【 概略 】 平成26年度 田村市財務状況把握の結果概要について 総 合 評 価 債務償還能力 問題なし 〔地方債等の債務の大きさとその償還原資を獲得する能力〕 実質債務月収倍率(②)が低いことから、債務の水準に問題はない。 また、行政経常収支率(④)が高いことから、償還原資の水準に問題はない。 資金繰り状況 問題なし 〔経常的な収支と積立金等の備えからみた資金余裕状況 〕 行政経常収支率(④)が高いことから、経常的な収支の余裕度の水準に問題はない。 また、積立金等月収倍率(③)が高いことから、資金繰り余力の水準に問題はない。 財 務 指 標 ①債務償還可能年数 ②実質債務月収倍率 ③積立金等月収倍率 ④行政経常収支率 実質債務 実質債務 積立金等 行政経常収支 行政経常収支 行政経常収入÷12 行政経常収入÷12 行政経常収入 5.1月 23.9% 指 標 問 題 な し や や 注 意 注 13.2月 4.5年 15年 18月 3月 10% 24月 1月 0% 意 問 題 な (債務系統) し 債務償還能力 問 題 な し 問 (収支系統) 題 な し (積立系統) 資金繰り状況 今 後 の 見 通 し ・今後の見通しについては、平成27年3月変更の「新市建設計画」に基づいて分析した結果を記述している。 (平成36年度:債務償還可能年数7.0年、実質債務月収倍率10.3月、積立金等月収倍率1.5月、行政経常収支 率12.2%)⇒留意すべき状況にはないと考えられる。 ○地方交付税の一本算定移行(平成32年度)等により行政経常収入が減少することに加え、供用開始区域拡張 に伴う下水道事業会計への繰出金増加等により行政経常支出が増加することから、全体として行政経常収支は 減少すると見込まれる。 〇財政調整基金の取崩しにより積立金等現在高が減少するものの、償還の進捗により地方債現在高が減少す ることから、実質債務は減少すると見込まれる。
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