及び条約関連業務
信頼性の高い規則
船級規則について
船舶や海洋構造物は、たくさんの規則に従って建造
規則開発
国際的な規則は最新の研究や技術革新に従って常に
されています。ClassNKは、世界を代表する船級協
改正されており、それに合わせてClassNKの規則も
会の一つとして船舶の安全を確保するための技術規
改正する必要があります。ClassNKの開発本部では、
則を開発しています。これらの規則は、ClassNKが高
研究開発プロジェクトの成果に加え、国際海事機関
品質の船級登録業務を提供していく上で必要不可欠
(IMO)
、国際船級協会連合(IACS)あるいは旗国政府
なものです。また、ClassNKは船級規則、国際条約、
の動向に基づいて、迅速に規則を改正し、あるいは新
あるいは旗国独自の規則に従って、船舶が建造され
たに規則を制定しています。また、制定改廃された
良好な状態が維持されていることを検査、証明して
規則については、速やかにClassNKホームページに
います。
掲載するとともに、技術セミナーや会誌等を通じて
幅広くその内容を周知しています。
ClassNKの規則
船舶に関する諸般の事業の進歩発展を図り、人命及
び財産の安全を期するとともに海洋及び大気環境の
保全に貢献することを目的として、最新の研究成果
やClassNKが1世紀以上にわたり培ってきた経験と技
術的知見に基づき鋼船規則をはじめとした数々の規
則を制定しています。ClassNKの規則は、設計段階
における船体構造をはじめ、船舶に使用される材料、
船舶に搭載される機関や艤装品等に適用され、さら
事業所承認
ClassNKは、船級船の品質確保及び向上、合理的な船
級検査の実施を目指して、船級船並びに船級船に搭
載される材料・機器等を製造または整備する事業所
に対して、品質システムの審査と共に鋼船規則等の
ClassNKの技術規則に従った製造技術、設備等の審
査を行い、製品の製造事業所/サービス提供事業所
としての事業所承認を行っています。
には就航後の船級維持のための船舶検査にも適用さ
れます。また、造船所や関連会社(船舶の建造、修繕、
保守などに関連する会社)の品質に対しても適用され
ます。
An introduction to
6
製造中登録検査
製造中登録検査
船舶の建造にあたっては、下図に示されるように全
製造中登録検査が完了した船舶には、船級証書と設
ての段階で製造中登録検査が行われます。
備証書が発行され、
「Register of Ships」で全世界に公
例えば、船の設計図面は、世界の主要地域に設けられ
表されます。それらの船舶は、ロンドン保険業者協
た図面承認センターのいずれかにて承認を受ける必
会をはじめ世界中の保険業界から安全性の高い船舶
要があります。船舶の建造が開始されると、ClassNK
として認められています。
の検査員は、規則で要求される材料、機器及び艤装
品等が承認品であることを確認し、承認した図面に
従って正しく建造が行われているか検査します。
図面審査から建造中の検査、海上試運転中の検査を
経て、製造中登録検査が完了します。
軸芯、舵芯及び
船尾管シール装置
等検査
キールの見通し
及び
主要寸法計測
製造中登録検査のプロセス図
ブロック建造及び搭載、
艤装品取り付け
スチールカッティング、
起工
プロペラ、
舵の取り付け
ブロック及び
ブロック継手の検査
(水密試験及び
非破壊試験含む)
契約
引当て検査
タンク等の
完成検査
設計
工程
造
建
図面承認
要目確認
査
検 材料、機器及び艤装品の承認
ClassNKは、船舶の建造に使われる材料、機器及び艤
装品の承認業務も行っています。これらがClassNK
の規則に従って製造されていることを証明するため、
製造法承認や一品検査を行っています。
ClassNKの主な承認業務は次のとおりです。
7
An introduction to
鋼板、鋼管などの鋼材及びその他の非鉄金属材料
溶接材料
PSPC塗装システム
防火構造材、空気音遮断材、冷蔵倉の防熱材及
び油密被覆材
機関、電気及び自動化関連機器
通気装置及び海洋汚染防止装置
錨、錨鎖、索などの艤装品
救命設備、消防設備等
船舶及び条約関連業務
岸壁工事及び復原性試験
完工
船内試験
(主機、
補機、
ボイラ等)
進水
艤装品検査
復原性試験
海上試運転
TF
F
T
N
S
M
6
4
2
12M
8
K
6
4
2
2
11M
タンク等の
水圧試験
5年
定期検査
満載喫水線の
取り付け検査
4年
年次検査
2年
年次検査
3カ月
3年
中間検査
(2回目又は3回目年次検査)
船級証書
(有効期間:5年)
1年
年次検査
定期検査
3カ月
3カ月
船級維持検査のプロセス図
受検期間
船級維持検査
「 鋼船規則」などの
ClassNKに登録された船舶には、
技術規則に定められた定期的検査及び必要に応じた
臨時検査の受検を条件に5年間有効な船級証書が発
行されます。
ClassNKは全世界的な検査ネットワークを有し、世
界中いかなる場所においても速やかに船級維持検
査を受検できる体制を整えているため、運航スケ
ジュールへの影響を最小限に抑えることができます。
船級維持検査は主に、次の検査で構成されます。
年次検査
定期検査
中間検査
船底検査
製造後登録検査
ClassNK以外のIACS加盟船級協会の定めた規則に
従 っ て 建 造、登 録 さ れ た 船 舶 は、IACS Transfer of
Class Agreement(TOCA)に規定された手続きや検
査員による製造後登録検査を完了することにより、
ClassNKの船級船として登録することができます。
臨時検査
An introduction to
8
条約関連業務
国際条約名
ClassNKは、世界100以上の旗国政府主管庁から、そ
の国に船籍を置く船舶に対して、船舶の安全や環境
の保全のために定められている国際条約、船籍国の
国内規則等に基づき検査や審査を行い、証書を発行
する権限を与えられています。
ClassNK が検査及び審査を行い、証書を発行して
いる国際条約やコードは、主に次の表のとおりとな
ります。
国際満載喫水線条約(ILL)
波の打ち込みなどに対する船舶の安全性確保を目的
略称
国際満載喫水線条約
ILL
海上人命安全条約
SOLAS
海洋汚染防止条約
MARPOL
国際海上衝突予防規則
国際トン数条約
COLREG
TONNAGE
国際安全管理コード
ISM Code
船舶と港湾施設の保安のための国際コード
ISPS Code
ILO海上労働条約
MLC, 2006
国際トン数条約(TONNAGE)
船 舶 のト ン 数 の 算 定 方 法 を 統 一 す る こ と を 目 的
に、満載喫水の限度(従って、貨物の積載限度)及び船
に、船舶のトン数測度に関する国際条約が1969年
体の水密性に関する要件などが規定されています。
に 成 立し まし た。こ の 経 緯 より「TM69」
(Tonnage
とも呼ばれています。
Measurement 1969の略)
海上人命安全条約(SOLAS)
国際安全管理コード(ISM Code)
船舶の乗船者の生命を守ることを目的に、船舶の構
船舶の安全運航管理体制の強化を目的に、船舶管理
造、防火設備、救命設備及び無線設備などが規定さ
会社による安全管理システム(SMS)の構築、会社(陸
れています。
上)
及び船上における実施などが規定されています。
海洋汚染防止条約(MARPOL)
船舶による海洋環境の保護を目的に、油汚染防止、ば
船舶と港湾施設の保安のための国際コード
(ISPS Code)
ら積み有害液体物質の汚染防止、船舶で生ずる汚水
船舶と港湾施設の保安を目的に、船舶管理会社によ
による汚染防止、大気汚染防止などが規定されてい
る船舶保安計画(SSP)の構築、船上における同計画
ます。
の実施などが規定されています。
国際海上衝突予防規則(COLREG)
海上での船舶の衝突予防を目的に、船舶の海上交通
ILO海上労働条約(MLC, 2006)
船員の労働条件の改善と海運産業の適正な競争を目
に関しての航海方法、船舶の種類や航海の形態(曳航
的に、船舶所有者による船員の労働及び居住条件等
船、作業船等)による表示信号灯や信号標識などが規
の要件への適合措置の構築、船上における同措置の
定されています。
実施などが規定されています。
IT情報サービス
ClassNKは、長 年 に わ た る 船 級 業 務 を 通じ て 蓄 積
保守・検査から解撤に至るまでのあらゆる段階にお
された高い技術力とデータをベースに、船舶の各
いて、船舶の総合的な安全確保と海洋環境保全に寄
フェーズにおいて必要とされるソフトウェアやサー
与することができます。
ビスを開発しております。
各ソフトウェアやサービスの詳細につきましては、
ClassNK Software & Servicesのパンフレットをご確
認ください。
これらのソフトウェアやサービスを使用することに
より、船舶の計画・設計段階に限らず、就航後の運航・
9
An introduction to
船舶及び条約関連業務
海洋資源エネルギー関連業務
ClassNKは海洋構造物の分野でも、幅広い船級及び
技術サービスを提供しています。
特に、次の海洋構造物において、プロジェクトごとに
複雑多岐にわたる顧客要望に対し、規則開発、図面審
査、現場検査等、それぞれの担当部署をまたいだ横断
的な専門のチームを用意することで柔軟な船級サー
ビスを提供しています。
その場合に、船級協会の規則ではなく、業界団体の規
格や鉱区権益者の定める社内規格等、特定の規格へ
の適合を客観的に証明するいわゆるCertificationが求
められることも多く、ClassNKでも顧客要望に応じ特
定規格に対する第三者審査・認証を実施しています。
また、海洋構造物の設置国によっては自国産業育成、
現地雇用の増加を目的とした「ローカルコンテンツ規
則」が課せられることもあり、ClassNKではこの「ロー
FLNG
FSRU
FPSO
FSO
(超大型浮体)
、OSV等
Drilling Rig、メガフロート
国際航海を前提とすることが多い船舶と異なり、海
洋構造物の場合、MODU(移動式海洋掘削ユニット)
等の移動式ユニットを除き、長期間あるいは一生涯
同じ領海内、同じ地点で操業する場合が多く、一般的
に国際条約の適用は限定的となり、プロジェクトごと
に旗国、沿岸国、鉱区権益者、所有者の指定により定
カルコンテンツ規則」に適合していることを第三者と
して公式に証明するサービスも実施しています。
オフショア業界への貢献
ClassNKでは、新しいプロジェクト開発に対し、初期
段階から参画するとともに、新規技術開発に必要な
設計ガイドラインを顧客要望に応じて的確に開発、
提供するため、
「業界要望に応じた共同研究開発」を海
洋構造物の分野でも積極的に実施しています。
最近では次のプロジェクト等を通して、新規技術開
発に貢献するとともに、研究成果を規則の改正、新規
規則の制定にも役立てています。
められることになります。
また、
「 船級登録」の有無についても、ユニット及び
その付随設備を構成する各要素によって異なってお
原油随伴ガスから水素及び炭酸ガスを製造/出
荷するFPSOの検討
り、例えば、FPSOの場合、船体や係留システムにつ
いては船級登録がなされることが通常である一方、
Topsideのプラント部については最低限の安全設備を
除き、船級登録を取得しない場合も多く見受けられ
ます。
FPSO/FSO係留解析ツールの研究開発
大水深対応のライザーVIVに関する研究
小型FLNG研究開発
GTL-FPSO研究開発
大水深対応のセミサブリグコンセプト研究開発
FLNGにおけるLNGリークリスク評価
An introduction to
10
認証関連業務
ClassNKは、ISOなどの国際規格に基づくマネジメントシステムの認証や再生可能エネルギーの
認証業務など、船舶を越えた幅広い分野における認証業務を行っています。
これらの認証業務は、日本だけでなく国際的にもその品質が認められています。
11
An introduction to
認証関連業務
認証サービス業務
海運、造船、船員教育訓練機関等の海事産業が、グ
再生可能エネルギー認証
関連業務
ローバル市場での高い競争力を備え、より一層その
持続的な発展を確かなものとするため、それぞれの
世界的に導入の進む再生可能エネルギーに係る幅
分野で最適なマネジメントシステムの構築が求めら
広い顧 客ニーズに対 応した業務を展開するため、
ClassNKは、多様な再生可能エネルギー発電設備に
関する認証ガイドラインの発行及び新規策定に取り
組んでおります。ClassNKは、次のような認証業務
を通じ、国内外の持続可能な低炭素社会の形成に貢
献していきます。
れています。
ClassNKは、最適なマネジメントシステムを構築し
ようとする海事産業界等を支援するため、品質、環
境、労働安全衛生、道路交通安全、エネルギー及び船
員教育訓練に関わる、次のような認証サービスを提
供しています。
ClassNKでは、このような総合的な認証サービス全般
を、ClassNK PrimeManagementと称しています。
大型/小形風車の認証サービス
設計認証、型式認証、プロトタイプ認証
サイト認証
マネジメントシステム認証
ISO9001(品質マネジメントシステム)
ISO14001(環境マネジメントシステム)
ISO39001
(道路交通安全マネジメントシステム)
ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)
OHSAS18001
(労働安全衛生マネジメントシステム)
HSE(Health, Safety & Environment)
マネジメントシステム
プロジェクト認証
浮体式洋上風力発電設備の船級検査
海洋再生可能エネルギー設備の認証サービス
海洋再生可能エネルギー発電設備の認証/波力
発電、潮流・海流発電・海洋温度差発電
海洋再生可能エネルギー発電設備実証フィール
ドの検証
MWS(洋上施工に関する保険鑑定)サービス
温室効果ガス(GHG)妥当性確認・検証業務
CSI(Clean Shipping Index)検証
ASSET事業(環境省委託業務)検証 J-クレジット制度(経済産業省、環境省、
農林水産省委託業務)妥当性確認・検証
CSRレポートの検証
CDP(Carbon Disclosure Project)検証
ISO14064-1組織検証
ISO14064-2 プロジェクト妥当性確認・検証
海技教育訓練分野の認証
海技教育訓練認証
海技インストラクター講習
An introduction to
12
研究開発
検査関連業務に加え、ClassNKは研究開発を通じて、海事産業に貢献しています。
この研究開発は、船舶の安全や海洋環境の保全といった船級協会独自の課題に関連した
研究開発のみならず、広く業界要望に応えた共同研究開発まで多岐にわたります。
13
An introduction to
研究開発
研究開発の体制
従来の船級独自の課題に関係した研究開発に加え、海事セク
ターの皆様からの要請に対応していくことを目的に「業界要
望による共同研究」も実施しており、研究開発推進事業を通
して、認証機関であるというメリットに加え、資金的にもサ
ポートできるという側面を最大限活用し、海事クラスターに
おける技術革新の起爆剤となることを目指しています。
業界要望による共同研究
「業界要望による共同研究」は、皆様からのご提案に応じて、
ClassNKの技術的・資金的なサポートのもと、海事業界の
発展に資する研究テーマに皆様と共に取り組む研究開発ス
キームです。2015年末までで240件が完了し、100件以上が
実施中となっています。
特に2015年には、本研究スキームを通じて開発され、世界で
初めて一般商船の主推進用として搭載されたCFRP(炭素繊
維強化プラスチック)プロペラが、省エネや船内・外の騒音
低減に寄与する技術として内閣総理大臣賞を受賞しました。
さらにバラスト水処理装置の効率的なレトロフィットを支援
するソフトウェアClassNK-PEERLESSが、複数の海外海事
メディアよりアワードを受賞するなど、海事業界が直面する
課題へのブレークスルーとなる実用的な研究開発成果が国
内外で評価されています。
船級協会独自の課題に
関係する研究開発
船級協会独自の課題に関係したテーマについて、業界のご
意見も反映させつつ策定した研究開発計画に従ってNK独自
の研究開発を進めています。
2015年度は大型コンテナ船の構造強度、液化ガス運搬船の
構造強度及び自動車運搬船の構造強度に関する調査研究を
最優先課題として実施しました。得られた成果も踏まえ、コ
ンテナ船の縦曲げ最終強度及び直接強度計算に関する規則
改正を行いました。
An introduction to
14
技術サービスの
提供・国際貢献
ClassNKは船級検査業務を通じて長年にわたり培ってきた技術のノウハウを生かし、さまざまなサービスを提供しています。
そのサービスは、船舶関係の技術コンサルタントサービスや鑑定・証明サービス、一般産業用に使用される機器などに関わる技術
サービス、材料試験機などの検査といったサービスから、技術セミナーやアカデミーの開催といったサービスまで、多岐にわたっています。
更に、国際海事機関
(IMO)
や国際船級協会連合
(IACS)
といった国際機関に参画したり、世界各地に委員会を設立したりすることで、
海運、造船産業の発展に貢献しています。
15
An introduction to
技術サービスの提供・国際貢献
技術サービス業務
材料試験機などの検査
ClassNKは、船 級 検 査 業 務 を 通じ て 長 年 に わ たり
培った技術のノウハウを活かし次のサービスを提供
しています。
ClassNKの試験機規則や日本工業規格に基づく引張
試験機、圧縮試験機、硬さ試験機、衝撃試験機、その
他の材料試験機の検査を行っており、関連業界より
公正な第三者機関として高い評価を受けています。
船舶関係の技術コンサルタントサービス
設計から建造の監督まで、船舶並びに海洋構造物に
関する次のような技術コンサルタントサービスを
行っています。
建造 改造 修繕等に関する設計
見積り 図面、仕様の審査 ClassNKアカデミー・
技術セミナー
入札のサポート及び現場での工事監督代行
船舶関係の鑑定及び証明サービス
広範囲にわたる鑑定並びに証明サービスを行っていま
すが、主なものは次のとおりです。
船舶保険鑑定
現状鑑定 損傷鑑定 耐航鑑定
設計、強度鑑定
船舶状態評価鑑定
(CAP)
燃料油及び潤滑油分析鑑定
船舶設備適合証明 スエズ、パナマ運河トン数測度証明
バラスト水管理計画書の承認 ClassNKは長年にわたる検査・研究から得た豊富な
経験、知識及び技術力を活かし、ClassNKアカデミー
や各種技術セミナーを主催して、初学者から専門家ま
で幅広い層への情報提供を積極的に行っています。
厳選された職員が講師となり、新造船・就航船の建造・
保守及び船舶管理についての知識と技術に関する内
容をテーマにClassNKアカデミーを世界中で開催し
ています。
また業界ニーズに応じた最新の技術トピックを海
運・造船産業へ向けて迅速に提供するため、技術セミ
ナーを世界中で開催しています。
各国、地域特別要件等への適合証明
シップリサイクル条約インベントリ適合鑑定
バラスト処理装置設置鑑定
船舶のエネルギー効率改善に関する鑑定サービス
CO2排出削減の取り組みの一環として、船舶のエネ
ルギー効率改善に関する次のような鑑定サービスを
行っています。
エネルギー効率設計指標
(EEDI)
鑑定 エネルギー効率運航指標
(EEOI)
鑑定 船舶エネルギー効率管理計画書
(SEEMP)
鑑定
一般産業分野の機器などに関わる技術サービス
船舶以外の分野である陸上プラントなどの機器、
国際貢献
ClassNKは さ ま ざ ま な 国 際 活 動 に お い て 長 い 経
験 と 実 績 が あ り ま す。 国 際 船 級 協 会 連 合(IACS)
の 各 種 活 動 に 積 極 的 に 参 加 し、統 一 規 則(Unified
Requirements)などを制定する際には主要船級協会
として多大な貢献をしています。また、IACSあるい
は日本政府代表団の一員として国際海事機関(IMO)
の各種会議に専門家を多数派遣しています。
また、世界各地に委員会を設立し、これらの地域に
おける海運、造船業の発展にも貢献しています。
器材、システムに関する次のような検査を行ってい
ます。
1. 機器の輸入国政府の代行検査
ClassNKは、一般産業用に使用されるボイラ、圧力容
器、圧力配管などに関して、次の政府から当該国に輸
入されるこれらの機器の製造中検査の代行権限が付
与されています。
香港 マレーシア
ニュージーランド シンガポール
2. 購入契約当事者間の指定による第三者検査
3. 購入発注者代行検査
An introduction to
16
組織
組織
2016年1月1日現在
評議員会
評議員会は、船舶所有者、船舶等の製造者、その他海事関係者又は学識経験者から選任された評議員により構成されています。評議
員会では、役員(理事及び監事)の選任などを行うほか、定款の変更、貸借対照表及び損益計算書の承認などその他法令及び又は定
款で定められた事項を決議します。
理事会
技術委員会
技術委員会は、役員、船舶所有者、
船舶等の製造者、材料の製造者及び
学識経験者によって構成され、船級
及び検査に関する規則の制定改廃な
どに係わる事項を審議します。
監事
理事会は、評議員会の決議によって
選任された理事から構成され、業務
執行の決定、理事の職務の執行の監
督などその他法令又は定款で定めら
れた事項の職務を行います。
韓国委員会
韓国技術委員会
台湾委員会
台湾技術委員会
中国委員会
中国技術委員会
香港委員会
香港技術委員会
会長
シンガポール委員会
副会長
シンガポール技術委員会
本部
常務理事
フィリピン委員会
タイ委員会
マレーシア委員会
インドネシア委員会
インド委員会
インド技術委員会
ギリシャ委員会
国内支部・事務所
ギリシャ技術委員会
中東技術委員会
海外事務所
トルコ委員会
海外嘱託検査員
監事は、評議員会の決議によって選
任され、理事の職務の執行を監査し、
法令で定めるところにより、監査報告
を作成します。
管理センター
総務部
人事部
経理部
企画部
研究開発推進部
再生可能エネルギー部
国際部
営業本部
秘書広報部
船体部
資源エネルギー部
機関部
EEDI 部
材料艤装部
検査本部
アフターサービス部
開発本部
船体開発部
機関開発部
国際基準部
テクニカルサービス部
監査部
緊急時技術支援部
認証事業本部
認証サービス事業部
認証サービス企画部
安全管理システム部
研修所
講師
トルコ技術委員会
研究センター
英国委員会
デンマーク技術委員会
北米委員会
中南米委員会
ブラジル技術委員会
チリ技術委員会
※本部及び支部・事務所
技術研究所
試験機部
本部を東京(管理センター)及び千葉(研究セン
ター及び情報センター)に置き、支部または事務所
を国内外の造船地、港湾などに置くほか、海外の
主要港に検査員を配置しています。
情報センター
船級部
情報技術部
情報サービス部
沿革
1899
帝國海事協会創立
(明治32年)
日本海事協会の前身となる帝國海事協
会が創立されました。 初代総裁は、有
栖川宮威仁親王です。 ClassNKは当初、
皇室と関わり合いの深い協会でした。
17
An introduction to
1920
船級船第一船
華南丸 竣工
(大正9年)
創立して約20年、浦賀造船所で建造され
た貨物船 華南丸 が初めて入級しました。
以 降、入 級 船は着 実に増 加し、9年 後 の
1929年には、100万総トンを突破しました。
1946
日本海事協会に改名
(昭和21年)
戦後の混乱がまだ収まらない中、名称を日
本海事協会と改めました。 以降、頭文字
を取ったNKという略称で親しまれ、1992年
にClassNKのロゴと通称を制定しました。
グループ紹介/沿革
グループ紹介
ClassNKコンサルティングサービス
株 式 会 社ClassNKコンサルティングサービス(NKCS)
は、ClassNKの子会社として設立されました。 ClassNK
コンサルティングサービスは、船級事業の枠組みを超え
たより広範囲なコンサルティングサービスを提供し、海事
業界の諸課題解決をサポートしています。
Tel : +81-3-5226-2290
E-mail : [email protected]
Web : www.classnkcs.co.jp
シップデータセンター
株式会社シップデータセンターは、運航中の船舶から得ら
れるデータの活用をサポートするClassNKの子会社として、
2015年12月に設立されました。
シップデータセンターは、船舶の運航データを収集、蓄積し、
利用者に提供するデータセンターの運営を行っています。
Tel : +81-3-5226-2035
E-mail : [email protected]
NAPAグループ
NAPAグループは、フィンランドのヘルシンキを本部とし
たソフトウェア会社で、海事分野に特化した革新的なソフ
トウェアを提供しています。 NAPAグループのソフトウェ
アは、船舶の設計や運航効率改善の支援などに大きく寄
与し、利用されています。
Tel : +358-9-22-813-1
E-mail : [email protected]
Web : www.napa.fi/
Helm Operations
Helm Operationsは、カナダのビクトリアにある、ソフトウェ
ア会社です。
Helm Operationsのソフトウェアは、主に作業船の船舶管理
会社やオフショア産業において使用されており、港湾にお
ける各種事務手続きや船舶の保守・管理を効率化できます。
Tel : +1-866-344-3362
E-mail : [email protected]
Web : www.helmoperations.com
Safety Management Systems LLC
Safety Management Systems LLC (SMSLLC)は、USAのメイン州ポートラン
ドを拠点とした、船舶安全管理のコンサルタントサービスを提供する会社です。
SMSLLCは、北米の船社に対し、ISMコード、ISO90001、14001やサブチャプ
ターMといった船舶の安全・品質・環境に関する条約・規則・基準において
的確なアドバイスを行います。
1962
海外初の事務所をロンドンと
ニューヨークに開設
(昭和37年)
船級船の増加に伴い、世界のどこでも検査が行
えるように、海外事務所を開設しました。 現在
では、130箇所・50か国以上の拠点に事務所を
配置しており、世界各地で検査を行っています。
2011
一般財団法人への移行、
子会社を傘下に
(平成23年)
公益法人認定法によりClassNKは一般財団法人
に移行しました。これに伴い、子会社を傘下に
入れることによって、より幅広いサービスを業界
全体に提供することができるようになりました。
2012
Tel : +1-207-321-2830
E-mail : [email protected]
Web : www.smsllc.com
世界初、船級登録船合計
2億総トン突破
(平成24年)
ClassNKが検査する船級船は、造船・海運業界の発展
と共に着実に伸び、1965年には1000万総トンを突破、
約30年後の1997年には10倍の1億総トンを突破、15年後
の2012年には世界で初めて2億総トンを突破しました。
An introduction to
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An introduction to
[日本語/Japanese]
一般財団法人 日本海事協会
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4番7号
Tel: 03-5226-2047
E-mail: [email protected]
www.classnk.or.jp
March 2016